ちょこっと鍼灸の使い方

鍼灸治療のショートコースとして「ちょこっと鍼灸30分」があります。

こちらは肩こりや腰痛など部分的な疲れや、初めて鍼を受ける方のお試しコースとしてもおすすめです。

もう一つの使い方としては、自律神経の治療で症状が強く出ており頻回な治療(週1~2回)が必要な時にはちょこっと鍼灸をご提案します。

自律神経系や胃腸症状、妊活などの治療は30分では終わらないのですが、症状があまりに強く出ている場合や短期間である一定の効果を出したいときは、短時間の治療を集中的におこなったほうが効果的な場合があります。

 

例えば機能性ディスペプシアで食事が全く食べられない、過敏性腸症候群で食後にすぐ下痢をしてしまう、起立性調節障害で1日の大半は起き上がれない、過換気症候群で過呼吸発作が数時間続くなど、激しい症状が出ている時は1~2日おきの鍼治療で急性症状が治まるまで集中的に治療をおこない、ある程度症状が治まったら治療間隔を空けていきます。

ほぼ毎日鍼灸刺激を入れるため、刺激量過多とならないよう治療時間を短くし調整します。

その他にも生理痛が激しく1週間後の生理までに痛みを緩和させたい、ギックリ腰になり1週間で痛みを軽減させたい、出張や旅行で長時間乗り物に乗るので過呼吸や過緊張を和らげておきたいなど、あまり時間が無い中で一定以上の効果が必要な時にも短時間で短期間集中の鍼灸治療が有効な場合があります。

 

ちょこっと鍼灸での連続治療は症状に応じて治療内容を判断しますので、まずは通常の鍼灸治療でご予約ください。

 

2025年08月04日