天気急変前の不調

近年、夏のゲリラ雷雨や大型台風、猛烈な暑さなど天気が狂暴化しているようにも感じます。
天気の急変前に体調が悪くなる方もいると思います。

人間の体は季節の温度や湿気に順応するようになっていますが、急激な天候の変化が起こると体が付いていけず、頭痛や目まい、吐き気や下痢などの症状が出ることがあります。

東洋医学では熱さや寒さを自然界の気として捉え、季節外れの暑さ寒さや度が過ぎる気温や湿度は体に悪影響を及ぼす邪気となると考えています。
その邪気が弱った体に入り込むと、体が病魔に負けて各種症状を引き起こします。
そうならないためにはどうすればいいのか?

体を強くすること。
例え邪気が体に入ってこようとしても、体の防御力(体力や免疫力)が高ければ不調にならない、または体調を崩しても軽症で済んだり治癒が早いと言ったメリットがあります。
防御力が弱いとあっという間に邪気に体を占拠され、病気になってしまいます。

どうやって体を強くするかと言うと「運動」「食事」「睡眠」この3つを十分に摂ることです。
運動で血行を良くし、代謝を促し老廃物を流し出します。
食事で得られた栄養が睡眠中に体の隅々まで行き届き、免疫力を上げ細胞を活性化させます。
それにより体力が蓄えられ、また運動をすることができます。
このサイクルを作ることができれば、病気おそるるに足らず!

天気の変化にも耐えられ、季節の変わり目でも風邪を引かずに済みます。

これから秋にかけてが台風シーズンです。
今から体調を整え、体質を見直し天気に負けない体を作りましょう!

2020年08月18日