未病で防ぐために

最近「特に悪いところがある訳ではないけど、なんだか調子がわるい」「疲れやすい」「なんだか元気が出ない」など、病院に行くほどではない不調を抱えた方が増えています。


長かった梅雨のあとは異常な暑さ、それに加えコロナの不安があり、更に思うように外出したり人と会ったりできないストレス…体調がおかしくなるのは当たり前です。とはいえ、もうどうしようもない今の状況。どうにかやっていくしかありません。

大切なのは、疲れやストレスを放っておかないこと。

「病気じゃないから」「疲れているだけだから」「ストレスがあるのはみんな一緒だから」…そうやって我慢を重ねた結果、体調に異常を来たし、様々な不快な症状が現れます。食欲がない・お腹の調子が悪い・夜眠れない・イライラする・気持ちが落ち込むなどなど…疲れとストレスが原因となる症状はたくさんあります


私たち日本人は、自分がいい状態でいられるように心身をメンテナンスをする習慣があまりありません。むしろ自分のために休息を取ることや、時間とお金をかけてプロにメンテナンスをしてもらう事を「贅沢」と考える方が多いのではと思います。


でも自分の状態がいいからこそ、いいパフォーマンスができるんです。自分が心身ともに健康だからこそ、社会の役に立ち、家族のために頑張り、人生を豊かに送ることができるのだと思います。

そのために使う時間とお金は立派な投資。決して贅沢ではありません。
「疲れたから鍼をやってほしい」「リラックスしたいからマッサージをしてほしい」
どこも痛くなくても、なにも症状が無くてもいいんです。

堂々と自分をいたわることが、未病で防ぐ(病気になる前に治す)ことにつながります。

 

2020年08月11日