寒暖差による体調不良

日中は暖かい日が増え、東京では20℃を超える日が増えてきました。
でも朝晩は肌寒く、着る物で悩むこともありますね。

この寒暖差、人のからだには結構な負担になります。
1日の寒暖差が10℃を超えると自律神経が付いて行けなくなり、体調不良や免疫力の低下、それによる風邪などいろんな悪影響を及ぼします。

日中の最高気温に合わせた服装にすると夕方から夜にかけての気温の低下で、からだが一気に冷えてしまいます。
そのためこの時期の服装は寒い時間に合わせるのがベター。
暑ければ脱げばいいだけですが、寒いのだけはどうしようもない。風邪ひきます。

それだけでなく自律神経の乱れによる頭痛、めまい、食欲不振や下痢、便秘、腰痛など症状が悪化することもあるので要注意です。
前回のブログにも書いた起立性調節障害は春から夏にかけて悪化したり発症することが多いのですが、その原因のひとつとしてこの寒暖差による自律神経の不調があると考えられます。

この時期を乗り切るために疲れをためない、ストレスをためない、規則正しい生活リズムと食事、十分な睡眠が大切です。
それでもつらい時はお灸が効きます。

首のあたりから腰にかけて背骨の上にお灸をします。
背中には自律神経が通っており、経絡では督脈と言う陽経をまとめるラインがあります。
ここにお灸をすることで自律神経の乱れを整えることができます。


新年度、寒暖差、花粉、黄砂などなど体調不良になる要素が多いので、早め早めにケアをしていきましょう!

2021年04月23日