C-SO !

発売年:1985年
メーカー:ポニカ / コンパイル
価格:4800円
機種:MSX
媒体:ROMカートリッジ

「からくり屋敷に乗り込んだJUN君は、ワルガキたちを退治できるかな?  シーソーで相手をはね上げるところがとても愉快なアクションコメディゲームです。」
(当時の広告より)


操作方法

↑↓←→  :移動
スペースキー:ジャンプ

シーソーを使って潰すか、もしくは跳ね上げて敵をやっつけていきます。 敵を全員やっつけて、フルーツを全部集めればクリア。 敵や風船に触れると1人失います。


アイデアはMSX屈指?

 あの「ZANAC」が発売される1年前、同じコンパイルの開発でポニカから発売されたのが「C-SO!」です。 当時のポニカは広告やパッケージの見栄えは良かったものの、アクティビジョン製の大味な米国製ゲームや、 プレーしてみるとガッカリな映画原作のゲームが多く、MSXユーザーからの信頼はあまり高くなかったように思います。
 この「C-SO!」もそんな流れの中で発売されました。画面があまりキレイとは言えず、ファンシーなテイストを狙った 派手な色使いもあって、当時(男子)小学生だったわたしの周りでは、ほとんど話題になりませんでした。
 が、ある友人が、どこかで安売りしているのを見つけたのか、この「C-SO!」を購入していました。 借りてやってみると、やはり画面がさほどキレイではないせいか、ゲームの質としては平均的に感じましたが、 アイデアの斬新さに感心しました。 同時に、面のクリア条件に敵を全部倒すことだけでなく、なぜかフルーツを全部取ることも含まれていたのは、なかなか意外でした。
 このゲームが本当に面白くなるのは、シーソーで潰す方法が使えなくなる4周目以降ではないでしょうか。 ジャンプしながら迫ってくる水色の敵と、シーソーを挟んで「飛ぶか飛ばされるか」の対決を挑む緊張感。飛ばされても爽快です。


パッケージ                タイトル画面




1面                    2面



3面                    4面



5面                    6面