ミッドナイトビルディング
発売年:1983年
「真夜中のビルの屋上で今、作戦は開始された。
君は産業スパイとして敵の最新鋭コンピュータの資料を盗み出さなければならない。
げんじゅうな警備網をくぐって、カギを集め、金庫をさがして、下の階へとつづく扉へ……。
はたして君は、このリアルタイム・ロールプレイングゲームをこなせるか?」
メーカー:アスキー / ウェイリミット
価格:4800円
機種:MSX
媒体:ROMカートリッジ
(パッケージ裏の説明文より)
操作方法
↑↓←→ :移動
スペースキー:拳銃発射
カギを5つ集め、金庫を開き、スタート地点の扉に戻れば面クリア。
警備員の動きを一定時間止められる拳銃は、面につき4発しか発射できない。
MSX黎明期を彩る"5つ回収&敵3人"もの
「ハイウェイスター」や「ファンキーマウス」と同じく、3人の敵に追われながら、アイテムを5つ集めるゲームです。
プレーヤーの周囲しか明かりがなく、鍵を集めた後さらに金庫を開く必要があるなど、前記2つのゲームよりも工夫された箇所が多く、
音楽のかっこよさもあって、今でも遊べるゲームです。ZAP系列特有の操作性の悪さもありません。
今ではほとんど話題にのぼることのないゲームですが、操作性が悪くてまったく楽しめない駄作が乱造されていた当時、
ミッドナイトビルディングは購入者が4800円払っても惜しくない、"当たり"のゲームでした。