はらぺこパックン
全30面とクリア例

 動くキャラクターはパックンのみ、敵は出現せず、クリア出来るか否かは 一筆書きの成否のみで決するという硬派なシステムです。
 説明書に「全部クリアするのは何年後か」と書いてあるように、 結構粘り強くプレーしなければ、全面クリアは難しいでしょう。 なんとなく動かしてたらクリアしてもうたわ!みたいなアクシデントに頼っていると、 次に電源を入れた時に、前回よりも早い面でゲームオーバーになる、といった事態が多発します。



解答は1つではない!

 一般的な一筆書きと同じく、解答は一つではありません。一つの面に対して、複数の答えが存在します。 解答の一例を、右にズラッと列挙してみました。



そしてもちろん…

 エンディングはありません。30面をクリアすると、何事もなく1面に戻ります。



発売当時からクラシック感いっぱい

 「はらぺこパックン」の発売は1984年なので、MSX最初期のソフトというわけではありません。しかし全体から滲み出る隠しきれないクラシック感。 この時期にはすでに「けっきょく南極大冒険」など、MSX1トップクラスのグラフィックを持つゲームが発売されていたので、比較すればその差は一目瞭然。 目の利く小学生ならばきっと手を出さなかった1本です。
 グラフィック、音声ともにbasic感が溢れ、タイトルは子供向けを狙っているものの、ゲーム内容は結構シビア。 いろいろ狙ってはみたものの、アンバランスな仕上がりで、その全てを逃してしまった作品の雰囲気がムンムンしています。いや、いい意味でですよ!いい意味で!



パックスソフトニカって

 重度のMSXユーザーなら名前は聞いたことのあるパックスソフトニカ。ネットで検索すると、今でも意外と簡単に情報が出てきたりします。 パックスソフトニカがMSXに残した足跡としては、横視点のテープ版野球ゲーム「ベースボール」、4人制バレーボール「アタックフォー」などがあります。 この2つのゲームは、自社で発売したため、当然社名がクレジットされていますが、開発のみ担当したこの「はらぺこパックン」では、 その事実はスタート画面にたった一行表示されているのみ。なぜか説明書にもパッケージにも表記がありません。


1面                    1面のクリア例


2面                    2面のクリア例


3面                    3面のクリア例


4面                    4面のクリア例


5面                    5面のクリア例


6面                    6面のクリア例


7面                    7面のクリア例


8面                    8面のクリア例


9面                    9面のクリア例


10面                    10面のクリア例


11面                    11面のクリア例


12面                    12面のクリア例


13面                    13面のクリア例


14面                    14面のクリア例


15面                    15面のクリア例


16面                    16面のクリア例


17面                    17面のクリア例


18面                    18面のクリア例


19面                    19面のクリア例


20面                    20面のクリア例


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27面                    27面のクリア例


28面                    28面のクリア例


29面                    29面のクリア例


30面                    30面のクリア例