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飼育容器だけで生体が飼えました!

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2019年1月14日 ~ 2月4日 21日間



飼育容器の内側、飼育水に触れる部分に定着する濾過バクテリアだけで魚が飼えました!(^^)


容器はお徳用アイスの空き容器(プラスチック)です。


[水量] : 1リットル 水温 18度前後 ※ フタなし


[生体] : メダカの若魚1匹と、ミナミヌマエビ1匹


[水に触れる容器平面の面積] : ランチョンマットの半分くらいです。


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飼育容器の内側に定着した濾過(ろ過)バクテリアだけでメダカとミナミヌマエビを飼育



<水質> ・・・ 約50%の水替えから3日


pH:7.2、アンモニア濃度:ゼロ、亜硝酸塩濃度:値読めないくらい『ほぼゼロ』、硝酸塩濃度:20mg/ℓ、総硬度:4dH、炭酸塩硬度:5dH



2018年12月14日 ~ 2019年1月13日まで、この容器で光があまり当たらない環境で、マツモの力を借りての生物濾過の立ち上げ実験をしました。


無事成功し、そのまま底砂を取り出し、簡単な掃除と水換えをして、メダカとミナミヌマエビをそれぞれ1匹で、通常通り餌を与え、時々水替えしながらキープしてきました。


ガラス容器での同様の実験は表面がツルツルすぎてか?失敗でしたが、多少表面に凹凸がある容器でなら、容器の内側に定着する濾過バクテリアだけでも、魚が飼えるくらいにはなるのだと分かりました。


ちなみに牛乳パックの表面くらいの凹凸ほどもないくらいです。


あくまでも手で触った感じで(^_^;)

濾材や底に敷く砂や土など、すべて交換するようなことは、なかなかないことかもしれませんが、そういうときに、飼育容器の内側や、入れている植木鉢や、レイアウトグッズ等、飼育水が触れるものに定着している濾過バクテリアが、再度環境を整える種バクテリアになってくれそうですね。


また、過剰に大きな濾過容積や、とかく多孔質であることが必要だと声高に言われる濾材ですが、どれだけ濾過容積が大きくても、濾材が多孔質でも、簡単に言ってしまえば、そこに発生する有機物やアンモニア(アンモニウム)に見合う以上に濾過バクテリアが存在することはできず、ちょうど良いプラスαがちょうど良いだと思っています(^ー^)



<ご注意>


魚の種類や大きさや数、餌の量によっては、一概には言えないということをご理解ください(^ー^)


また、この方法を公表しているのは、個人がしていることですので、学術的な研究レベルほどでは当然ないにせよ、ホビーレベルの試薬での実験で、十分な効果が得られたため、お困りの方がいらっしゃれば、どうぞお試しくださいと公表しています。


ただし、個別に私自身が立ち会えるわけではありませんので、すべての結果に対して自己責任でお願いします。