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委嘱委員会のページ
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2013年7月 最終選定作品(4作品)のご紹介 | ![]() |
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組曲「みどりの風に」 選定作品(正式な委嘱曲) 組曲・第1曲目に 桜の頃 作詞:米澤美智子さん |
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No8
桜 の 頃
まぶしい朝の光あびて
桜の花びら 輝く
ほーら 聞こえるよ
子どもたちの笑い声
手をつなぎ歩いていく
大きな瞳
いつまでも元気でと思っている
桜の花びら風にゆれて
子どもたちを見ているよ
青い空にひびきわたる
笑い声いつまでも
四月の朝の雨あがり
空高く 虹 輝く
ほーら 見えるよ
子どもたちの笑顔
公園を走りまわる
桜いろのほほ
いつまでも幸せにと思っている
桜の花びら風に舞って
子どもたちにふりそそぐ
空にひらく花のような
笑顔いつまでも
桜の花びら 風になって
子どもたちにささやく
空を飛ぶ鳥のように
大きくはばたいて
No12
小さな音楽会
ラーララ、ルールー、ラーララ、ルールー
海辺の小さな小学校
そこから流れ出るメロディーは
はじめは、小さなつぶやきでした。
そっと、みんなで声をあわせてみたら
ちょっぴり心配、ドキドキでした。
ラーララ、ルールー、ラーララ、ルールー
きらきら輝くみんなの瞳
その懐かしいメロディーは
元気だった?のあいさつになりました。
うきうき、みんなで声をあわせてみたら
だんだん、たのしくてなってきました。
子どもたちの声は、
しだいに、明るくつよくなり、
思わぬ別れや悲しみを越え
喜びあふれて、響きわたる。
ラーララ、ルールー、ラーララ、ルールー
海辺の小さな小学校
今、そこから生まれたメロディーは
さわやかなエールになりました。
せいいっぱい、みんなで声をあわせてみたら
明るく生きる希望になりました。
子どもたちの声は、
しだいに、明るくつよくなり、
思わぬ別れや悲しみを越え
喜びあふれて、響きわたる。
ルリビタキ
待っていたよ ニュータウンの公園で
クリスマスまでには 会えると思っていた
瑠璃色(るりいろ)の翼 胸にオレンジのワンポイント
つぶらなまん丸の目は いつものきみ
あるときは 茂みの中をちょろちょろ
あるときは 尾羽を震わせたたずんでいる
ラジオ体操のおじさんおばさん 鬼ごっこのこどもたち ゆうべに散歩する犬たち
誰にも気づかれず さわさわした風の中で きみはひっそりとつぶやくだけ
公園の石畳を踏んで ひとつ先のバス停まで歩くよ
きみが山に帰る 雪解けの頃まで
ぼくの街が 瑠璃色の生命(いのち)が入った宝石箱になる
きみのことを知っているのは ただひとり
ぼくだけ
お
も い
今 私にできること
それは ほほえみかえすこと
いつも いつも 変わらぬ愛を
あなたが笑顔になれるよう
今 私にできること
それは 寄り添い歩くこと
ゆっくり ゆっくり 転ばぬように
あなたが歩みを止めぬよう
今 私にできること
それは あなたの幸せ祈ること
今日も 明日も 見つめていたい
あなたの夢が叶うよう
今 私にできること
それは 心をこめて歌うこと
ひとつ ひとつの言葉に添えて
あなたの心に響くよう
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以上の4作品です。おめでとうございました。 (委嘱委員会一同)