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12    20060811『戦う琵琶湖要塞』

『戦う琵琶湖要塞』

戦う琵琶湖要塞
 
年に一度、琵琶湖を侵略しにやってくる異星人に対して、
勇猛果敢に対宙防衛戦を展開する琵琶湖要塞(左建物シルエット)である。
 
要塞搭頂のトンボの目玉は位相差格子電探(所謂イージス)となっており、
主として地球圏外から飛来する遊星爆弾を早期探知し、
日頃は琵琶湖の水面下に隠してある
純滋賀県産戦略原潜(鯰壱号、鯰弐号)を浮上させ、
搭載する純滋賀県産星間弾道ミサイルをもって迎撃、
このように、敵遊星爆弾を水際で破壊しているのである。
 
毎年、八月八日に実施される作戦であるが、
今年は異星人の来襲が台風の影響で三日遅れ、本日の会戦となった。
 
毎夏恒例のこの戦いは、平和憲法との整合性を慮って
表向きは娯楽行事とされ、
永久に真実を知らされることのない一般国民には、
『琵琶湖大花火大会』の俗称で親しまれている。
 
なお、写真手前には、いかにも平和ボケした風情の人々が、
見物しているかのようであるが、
かれらは、じつは密かに同盟諸星系から招かれた観戦武官であり、
変装して、地元住民になりすましているのだ。
 
いまや真夏の風物詩と化した宇宙戦争であるが、
ここはまぎれもなく、地球防衛の最前線なのである。
 
 
 
 
更新日時:
2006/10/01

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Last updated: 2010/1/11

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