注意事項  半固定は 回路図は VR*** ですが、シルクは RV*** となっています。 実装に付いて   P板の表面汚れは(溶剤や石鹸はなるべく使わず)水道水で洗い流して下さい。    洗った後は直ぐに半田作業を初めて下さい。   VU2.1の基板では(丸ピンソケットタイプの場合は問題ないのですが)   取り付け間隔が狭いので、ICソケットに依ってはぶつかる事があります。   3端子U214、U202はパワーアンプP板の±12Vを使う場合は不要。   コンデンサはサイズに注意し、セラミックはK(±5%)以上の精度の事。   半田熱/ストレスを防ぐ為、可能な限りリード線はフォーミングして下さい。     R235、R237 は 0Ωショート。 R236、R238 は 部品無し。 VR209、R229、VR210、R231、U205、R227、R233、 D228、R228、R234、D229 を省いて 半波整流としても動作します。        メータ出力はフルスケールが1Vです。     因みに各抵抗値は日置の内部抵抗が53Ωの1mA計を使う場合です。     電流計が1mA以外の場合は、     VR207、VR208 や R220、R221、R223、R224     を適宜変更する必要があります。    振れの(リップルと相談し)応答は C213、C214 で調整して下さい。    メータが臨界制動が考慮されておらずオーバーシュートが大きい場合は、     C201、C202 を付けて、その値を適宜微調整して下さい。 調整に付いて   全波整流の場合、VR209、VR210 にて    各整流ダイオード出力を最小にするか、    50Hz程度を入れて整流ダイオード出力のリップルが    同じ形になる様に、DCバランスを調整。       そして、以下が面倒な調整になるのですが、   1mAの電流計の目盛りが以下として、 0mA 0.2mA 0.4mA 0.6mA 0.8mA 1mA -50dB -40dB -30dB -20dB -10dB 0dB          最大音量で 0dB (2Vp-p)     1/3.16(1/√10)の音量で-10dB、            1/10の音量で-20dB、    1/31.6(1/√100)の音量で-30dB、         1/100の音量で-40dB       1/316(1/√1000)の音量で-50dB、となる様に、          VR201 でシフト、    VR203、VR204 でオフセット、    VR207、VR208 でゲインを調整。 注意    安い電流計(やラジケータの類)は電流と振れの直線性が悪く、    この場合は、いくら調整しても合わないので諦めが肝心です。