12月27日(日曜日)
今年もいよいよ最終日を迎えた
この仕事は、前職よりももっと休みが少ない。一年間毎日が仕事だった。でも、その仕事は音楽をお客さんと一緒に聴く事だから、まぁ言ってみれば、この仕事をしてないとすれば、毎日音楽を聴いて過しているだろうから、自分本来の生活をしてて、お給料を貰えるようなものだ。今日で東京での仕事は終わった。部屋の片付けをし一年の締めくくりを終えた後、電気を落として退散。そしてもう一つの最後は、プール。今日で年内最後。泳ぎ納めに立ち寄った。先ずは、水温が一度高い、庶民のプールで1,500m。そして、平日のプールとしては異例だが、競泳用のプールで500m。合計2,000m。今月23kmに挑戦していたから、何とか目標を達成した。今年一年で178,990m泳いだ。そこまでは良かった。問題は、この最後の一押しの水泳で不整脈が多発した。そして寒風吹き荒ぶ中自転車を漕ぐと、心臓が痛くなってどうしたものかと、判断に迷う事となった。とりえずゆっくりとペダルを漕いでいると、痛みが引いていった。良かった。無理したらいかん。昨年も丁度同じ時期、同じ様な症状が出て、年明けに心臓の医者にかかったのだった。もう年だ。そのことはよく分かっているつもりなのに、ついつい、若気の至りを犯してしまうのだ。それで、凄い量の運動をしたのに食欲もなく、冷蔵庫の中にある余り物で夕食を済ませた。寝つきも妙に悪かった。
12月26日(土曜日)
感動の深さ
今日はSarah Vaughan(サラボーン) with Criford BrownのSACDを持参されたお客様がいらした。聞かせていただくと、とても良い。天下の歌姫は、こんな録音を残していたのか。メモして、後でじっくり聞いてみよう。と、いうことで、お客様が帰られた後で、アップルミュージックを開きアクセスした。You're not the kid.を再生すると、あれぇ?だ。先ほどの心地よさがない。あの感動はどこに消えた?これじゃマークすべき音楽じゃないなと思った。音楽と、音質とが渾然一体となって、感動はあるのだと思いましたね。まぁ、よく聞き込んで馴染んだ音楽は別だが。だが、ここで悲観する事なかれ。来年は絶対にTIDALの配信が始まる。雑誌書評によると、CDよりむしろいい音がするらしい。こうなれば、Sarah Vaughanの感動も戻って来る訳だし、やっぱりチェックリストに登録しておこう。アップルミュージックはこうしたトーンダウンするのもあるが、八代亜紀や坂本冬美の様に、逆に気持ちが良くなるアルバムもあるので、断定できない。今年は、音楽チェックリストに登録したアルバムは220枚。とても全部は買えないし、聴く時間もない。でも、素晴らしいと感動した音楽がこれだけの数出会えたのは記念すべき事だ。今まで、買ってみたい音楽は候補は、書評だけのリストだったが、この220枚は全て自分の耳でチェック済みなので信頼がおける。音楽に関しては実りある2015年だったと言える。
12月25日(金曜日)
招待客
ステレオサウンド誌の大方読み終えた。紙面の最後は推薦ディスクの紹介だ。アップルミュージックでチェックできるものばかりピックアップして、ジャケットを整理してたら、他の雑誌や新聞記事との重複が出てきた。ということは、今秋の注目すべき音楽は、大体がチェックできたと言うわけだ。これをじっくり聞き、いいものだけを購入しよう。この中で特に注目すべきは、指揮者のValery GergievとPaavo Järviの 音楽が非常に多いことだ。実際聞くと素晴らしいし、お客様の持ち込むCDにも含まれている。今一番脂が乗っている人だ。62歳と52歳。一人はSimon Rattleより、1歳下。ロシア人で、平和へのメッセージが大変強い人だ。マラーを皮切りに、クラシックの演奏を塗り替えている。マラーといえば、Eliahu Inbalだったが、今や、ワレリーさんだ。インバルのマーラーはワンポイントマイク録音なので別の価値があるが、当時はハイレゾがなく、ワンポイント録音も価値を半減したかもしれない。ここでは、ハイレゾとCDの違いを問われ何度か実演しているが、あまり違いが無いと言うのが多くの意見だ。同じマスターからのダビングでは違いが出ないのが当たり前で、これでハイレゾは大したことは無いと言うのは早計だ。ハイレゾは録音の方法が違い、従来のマイクセッテイングではダメだ(変わり無いと言う人もいるが、今後意見を変えるだろう)楽器やホールトーンを明確に収録できるハイレゾは、きっとマイクセッテイングの変更で、今までとは違った録音となり、本当にコンサートホールにいる様な録音が出来るはずだ。いよいよ片田舎の高知の自宅にベルリンフィルや、先ほどのワレリーさんをお迎えできる時代が来るはずだ。(注:Miles DavisやBill Evans は既にやってきている)
12月24日(木曜日)
イエレンさんではないが「引き締め」
今週は長いぞ。今まで何とか週休2日でやって来たが、今週は6日勤務だ。昔の習慣だと、この辺りで、誰かを誘って「気合の一杯」というところだったが、周りにはそんな友もなく、会社と自宅の往復だけの日々だ。週に2回はプールに行きエネルギーを使い果たし、プールが無い日には、レポートの整理と、英文法の本を読む。この繰り返しだ。大阪の友は、仕事の無い日はひたすらテレビを見て、家の中で過すと言う。何かしたらどう?と言うのは、自分に対する言葉でもある。僕の場合は、何かをする体力と興味は持っているが、だが最近何だか英語に縛られて、他に時間を使えば、着実に語学力が落ちて行くのが怖くて何もできてない。子供達にも言われた。田舎の百姓をするのに語学力が必要か?それは不要ですね。でも、ここまで来たら、捨てるのが惜しい。今日は、クリスマスイブ。「一人だけのクリスマス♪」。ケーキを食べたいが、もうこの歳では体に悪い。涙を流しデザートは断念し、夕食のかき鍋を作る。塩気のものを全く使わないで調理したのに、食べるときちんと味が付いている。色んなモノを鍋に入れたから、夫々の旨み成分が滲み出て、味を感じたのだろうか?「とりあえず、カキなべで気合を入れるのだ」。また話は変わるが、ここに勤めている女性が、重要なお客様が来るわけで無いのに、正式のスカーフを巻いていた。どうした?「たるんでいるので、気合をいれる為にスカーフで、自分を引き締めるんだ」と言ってた。中々健気だ。週の中間は乗り越えるのが難しいのだ。同感だ。
12月23日(水曜日)
自己満足
今日は、雲行きが怪しく、雨になった。雨になると万歩計は進まないので、午前中積極的に歩いた。親しいガードマンさんもじっとしていると寒く仕方ないので、行ったり来たりを繰り返したと言っていた。太陽がなく、冷たい北風が吹き抜けていた。リスニングルームは28度湿度50%に設定し快適さを保った。オーストラリアのお客さんが見えた。長いあごひげを生やしていたので、Santa Claus come to listening room.と言うと笑っていた。新製品のOTTAVAがすごくお気に入りで、日本語のパンフレットも持ち帰った。音域の広いShelby Lynneのハイレゾを演奏したので、気持ちの良い音が広がったはずだ。ジャズバンドにMJQがある。MJQを知らなくても有名なDjangoは一度は耳にしたことがあるはずだ。1969年に、僕はヨーロピアンコンサートのアルバムを、高知市は帯屋町にある「トクヒロレコード店」で買った。アトランチックのレーベルでとても高域が気持ちよかった。これをうまく再生する為に、ナショナルのEAS-5HH17を片チャンネルに4個使うスピーカシステムを組んだ。これはうまく成功し、気持ち良さにウットリした。結局この快感が忘れられず、テクニクスのある松下電器への入社を決めた。そのDjangoがハイレゾで手に入った。早速聞くと、どうもあの頃の感動が無いぞ。ピアノが余りにも全面に出ている(ピアニストのジョン・ルイスが作曲したためか)。MJQはヴィブラフォンのミルト・ジャクソンが率いるバンドだと思っているので、少し寂しい。それで、アップルミュージックで同じくMJQのヨーロピアンコンサートを検索し、Djangoを演奏すると、あの頃の空気が再び流れてきた。50年に近い昔の事なのに記憶は鮮明だった。シンバルの音も健在だったのだ。暫く聞いていると、ライブ演奏なので、司会の声も入っている。当時の司会はBGMだったが、今はハッキリと理解できる。こんなにして、自分だけ納得して満足して年老いて行くのだと思った。
12月22日(火曜日)
後退期に入った頭。
今日はPCで音源の整理をするつもりだったのに、電源コンセントを忘れている。退社後、プールで泳ぐつもりだったのに、財布を忘れている。おかしいぞ、また頭の細胞が大きく剥がれ落ちたようだ。気を付けないと。それで小銭入れを調べると、700円。駅の蕎麦屋では、スイカ(1,000円お金が入っていた)で食券が買える事を確認。朝のコーヒーは、ローソンでポンタカードを使って飲んだ。こうして、何とか1日を過ごせるめどが立った。ところが、不思議なもので、食べることが限定されていると分かると、余計に食べたくなるものですね。もう3時過ぎには空腹で仕方なかった。残金700円は、夕刻のプール代500を残さないといけない。小腹を満たすものは買えないのだ。新しく買った靴は、靴擦れができて痛む。バンドエイドをここに勤めている女性に貰い凌ぐ。少々惨め感アリだが仕方ない。今後のためにナナコカードも財布とは別に管理し、このような事態に備えよう。家に帰って財布を確認すれば、1,000円しかなく、銀行で補充するのも忘れていた。夕飯は、冷蔵庫の残り物で食べた。本当に惨めな1日だった。
12月21日(月曜日)
休日
プールが休み。それに今週は休日も1日。今日はゆっくり部屋で休養だ。昨晩はプールで1,500泳ぎ、疲れが残っているのか、今日は腰が痛く、夕刻も7時頃から眠くなった。午前中は素早くレポートを仕上げたが、先週分をメールしてしまい、気の緩みが出ていたかも知れない。午後は雑誌のスキャナー。空気の乾燥の為か、スキャナーのセンサー部分に小さなゴミが付着し、カラー写真のページを汚す。雑誌「特選街」では、このスキャナー(PUF)の良さを随分書いてはあるが、ゴミの付着に触れた文言は一切なし。要は、数枚スキャンして記事を書くからそんな問題は発生しないのだ。書籍の評論ではもう一つ。音元出版社の雑誌と、ステレオサウンド系の雑誌は、所属している評論家が違う。だが、先生たちは見識を持った人ばかりだ。ところが、ベストな機器を選定すると、どう言う訳か両雑誌は全く違った商品を評価する。耳が良い人達なのに何故だろう?そんなツッコミするなら、まだあるぞ、日経新聞では、株価が大きく変動した後、証券会社の中堅どころの社員が、今後の株価を占うが、その将来が来た時、結果をもう一度記事にして、評価しないのは何故だろうか?いいっぱなしの記事と受け取られるぞ。少し話が逸れた。その後、午後は地球温暖化のNYタイムズを読んだ。一年に海水が3.3mm上昇している。僅かだが、次第に加速すると書かれてある。パリの会議に因んで書かれた記事だ。インタビューを受けた博士は、自分は海水の上昇でニューヨークが沈むのを見ることは無いだろう。とコメントするが、警告は具体的だった。こちらも、少し無責任。
12月20日(日曜日)
壊れていく
まずは自転車のことを書こう。2005年に買ったクロスバイク。これで東京から八甲田山にも行ったし、鎌ヶ谷から浜松町にも結構通った。仙台では、仕事にこの自転車が随分と活躍した。計算するとおおよそ5万キロ以上を走っている。その結果、ギアが減って、チェーンが伸びて、空回りすることが多くなっているのだ。それで、普段使わない大きなギアを使っているが、これも、よく見るとチェーンがもう半分くらいしかかかってない。買い替えの時期が来ている。しかし、街中で新品の自転車は盗難のリスクがあるので買えない。後500km(来年の3月まで)持ってくれたらいいのだけど。もう一つは靴。黒のリーガルの靴がすり減って、どうにもならなくなった。リーガル以外の靴は蒸れるので履きたくないし、かといってこのまますり減った靴も履いては居られない。ということで、こちらは新調することにした。35千円。高価な出費だが仕方ない。もう必つiPad。もう一日動かすのが限界に来ている。外部バッテリーのお世話になって寿命を持たそうか?どうしようか思案中だ。あと、頻繁に使うのはPC。ソニーのVAIOだ。ソニータイマーが働かなければ良いが。
12月19日(土曜日)
冷え込んだ
朝起きた時の室内気温は12度。6時過ぎに目が覚めて、出発の準備を急いだ。一度4時18分に目が覚めて、なかなか寝付かれなく、次に気がついたのが6時過ぎだった。昨日は、「りんかい線」が、通常はいつものごとく機材の点検を理由に、少々の遅れが発生するのだが、今回は点検ではなく、大胆にも修理を行ったのだ。それで、電車が止まり、新木場から国際展示場駅まで歩いた。7,000歩。このため今朝はお疲れなのだ。毎日の徒歩は15,000歩と決めているが、昨日は合計で19,000歩まで行った。急な増加は確実に翌日へ響く。と、いう事で、今日はリスニングルームの暖房を効かすと、睡魔が襲ってきて大変厳しい1日となった。そんな中、突然だが、マックシェイクが欲しくなり、休憩時間に楽しんだ。お酒を飲んだ翌日は体の調子がおかしい。温暖化による異常気象のようなものだ。昨日は、もう一つイベントがあった。スターウォーズが封切られた。見に行くには、僕はメガネを新調しなければならず、ハードルが高い。更に、僕は知らなかったが、船橋では火事が発生し、一晩中燃えていたそうだ。高知の友人から安否確認で知った次第。昨日はアメリカの金利は上がるし、いろんな事が一度に発生した。今日は何もかもが余波を被っている。
12月18日(金曜日)
少し骨を折ってみようか
今日は昔の上司二人と懇親だ。ASOM時代の人達だ。年老いて海外職場にねじ込んでもらった私は志高く、楽しく仕事をさせて頂いた。特に、従業員教育の重要性を訴えて、各国を歩いたのは、僕の人生に大きな衝撃を与えて、生き方を変えるきっかけとなった。その受け入れをして頂いた方々だ。アジア11カ国を訪問した。その活動写真は、今でも活用されていて、元上司が最近行ったプレゼンテーションに私が登場しているを紹介された。懇親場所は東京駅。八重洲口地下深くに、相当な数の飲食店がひしめいている。大丸方向は昔からあるが、大丸を左折し、更に左折するとあるわあるわ。東京が襲撃されても、ここなら安全だ。今では、3人は別々の仕事をしている。だが、昔の話が出てこない。ここらあたりが、海外で仕事をしてきた人達の特徴だ。もう一人加わって欲しい人がいる。だが、今は1歳の子育て中で、まだ自由が利かない。カメラ性能を比較するのに、写真のモデルさんを務めて頂いた方だ。(モデルが本業で無く事務が本業)。雑誌、「カメラマン」の河田一規氏が撮影する、いい加減な文章と写真なんかとは、比べものにならない殆どの精度で僕はこのモデルさんの協力を得て撮った。話が逸れたが、あの面白かった時代にいた人達でもう一度集まりたいねと、その上司が囁いた。チョット骨折ってみようか!
12月17日(木曜日)
最近のテレビ事情
3Dテレビ。4Kテレビ。次は5の番だから、5.1chテレビかな?それとも、数字が飛んで、8Kかな?何れにしても、テレビは進化していると思いきや、落とし穴もある。テレビに手持ちのステレオをつないで、いい音で聴きたい。こんな当たり前の要望は今だと叶えられない。テレビにオーディオ出力端子がないからだ。出力はHDMIの端子で、AVアンプにリターン信号として返されるのみだ。だが、AVアンプには、オーディオの為の程度の良いアンプが搭載されてない。テレビには光の出力端子は唯一あるのだが、コレも、機種によれば、PCM出力が不可能で、やはりAVアンプにしか接続できない。販売の際は気がつかないので問題ないが、買った後、客は困っているだろうな。結局イヤホン端子からのケーブル接続となる。僕に相談下されば安価な良い方法を教えて上げられるのだが。世の中、こうしたAVとPCとネットワーク通信、デジタルカメラ、スマホなどで十分性能を発揮できてない人はゴマンといる筈だ。写真のデジタル化とか、カセットテープのデジタル化 なども需要があるにちがいない。小売店も同様だろう。それに、自分の話を聞いてもらいたい人も同数いる。そんな人達に対応する商売が出来ないだろうか?金額は世の中の常識に比べて破格だ。月に10万円程度の稼ぎがあれば十分だ。西日本巡業の旅をしてみたい気がする。どうやって起業し、告知するかだ?
12月16日(水曜日)
対処療法
休み明けは体が軽い。その証拠に帰り際でもエスカレーター の階段を2段跳びで歩けるパワーが残っている。定年後は規則正しい生活をする様に戒めが先輩や新聞等であるが、実現は中々難しいのは、起きる時間や、寝る時間、食事の時間など表面的にはきちんとできても、予想外に早く目が醒めるのが不規則であるからだ。6時ごろまで寝てしまったり、4時に目が覚めてしまったりする。まぁそれが交互に繰り返すという意味では、規則正しいのだが。大阪の友人に電話を入れた。尿の中に血清とタンパクが混じっているので不安と言う。実は僕も夏の定期検査で同じ指摘があった。もし、ひどくなる様なら、病院へというコメントが付いてあった。僕の場合は夜中に目が覚めて、肛門が痛くなったら、腎臓に溜まっている石が動き出した証拠だが、この原因による血清だと思っている。若いころから、石にはヤラレっぱなしだ。冷蔵庫には、痛み止めの座薬と、飲み薬を完備している。冷蔵庫の野菜室は、医者で貰った薬で一杯だ。今は、薬の名前で検索すれば、効力が明確に表示されるので、調子の悪い時は、この薬の在庫から自分で調合して1回か、2回は飲んでいる。自分に効果のあった薬のみ残してあるので、これは正しい処方箋だとおもう。人類が二百万年前から適所適応で世代改善を重ね今日に至ったのと、大筋では似ている。今日はテクノを所望するお客さんが現れた。先週もやはり同じ年恰好のお客さんがテクノを所望された。YMOとパヒュームは準備すべきだろう。先程の薬の対処療法と同じで、音源もこの手で増やしている。結構ヒット率の高い音源が揃っている。
12月15日(火曜日)
最近体の調子が良い。その理由は、プールだ。こちらに来ても水泳を続けていたが、体を案じて、距離をセーブしていた。ところが、先月は半月余りプールが休みだったので、半月で平月の一か月分を泳いだ。かなりハードだったが、実はこれが功を奏して、体の調子が回復したのだ。つまり、20km/月、程度泳ぐ方が反って調子が良いということを発見したのだ。それに毎日は15,000歩を歩く。これも前のまま。定年を迎えて、仕事や住居が変わったこともあり、いろいろセーブしていたが、セーブせずに今まで通りを続けていた方が良かったということなのだ。それで、土日は5km程泳ぎ、ウィークディは2回2km泳ぐことにした。そんなことで、今日の昼間は、読書をしているが、昨日の疲れで半分程は寝てしまった。
12月14日(月曜日)
イスラム国の本を読んでいる。読むほどに、イスラム国はただでは済まない様子が分かってきた。空爆ではとても一掃できないだろうし、イスラム国は今までのテロリストとは違い、領土を確保して、住民を囲い込み、女を強奪してまでも確保し、人口を増やそうとしている。イスラム「国」と呼ぶのが本当に正しいのである。今までは、テロの恐怖で世界をあおってきたが、いつかから交渉にでるような気がする。軍事力ではとても解決できないと西側+ロシア、中国が悟るからだ。現実に、イスラム国に対抗する反政府組織に、アメリカは武器を供与するが、その武器は早い段階でイスラム国に流れているらしい。つまり、地上戦以外はイスラム国をたたくことはできず、地上戦を戦うには、現地の住民を活用するしかなく、それも不可能に近い実態だと言う事。つまり、武力では問題が解決しないということなのだ。この書籍は2014年発行だが、今読んでも十分通用する。世界3極体制が現実に迫ってきているような気がすると、今日はかなり真剣に考えた。イスラムの国には中産階級が育たない仕組みがある。それがいつまでたっても戦いが終わらない根本的な理由だ。だれが、この社会のしくみを作り替えることができるのだろう?
12月13日(日曜日)
真空管論議。
オーディオは相対的な評価しかできないので、いろんなストーリーが生まれる。今日は、真空管による音の違いになった。6550とKT88。いずれも同じ球(出力管)だが、生産者メーカーが違う為、必然的に音が違う。その話となった。もちろんアウトプットトランスにも影響する要素があるので、一概には言えないのだが、ストーリーは展開できる。僕の真空管経験では6BM8止まりなので、こう言う大きな球の話は聞くだけとなる。LPレコードと高能率の海外のホーン型スピーカー、真空管アンプの組み合わせはゴールデンコンビなので、異論を唱える者はいない。(今日のお客様のこれだった)その、ニッチな世界での会話だ。嬉しそうに話す人の話は聞くに一聴の価値がある。人生哲学が凝縮されている。多分生理学的に良い音の論理と言うよりか、生き様から来る音の好みが大きなウエイトを占めるだろう。そんなことで、出来ればその人の一番好きな音楽をその人のお宅で、聞かせて欲しい所に話は落ち着くが、そう簡単に行かない。音は、中々口では言えない。だが、表現できる語彙は一杯ある。それを的確に言える人が、オーディオ評論家だ。この職業に就くのは、耳よりも先ずは語彙だ。多分同じようなことは料理についても言えるはずだ。「凄い音ですね」では、評価にならないのだ。料理でも「美味しいですね」では、テレビ放映には禁句だ。
12月12日(土曜日)
「何にも良いことはなかった、この街では・・」・・歌と共に今年を振り返る
アリスの歌ではないが、今年も何も良いことはない。むしろ、お金を落とすなど悪いことばかりだった。母の病状も悪化した。今年一年、心から笑ったことが無い。僕に不幸が降りかかってきている。だが、 待てよ。悲観するとろくなことは無い。それが、人生だ。ホントに良いことはないのか、小さくても良いことはなかったのか「襟裳岬の歌のように、拾い集めてみよう」。少しはあるぞ。自分は異常だと思うが、検査の結果、医者は異常が無いと言う。体調は毎週スポーツができる状態だ。趣味では、ハイレゾの音源も増えて、個人的にも楽しめている。アップルミュージックでは知らない音楽家に沢山出会うことが出来て、JAZZ雑誌で紹介される古い名盤はほぼチェック出来た。それに、これはと言う音楽はダウンロード出来る。人間関係では、友人とジャズクラブに行き東京の夜を楽しむことが出来た。金融面では、息子の学資金も順調に支払いが進み後50万円となった。田舎の父の病状は回復し、母の面倒を見てくれているので、とりあえず仕事ができる。そう、小さいけど探せばあるではないか。ロードの歌じゃないが、「何にもないことが幸せだったと思う」ように考えなきゃだめだ。むしろ、お金を落としたことは、僕へ警鐘であって、こんなチャンスが無いと、もっと放漫(ごう慢)になっていたかもしれない。と、言うことで、クヨクヨ教に入門する直前で折り返しをした。コレも良いことかもしれない。
12月11日(金曜日)
地球温暖化
なんと言う天気だ。朝方大雨の音で目が覚めた。出勤は大変だ。8時前、少し小降りになったと言え、カッパを着て自転車で南船橋に向かった。ブレーキが磨耗して危なくなっていたが、先週交換して雨の日でも安心だ。有明は物凄い雨だった。元々が海上だから、雨はいつも凄いのがやって来る。チョットの間歩いても、ズボンがびしょ濡れだ。暖房を効かせて、早く乾かそう。部屋の掃除をして出ると、もう太陽が出ていた。この間30分の間。突然ガラス窓が曇りだして、屋外に出ると、あの寒さは何処へ?生暖かい風が吹いていて、気温は急上昇。ワイシャツでも寒く無い。この天候の急変は何だ。山でもこれ程には変わらないぞ。やっぱり気候がおかしい。パリではもっと頑張って温暖化について詰めて貰わないと困る。 僕が困るのではなく、最貧国が困る。それに先進国は最貧国に資金の援助では無く、太陽光の利用効率向上にファンドの資金を投入して、エネルギーの転換を果たす技術開発に邁進すべきだろう。大口需要家が収まれば、自ずとこの問題は解決する。自粛だけでは済まない問題だと思うのだがどうだろう。今日は、NASのデーター入れ替えで時間を要し、気が付けば夕刻となっていた。今年はもう師走も半ばまで来たのに、僕の心情は未だ秋のままだ。いつの間にやら今年が終わったとならないよう気を付けよう。関係ないけど、F氏がここに現れた。僕たちの会社の顧問だ。どうやら、僕の後釜の面談をするようだった。(詳しくは語らなかったが)帰宅前にプール。1km。昼飯の中華料理に当たってか、腹具合が悪くあと一押しが出来なかった。
12月10日(木曜日)
原因と結果の法則
このショウルームには凄い女性がいる。その凄さは、尋常では無い。到底かなわない。それも、2名存在する。何が凄いのか?耐寒である。寒さには滅法弱い私としては畏敬の念をはらえる人達だ。このショウルームは4階建ての吹き抜けがフロアの半分を占め、しかもその部分は、通行人が非常に多い通路となっているので、ドアが開いたままの状態が長く続く。その隙間を縫って、北風が吹き込み枯葉が沢山舞い込んでくる。そんな中で、半袖で接客している。同じ所に立っているガードマンは冬用のオーバーを着ているし、同僚の女性たちは、長袖を着ているし。私は、暖かいリスニングルームからこのフロアに少し出ると、凍死しそうだ。そして、もう一人、寒い寒いといつも言っている女性がいる。この人の寒がりは異常だ。ヒートテックを2枚重ねとの事。上も下も。僕は、不思議に思ってこの両極端な二人にある実験をしてもらった。30秒間の脈拍を教えて、と。すると、寒がりは24で、薄着は32だった。 成る程と合点が行った。現象には必ず現象には原因ありだ。僕も寒がりで、血圧が70-110の範囲だ。
12月9日(水曜日)
油断大敵な話
マスコミ関係の取材がある日。機器のチェックは入念にし、エージングも済ませ、完璧な音が出ているのを確認した。ところが、一機種だけ新製品は、未チェックだった。電源を入れるだけの商品であり、音源はUSBだから、ネットの心配もない。今までだって、トラブルなしの優等生。ところが、今日は、その間隙を突いて、この新製品がいざ出番という時に、アップデイトに突入したのだ。あれぇ!取材の順番を入れ替えて頂き、撮影を先に済ませ、試聴は後に回してもらった。その間にアップデイトを行った。今まで何度もデモしてきたのに、何で今日に限って。もう一つ、カバンの中にiPadが入ってない。朝荷物をきちんと入れたのに。電車の中で荷物の入れ替えをした時に、置き忘れしたのかな?電話で駅に確認するも上がって無いとのこと。困った。忘れ物には気をつけていたのに。このiPadの中に新製品の取説があり、アップデイトの処理の方法などが書いてあるのだ。二重に困った。それに今日に限って、リモコンの周波数設定がずれて、機器反応がない。誰が設定変更したのだろう?などなど、ヘレンケラーのように3重苦だ。又もや悪魔に取り憑かれている。こんな日には、旨いものでも食って厄払いだ。出費はかさむが、「NHK今日の料理」から、白菜とひき肉の炒め物に挑戦。トウバンチャが必要なので、スーパーで従業員に告げると、お茶のコーナーへ連れて行かれて、探し始めた。あれぇ!豆板醤(とうばんじゃ)を言い間違えたかな。何から何まで付いてない1日だった。
12月8日(火曜日)
休日の過ごし方
引き続き昨日と同じことの繰り返し。電車の中に忘れ物をして以来、出かけるのが怖くなった。それに家に居ても結構することはある。娘に送っておいたメールの返事が来て、来週は食事の予定。今日の読書は、イスラム国の書籍。タリバンとイスラム国は残虐さで同じで、単なるテロ集団と思っていたが、どうやら読み進んで行くと、全く違う組織だと思えだした。一つは領土に固執している。二つには、資金源を持っている。三つには住民と強調している。四つにはシーア派だが、イラクではスニン派とも強調する柔軟性がある。もしかすると、中国の南沙諸島の埋め立てと同じ様に、承認しなければならなくなるかも。昔も今も、正義が法でなく、強さが法なのだと思い知らされた。一緒に、人類の起源を読んでいるが、ホモサピエンスが、どんな状況か不明だが、他の人類の消滅に手を貸したような事実がある。約3万年くらい前から1万5000年程前の話だ。こうして、関係の無い2つの書籍から我々人類の凶暴さが浮き上がってくる。どうやら、不安定な基盤の上に立って我々は生活をしているのが普通であり、平和の続く安定した日本は異例であると思えば、この世の出来事はうまく理解できる。たっぷり睡眠をとったので、元気に夕刻プール2.5km。
12月7日(月曜日)
休日の過ごし方
昨晩は、プールに報告書作成、アイロンがけ等たくさんの作業をこなし、ついでに
マーラ交響曲2番を見た。今NHK響にはパーヴォ・ヤルヴィが指揮として来ている。彼は札幌の楽団とかでも演奏し、幾つかの名曲を残している。オーディオマニアも納得の演奏をする。N響と今までは馬鹿にしてたが、そうはいかなくなっている。マーラの2番は1978年のズービンメータとベルリンフィルの演奏が有名。前者はAAC、後者はハイレゾで比較するのも申し訳ないが、ズービンメータに比べて、N響のキビキビしさは幾分緩めに感じた。そんなこんなで、昨晩は酒も飲まず、食べ物も冷蔵庫のあり合わせで済ませ、寝てしまった。それで、朝から空腹に襲われて、取り敢えず一番はジュースでごまかして、スーパーが開くのを待って買い物に出かけた。チーズ入りのパン。アボガド。マグロの刺身。ビール。朝から酒盛りだ。なんとなく、これで落ち着いたって感じた。別にアルコール依存症では無いが、週末の一杯だけは外せない。赤い顔をして、マクドに行った。先週発生したアメリカの銃乱射を扱った事件を読んだ。流石、銃の先進国。イスラムに感化された犯人を追っての警察との銃撃戦の表現は、まるで映画か小説の様にリアルな表現だ。この様な実況中継の様な新聞報道は日本で滅多にお目にかかれない。その後、帰って読書。これは睡魔との戦いで、殆ど進まず。夕刻プール。
12月6日(日曜日)
音楽の先生
Janine JansenのVivaldiの四季は、躍動感があって、音質も良く、オーディオマニアの好む演奏だ。ブルックナー交響曲4番をブルーノ・ワルターが演奏するのと好みの傾向がよく似ていると思う。こちらのショウルームで演奏すると、これを聴いたお客様はレコード品番を聞いて帰られる。こんな人気商品を大学で音楽が専門の先生にお聞きいただいた。すると、詳細を教えてと言われるので、ネットで調べて表示した。すると、「やっぱりね」と合点がいったようだ。古楽器が入っているので、このような演奏方法となっているのだと言われる。つまり、1700年代の古い楽器は音の余韻が無いので、すぐ消える。そのため、少し早く弾くのだと言われた。僕らオーディオマニアはJanine Jansenの若さ溢れるエネルギーが、このような演奏をもたらしたと考えていたのだ。全く違う見解だ。正しい見解を聞かしていただき目が覚めた。そうなのか!ところで、Janine Jansenの弾くバイオリンはストラディバリウスだと別のお客さんが指摘していた。はて、ストラディバリウスは古楽器の範疇なのか?これは、明確な結論は得られなかった。音楽と楽器と、それを演奏する教会とは一緒になって、新しい境地を探ってきた。それが今日の私たちが聞く音楽なのだ。音楽は深い。別件。今日は岐阜の友人から メールが届き、テレビ見たぞ!(僕が出演したニュース番組)あれ、知らせてなかったのに。見ている人はいるんだ。ASOM時代の上司に連絡入れたら、今度飲みに行こうと。
12月5日(土曜日)
寝不足
今日はやばい。それで、PCを使ってNAS音源の整理をする事にした。同じ歌手なのに、アルファベットの綴りが一文字違うために、別のフォルダーに格納されている音楽や、日本人のアーティストは漢字で書かれているので、検索ではランダムに並ぶ、それでアルファベットに変更とか、いろいろと手を加えた。そうこうしている間に、お客様も増えてきて、睡魔の訪れは回避出来たと言う目出度い話。だが、今日は早く帰って、早く布団に入る訳にはいかない。午後22時迄のBS-TBSで僕がTV放映されるからだ。友人には出演の事を伝えてあるので、僕も録画ではなく、リアルで見ておく必要があるのだ。待ち時間に、昨晩出来なかった週報を纏めていると、めちゃめちゃな文章や計算をしている。頭が朦朧として何をしているのかわからなくなっていたのですね。CTR+Zで、無意識の操作を全て取り消し、元の状態で保存した。これ以上は無理だ。TVに専念しよう。僕は10秒くらいかと思ったが、割と長く、喋った言葉が字幕になって流れた。打ち合わせなし、台詞なしのぶっつけ本番、1発取りだから、こんなもんだろうと思った。小学生の丁度今頃、僕の畑に祖父が育てたバナナが生育し、食べごろとなる。それをNHKが取材に訪れて、二度ほど出演したことがある。8歳くらいの時以来だから55年ぶりだ。原節子は50年近く隠遁したが、私は復活した。
12月4日(金曜日)
伊勢丹に勤めている仲間と懇親
普段はプールの日。しかし、今日は仲間と懇親だ。聞くところによると、百貨店での勤務は相当厳しいらしい。それで、近況を聞きながらエールを送ることに。場所は、神田を予定していたが、ボーナス支給日の金曜夜ともなれば、予約がいっぱいで、やっと高田馬場で見つかった。現地集合。ここから(国際展示場駅)現地に行くのに、スマホで路線検索するので、指示に沿って乗り換えすると地理感覚が無いまま現地に着いてしまう。これでいいのか悪いのか。少し早めに到着したので、そのビルにある書店を覗いた。大量の新刊が積まれているのを見ると流石東京だと思う量感がある。ついでに便意も催してきた。詰まり、欲しい本がいっぱいあったと言うわけです。不要なお金やカードは持ち歩かないと決めた今は、こんなチャンスを活かすことができない。食事は中々の美味。ウォッカを呑んだ。辛くて口当たりが良くて、スッと入った。この酒は極めてみる必要があるかもしれない。仲間の話は噂通り大変で、健康に支障をきたしているらしい。その治療費がバカにならず、何のための出稼ぎ?と疑問符が灯っているとのこと。僕はプール健康法を伝えたが、とてもそんな元気が残ってないと言う。夕食がコンビニでの惣菜と言うのが気になった。近くなら作ってあげるのだが。さて帰りは、東西線が便利だと出た。だが、乗った電車の前後どちらかで、乗客の転落事故があり、電車は大幅に遅れ、西船橋での乗り換えは1本後の便となり、結局1時間45分かけて帰り着いた。
12月3日(木曜日)
休み明けは忙しい
と、言っても普通のウィークディだが、朝から満員御礼なのだ。昨年は12月の暦とともに、暇になったのだが。世の中は、ハイレゾで活況を呈してきているのだろうか?アメリカ人のお客さんが見えた。30年来のテクニクスファンで今も使っていると。うれしい話ではないか。英語力は、先の3連休に2時間の勉強時間を超える3時間コースに挑戦し、確かにこれだけ浸ると少し進化するようだ。朝の通勤電車で新聞の記事も10cmくらいの読破量が、12cmくらいになった。まぁこれは、事件とか観光、車や電子機器を扱った内容で、評論記事や、政治問題はこうは行かない。英語を勉強していると突然パッと視界が広がると言われるが、僕はジワジワだ。 話を戻そう。累計四度目の訪問されるお客様もお見えになった。今年初めからエージングを進めたSB-R1は、十分こなれてきて、弦の一本一本が見えるまでに成長した。ドイツのフィルハーモニニアホールで実際に聴いたことがあるこの方は、Sibeliusの最新デジタル録音をお聞きになって、前列の方で聞いているみたいだと指摘された。僕もイギリスの次には、ドイツは是非行かなければと意を強くした。それには、交響曲に精通しなければならず、まだ時間がかかりそうだ。
12月2日(水曜日)
連休3日目
昨日と同じ。英語、読書、水泳のつもりだったが、読書の中にHiVi誌があり、紹介された映画を是非この目で確かめたくなった。早速TSUTAYAに出かけ借りに行った。MAD MAX 。マックスさん(主人公)の狂気と言う意味だ。3D版もあるので聞くと「同じタイトルでは、DVDとBDがあります」「いや、僕の質問は、3Dがあるのか、無いのか?質問に答えて欲しい」「2Dしかありません」(始めからそう答えろよ)。この映画は映画史上始まって2つのことを採用している。一つは、Dolbyアトモスを正式に収録した。これは天井に取り付けたスピーカーに音を割り振っている音源だ。もう一つは、信じられないような低域が記録されていると言うのだ。アトモスはアンプが無いので無理。低域の方はどうか?この部屋はかなり低域が強調され再生されるが、感動の低域は再生できなかった。これは、本格的なスーパーウーハーが必要という事かな?それで、ストーリーだが、緑の国を求めて、とわられの国から逃げ出してきたマックスさん一行に、追っ手が次々と襲いかかるのが見所だ。僕には追手と、マックスさんの行動の動機がどうも理解できなく、戦いのアクションを見せるための映画でかしかないと理解。雑誌では何度見ても深い奥があるという。ららぽーと船橋でも、この映画がかかっているので見に行って本当はどうなんだ?確認してこよう。という事で、ちょっと頓挫した休日だったが、私の映画の理解度不足が理解できた点で有意義な1日だった。(映画は老後の楽しみの一つで大事にしてゆきたいと思っているから)プールは2.1km。
12月1日(火曜日)
読書の日
休日は、読書、水泳、英語。この3つしかやらない誓いを立てた。朝、ラジオ英会話を聞いて、英字新聞を持ってマクドナルドへ、ここで朝食と新聞の英訳をしながら昼まで、ついでにポテトで昼食を済ませ帰宅。これから読書だ。生活を単純にするとホント楽ですね。深部まで掘り出した「タリバン」を読み終えた。1980年から内戦が続いていて、この時に生まれた子供は35歳。もう立派な大人だ。教育もなく、戦いしか知らない大人がごまんといる。過激なタリバンと、反政府軍のシーア派。その中でも、タジク人系と、イラン系とで仲間割れしている。この国は大きく分けて3つ。その他に少数勢力が無数にあり、国の体は成してない。食べるだけは国連の援助があり、武装勢力は国民の事を構ってない。1970年代は、シルクロードの要所として、エキゾチックな砂漠のオアシスであったカブールは、廃墟と瓦礫の街と化したとある。周辺国に難民が100万単位で溢れ、貧困に拍車がかかる。西欧文明を全て認めず、敵対視する割に、スマホは認める。そして、誰もが合意や、約束しない。一度落ち込むと脱け出れない地獄。アフガンと言わず、中央アジアはソ連の崩壊で、混迷が広がった。10年や20年で片がつくようではない状況。武器は援助するが、誰もが手を差し伸べない。まぁざっとこのような話が、角度を変えて、綴られているわけです。眠くなって理解してない章も多々あるが、どこで覚醒して読み込んでも、同じ結末に向かって話が進んでいく悲惨が転がっている。
11月30日(月曜日)
休日1日目
下腹のぷっくり感は先週休日の7km(水泳)で随分と取れた。この頃の連休は1日水泳、1日休暇としてたが、これでは腹のぷっくり感は取れないばかりか、益々膨れ上がる事が分かった。それで、2日続けての水泳を行うと、びっくりする程腹の贅肉が無くなった。なにをさておき、連休の水泳を実現しなければならない。併せて、今日は2.8km泳ぐと今月は15kmを超える事になる。久しぶりに頑張ってみるか!という事で挑戦した。正直2.4km付近で飽きてきた。体力は未だ残っていたが、気が乗らなくなった。それでも、我慢して頑張るが、2.7kmでもう体力が持たなくなった。3kmの大台を狙っていたが、ちょっと無理みたい。結局最後は超スローな平泳ぎに切り替えて目標の2.8kmを泳ぎ切った。泳ぎ始めは、今日は4kmくらは行けそうな感じだったが、もう夢見たいな数字となった。久しぶりの運動なら、体力が持たないと理由が付くが、最低でも3日に一度は泳いでいる身としては、もう体力がここまでしか無いと自覚しなければならない。帰りの自転車もペダルが重く、ダメージは結構キツかった。その後、仲間のI氏と船橋で懇親。「神田屋」さんにお邪魔したが、代が息子さんに代わり、客にあれこれと指図する。店が一杯なら仕方ないが、半分も入ってない状態での指図は、「ほっといてくれよ」と言いたくなる。お互いに気分悪く、もういっぱい飲みたい所を抑えて店を出た。もう二度と行きたくない。ほろ酔いだったので、古本屋さんへ寄って、安い本を2冊購入。
11月29日(日曜日)
アラブの女達
イスラム過激派は女に対して、非常に厳しい戒律を課している。イスラム教自体が、女の地位を認めない方向にあるが、特に過激派は新しい解釈で、従来と違った見解を示しているようだ。それじゃ、西側諸国でぐいぐいと上がる女の地位にたいして、アラブの女は無関心でストレスが溜まらないのか?とは誰もが考えることだ。それには、イスラムの国以外で発散するしかない。と言うのが書籍に書かれてあったが、まさに今日はその通りの現実にあった。ここで音楽を聴いていただいたのだが、私の準備する音源では満足せず、自分たちのiPhoneに入っている音楽を聞きだした。何と2015年11月20日世界同時発売のAdele /face itのアルバムだ。まだ、私でさえ入手できてない。更に、アラブの音楽を聞きたいか?聞かれたので、Yesと答えると。何曲も演奏してくれた。音楽はインドの音楽にもよく似ている部分がありますね。最後には踊りだすし、ストレスは十分に発散できただろう。まぁ幸せなアラブの人たちを拝見させてもらったし、どこでも人間は同じなんだなと思った。シリアやイラクなどは不幸が押し寄せているが、いずれも、この人たちのように楽しむ権利を持っているし、それを望んでいる人達だ。「このステレオ何ぼ?」と聞かれたので5百万円と答えた。お金持ちなので買ってもらえるかもしれない。
11月28日(土曜日)
英語の先生
今日は何と、英語の先生が見えた。毎週土曜日7:45~に、NHKラジオで「ニュースで英会話」がまとめて放送される。(毎週録音)その先生だ。そのほかにも、この番組は、NHK教育放送で週1回テレビでも放送され、こちらも録画しているので、存じ上げていたわけだ。今日はお子さんと、奥様も一緒だった。先方は僕のことを全く知らないが、僕の方はよく存じ上げていると言う奇妙な関係で(これが普通か)、試聴が始まった。子供様向けに、「妖怪体操第一」などをかけた。最後に奥様にお願いして写真撮影させてもらった。感激だ。これで、英語の勉強に一層力が入ること間違いなしだ。ガンバって下さいと退出された。「Of course」。足取りも軽くプールに向かった。今日は余り腹が空いてない。昼飯に「サイゼリヤ」でスパゲティを食っただけなのに、妙に胃がヒリヒリしている。原因を考えると、朝のジュースにあったようだ。昨日、特価のパクチー二束とリンゴをミキサーにかけた。この野菜が少し強すぎたようだ(一束にすべきだった)。レタスや、人参、キャベツ、三つ葉などは全然問題無いのだが。野菜が健康に良いと言っても、適度な量が前提で、取りすぎは良くない。気をつけよう。プールで1.1km泳いだら、ヒリヒリ感が消えた。夕食時にもう強い睡魔がやって来た。プールから上がってから、1時間で食事、風呂を済まし、布団に入らないと、このようになる。一刻の猶予もままならない。
11月27日(金曜日)
どうも、頭の回転が落ちていたようだ
荷物を電車の中に置き忘れた事件を書いたが、この時のことが悔しくて頭から離れないが、どうも思い返してみると、この事件のあった日から2週間ばかりは、どうも脳の回路が切れていたかもしれないと思うに至った。それは、自分の書く文章にも痕跡があり、他にも音源の整理もどうもつじつまの合わない整理方法をこの時とっているのだ。今考えれば、その分類の方法は異常だ。それが、この2週間あまり続いたということかもしれない。脳を検査すれば、その痕跡が残っているかもしれない。と、いうことで、どんな対策をとっても自分自身が異常事態になってしでかす行動は防ぎようのないことだと思うに至ったのだ。プールで裸になって鏡に映った自分の姿は、昔からの体系がそう変わってないと安心していたが、中身はがたがただっと言うわけだ。抗酸性のアボガドを食べてみたりしても、あんまり効果はない。そんな己の現実を直視してがっくりときた。
11月26日(木曜日)
テレビの取材
何と今日はテレビの取材があるので、出演して欲しいと今朝メールが届いた。お化粧もしてないし、どうしようか?とは言えないおじさんは、断る理由もなく、夕刻の取材に突入だ。まぁ下手な英語を話すわけでなく、使い慣れた日本語なので、負担は軽い。英語で公式に説明するには、やっぱり、相当しんどい。早く一人前になればいいのだが、新聞記事で読んだ英語の勉強についてだが、僕は一日2時間を捻出するのが精一杯だが、その記事の投稿者は、24時間英語漬けにならないと、マスター出来ないと書く。2時間では生ぬるいようだ。食事時、風呂、トイレもと。そうか、そこまでしないとモノにならないのか?本当に日本語で良かった。シナリオは無く、インタビュワーがカメラの横でいろんなことを聞くので、これに答える形式だ。カメラマンも、質問に口を出す。あがらないように、ゆっくり話すこと。この場合カメラを見るのか、インタビュワーを見るのか不明?とりあえずインタビュワーに向いて話した。今まで出来るだけ難しい話はしない方向でやってきたので、回答も一語一語考えたつもり。この他に、お客様のインタビューもあったので、1時間の取材だったが、編集後3分に集約するそうだ。だから、僕の出番は30秒も無いはずだ。ちなみに、編集はどれ位時間をかけるのか?カメラマンに質問する。そうですね6時間くらいかな?そうだろうな。音楽やテロップなども入れると、結構手間がかかる。
11月25日(水曜日)
休日3日目
プール合宿も最終日を迎え、2.5km泳いだ。累計7.8km。体が引き締まって、腹の横にあった、大きなえくぼが現れた。胸から、ヘソにかけての縦のシワは未だ現れてない。未だ未だ訓練が必要かな。今日は徹底的に読み込むぞと決意して、読みかけの「タリバン」に取り掛かった。アフガンは外国に蹂躙された国だ。それは、国力が弱かったのが、一番の理由だろう。弱体な国がなぜ出来上がったのか触れてないが、シルクロードの要所で、賑わっていたから、危機に対する備えがなかったのだろうと推察する。周りが強すぎたかもしれない(オスマン帝国とロシア帝国)。最後に、ロシア革命が拍車をかけて、王国が倒れた。それ以降は、ソ連とアメリカの代理戦争の舞台となり、ソ連の撤退後は、アメリカもひっそり撤退。無法地帯となる。近隣のパキスタンとイラン、サウジアラビアが国をそれぞれに支援し、ずっと内戦が続いて、イスラム過激派を生み出す温床となった。オサマビンラディンを捕まえても、第二第三のビンラディンが出てくると書いてあった(この書籍は2000年に刊行されている。アメリカ貿易センタービル倒壊は2003年)ので、作者はなかなかの博識だ。さらにこの時点で、アフガンの内戦が隣の国に溢れ出てくることを心配している。その頃は、ウズベキスタン、トルクメスタン、タジリスタンなどだ。ところが、これはシリアに飛び火した。そしてイエメンやチュニジアにも。やっぱり起こるべきして起きた。これから、世界は3局体制(西、東、イスラム)になる。複雑な世界はなかなか理解できない。
11月24日(火曜日)
休日2日目
止めてあった、銀行のキャッシュカードを再発行に伺うと、再発行しても暗証番号を変更しないと同じですよと言われた。そんな簡単なセキュリティでいいのかな?まぁ僕としては、打つ手が無いので、暗証番号の変更だけに止めた。4桁の暗証番号なので、10の4乗つまり、1万回の試みで破られる可能性がある。やばいではないか。午前中はこれに費やされた。午後はプールの時間まで映画「ヘラクレス」を見た。ギリシャの物語だ。先日行ったギリシャ料理に続く偶然の映画。この映画は、僕にとっては理解しやすい英語が使われていて、結構分かった。その分、役者が芝居臭かったがまぁストーリーが面白いので良しとしよう。話はこうだ。ヘラクレスに国を救ってくれと依頼が来る。ヘラクレスはそれぞれ個性のある仲間を連れて、その国に赴き、兵を鍛え、悪の国を破る。つまり、原本は黒澤明監督の「7人の侍」ですな。もちろんカメラワークも、馬車が通り過ぎる場面などのカメラアングルも黒澤パクリ。そんなツッコミはしないのが常識人だ。娯楽映画は正義と悪の戦いだから、楽しめる。思うのだが、基軸が3極になったら娯楽映画としては楽しめるだろうか?多分複雑で理解できないし、自分はだれにて同化すれば良いのかわからなくなるのでは?海の向こうでは、イスラム国と、西と東陣営の戦いが現実に起ころうとしている最中、この現実の3極物語は複雑性を増している。今回は、さらに、サウジアラビアとアメリカが、舞台の袖にいる。3.5極ですね。端役にはイランの存在があるが、アメリカとイランは仲良くなったので、0.5極を追加して4極だ。4極では、もしかしたら、2分されるかもしれない。夕刻、応援に来て下さっている大阪のI氏と船橋の居酒屋で懇親。あまりにもうるさい店だったので、会話が通じにくかった。
11月23日(月曜日)
休日1日目
SOFT BANK、au、hi-ho、J:COM、日経新聞。支払いの変更手続きを行った。au,と日経新聞はweb上で行えた。後は、郵送。hi-hoは変更までに2ヶ月を要する。瞬時と2ヶ月。えらい違いだ。これが、会社のIT化を測る縮図かもしれない。これで3時間を要した。プールまでのあまり時間を、途中までン見た「キングダム・オブ・ヘブン」を見た。どえらい美人が登場した。調べるとエバー・グリーン。大概の美人は脱いでいるので写真検索すれば、性器まで露わなすっぽんポンの写真が現れた。こんなに綺麗なのに、なぜ、もっと高く売らないのか?思われた。ストーリーは、イスラムと、キリストの戦いだ。監督のリドリースコットは、映画の最後に、この戦いは1000年後の現在でも続いているとクレジット。僕も付け加えるなら、「イスラムとの戦いは、昔と同じ様な残虐さで今も残る」と。パリでの襲撃事件は、戦いについて強く人々の心に刻んだと思うが、たまたま見た映画で、それが裏付けられたのは偶然だった。その後、プールで2km。昨日いろんなものを食ったが、その栄養が回ったのか、体が軽い。これなら、55分(プールは55分に一度5分の休憩が入る)で、2kmは楽勝だと思っていたら、笛の合図(上がって下さい)まで要した。ギリギリだった。体調が良くてこれか?がっかりだった。2008年は50分で2.5kmだった。そして午後8時には目を開けておれずダウン。休日は矢のごとく過ぎ去る。
11月22日(日曜日)
世界一周
友人とたまーに食事に行っている。食事のテーマは、外国の料理食べよう。そして、行った国をマーカーで塗ろう。東京には世界の料理があるので、このテーマは実現可能だ。そして、今回はギリシャだ。ヨーロッパを揺るがせたチプラス率いるギリシャの国、ここを食べよう。検索すれば、六本木にある。六本木は、いったん新橋に出て、ここから大江戸線で、六本木に行くのが近道だ。店の名前は「スクローズ」。グーグルの地図で検索すれば、別の店に案内された。さて、ギリシャとは何か?マスターお勧めのコースを注文した。オリーブのオイル漬けが出てきた。これを、つまようじで刺していただく前菜。ビールは、ギリシャのビールはないとのこと。経済の混乱で、輸出もままならぬかもしれない。次はサラダ。ヨーグルトを加えたチーズが混ぜてある。なかなか塩辛い。ピザのような、クレープのような炭水化物。これは、オリーブ油の効いたドレッシングと言うか、ママレードと言った方が良いか不明だが、とにかくそんなもの。これは、ほとんど味がない。ここまでが、白ワイン。それから、メインの肉に行く前に、もう一品あったが忘れた。赤ワインで流し込んでいく。もうおなかパンパンの状況でキャラメルアイスクリームのデザートが出た。〆て7,000円。洋食屋さんは量的に一寸少ない目の店が多いが、ここは多すぎる。贅沢させていただきました。次回はロシア。
11月21日(土曜日)
脳への刺激
毎日決まった時刻に食事をして、同じ時間に出かけて、決まった仕事をして、決まった時間に帰り、決まった時間に夕食を取り、同じ時間に寝ている。しかも、かなり時間に正確に。そして、はたっと気がついた。これでは脳に刺激を与えられない。ぼけて行くぞ。やばい。今回の紛失事件は、このような頭の硬直性にも原因があるかもしれない。毎日がしげに満ちてなければ、脳は退化する。まずは、お箸を握る手を反対にしよう。朝の有明での散歩は後ろ向きの歩こう。落書き帳には、左手で文字を書いてみよう。プレイステーションで、ゲーム(数字の足し算)を週に一度は行おう。外国人には積極的に話しかけよう。ララポートは週に一度覗くことにしよう。など、今の生活パターンを変えない範囲で、取組べきポイントを書き出してみた。どこまで続くかな。
11月20日(金曜日)
切羽詰まれば知恵も湧く
別に今すぐ困った訳じゃないが、この間失った金額は16万円。緊縮財政で切り抜けようと決意した。それには、食べ物しか切り詰めるところがない。(日経MJを中止して、1,000円)まずは、夕食と明朝の食事分として1,000円で収める決意を密かに立てた。ここで公表するので、密かではないが。もうNHKの今日の料理は参考にしない(メニュー通りの材料を購入すると平均1,500円程発生する)。これからは、安い材料から検索して献立を考えるとしよう。ところで、関東の人は、と言うか、都会の人は魚を料理しない。(できないと言った方が良いかな?)。今日は、いつものスーパーでは、魚のアラを売っているのを見つけた。安い。高知県でも有数の安価な市場、カッパ市でさえも、魚のアラは250円からだ。ところが、このスーパーは100円~。しかも、この時刻は半額に。何と衝撃プライスの50円だ。それにもう一つおまけがある、魚屋さんの腕が良くないのか?アラに一杯身が付いている。高知では、本当に骨だけになっている。つまり、高知でアラを買うのに比べると、4倍近くのお買い得感がある。結局野菜の購入も含めて500円で上手く収まった。アラは、圧力鍋で調理すると短時間で味がつくので、時間を気にする必要もない。この2ヶ月は緊縮財政で頑張るために幸先良いスタートだ。
11月19日(木曜日)
なんと、こういう事か
ここにマランツのCDプレーヤーを設置してある。お客様の持ち込まれるSACDに対応するためだ。話は飛ぶが、この前SACDをリッピングしていただく話を書いた。それがリッピングされて、DVDになって届いた。早速これをNASに取り込む、再生するとビックリするような音が出るではないか?スティービー・ワンダーのキー・オブ・ライフは、SACDにしては音がはっきりとせず、これなら、LPレコードの方がもっといいや。今までは思っていた。ところがである。このリッピングのDSD信号を聴くと、なんと目の前に鮮明な1970年代のスティービー・ワンダーがご登壇するではないか!これは一体なんのだ?この新鮮さはなに?もちろん、SACDの再生には、もっと高価な機器を使わなければならないかも知れない、もしくは、マランツのプレーヤーと、テクニクスのアンプとの相性があるかも知れない。だから、短絡的な意見は慎しまなければならない。ベールが一枚取れた極上の音楽は、音を聞くだけで気持ちが良い。まさに音楽なのだ。これに浸ると、瞬く間に時間が過ぎ去ってしまう。
11月18日(水曜日)
70歳現役
キースリチャード(ローリングストーンズ)=71歳。ジェフベック(ヤードバーズ)=71歳。ロッドスチュワート=70歳。この3人がよりによって、最近新譜を発売した。アップルミュージックで試聴すると、どれもなかなかの出来具合なのだ。彼らに一体何が起きたのだろう?それとも、偶然か?聞けば、どれもROCKしている。彼らのどこに情熱が残っていたのだろう?創作の泉はどうして枯れなかったのだろう?不思議なことばかりだ。僕は、その年で果たして同じ様な情熱が持てるだろうか?トニーベネットは80歳でレディガガと歌ったのは別格としよう。70歳まで農業で食って行く僕のプランは果たして実現可能だろうか?エネルギーと、不調を訴えない体、ボケない頭。この3大要素を満たす生活習慣とは一体何か?丁度良いタイミングに、アマゾンから本を購入した(人体600万年史/Daniel Licherman)。人間という動物は、何が自然で、どれが不自然か?のテーマだ。つまり、生物は進化するが、10世代位じゃ変化しないと言う。現在人から遡る100年前は、殆どの人間が農業を営み、飯を食っていた。今では、先進国の90パーセントの人が、椅子に座って生活の糧を得ている。つまり、生物進化の中における人間は、座る生活は今始まったばかりだという事だ。だから、腰痛はここから来ているというのだ。そんな根本的な事を人類の歴史、約600万年あたりまで遡り、解き明かす本だ。自分の生活習慣がなんとかこれで改善できればと思っている。
11月17日(火曜日)
謙虚になる
高い授業料を払ったが、高慢な自分が謙虚になるいい機会だと、甘んじてこの教訓を受け入れることにした。一つは、HDDのバックアップの不備だ。まさか、自分のPCではおこらないとタカをくくっていたが、いざ現実の事となった。HDDの修理に90,000円。帰りの電車に忘れ物をして、現金12,000円。商品券45,000円を失った。合計150,000円。網棚の上に荷物を載せないと前から決めているのに、今回はやってしまった。最近事故がなかったので、網棚もへっちゃらと高をくくっていたのだ。他の行動にも、高慢ちきな自分が垣間見えるところがある。天からの暖かい鞭だと理解しよう。そして、もう自分の行動が信じられなくなってきているので、その事を前提としてこれから生きてゆくことだ。そう思って、夕刻プールに出かけたら、裸になって気がついた、水着を持って来てないと。今さっきの反省はどこに行った?何かの暗示かも知れないと、午前中戻ってきたカードを復帰させたが、再び停止して、再発行の手続きを行った。もしスキミングされていたら?との不安からだ。郵貯だけは、暗号を変えるだけで、大丈夫だという。とにかく、悪魔に取りつかれた2日間が過ぎ去った。この2ヶ月は緊縮財政で臨もう。
11月16日(月曜日)
運に見放された
HDDが壊れたので修理に持っていくと、何と9万円。今まで撮りためた写真を整理してあるHDDを高知から、ここに持ち帰ると動かない。それで、秋葉原にあるハードディスク復旧会社にHDDを持ち込んだ。申込の電話で、きちんと時間の予約を取るなど、応対が超高級だ。温泉旅館のように、受付の入口には僕の名前が書いてあった。そして個室に案内。このあたりの接客はリクルートの本社を訪れて、面談したときの雰囲気によく似ている。最初に、慇懃な30才くらいの白衣を着た男が出て来て、個室でパンフレットに基づく説明がある。これは高いぞと思った。そして2つ持ち込んだ一方は36万円の費用が発生する。それも、このシーゲートのHDDはタイ洪水の時につくられた曰く付きのもので、ひどい故障率とのことだ。バッファローのHDDだったので、自分で手を下さず、そのまま修理に持ち込めば、無償で回復できていたかもしれないものだが、私は自分でできると思い、蓋を開いてしまったのがまずかった。運が逃げてしまったのだ。まぁデーターは壊れると言ういい勉強をさせてもらった。36万円の方はとてもじゃないが、修理できないのであきらめた。貴重な東北の写真を失ってしまった。もう一方のHDDは9万円。こちらは勉強代として出費を決意。肩を落として帰る私に、またもや仕打ちが待ち構えていた。電車の中に、貴重品一式を入れたリュックサックを忘れてきたのだ。慌てて引き返しても、JRはしばらく経過しないと分からないと言う。取り敢えず、口座を止めた。その後で気がついたのは、iPhoneは、PCで探すことができるのだ、なぜもっと早く気がつかなかったのか?3時間くらい経過して、調べると東船橋駅にある。再びJRに電話。すると発見されたとの連絡。しかし、財布の現金はないとのこと。13,000円を失った。傷口に塩をすり込むようなひどい一日だった。夕食は、お金がないので、冷蔵庫のあるもので済ませた。
11月15日(日曜日)
雨
二日続けての雨だ。雨の日は気分的に落ち着くのですが、今日は国際見本市駅で下車すると、女の集団がどわっと下車。「またか!」コスプレの一大イベントだ。ごろごろと旅行鞄を引っ張った女がぞろぞろとビッグサイトに向かう。気を付けて歩かないと、これに躓いてこけてしまう。喫茶店で新聞を読もうにも長い行列。いらいら募る。あぁついてないな!せっかく買ったアイスティも、半分飲んで時間切れ。昼食はいつものお弁当屋さんが休みなので、サイゼリアで。スパゲティーとサラダ。食べながら英語の単語ゲーム。すると突然、辞書として使っているiPodの電源が落ちる。今まで一度もなかったのに、なぜだろう?結構腹に詰め込んだ食事だったのに、夕刻空腹で倒れそうになった。何かがおかしい。やっとプールで泳ぐ。2週間ぶり。無理せず1km。晩飯は、近くの飯屋で頂く。ご飯を少なめにしたら、寝る前に空腹でどうにも我慢ができなくなった。日本酒の中に牛乳を入れて飲んでごまかした。調子が狂いっぱなしだ。
11月14日(土曜日)
プールの日
2週間も休んだ習志野のプールは今日再開する。昼飯も多めに食って、帰りのりんかい線電車の中でもパンをかじった。そして、新木場到着。普段は普通電車接続なのに、今日に限って快速電車が止まっている。これ幸いと、飛び乗った。ところが、動かない。信号機の故障で点検中との事。暫く経って振替輸送を行っている放送があった。更に時間が経過しても動かない。此処で決断だ。荷物を棚から下ろし電車から降りようとしたら、只今動きますと案内。この段階で30分経過。漸く動き出したのは、それから5分後。焦らすことこの上ない。さて、出発したはいいけど、又直ぐに止まった。此処で10分待たされて、やっと案内があった。バックします。結局信号機の故障は治ってなかったのだ。今度はバックしたが、駅のホームに入ってもドアが開かない。焦らしますね。結局新木場の駅を有楽町線で出発したのは、7時20分頃、此処から電車3本を乗り継いで、錦糸町に着いた。この駅は、昔、友人が歩いていたと思い出した。そうしたら、友人の声が聞こえてきたのでびっくりした。振り向くと全然別の人だった。いっぱいロスして8時半船橋駅に到着。どこの私鉄もJRも振り替え輸送には完璧に対応し、事故慣れしてますね。それは有難いんだが、この事故慣れは、いくつか合わさって大きな事故になる確率が高い。困ったもんだ。もう自炊の時間は過ぎていたので、駅前の回転ずしで、一杯ひっかけて雨の中を歩いてかえった。とんだプールの日だった。と自分の不幸を嘆いていたら、パリではもっと大きな不幸が訪れていたのだった。
11月13日(金曜日)
小川隆夫氏について
根っからのJAZZファン。整形外科医。JAZZの著書は多い。BookOffで買って来て、読んでいる。ジャズの歴史が非常によくわかる。ビバップやハードバップが理解できてなかったが、年代とともに紐解けばよく理解できた。それに、アップルミュージックで少しづつ試聴し、裏を取っての読書だ。この、即興演奏に違を唱えたのがマイルスディビスで、もっと簡単にジャズを演奏したい、と言うので、ギルエバンスが即興演奏の組み合わせを書き、それに基づいて演奏したのがモード奏法。現在のジャズは基本的にこのモード奏法の上にある。 マイルスは、単純になったジャズの演奏に感情を乗せた。マイルスが偉大なのは、ジャズの形に心を配り、演奏にも一家言を持っていたことだ。言う。私的には、音楽雑誌が、今ほどよく理解できる時はないと思う。だが、このジャズに危険信号が灯る。イギリスから革命児達がやってきたのだ。そう、ビートルズ。それで、ジャズにロックのリズムを入れる様になった。その先鞭がハービーハンコック。ウォーターメロマン。では、早速ハービーハンコックをー聴こう。とこうなってどんどんと理解が進んでいくのです。ちなみに、ジャズライブハウスの「バードランド」は、チャーリーパーカーの愛称「バード」から来ている。大好きなトロンボーン奏者でカーチスフラーの大ヒット曲、「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」は、ジャズのライブハウス、「ファイブ・スポット」から来ている。名曲なのに何のひねりもないこのタイトルに唖然とした。ことも判明。嬉しくて笑ってしまいそうな感激する書籍だ。
11月12日(木曜日)
SACDについて
SACDとは、Super Audio CDの略。1ビット録音で、高域再生限界は100khz。1999年に登場した。これまでのCDに変わるメディアとしての登場だ。一方同時期に、DVD-Audioも登場した。これは、マルチビット録音で、192khz、24bitのサンプリングで、やはりこれも高域再生限界は100khzだ。SACDはソニーが主導し、DVD-Audioは松下電器が主導した。この規格争いの最中に、CDの音質を大いに下回る規格AACが登場し、一気に市場を席巻されて、2つの会社は規格争いにうつつを抜かしているわけには行かなくなった。NTTのi-modeとよく似ている。話は逸れるが、世界で最も進んでいる電池で走る車の規格も、どうやら外国にお株を奪われそう。話を戻そう。SACDはソニーも途中で消極的になったが、ヨーロッパの小規模でジャズ録音、クラシック録音を手がける会社がこのSACD規格を温存し、今また、復活の兆しにある。ハイレゾ配信でも、レコード盤でも入手が可能となった。一方、1999年は、まだ音楽配信に懐疑的で、著作権に対して厳重な管理を行っていた時代だ。その為、SACDのPCリッピングは絶対に出来ない規格となっている。その上SACDプレーヤーはデジタル信号さえも取り出し不可能で、安くて程度の良い単品DAコンバータの恩恵には預かれないのだ。
11月11日(水曜日)
帰省は疲れる。今日は久しぶりの3連休で帰省の疲れ回復日とした。10月の出勤の代休だ。午前中は、雑誌から気になる音楽記事の切り抜き整理だ。この作業で、世の中で埋もれている(僕のとって)音源をいつでもアップルミュージックで検索し聞く事が出来るようになる。すでに100アルバム程貯まった。午後は、iPad Proの購入だ。ソフトバンクとauに出向いた。記事によれば、通信割引があるとの事。分かった事は、割引きを入れても、9,000円/月の費用が発生する事。ソフトバンクは携帯電話も乗り換えると、13,000円で可能になるとのこと。auでは機器の販売に対応してないとの事。結局この日は進展なし。通信機能の無い、iPadを購入するのが最良かな?との結論を得た。これで今日の日は暮れた。寒くなったので石油を買いに行った。1,000円で13.89リットルも購入できる。昨年の今頃は11リットル程度だった。随分と安くなった。アラブの王様も大変だ。動かないので、腹も減らず、夕食は簡単なものにした。それでも、腹が膨らんで気持ちが悪い。普段なら、プールでエネルギー燃やすんだが、今週末までお預けだ。寝るまでの時間、ハイレゾ音源の整理をした。重複、ファイル名が無いもの、拡張子が無いもの無茶苦茶だ。これもあと数日の作業で整理の見通しがつくところまで来た。最終NASに転送して完了だ。今月中に完成するだろう。
11月10日(火曜日)
あっと言う間の高知
昨晩は相当飲んだから、朝まで一直線だ。だが、ゆっくりできない。父のシーツを洗って(母の分はヘルパーさんが行ってくれる)、台所を清掃し、英会話録画を見て、ここで午前10時。NTT西日本の工事関係者がやってきて、家の庭に電柱を立てた。光回線がやってきたのだ。それまでは、芸西村は、ADSLさえも来ない過疎地だった。とうとう来たか!市場に買い物にでかけ、野菜数種と鯵を買った。鯵は、から揚げにして、昼飯。野菜は千葉に持ち帰る。まず鯵の味だが、まっこと旨い。と言うしか表現のしようがない。父にも食べるように誘ったが、昼は食べたくないと言う。ここで12時過ぎ。持ち帰ったLPを30分だけ聞く。Karl Böhm指揮Mozart Symphonyのドイツ輸入盤だ。ライナーノーツはドイツ語、英語、フランス語、スペイン語でそれぞれの執筆者が書いてある。これが、難しい。Mozartはなぜ曲に、短調(長調かもしれない)の種類を変えたのか?それによってどんな効果があるのか?について書かれてある。音楽の知識がないので、この文章が理解できなかった。昔のレコード解説はかなり硬派だったのだ。輸入盤は国内版に比べて音の密度が高く、特に弦楽器はつややかで、これで十分だと説得させられる。その後、海へ撮影に。高知の海の写真はいつ見ても飽きないので、こちらで飾っておくため。これで、丁度午後2時。出発の時間だ。高知の滞在時間24時間。ホントにあっという間の出来事だった。今度帰るのは1月1日。晴天の高知から、雨の東京に戻った。夕食に、芸西村で買った小松菜とほうれん草をおひたしにして、プリプリエビの炒めたものを併せ、それをノリで巻いたもの。ドイツ豚のチャーハン(冷凍食品)と一緒に芸西村のピーマンを炒めたもの。デザートは、ゆの酢+シークサワーをブレンドして、砂糖で甘くした飲み物で、僕的には豪華な夕食。
11月9日(月曜日)
大忙し
午前4時起床。レポートを仕上げ、洗濯物にアイロンがけをし、クリーニング店にYシャツを出しに行った。ここで8時15分。ぎりぎりの時間だ。10時40分の飛行機で帰省する。慌てて駆け付けたが、いつものごとく飛行機は遅延だ。東京も雨模様だが、高知も雨模様。本来なら、空港から土佐黒潮鉄道の最寄りの駅まで歩くつもり(1時間15分)だったが、断念してタクシーを使った。芸西村は晴れていたので、西分駅から徒歩で自宅まで帰った。母屋の掃除をして、持ち帰ったLPレコードを少し聞き、急いで安芸の病院に駆け付けた。母の病気のことで先生からお話があるとのことだ。母は透析を行っているが、心臓も悪化しており、更に別の病院にかかる必要性を説明された。僕は了解し全ての手配を先生にお願いした。意外と早く終えたので、帰り道にプールへ寄った。世界で最高のプールが芸西村にあり、シャワーを浴びた後、バルコニーに出て、柔軟体操を行う。暖かい高知とは言え、裸で外にでると幾分以上に寒い。そこを我慢して、体が冷え切ると、今度はプールに飛び込むのだ。この落差が抜群に良い。ここで1,400m泳いだ。その後、友人と南国市の居酒屋に向かった。高知市に住む友人とここで合流して、大宴会を開催した。今回は友人の手品で賑わった。任意に選んだトランプを目隠ししても当てるのだ。サックスプレーヤの話も飛び出した。この人の名前が出てこなくて、ネット検索でヒットせず、もんもんと酒を飲んだ。この人は、大西由紀子だったと翌日メールが来た。だが、なぜこの人の話になったのかは全く覚えてないので、名前を教えてもらっても仕方ないのだ。
11月8日(日曜日)
ひるめしの問題
どうも最近忙しくて、しかも昼前が忙しい。それで、12時を過ぎての食事はレストランが一杯だ。並んで食事をすれば、ゆっくりする間もなく、次の仕事となる。それが煩わしいので、12時を過ぎた時の食事はコンビニでサンドイッチとか、カップヌードルを買って済ましている。ところが今日はこんな簡単な食事でありながら、夕刻が来ても腹が空かない。随分とエネルギー効率がよくなっている。プールの改修で今週は全く泳いでないから、体に余分な肉が溜まっているのだろう。だから、ひるめしの問題は旨く回答を導き出せたわけだ。朝の雨は、夜は雨まで続いた。カッパを着たままスーパーで買い物をした。今日は豆料理だ。インドに行ったときは、よく豆のカレーを食べたものだ。豆はエネルギーが大きいのか、今でも豆を食べると吹き出物がでる。これと、キノコを炒めて酒のつまみにした。酒を飲みながらイタリアオペラのアリアを聞いた。全く耳に馴染みのない音楽だが、なんとなく声を張り上げて歌っているのが、食事に合うような気がした。お酒も日本酒から、ワインに変更した。気分が良くなった段階でお開き。明日は早起きだ。
11月7日(土曜日)
もう一つのモーターショウ
今日から、国際見本市駅からビッグサイトに向かう中央通路に、車が展示された。半分は、既発売の車にオーディオを搭載した改造車だ。ウーハー4発なんか当たり前。マルチチャンネルシステムは当たり前。4wayシステム。ドアの内張りは、完全にオーダーメイドで、16cm程度を最高として、スコーカーやミッドハイが装着されている。点音源の考え方は皆無で、取り敢えず低音から高音までのエネルギーバランスが合えば良い程度。ワンボックスカーの改造車は、38cmウーハー4本などの超弩級もあった。CD音源で、アニメやJPOP、ラップが演奏されていた。LED照明を多用し、昔のキャバレー紛い。スターウォーズをモチーフとしたものは、小型液晶パネルが6台搭載と、まるで走るのではなく、停めて聞くのが目的のような車だ。もちろん電源は、ポータブル発電機を回して供給していたので、車のバッテリーだけでは、電力不足が生じるのだろう。ハイエンドオーディオで話題の「真空管アンプ」「アナログプレーヤー」「ハイレゾ」はなかった。お値段は?300万円位から500万円位。もちろん車本体の価格よりも上。そして、共通して、音質は、ミニコンポの大出版で、アジアや、中南米で発売している、8-10万円クラスの5000W出力を誇るミニコンポと同等レベルだ。それには、原因があって、まずは、車パーツ販売の店、及びその社員が中心の出店で、再生芸術としてのオーディオ知識の欠如がある。第二に、定在波と位相の技術的理解がないために、低域のドスンドスンと鳴るのは一部の周波数帯域で、他は、お互いのスピーカーで打ち消しあっている。ウーハーを多く搭載すればするほど、低域が出なくなることをご存じない。見た感じは凄いのだが。ハイファイオーディオの見地で見れば身も蓋もないことになるが、商売ベースでは全く違う。第一にスピーカーに入れたLED照明、マルチチャンネルアンプなど、憧れのパーツとデザインを取り揃え、ユーザーに大枚を叩いて頂く土壌の提供があるのだ。そして、純粋に音楽を楽しむのではなく、機器の装備を他の人に見てもらう自己満足が、豪華装備の動機を占めるようにできている。ガッチリと顧客を掴んだ、中小の専門店が生き残る道である。装着のカスタマイズが多くの要素を占めるため、大手チェーンは参入出来ない。第二の魅力は、グローバル化も可能なのだ。アメリカやヨーロッパ、中東、南米には顧客となえりえる熱いマニアが存在する。
11月6日(金曜日)
シベリウス交響曲全集
クラシック音楽識者15人が選ぶシベリウス交響曲は、フィンランド出身の指揮者、パーヴォ・ベルグルンド+ヘルシンキフィルハーモニーの組み合わせが、全7つの交響曲の内、6つまでが最高だと、レコード芸術11月で報じられている。サイモン・ラトル+ベルリンフィル版は、新しいが故に、この候補に載らなかった。今日は、ベルグルンド版をアップルミュージックで試聴した後、サイモン・ラトル版を聴き比べてみた。確かに識者の推薦する方が、なんだか深みがありそうで納得の行く演奏だった。しかし、サイモン・ラトル版は、ハイレゾであり、ベルリンフィルの奏でる弦の響きの気持ちよさや、遠くから聞こえる抑えた管楽器の音などを聴くと、厳しい寒さのフィンランドの荒野を想像出来て、音楽に迫る事が出来る満足感もある。巷では、「ハイレゾなんか、まだまだ、やっぱりCDがいい」と、変な回帰現象があるが、クラシックの殿堂、ベルリンフィルを最新式の機材でハイレゾ録音した音(音楽)は、有無を言わさない説得力で迫って来る。さて、音楽好きは、どう評価して良いものやら?これは、大変な事が起きている。と言うのは、まだまだ名演は、1960年代の演奏に多いのだ。今後、ハイレゾ録音がこなれて来れば、演奏はともかくとして、素晴らしい音に包まれる筈だ。我々は、その気持ちよさと、魂を揺さぶる名演の選択に直面する筈だ。最終は権威のある人の判断になびくだろう(僕なんかは典型的にその分野の人間)。その時、権威のある人の悩みが見えるような気がする。
11月5日(木曜日)
モーターショウ
仕事を終えて行った。今日しか行く日がない。ビッグサイトは目の前だから、2時間もあれば何とかなるだろうと思った。(モーターショウは午後8時まで開演している)先ずはトヨタ。コンセプトカーが多く、社員をつかまえて聞かないと理解できない。もう、水素カーは次の世代に移っていた。自分用の他に、家にも給電し、困っている車にも電気をあげられる。水素は石油から作られるから決してエコやノンカーボンではないが、そんな事で従業員を突き詰めては行けない。良識ある見学が必要だ。水素タンクも見せてもらったが、大きな短いのと、小さな長いのと2個搭載している。走行用のモータは、プリウス用よりか、大きかった。テスラのモータよりは、外見が整って無かった。モーターなのに変速機を使うのですか?その方が効率良いから!と言う。効率だったら、車輪の中にモータを入れたらどうですか?水に弱いのと、重い車輪が回転すると曲がるフィーリングが悪くなる。と返答された。日本電産は車輪の中に入れるモータを作る研究を始めたと報道してたとは追求しない。良識ある見学が必要だ。エンジンむき出しの面白カーもあった。名前は「KIKAI」日本のメーカーの名つけは、本当にひねりが足りない。ダイハツは車で調理して商売できる車を「シンク」。スズキは、軽トラック
で農産物を販売できる「軽トラ市」。もっとひねろよ!最も多くの人を集めているコーナーは、車のコンセプトプレゼンではなく、美人モデルが登場している場所。多くのカメラマンが群がっていた。車目的でなく女目的。多くのカメラマンは無口で、撮影した後、お礼も言わないでぷっ!とその場を離れる。モデルも楽しくはないだろうなと思った。常識を知れ!とも言わない。モデルさん関係では、レクサスのコーナーは男性モデルを使っていた。えらい格好の良いモデルだった。男の私には目線をくれないが、女のおばさんのスマホにも目線を送っていた。三菱もいよいよハイブリットカーを出した。話を聞くと、エンジンは高速走行を考えて、余り小さな容量を選択できないとの事で、2リッター。これに、電池や、モータを追加すると、重量は300kgも増えるとか。それじゃエコにならないね。「そうだ」と明確。エンジンとモータが協力して高速走行するとすれば、エンジンは小さくてもいいのではないか?とは、素人考えてだろうな。もう一つ聞いた。電池は今後5年で画期的に容量が増すが、バッテリーは新規と交換できないか?「出来ない」。と明確。電池の大きさが変わるので。というのがその理由。電池はどこも単三の大きさで統一されつつあるのだが。とはツッコミしない。まぁこんな感じで、説明員も一級の人を配置してないようだった。何よりも増して、非常に活気が無く、ただ、車を展示してあるだけ。展示も片付けも楽だろうな。ドイツ車は日本人ばかりのスタッフで、モデルさんも日本人。前に行った時は、モデルさんは金髪だった。もう500万台を切る日本は市場として魅力無いだろうと見放されている。フォルクスワーゲンはただ、車の展示のみ。ポルシェは、意外と車種が増え、アウディと食い合うラインアップだった。不正ソフトのお詫びコーナーは無し。
11月4日(水曜日)
身も軽い
やっぱり2日間休むと体が軽い。それにプールも抑えているので、疲れが残ってない。昨晩ダウンロードした音源を持って早速聞くも音が出ない。?。それで、もう一度サイトを 眺めると、何とダウンロードしたのは、FLAC のサラウンドバージョンだった。テクニクスは2ch対応なので、音が出ない訳だ。もう一度、モバイルルータを使ってダウンロード。今度は成功。外国からのお客様にこれで対応することに。通訳の方も随行されると聞いていたので安心してたら、こちらの幹部がいきなり英語で自己紹介を始め、後は私に バトンタッチすると言ったもんだから、それも、オーディオスペシャリストのと曰く付きで。結局、通訳にお願いする訳には行かなくなり、英語に頭を切り替えた。ここ最近、かなり幹部の前でデモしているから、 まぁ何とかこなせた。でも、直属の幹部の前では、チョットやりにくいですね。演奏プログラムには、電波を使う 楽曲も含み、少々不安を 持っていたが、問題はなかった。今日のプログラムも立て込んでいたが、フットワークの軽さで乗り切った。毎日がこんな軽さだったらいいのにと思った。キット若い頃はこんなだったんだろう。いつの間にか、重い荷物を背負っていたのを理解した。
11月3日(火曜日)
突然のメールが
ベルリンフィルの登録をしてたら、メールが届いていた。本日の午後4時池袋のHMVでベルリンフィルのチェロリストのオルフ氏が先行発売のシベリウス交響曲全曲を発売するにあたり、公演を行うと言うのだ。フィンランドの作曲家 には縁遠い。交響詩に「フィンランディア」。「トゥオラの白鳥」は有名だ。 ベルリンフィルのCDを購入すると、ハイレゾのダウンロードも付いて来るので、取り敢えず買ってみることとした。彼らの話は、ドイツ語で話され、通訳がいた。ドイツ語は全く理解出来なかった。例え、笑えるシーンでもだ。彼らは、デジタルコンサートホールを運営していて、その事を強調している。これは、iPadでアプリも有りで、お試しがあるから見ると、彼らは流石音楽家達の会社が作っただけありで、カメラは振らず、固定のシーンが多く、音も割と良い(AAC24bit)。この前シューマンの全曲集も購入しているので、随分と視聴出来るパスコードを持つことになった。何日かゆっくりと見ようと思う。極上の映像ソフトは他にも東京JAZZが4時間程あり、お楽しみが増えた。何故、人気の無いシベリウスか?この質問には、サイモン・ラトルが就任時から立っての希望だと言う。何度もなんどもベルリンフィルとしてはお断りしてきたが、サイモン・ラトルの60才の誕生日に申し込みを受け断りきれなくなり断行したそうだ。このアルバムに付いていたダウンロードチケットで早速取り組む。全て英語表記だが、今ではこの程度の文章は全く問題なくなっている。有難い事だ。ダウンロードには3時間程必要だ。完了するまでに寝てしまった。
11月2日(月曜日)
1日病院
急な心臓の痛みが心配で今日は何時も行っている病院に出かけた。生憎の大雨だ。自転車で45分を要する。坂道有りで心臓に負担がかり良く無いとは思いながらも、電車では相当な遠周りとなるので敬遠だ。病院では5時間待たされた。どこかに行くにしても、カッパを再び着て出かけるのはチョット難しい。やっと先生の問診を受けると、それは心臓の痛みで無いと言われる。僕は心臓だと言い張り、少なくても心電図の比較をして欲しいとお願いする。余計なお金がかかるよ、と言われても構わないと返答。その検査に2時間。結局、前回の測定値と変化はなく、胃の薬を処方された。胃酸過多が原因だと言われる。不整脈も激しいので、僕は心臓だと思うのだが。まぁここは様子見か?清算と薬を貰うのに1時間。結局病院を出たのは、午後6時だった。吹っ切れなかったが、取り敢えず、お祝いだ。高根公団駅前のスーパーにある魚屋さんで、雨の日特価のお寿司1,080円を買って帰った。オペラ「ファルスタッフ」を見ながら、日本酒を飲んだ。見ていると、洋画にも多いが、西洋人は靴を履いたままベッドに横たわるシーンがある。その不潔さについツッコミを入れたくなるが、このオペラでも同じシーンが登場する。余計な事に気を遣わず、筋に注視しろと心では叫ぶが、どうもそうは問屋が卸さない。
11月1日(日曜日)
舞を踊る
お客様を送り出すと、次のお客様が扉の前で待っている。そんな状況が午後からずっと続く。トイレも水も飲めないよう。それに、来週お越しになるビップ用の音楽も確認出来ない。困った。さらには、突然スペインからビップ対応のお客様だ。80歳の会長もお越しになっていると言う。ええと、スペインのPOP歌手の名前は?ありがとうは、スペイン語で何と言う?てんてこ舞いだ。突然で持ちネタなく、火曜日のネタをそのまま流用した。楽曲は、問題なく決まる。アランフェス協奏曲。楽曲を紹介したら、スペイン語で訂正された。(でも通じた。アランフェス協奏曲はそれだけ有名だということだろう)。これとは関係無いが、似たような話で、今ショウルームにロボットが来ている。挨拶すると、返答が来るのだ。フリーの外国人お客様を捕まえては、「コンニチハ」と言うように伝えている(もちろん意味も教えている。コンニチワでは無い、吉本ノリだ)。でもさすが関西メーカーのパナソニック、で、この吉本ギャグに正しく反応する。夕刻5時半激務から解放された。ホットした。万歩計もカウントは上がらず、夕食は軽めに。ブライアン・アダムスのライブを見ながら頂いた。ブライアンは、1980年代に活躍したカナダのロックアーティスト(イギリスの出身かと思っていた)。ロックとバラードが半分位。メロディがやたらウツクシイ。今でもスリムな体型を維持していた。隣でギターを弾いているキース・スコットが実にいいギターワークを披露する。ジェフベックほどの創造性は無いが、テクニックではどっこいどっこいではないかと思う。気持ちの良いドラムスも聞きどころだ。
<高知のよさこい お台場会場>
10月31日(土曜日)
今日はやりがいについて
何のためには仕事をするのか?食うに困らなければ、アクセクして仕事をしなくても良いのではないか?2000年以降の景気悪化と共にニートはこうして生まれ、若者の就業が困難と併せて、日本にこんな哲学が蔓延し始めた?(何故だかアニメの台頭も機をいつにしている。これは、別の機会に考えよう)そして運良く就業した若者も、海外に出て行く気概はなく、3年で半数が退職する状況だ。こんな日本に誰がした?昔の若者は、コンポが欲しい。そのためにお金を貯めて断腸の思いでステレオを買う。そんな「やりがい」が、オーディオメーカーから発せられていた(メーカーはそこまで崇高な考え方をしたわけではないが)。何処にもない機能や性能は、他社に負けない為に開発陣の必須事項でしのぎを削った。その中から、数多の名機が生まれた。この名器が、人々のやりがいに繋がった。やりがいとは、心の充足もあるが、物欲は最も身近な存在だ。テクニクス復活で、多くの人たちが、このやりがいを口にする。確かに、オーディオ機器を100パーセント発揮するこの部屋で、最先端のテクノロジーを搭載した機器で音楽を演奏すれば、かなり現実に近い音がする。それは、本当に至福の時を過ごせると言っても過言でない。実際に、ここに来た若者は「やりがい」を見つけたと言って帰って行った。願わくば、若者の聞く音楽がアニメソングやゲームミュージックから卒業してくれれば、音楽そのものにもやりがいを見つけてくれるかも知れないと思うのである。
10月30日(金曜日)
またや
先週休みを返上して外国のお客様に対応した事を書いたが、その代わりの休みを頂く予定日に、又外国のお客様と言うことで、どんドンと休みが後ろにずれて行く。一方で、昨晩は、心臓がキリキリと痛み、夜中に目が覚めた。それ以降は、同じ様な症状が出ないので、少し安心しているが、今度の休暇に病院へ行って来ようと思った矢先の要求なので、少し困惑だ。昨年の年末にも同じ様な症状で検査をしたが、問題なかった。それで、ちょっと調子に乗り過ぎたかな?と反省をしている。このごろ、朝方寝返りを打つときに決まって足が攣る。未だ眠いのに、強烈な痛みで目が覚めてしまう。など、トラブルが出始めた。きっとこの寒さから来る不調だと思う。一方で高知の病院から母の病状の件で相談に来るよう、催促の電話があった。とうとう来た感がある。此方も良くないし、あちらも良くない。四面楚歌だ。定年以降、安堵の時間を過ごした事がない。週末の水泳は中止して、体を労わって過ごそう。これだけ健康に気を遣っている私が、実は2日続けてカップヌードルの昼食だ。昼の休暇時間が来客の関係で後ろに伸びて、ここ界隈はモーターショー開催で、レストランは超満員の状況なのだ。それでコンビニに行くも、弁当もない。こんな時、休憩時間内で選択できるものは、カップヌードルしかない。最悪の最悪。
10月29日(木曜日)
大変革が起きるかも知れない
オーディオ誌を読むと大きな変化が音楽業界に起きると書かれてある。音楽のストーリーミングの件だ。そして、いよいよNew York Times にも。日経新聞にも今週掲載された。私も同感だ。雑誌や新聞で紹介される音楽は、いながらにして音楽性や、音質を評価できるし、評論家の意見を楽曲に照らし合わせると、評価の視点が良くわかる。今までは、記事そのものが購入基準だった。若しくはジャケットのデザイン。今私は、その記事をコピーして、レコードジャケットをGoogle で入手して整理し、後でゆっくり聞こうとしているが、あまりにも情報が多いので、収拾がつかなくなっている。もう、聞くよりは、整理に必死だ。何これ?追いまくられている。本末転倒だ。まぁ僕の場合は、収集癖があるのでこんな感じになるのだが、一般の人は、良いものはいいと聞き流せば良いのだ。それに、ストーリーミングはアーティストにとっても、いい収入源となるそうだ。しかしこれは、英語の歌に限っていて、言語に制約がある他の国の言葉は、商売から弾かれるようだ。きっと、これから、SHANTYや藤田恵美のような正しい英語の発生で歌える歌手が登場するだろう。MISIAの歌はうまいが、英語の歌はカタカナ読みなので海外の人は聞かないだろう。美空ひばりのように、音を真似る歌い方がむしろ通用するかなと思った。音楽業界はストーリーミングで必ず大きな変貌を遂げるだろうし、英語の歌が増えるのでないか。
10月28日(水曜日)
東京モーターショー
幕張ではなく、ここ有明のビッグサイトで開催される。入場券はゲットした。今年のモーターショーは多難だ。まず一番は、VWの排ガス規制に対する欺瞞問題だ。ディーゼルエンジンはもう浮上できないだろう。イメージの失墜と、合わせて電池カーの開発取り組みだの加速だ。テスラモーターズへの電池供給は、パナソニックの他にLG電子も参加を表明した。テスラの車は、充電だけで700kmも走るから、ディーゼルが失地回復するのは、至難の技だ。2番目には、車業界は決して好調ではない。アメリカの石油安で、俄か大型車ブームが来ているが、アメリカは、雇用環境が厳しく、その上、賃金の低下が続いている。賃金低下は、日本も20年余り続いたし、これからも、トレンドとしては低下だ。併せて中国景気の低迷。冬の時代が来ている。3番目には、地球環境への打撃だ。今年は、エルニーニョで、世界各地で打撃を被った。実際にはエルニーニョが原因ではなく、地球環境温暖化が原因だ。もう数年で北極の氷が無くなると言う。纏めるとすれば車の未来は結構暗いという中でのモーターショーだ。2020年に自動運転が出来るなど、バラ色の未来予想がされているが、キット、それだけではないと私は思うのだ。例えば、環境の悪化により世界規模で走行できる車の台数規制が始まるかも知れない。年間12億(2014年)の車がガソリンを燃やし、さらに毎年6,000万台が追加されようとしている。今後5年で3億台だ。地球環境が持ち堪えれないと思うのだがいかがだろうか。
10月27日(火曜日)
上手く行ったのだ
昨日はそんな事もあり、頭の混乱でクリーニングに出すズボンを間違って洗濯してしまい、それをズボンプレッサーにかけたら、折り目が正面より左右にずれてついてしまっていた。そのズボンを履いて電車に乗った時気が付いた。えっ、緊張している?だが、本番は、緊張もなく、ジョークも通じ万事めでたしだ。客の評価はともかく、自分の評価は「良し」だ。上手く行ったことを友人にメールしたら、早速凄いお祝いのメールが届いた。有難いこった。それで、その晩は祝杯となった。条件1.最高のJAZZが聴ける。2.野菜中心の食事ができる。3.旨い酒が飲める。ブルーノート東京が一番の候補。だが、演奏者はBoukou で知らない人だ。7,000円+食事を併せると15,000円。価格としてはこんな感じだろうが、演奏が不明。もう少し有名人が欲しい。例えばハービーハンコックとかの、一流どころだ。そこで思い出したのは、9月に開催された東京JAZZの録画だ。確か、今回も来日してたぞ。それで、結局普段と同じように、野菜野菜中心の夕食を献立し(今回は、根菜類がメイン)これに、友人から頂いた高級梅酒の組み合わせとした。この日は両隣の住民は留守で、音量は自由に上げられた。ハービハンコックは、何と、イタリアのピアノFazioli(ファリツオーリ)を弾いた。このピアノは輝きが、ヤマハ(東京JAZZは全てヤマハのピアノを使っている)とは違う明るめだ。ウェインショーターと二人で静かなJAZZを演奏した。酔いも丁度だった。(我が家の音響もブルーノート東京に負けないくらいいい音だ)
10月26日(月曜日)
今日は、気の重い休日
休みの日に仕事を抱え込むのは、ここ数年無かった事だし、しないつもりだった。しかし今回は事情が許さない。明日海外の大切なお客様がやってくる。当然当社の幹部も随行する。若手の担当者も来るだろう。きちんとした英語(フォーマルな英語)で話さなければならないし、その日、彼らは一方的な説明にうんざりしているはずだろうから、パンチの効いた音楽が求められるし、それに付随したジョークも必要だと私は思うのである。語彙力のある若手でもできない技を披露しないと、私の面目が立たない。仕事のためと言うよりも、これは、自尊心の問題だ。ということで、重い荷物を背負ったまま休日に突入した。自転車に乗っていても、プールで泳いでいる時も、幹部を想定した英語を口ずさんで、イメージトレーニングだ。そんなことをしてたら、スイミング距離をカウントするのを忘れて、チョット余計に泳いでしまったかも知れない。(泳ぎ過ぎると明日にダメージが残るのだ)夕刻、トークの外郭は生まれた埋めたが、最後の選曲と、ジョークの整合性がその場の空気にマッチするかだ。2パターン位は必要だろうな。ハイレゾ音源は299曲あるが、飛び抜けていい音のする楽曲は10曲程度だ。頭に残っている楽曲とジョークを日本語で綴って候補を絞った。映画の中にアイディアが無いかと、「ホビット」を観た。チョット違うような気もしたが、面白いので見続けた。寝る前、迷ったが、おおよその構想を固めて風呂に浸かった。まぁこれでいいかな。
10月25日(日曜日)
エアチェック
FM放送をテープデッキに録音して、不要な部分をハサミで切り取り、音楽ライブラリーを作る。テープは転写が少ないように、2トラックを使用する。これが、1970年代のオーディオマニアの楽しみの一つだった。雑誌FM fun を購入し、重要な番組に目を通す。現在のBDレコーダーでは、番組表もテレビで確認出来て、その上で録画予約も出来るが、当時は全て別々の出来事だった。60歳代のおじさんにとって、懐かしい出来事だが、そのテープを今でも保有しているとなれば、話はややこしい。まずは、完全に動くテープデッキがない。テープにはカビが生えている。テープの磁性体が剥がれる。テープを繋ぐスプライシングテープが硬化して、切れてしまう。などの問題がある。私はこれを昨年経験して、苦労の末、WAVファイルに変換記録した。時間を要したが、早く対処して良かったと思っている。今日は、同じ悩みを抱えているおじさんがやってきた。貴重なテープを保有しているとの事だ。僕は、デジタル化をお勧めしたが、彼の息子さんは音楽に対する興味が無く、自分の死後捨てられると思うと、もうそんな作業はしたくないと言われた。世の中にこうして貴重な音楽がいとも簡単に廃棄されて行くのは何て寂しいことだろう!まぁ価値の分からない人にとっては無用の長物だが。ハードオフをちょこちょこ覗き掘り出し物がないのかチェックを怠らない努力が求められている(私だけのことですが)。
10月24日(土曜日)
今日の料理
昨日は、心配を書いたが、体重の事を心がけながら、美味しいものを頂くのも重要だ。それで、今日の料理は、ブロッコリーとカボチャのアーモンドサラダに挑戦だ。生憎と、午後7時過ぎのスーパーはカボチャが売り切れだ。急遽さつまいもに変更。「粒マスタード」も無い。急遽「アイユ種入りのマスタード」に変更。レシピから、何が味付けのポイントかを読み取るのは僕のセンスでは無理。それで、一応完成すると、まずは味見だ。随分と味が薄い。 ブロッコリーとサツマイモの量が多いためだろう。この料理の決め手はマスタードが握っていた。次回は彼に注意を払おう。もう一品は、こんにゃくの大葉巻、もしくは韓国海苔巻。こちらは、過去に経験があるので、最適な味に完成。炭水化物と、たんぱく質は控えた。摂取カロリー=運動量=体重の増減。この公式は間違いなく生きているので、腹の出っ張りはこの1週間で解消するだろう。と、思う。それにしても、「NHK今日の料理」は、一目読むだけでだいたい作れるようになった。岡村亭を訪問する友人には朗報だろう。失敗はアツアツの出来立てでごまかそう。
10月23日(金曜日)
危険信号灯る
最近、体を曲げる時に、どうも腹が支える。体重は平時の1kg増し。本日はプールの日。昼食に制限なく食べた。ところがどうだ、1km泳いだ後でも、鏡を見ると腹がぷっくり膨らんでいるではないか。まっすぐ立っているときは、腹の筋肉で凹ましているが、体重計に乗る時腹を緩めると、他のおじさんと同じような出っ腹になっていたのだ。原因は、朝のジュースに、甘いヨーグルト系の飲み物を加えている事。昼飯に、ご飯ものを食べている事。夕食時、「NHK今日の料理」を参考に献立しているので、とても美味しく、しかも量が多めだが、食べきっている事。万歩計は、15,000以内にとどまっている事。数え上げればきりが無い。これでは成人病、生活習慣病に真っしぐらだ。月12km泳いでいるので安心してたが、水泳は全く効果を発揮してない。過去の経験からするとズボンが落ちて困るほどの水泳は25km位必要だったのだ。10月暦中に元に戻そうと思う。体重の問題ではなく、腹を凹ますことだ。ちょっと難しいぞ。献立に注意だろう。
10月22日(木曜日)
ベテラン
1日に4回の試聴だったこの部屋の運営が、ここのところ、10回ベースに上がっている。休む間もなくフル活動状況だ。この忍耐は、音楽があるから出来る代物だ。音楽は、聞けば聞くほど深さのあるのがわかるので、試聴室で繰り返し演奏される音楽も苦にならない。多分、音楽同様に、「人の話、映画、世の中に溢れる情報」は、全てこのように、一度ではなく2度3度と繰り返すと、それなりの味が有るのだろうと思うようになった。現役の会社生活は!毎日全てが新しく、今起きたことを咀嚼する事などありえなかった。例え自分の書いたメモでも、一度書いたものは頭の中に残り、若しくは忘れ去った。思い返せば出来事の表面しか見てなかった。のか、それとも直感的に判断してたのか、どちらかで、後から理屈付けがなされた。だが、今は、殆どが昨日の繰り返しだ。退屈でもあるが、慣れて動作によどみがない。同じ動作は作法や深みについて体や頭が覚える機会がある。ティシュ配りの兄ちゃんの華麗な配り方もこの例だろう。山手線沿線の兄ちゃんが一番うまい。昔小田急ナショナルショウルームに勤めていた時、LPレコードにカートリッジを乗せるが流麗だったが、今は手が震えて旨くできない。
10月21日(水曜日)
緊急連絡があり、来週の27日は出勤と決まった。これで、10月5~6日以降ずっと休みが潰れることとなり、今度の連休は11月2日となる。厳しい仕事です。こちらにお越しになるお客様いわく、音楽を聴きたいのだが、なかなか時間が取れなくてとおっしゃるが、me tooで、まだまだ日本人は忙しい。多分生産性が低いのだろう。勤労時間とGNPを考慮すれば、ドイツが一番だ。あまりの効率を狙うがために、不正までしてしまうが、効率が悪い日本の国民も、不正で杭の使用本数を減らしたりしているので、不正は効率と関係無いかも知れない。今日から、仲間が東京のデパートに仕事で入る。我々は、少ないエネルギーで最大の効果を上げるのが目的なので、余計な事は慎まなければならないが、ついつい昔の癖が出てしまうのが欠点だ。効率を落とす要素として、歴史に残る名盤整理がある。お客様の紹介される音楽を、Apple Musicであたり、音の確認の上、googleでジャケットを入手し、パワーポイントでその楽曲をコメントともに整理する作業だ。一部趣味と重複する部分が多く、効率化が進展してない。も一つの効率低下の要素は、新聞や書籍を読んでもなかなか理解できない事だ。何度も読み直している。朝刊は45分要している。明らかに時間のかけすぎだ。気がつけばもうこんな時間と言うのが多い。年を取るとあっという間に時間が過ぎると言うが、動作クロック周波数は下がり、時計のクロックは早打ちをしているのでしょう。
10月20日(火曜日)
疲れた
昨日久しぶりに酒を飲んで、家に帰ったのが今日の午前1時。それから寝ても朝は普段と同じように目が醒めるので、疲れが取れない。朝食後、布団の中で本を読んで、少し眠る。今日は、書籍の購入と、スキャナー取り込み。日記のサイトアップなど、作業が立て込んでいる。午後2時、プールに出かけた。疲れがあるので、1kmにしようかと思ったが、空いていたので2km。夕食の素材を買って帰宅。先日買った焼きそば用の生麺があったので、今日は焼きそば定食だ。ミズナのサラダに、自家製ドレッシングと韓国のり。中々の出来で美味しく頂けた。NHKの今日の料理から、大概のものが作れるようになっているので、メニューは100品を超えた。英語の習得とどっちが早い?と心の中で思っていたが、勝者は調理の方だった。少し困ったことが起きているのは、料理が上手くなると、ついつい食べ過ぎてしまう事だ。有名なコックが肥満と言うのがよく分かった。それで、夜の食事が調整時だが、なかなか上手くいかないし、肝心のプールは頑張って700gだ。4年前は1km=1kg。2km=2kgだった。同じ運動でも昔と比べ体重の低下は少なくなり、食べる量が増えているから、確実に肥える訳だ。相当な注意が必要だ
10月19日(月曜日)
大阪出張
朝4時起床。今週の週報をまとめて送付しなければならない。昨晩は疲れで出来なかった。土日に洗濯したものもアイロンをかけなければならない。クリーニングも出さなければならない。休日の朝はする事が多い。8時10分出発。久ぶりの大阪出張だ。JR天満で下車。会社まで天神橋商店街を歩いていたら、何処で曲がったら良いか忘れてしまっていた。僅か半年の事だ。これじゃ、折角覚えたシンガポールの街とバンコックの街はもう記憶から飛んでしまっているだろうな。とても価値ある知恵だったのに。残念。打ち合わせと引き継ぎを終えたのが午後4時過ぎ。急いで、阪急東通り商店街の名曲堂へ。クラシックLPレコード購入目的。バーンスタインのベートーベン第九\8,000円。とても手が出ない。諦めて国内盤1,500円に決める。ベームのモーツァルトは31番と40番を輸入盤でget 。アバドの春の祭典は国内盤で580円。マーラ2番のズービンメーターは国内盤を1,000円。占めて6,600円。来月の帰省が楽しみだ。その後、福島でヤングOB会。今回の出張と偶然に重なった。旧知のメンバーが過去を語る会だ。僕とT氏は正面の席だったので、老後の暮らし方に付いて話し合った。T氏は田舎暮らしを希望しているようだ。田舎は不便だから、生活は厳しいよ!と伝えても信念は固いようだった。話に夢中となって、借りていた書籍の返却を忘れて持ち帰る事に。
10月19日(日曜日)
47個
初めての快挙があった。今日はテスラモーターがダウンロードによって、ソフトの書き換えを行い、自動運転が可能になったニュースが届いた。もちろんハンドルはあり、白線が消えている道路もあるので、完全自動とは行かないとの断りがあった。ダウンロードの価格は2990ドルとのこと。快挙はテスラモーターのことで無い。New York Timesに掲載された、紙面半分を使ったこの記事が、通勤時間内(30分)で読み切れたこと。辞書の助けを借りたのはわずか(と言ってよいかどうかわからないが)47個の単語だったことだ。自分にとってはかなりのうれしいニュースだったのだ。もちろん、車の記事なので、その分野に詳しいから推測も働いている条件つきだ。駅の売店で買った新聞を、近くのカフェで読む。そんな理想のイメージに一つ近づいたわけだ。お祝いをしなくちゃならない程のうれしさだ。ショウルームのアテンダントさんから、英語は留学されたんですが?と聞かれて、ラジオ基礎英語ですと答えたが、ちょっと理解でされなかったようだ。ラジオ放送でもなんとかなるのは以前小説で読んだことがあるが、本当だった。それで、夜は一杯と行きたかったが、あいにくと明日は仕事で大阪に行かねばならない。プールから帰ってすぐに寝て、明日の朝早くレポートを仕上げ出かけるつもりだ。
10月18日(土曜日)
鶏か卵か
あまり変化のない日々の中で天候は結構大きな要素を占める。雨だとカッパを着て駅まで自転車を漕ぎ、自転車にカッパをひっかけたまま、電車に飛び乗る。カッパはここ数年洗ってないので、大変臭い。だから、ゴアテックスのカッパとは言え、誰もこれを盗むような人はいないはずだ。今月の雑誌はすべて読みつくしたので、人生が深まるクラシック入門/伊藤乾を読んでいる。大変勉強になる本で、音楽が出来た時代のことから書かれている。特に、建物と音楽の関係の部分が大いに参考となった。初期の音楽はグレオリオ聖歌が起源とされている。この時の教会はロマネスク様式と言い、天井が低かった。楽器の音も良く響き、シンプルな一本の旋律で音楽が構成されていた。時代が変わり、建物はゴシック様式の建物となり、高い天井の建物となった。そうなると、音が響かないので、和音や、輪唱のように音楽面から音が響くように工夫された。これが現在音楽の基本となっていると言うのだ。バッハやベートーベンの音楽の歴史から音楽を探求するものと比較すると、この最も当たり前な技術が支える音楽の歴史は興味深い。次の話はこの書籍からではないが、SPレコード(片面で5分程度の演奏)から、15分~20分程度の演奏時間になったLPレコードが出来て、JAZZの演奏はビッグバンドの1曲5分程度の曲から、マイルスのような、コード進行を活用した1曲10分や15分程度の出来始めたと言う話を聞いたことがあり、ここにも技術が音楽を変えた歴史がある。なかなか面白い話ではないか。
10月17日(金曜日)
体重コントロール
今日は水泳の日。泳ぐ距離1kmとは言え、仕事を終えてから運動をするのは、少しエネルギーも必要だと思うので、昼飯はガッツリ食うつもりだったが、食は進まず、弁当を残してしまった。それなのに、泳ぐ前の体重を測れば55.2kg。これは大変。幸いに競技用のプールは空いていて、頑張った。水泳を終えての最終裸の体重は54.7kg。まだ、オーバーしている。プールの後は、いつも食堂で飯を喰う決め事をしているが、この体重は問題だ。と、言うことで、帰りの道中にある、ヨークベニマルに寄って、焼きそばと新鮮なニラを購入した。この店は、高い+新鮮ではない2重苦があるので要注意だ。(今回は腐ったアボガドをつかまされた(翌日発覚))。自宅に着き早速調理。焼きそばには豚肉が定番だが、豚の代わりに、冷凍した鯖の切り身。大根の漬物を使い、先ほどのニラを入れて完成。これが、思いもしなかった味のコラボを醸し出し大成功。鯖と大根の漬物がいい仕事をしてくれました。旨かったし、量が少なめで、多分体重にはダメージが無いはずだ。新聞によると、老化現象として気分が乗らない病気があるらしい。ホルモン注射で解消するそうだ。今の所、このような、落ち込みもなく、注射のお世話になってない。
10月16日(木曜日)
人種の違いはあるのか?
日本への観光ブームは1200万人を超え、上昇傾向にあるが、今日はこの部屋にも台湾、アメリカ、フランスから立ち寄られた。アメリカ人にはDaft Punkの音楽をお勧めしたが、Led Zeppelinを所望された。フランス人にはジュリエットグレコを紹介したが、おとなしい楽曲のIl Et Elleを選択された。音楽の好みは人それぞれですね。まぁ、僕の選択眼もねじ曲がっているからそう簡単に合致しないかな。人はそれぞれ違好みが違う。ところが、人は皆同じだと思わせる側面もある。これはNew York Times紙のネパールの話。地震の後、各国から義援金が送られてきているが、この基金の使い方を透明にすると政府は公表したとあった(逆言えば不透明だったのだ)。日本にも火事場泥棒がいるように、大金を前にした人は、よからぬ行動をしてしまうらしいのは、どんな人種でも同じようだ。又、これは別の書籍(アフガン)から、アフガンやシリアでは民族と宗教の入り混じった戦いが繰り広げられているが、ここでは、強いほうが占拠した住民をレイプする。(男は射殺)。民族も宗教も人間の本質には影響しないようだ。話のスケールは小さいが、昔(1978年頃のことです)九州で営業していた時、担当地区に訪問すると、この地区は保守的な特徴があるので、覚えておくようにと、引き継ぎの時や、お得意先からも忠告を受けた。だが、そんな地域性なんか同じ日本人だから関係ないや!と心の中で思っていた。案の定4月に、ヒット商品が出た時、その商品は全国同じように逼迫した。保守的な地域だと散々説明された地区からも、同じように、画期的な商品の品不足のクレームがあり、手当をしてないこの会社は、僕を通り越して幹部に直訴した。(その時現地では何と言ったか?「保守的だからこそ、欲しい時にはすぐに欲しい」)。僕は思ったね。やっぱり日本人は皆同じだ。これ以来、地域性を信じなくなった。
10月14日(水曜日)
4Kの時代が間もなく
テレビ局の取材や大臣の来館があり、にぎやかな1日だった。天候は晴れ、気温も適度で、稲刈りをすれば暑いが、陰にいれば汗が引っ込む。そんな気候だ。僕はネクタイを付けてかしこまっているが、本来は太陽の下で体を動かしたい気分だ。北海道では雪が降り、想い出を暖炉で燃やしているらしい。昨日、僕も芸西村の海岸で波を取材してきた。15分、波(太平洋の)だけをビデオに収めた。それを42型のHDテレビで見ているが、癒されますね。左のカメラは4Kが60Pで撮影できる。(今販売されている4Kカメラは30Pで、買ってはいけない。動きがカクカクするからだ)まだ50万円もするので手が出せないが、来年は60Pモデルも10万円代に降りてくるだろう。そうなれば、買いだ。ブルーレイレコーダーは、4Kモデルが発表された。いよいよお茶の間に4Kがやってくる。HDでも4Kでも2m離れば皆同じだが、緻密な映像が映っているのは、なんとなく気分が良いではないか。特にカメラをあちこちに振らない風景映像は、BDで発売されてないだけに、自作の4Kは貴重だ。グーグルアースを見て驚いたのは、自宅の家を見たときだ。父が周りの田んぼをトラクターで最近耕したが、それが掲載されていた。グーグルアースで世界旅行もできるから、もう自分のカメラを持つべきでないかもしれない。そんな時代の流れもあるが、カメラだけは譲れない。
10月13日(火曜日)
Wes Montgomery
先週御茶ノ水ディスクユニオンで購入したLPレコード5枚を試聴した。180gの重量盤が3枚もあり、なかなかゴージャスな内容だ。中でも、ウエス・モンゴメリーの盤は、秀逸だった。ウエスはCDで幾つか持っているが、演奏に覇気のないものばかりだ。所謂名盤(Full Houseなど)これまで僕の感想はウエスの演奏はこんなものだと思っていた。だが、この演奏(Smokin’ at half note)を聴くと、バリバリ元気のあるプレイヤーだとわかり、評価が一転した。今まで、書評を中心にして、聞かずに買っていたので、こんなことが起きてしまっていた。今は自分の耳で確認して購入するので、失敗作はないばかりか、こうした期待以上の成果が得られる。カートリッジはグレースのF8Lを使っていたが、カンチレバーのへたりにより、針カバーがレコード盤を擦りだしたので、もう正味期限切れと観念した。テクニカのV35に変更した。テクニクスの205Cは大事な記念日に使うこととしよう。田舎のシステムはマルチチャンネルアンプ仕様なので、簡単に音をLP仕様に変更できる。今は、そのLP仕様の音。一度聴き始めると、もう離れられなくなる。特に30分位して温まってくると、音に艶が乗ってきてなんとも言えなくなる。このシステムにこれ以上の要求は不要だ。一生涯これでいける。ウェス・モンゴメリーは人を魅了するテクニックに秀でていたが、独学であり、独りよがりの解釈も多く、それ以上のステップアップがなく、評論家からは冷たく見られていた様だ。それで、アルバムの評価も低い。その中で発掘できたのは、へそ曲がりの私には最大の発見だ。もっとも、学のないウエスを認めると、評論家は低く見られがちになるから推せなかった事情もあるかもしれない。LPレコードだからと言うわけではないが、表と裏の事情があるようだ。
10月12日(月曜日)
今日も慌ただしく出発した
今回の帰省は少々気が重い。と言うのは、母の病状が良くないらしいのだ。それで、手術を受けるのか、それ共、様子を見るのかの判断が必要だとのことである。そのこともあって、仲間たちと飲み会はお断りした。病状は心臓弁膜症。もう高齢だから手術をお勧めしないと病院も言うが、家族で話し合ってくださいという。親類のおじさんにも相談するが、「じこくな手術なんか止めておけ」、という。年と共にいろんなところが悪くなるのは仕方ないと。病気と同居が一番だろう。僕も異論はない。カーテーテルの手術は、術後動いてはいけないので、頭がぼけている母はそれを理解できないかもしれない。それで、なおのこと、勧めないと言うのは理にかなっていると思う。まぁ、結論が出たところで 、プールに向かった。このプールは来年の3月で廃止となる。赤字を村の財政で埋めきれないとの事だ。よくお会いする、脳梗塞を患ったおじさんは、プールがなくなると、これで、寝込んでしまう、と、行く末を心配していた。僕にお金が許すなら、このプールの営業権を購入したいのだが、息子の教育費に四苦八苦言っている身ではどうにもならない。対策はウェットスーツを買って、海や川で泳ぐようにしてはどうかと?果たして、この年でその自由が効くのか、不安だ。夜、父と賭けをすることになった。農業で年収100万。絶対に無理だと言うのが父。農業はやってみれば分かる。そんなに上手く行かない。作物は、栄養と光に正確に反応する。計測すれば、データーが残せる。経験は当てにならない。これが、僕の見解だ。まぁ見とけ。200万円の絵を描いて100万取ってやる。と夜酒を飲みながら決意した。
10月11日(日曜日)
ヒラリーハーンも、うかうかしてはいられない
ニュヨークタイムスの土曜日版は、活躍する音楽家達の紹介だ。毎週紙面一面を使い、生い立ちから、デビューに至るまでの経緯を細かく述べてある。今週は、デンマークのピアニストだった。イギリスのPROMでデビューを果たしたとのことだが、それに至る過程。ライバルたちの活動が記載される。その、ライバルたちはアップルミュージックで検索すれば、どんな演奏をしているのかチェックできる。そうすると世界の若手ピアニストの活動が浮き彫りになる。思ったことの一つは、単なる新聞記事だが、記事をキチンと裏付け出来る環境が整ったので、正しく記事を理解できる事。更に、もう一つは、クラシック業界は、沈滞しているどころか、非常に活性化している事実。かの有名なバイオリニストのヒラリーハーンもうかうかしていると、置いてきぼりを食ってしまう。「五嶋みどり」がいい例だ。1998年頃クラシック業界に旋風を起こしたが、今ではもう全く見向きもされない。このピアニストについてもっと詳細に書きたかったが、この新聞をなくしてしまい、ピアニスト名が思い出せない。この際だから、グラムフォンの紙面をつまみ食いするアプリも導入した。すると、そこには、新聞の比ではない多くのアーティストがピックアップされている。5.4ユーロが毎月の講読料。英字版だが、読みこなすにはまだまだ力不足で、無料の写真と見出しだけを楽しむことにした。ベルリンフィルの指揮者がキリル・ペトレンコに変わる2018年迄には語学力を強化して、本場ドイツでこの雑誌を読みたいものだと思う。
10月10日(土曜日)
充電
今日は別室のホールでコンサートが催された。第一部は、身障者による太鼓の演奏会。第二部は、ここの社員さんによるロックコンサートだ。第一部だけチラッと見せてもらった。総評は如何にも村のお祭り的で和やかなムードだった。流石東京だと思わせる部分は、司会の弁活だ。もごもご感が無く、スカッとしている。2020年にはパラリンピックも開催される予定だから、この際身障者のみんなが表舞台に出れば、街のインフラも良くなるだろう。無闇に、地方に箱物を作って公共投資をするよりはよっぽど良い。僕は、彼らが試聴に来られても、スピーカーの中央に座らせる為に、椅子を退かしたりする以外、一切特別な扱いをしない。楽曲の紹介も過度な説明はしない。普通の客と同じ様に音楽とオーディオの話をする。それに、無理しても買ったらとも言う。音楽を聴く事は、生活の中で余分なことだが、生きるための栄養と同じくらい、心の栄養に寄与すると信じているから、それを共有しようと思うだ。それにハンディのある人ほど、心の栄養が必要だと思うのだ。当方もそれに応える為に、音楽の教養も必要で、最近はかなり真剣に情報を溜め込んでいる。評論家先生の言葉はしっかりと心に刻んで使わしてもらっているし。それでも、音楽の範囲は幅広く追っつかない時がある。今まで積読だった、旧雑誌を全て読み上げたので、今度は特にクラシック音楽方面で知識を積もうと思っている。
10月9日(金曜日)
今日は、壁について
ビヨンセのPartition (壁)は凄い低音が記録されている。この低音は凄い。何度もデモに使って、やっとこの音楽が理解できた。音楽は奥が深いですね。今日は越すに越されぬ田原坂ではないが、壁につての話だ。その一つが、「水泳」。15km/月を超える距離を泳ぐのが壁となっている。体調管理+食事(食あたりがおおい)で最高の状態にして、+睡眠が十分に取れていて=初めて可能となり、条件が厳しい。特に睡眠は中々グッスリ眠れないので、距離が伸びず12km止まりとなってしまう。環境の違いもあるが1年前は20kmをゆうに越していたから、随分と体力が落ちたもんだ。次は体重53.3gの壁。プールから上がり、毎回測定しているが、どんなに食事を減らしても、最後の300gの体重がなかなか切れない。後1km泳げば確実なのだが、明日が休みでも、これ以上の水泳は難しいと断念するのだ。なぜ、53kgかと言えば、20歳の時の体重だからだ。昔買って穴の開いてない服は全て着られるので、なんとかこの壁を越えたい。次には読書。10冊/月の壁。これも至難の技だ。楽しみにしている週一度の酒もコップ一杯に限定し(ビールのコップ一杯は寂しいので、最近はウイスキーをコップ半分としている)、こちらの条件は、平日に洗濯を済まし+水泳を12kmに押さえて、映画を見ない、こうすれば何とかなる。10冊にこだわる理由は、年100冊程読めば、世の中の動きについていけるからだと信じているからだ。次の壁は、映画3本/月。僅か3本だが、休日の夜、映画か読書かの選択となるので、2本が限界なのだ。3本にこだわる理由はない。最後に、もう一つ。英語の勉強時間の確保。2時間/1日。通勤時間+昼飯時+入浴時+ラジオ放送の聴取。これを合計して計算上2時間を叩き出すのだ。1日を切りつめて切りつめての2時間だ。2時間の理由は語学が少しずつ進歩するのに要する目安。それを切ると確実に後退していく。リスニングルームへお客様を誘致する際、外国人客にも積極的に声をかけて、2時間を絞り出す涙の努力があります。それでも難しい。これについては、昨日の不足を今日補おうと考えないようにしている。
10月8日(木曜日)
インドネシア
今日はインドネシア人に応対した。彼は、ヘッドフォンアンプのインピーダンスとヘッドフォンのインピーダンスの関係について悩みがあり、相談に乗った。(込み入った時は、言葉が不自由なので、例によって、紙に絵を描き説明。これは、どこの国でも通じたので問題なしだ。知識には自信があれば何とかなる)たいそう喜んでくれた。その後で、インドネシアには何度も行った事があると伝えたら、是非来た時には電話をくれと言われ番号を教えて頂いた。ジャカルタは交通渋滞で遊びには行きたくないと、伝えると、私の住むところは、「バンドン」と呼ぶ街なのでトラフィックはスムーズで、温泉があるし、民族楽器の演奏が楽しめると言うのだ。 メールアドレスも貰ったので、行く機会があれば利用させてもらおう。興味あふれる話ではないか。
10月7日(水曜日)
今日は...先輩方のお出ましだ
掛川さんと高橋さんがお越しになった。ビッグサイトで障害者福祉展を開催しているので、ここを見たついでに来られた。やはり音には一過言あるので、接続のAV機器の電源は抜いて、純オーディオのみの接続で演奏した。「アドロ」はもういいだろうと、最新の音楽(と言っても、音源は1970年代で、ミキシングが最新と言う意味)を演奏した。さすがに、こちらの音は非の打ち所がないようだった。書籍、「オーディオ風土記/田中伊佐資」がある。全国のオーディオマニアを取材したもので、持ち物が半端で無い。JBLと、アルテック、タンノイが多い。FMアコースティック(1,600万円のアンプ)なども登場し頂点のオーディオって感じだ。彼らが好んで聴く音楽は、モノーラルか、ステレオ初期が多く、アップルミュージックで試聴すると、なんと帯域の狭い音楽だ。コレを、記事にあるように、馥郁とした音で再生しているとなると、一体何処まで手を加えているの?と思ってしまう。こんなお客様だったら、テクニクスの音は綺麗すぎてつまらん。と評価されるだろうな。生の音がリファレンスならこんなもんでしょう!と反発したくなるが、もう生の音は存在しないアーティストばかりなのだ。我々の先輩方がこんなレベルになるまで手を染めてなくて良かった。と安堵した。イーグルスのホテルカルフォルニアにまつわる逸話を交換し合った後、退散された。
10月6日(火曜日)
平和な日本に感謝しよう
タリバン/書籍を読んでいる。アムダリア川沿いに発達して中央アジアの歴史を聞く機会があって以降、凄く興味が湧いてきた。グーグルマップで見ても、乾燥した土地が付近一帯を覆い、人はこんなところにも住むのか?と思わざるを得ない。そんなに地区の中にアフガニスタンがある。ジローズ(杉田次郎)の歌に「戦争を知らない子供たち」がある。僕たちの世代には相当知られた存在だ。だが、アフガンの子供たちは、「戦争しか知らない子供たち」だ。現在の日本の若者は「好景気の日本経済」を知らないが、そんなの問題じゃ無い。隣のウズベキスタン人もアフガンには住んでいて、自分たちの権益を守ろうとしているし、南にはパシュトン人が同じ立場でいる。イスラムの宗派が、スニンとシーア派に分かれていることも原因だ。だが、人類の歴史を見れば、アフリカで発生した人類は、5万年位で世界を埋め尽くすまでに増殖し、ネアンデルタール人まで交配を図り、生き延びてきた。そのDNAは、皆同じであり、ヨーロッパと、東南アジアに少し差異がある程度だと言われる。宗派が違うと言っても、たかだかここ1300年程度までの歴史しかなく、ましてや人種には差異が無いのである。何処に、差異を見つけて戦っているのだろう?だが、地図をよく見れば、やっぱりここは不毛の土地だ。そこで人々が生き延びるためには、新興勢力を蹴落とし、自分たちだけが生き残る事を繰り返してきた根本的原因が有るのでは無いかと思う。「衣食足りて礼節を知る」のが人類だが、食が足りない。日本の協力はこのアムダリア川を灌漑し、広い面積で耕作を可能にする援助を行えば、争いは自然と収まって行くと見るのが僕の考えだ。日本は水が有る故に平和が今日まで続いている。水に感謝しようと思うのである。
10月5日(月曜日)
1万円あれば遊べる(キャバクラじゃないぞ)
今日は、秋葉原のヨドバシカメラに向かった。iPadの新製品を予約しようとしたが、従業員の態度があまりにも横柄。それに、予約は受け付けてないと木で鼻を括ったような言い方。アップルコンピューターは快調に売れているので、つい従業員も「自分が偉いのだ」と勘違いするのでしょうね。全く最低な態度で、この店では買わないことに決定する。それにどこで買っても同じ値段だからね。次は、TVコーナー。東芝の84型テレビが良い印象だった。動きと色再現面で。シャープの8Kの映像は、デモ画像だけをみれば凄いと分かるが、2K信号でどうなのか?疑問が残った。LGの有機ELは出画に緑が乗かっていて、隣に置いた液晶TVのほうが自然な感じだった。LGとしてはどうしても、有機ELを強調したいので仕方ないと思うが、設定がまだまだ甘い。これが新興メーカーなのだ。カメラでは、タムロン(レンズ)の躍進が見えた。ニコンレンズの品ぞろえと同じように広角3兄弟を展示。別に高価なニコンのレンズで無くても良いと思わせるデザインでもあった。たぶん写りは素人には分からないはずだ。ペンタックスK3Ⅱが洗練されてきた。これでもいいかなと思わせるシャッターフィーリングだ。キャノンGX3の600㎜はさすが凄い。でもあまりにも大きいのと、ピントを合わすのが遅い。一眼レフに力を入れたため、コントラストでピントを決める技術が他社に比べ追いついてないのだ。その点パナのFZ300はさすがだった。PCコーナーでは、IO-DATAのHDDを探してもらったが扱いなし。これほどの巨漢店をもってしても、アマゾンの品ぞろえに負けるのか?態度の悪い店員も手伝ってイメージを下げているし、もうそろそろこの店とおさらばかな?と思った。次に向かったのは御茶ノ水。DiskUnion。ここでJAZZの中古LPを漁った。一枚当たりの価格を2000円以下として、ピックアップして、その盤をアップルミュージックでチェックし、録音状態と演奏を聞き、良ければ購入とした。実際に聞けるメリットは購入の判断に使えますね。今回はJ~Wまでチェックした。5枚、7800円で購入。うち3枚は重量級ディスクで、「ハービーハンコックの処女航海」は重量級+未開封品だった。1万円で遊べる店を見つけたのだった。
10月4日(日曜日)
ワンダーランドボックス
このショウルームには将来の生活を体験できるワンダーランドボックスがあり、毎時15分にお客様を募って体験ツアーを行っている。今日は、明日からの行事でリスニングルームが改装に入り、僕は比較的時間があったので、このツアーに参加した。まず、透明液晶でのデモがあった。店が閉まった後は、窓ガラスが広告塔としての表示を始めるのだ。もちろんオープンしているときは、店内が見える。次はリビングのデモ。玄関は顔認識で扉が開き、鍵がない家。台所では、今日の献立がデモされた。調理台に冷蔵庫にあるものでできるレシピが表示され。その作り方まで案内してくれる。お茶は土瓶を水道の蛇口にかざすと人数分の水が供給され、テーブルに置くと(たぶんIHで)沸かしてくれる。宇宙船で食事をするみたいに、無駄がないのだ。リビングでは、家族の話を聞き分け、いくつかエンタテイメントの提案をしてくれる。決まれば、正面の壁全体のスクリーン(250インチ程度)に映し出してくれる。今回は子供対象となり、動物図鑑が表示された。象の実物大の表示があった。次はクローゼット。鏡に映る自分の着ている洋服の色を、変えたり、ハンドバックの色を変えたりして、気分に合わせて色を選べる。持ち物で、それに合うものを着ればよいわけだ。メイクも、鏡に映った自分の顔に、眉や、頬、口紅など自由に変更でき、実際はそれに併せてメイクをすればよいわけだ。(男も口紅を指せるらしい)なかなか刺激的な体験ができる。もちろん無料。
10月3日(土曜日)
オーディオ評論家の山之内先生講演
音元出版の方とパナソニックのコラボレーションによる、一般来場対象の講演会だ。これで4回目になるので、顔見知りで、運営もスムーズに進むし、準備も手慣れたものとなった。事前に準備された音源は10GBもあり、インストールにも時間を要するのだが、NASのQNAP HS-210は後部にUSB端子を持ち、この端子から、内臓のメモリーにデーターを移動する方法をとると、非常に高速でデーター移行ができる。今回の主旨はハイレゾが好きになれるか?だった。受講者は高齢者が多く、現状で(CDやLP)満足の声が主だが、ハイレゾは無視できない存在で、困惑とあった。分かるぞ。PCの扱いがその中心になるからだ。カメラとオーディオは共存する場合が多いが、オーディオとPCは仲が悪い。カラオケとオーディオも仲が悪い。もちろんゴルフもだ。では仲の良いのは、映画。バイク。酒(ウィスキー系)。たばこ。話を戻そう、今回のサブテーマに、PCとDACをつなぐUSBケーブルについて音がどう違うかどうか?があった。MACのPCにオーディオディバーナをインストールして、USBケーブルを交換し試聴を行った。クリプトン「HQM」の4万円もの、オーディオクラフトの「シナモン」1万円強。それに、私の要望で、100円のUSBケーブル(無名)も含ませてもらった。結果、お客様が分かったのは、高価なケーブルと安価なケーブルの違いだった。私は、さすが4万円との評価を下した。が、自分で購入するか?と言えば答えはNo。100円で「我慢できる」、と言うものだった。
10月2日(金曜日)
嵐(歌手ではない)
昨夜は嵐が吹き荒れた。昼間なら見ものだったろうが、生憎と夢の中で聞くだけだった。地球温暖化は刻々と牙を剥き始めている。世界経済は中国の成長ダウンにより、温暖化については平静に向かっているが、経済界はそれどころではなく、嵐に突入しようとしている。赤字、人員削減の嵐が吹き荒れている。シャープでは大量の解雇が職場を暗くしているらしい。それに、将来ビジョンが得られないでいる。解雇された人たちは、安倍さん景気でまだ何とかなるだろうか。世界を見渡すと、ここしばらくは、景気の良い話は無いだろう。それに、今読んでいる本によると、人間が活動することによる生産性はここ15年~20年間で急速に進化し、人余りが生じているらしい。国としてのGNPは成長を保つものの、それは一握りの人たちで、一般の人は仕事がないのか、もしくは給与は増えない現象が顕在化していると書く。それはアメリカばかりでなく、先進国に共通するようだ。この春話題をさらった書籍、ピケティ氏の指摘も、富の不均衡が進んだと指摘している。かなり多くの著名人が、この指摘をしているので、現実のことだろう。実際70億人の内、現在の経済を回しているのは一体どの程度の比率だろう?10%かな。もし、今後大きな発明がなされないと(蒸気機関や印刷や、コンピュータ)、今の人余は続くだろうと言われる。それが、地球温暖化のためにとってはいい事だから、どっちを選択すればいいのか迷う。(別に私が迷ってもどうにかなるわけではないが)
<迷信かも知れないが、水泳の後肉を食べると疲れが取れる>
10月1日(木曜日)
アカシアの雨に打たれて
有名な西田佐知子の歌。何度も聞いてきたが、「全部見せます平成の歌謡曲・・」を見て、改めて僕の誤解を発見した。まずは、「アカシアの雨が止むとき」のタイトル曲の誤解。「冷たくなった私を見つめて・・」僕は、この主人公は既に死んでいると思ったが、2曲目や3曲目ではまだ生きているようだ。これが2つ目の誤解。深読みすれば、恋に破れて、心が死んでしまったのかな。春日八郎の歌う「お富さん」の歌詞には、「死んだはずだよお富さん、生きていたとはお釈迦様でも・・」。ということで、「アカシヤ」の歌は「お富さん」に続いたのだった。いずれも若い人にはわからない話。団塊の世代がいよいよ、仕事の第一線から引退し、余った時間をTVを見て過ごそうとしているのを狙ったのか、最近は懐かしの音楽がやたらと多い。それで放送局もレアものを出さないと、視聴率が取れないということで、きめ細かくチェックしていると、出て来る出て来る。五木ひろしが煙草を吸って、木の実ナナが歌う「居酒屋」。二人はとても仲が悪くTVでデュエットしないそうだ。そんなレアモノが今回放映された。来週からNHKで東京ジャズの放映が3週にわたって放送される。去年は転勤のごたごたで逃したので、今回はしっかりチェック。テレビチェックは忙しい。
9月30日(水曜日)
テクニクス新製品発表会
テクニクスの事業計画は2018年に100億円を売り上げる(公表数値)。そのためには、高級オーディオ商品から、普及品までの品揃えが必須で、高級品は揃ったから、今回は普及品を!ということで、OTTAVAを発表した。小型の本体に凝縮された中身は、デジタルアンプ、ネットワークプレヤー、CDプレヤーと本当に詰まっており、携帯電話とまでは言わないが、蓋を開けると立錐の余地もない。個人で改造や修理ができるような構造ではない。会社を代表する幹部(小川氏)による発表が、ここショウルームの隣棟のホールで開催された。有名なバイオリ二ストのサラオットー氏によるビデオ紹介があった。ドイツ人だが、英語でしゃべった。字幕付きだったが、字幕は細くて読めないが、彼女の英語は最初から最後まで理解できた。まぁ難しいことを言っているわけでもなく、ほめ言葉は日本語でも良く耳にするので、理解できたのかな?関係ないけど、ドイツは、クラシック音楽を聴きに行くつもりだ。ドイツに行ったお客様に状況を尋ねるも、ツアーではオーディオの店や、音楽会に行くことは難しいとのこと。自費企画で行く方が良いとのこと。英語でも十分通じるらしい。話は逸れたが、このステレオは、オーディオをあまりよく知らない人でも楽しめるデザインと使い勝手を目指したと言う。昔のテクニクスと違う点は、デザインを重視していることだ。そのためか、オーディオ誌よりも一般の雑誌や新聞社に評価があった。音は、まずまずだ。来年の発売なので、今の水準から考えれば、相当良くなるはずだ。Premiumの音は、昨年の発表時からすると5倍位良くなって、今はずっと聴き続けていたいと思わせる音なのだ。もうこれ以上の装置は不要だと思わせる気品がある。今回はコンセプト勝負だ。同時にヘッドフォンも発表した。これは試聴できず。ヒューゴのDACで再生していた。ヒューゴのDACを選んだセンスからして、設計者の耳の感性が信じられるではないか。
9月29日(火曜日)
今日は思い切って本を読む日
休日の2日目はこのように過ごそうと思っている。朝方はまだ眠気もあり、布団の中で「海賊と呼ばれた男/上」を読んだ。作家が描く伝記は、現実の伝記、例えば日経新聞の「私の履歴書」などと比べると面白さが断然違うのは、生身の人間の体験談はそんなに酷いこともなく、そんなにスリリングな場面もない。だが、これを作家が多少強弱をつけて、時間の前後と、時代の背景にスポットライトを与えるとたちまち、凄いエンターティメント性を発揮するのだ。事例は他にもあるぞ。見たままの風景を切り取る写真には感動がなく、カメラマンが意図を持って切り取らなければ、いい風景写真にならないのと同じである。木村 伊兵衛の写真を見ると、つくづくそのセンスに感じ入る。まだある。映画を見て、よく突っ込みをいれるが、実はツッコミのない映画なんて感動もあったもんじゃない。例えばジュラシックパークなど、どう見たってあの行動はあり得ないのだが、娯楽性は抜群だ。だから、つじつまの合わない行動や態度が得意なアメリカ人でしか、娯楽映画はできないのではと思う。ということで、今日は、文章の重さをひしひしと感じながら読んでいる。
9月28日(月曜日)
統計
毎月平均すれば、12kmほど泳いでいる。9月は17kmに届きそうだ。今年1月に心臓の調子を崩して、休養したが、3月から元の状態に戻った。それが左のグラフだ。会社からの帰り、南船橋から新習志野駅前にあるプールに通い、週間に2回。休日に2回。まぁ、多い時で1週間に4回ほど泳いでいる。体力との兼ね合いもあるが、泳いだ後の爽快感はなんとも言えない。帰って、熱い風呂に入ると、体にお湯が染み渡る、これも、表現のしようがないが。強いて言えば、ハイレゾ音楽で高域に抜けるシンバルを聞いた時の感じかな?余計わからない?まぁそんなものです。プールの他にいろんな統計を記録している。万歩計は、月に267,461歩。コーヒーは15.5杯。コーヒーは習慣性があるので、多くならないように2日に一杯が目標だ。家計簿も記録して、食費を見れば、最高で8万円。最低で47,000円。平均53,000円だ。8万円は、外食によるもの。僕の場合は、外食の要素が大きく、物価の反映ができないでいる。いろんな振る舞いを記録していると、私がどんな人間なのか見えてくる。話をしなくても、データーで見えるものがある。多分これをビッグデータと呼び、計測をIoTと呼ぶだろうなと思う。
9月27日(日曜日)
さてアメリカはどう動く?
先日の休みにイスラムの本を一冊読んだ。イスラム教は今も増殖を続けている。自分ではどうにもならない時、神の御心のままにお祈りするのが、宗教だ。イスラムはそんな面で非常に入りやすい宗教らしい。先日は、メッカで大規模のパニックがあり700名近くの人が亡くなった。イスラムの5つの約束に、ハジと呼ばれる、メッカへのお祈りがあり、遠くの人は一生に一度メッカの巡礼を果たす。それが、惨事に陥ったのだ。これは、自分たちの巻いた種なので、何処にも不満のぶつけるとことがないようだ。
中国の首相が渡米し、アメリカを欺いた態度を見せた。オバマの弱腰だと、マスコミや、共和党は指摘するだろう。しかし、このまま黙っているのか?そうは思えない。アメリカの敵はすべて潰す。それがアメリカの生き方なのだ。世界のかく乱要因が、イスラムに向いている以上、これを利用しない手はない。もう、既に、一つ表立っている事実がある。タイのイスラム廟の爆破だ。中国ウルグイのイスラム教徒が実行したようだ。まだ、そこまでアメリカの手は回っていないだろう。しかし、ヒントを与えた。シリアに展開するイスラム国はいずれ収束する。それは前に書いた。石油が重要でなくなるからだ(私の推測)。既に、原油価格の下落が起きて(シェールオイルの増産と中国の経済下落が直接的な原因だが、私は根はもっと深いとみる)、イスラム国の密輸石油も下落し、アラブの王様も収入が減り、彼らの支援ができなくなりつつあり、イスラム国は戦う原資が途絶えがちである。そこで、彼らのエネルギーをうまく活用できれば、中国を叩けるとは、アメリカの戦略を書かない私でも分かる。イスラムの本にもそう書いてあった。ここ数年にウルグイにイスラムの火の手が上がるかもしれない。映画「セブンイヤーズオブチベット」のように、政府軍は圧倒的な軍事力でつぶしにかかろうとするだろう。だが、イスラムの信徒はゲリラ戦が主だから、チベットのようなわけには行かない。そうなれば、もう海洋 基地に手を出すことも出来なくなるだろう。出る杭は打たれると中国のことわざがある。まさにそれが進行しているのではないかと思うのである。
<友からの便り。芸西村の浜辺では「観月の宴」と称してイベントが開催されたとのこと>
9月26日(土曜日)
ノミの大群もやって来た
右腰を7箇所もやられた。その前日は左手首だけだったので、気に留めてなかったが、今日は明らかにこの部屋で蚤が湧いている。事務所の方に告げると、私もこの部屋で首をやられたと言う。僕の見立てでは、この部屋に設置されている椅子に、お客様が何処からか持ち込む蚤が落ちて、この椅子で増殖したのではないか?と思う。昨日と本日は音質確認の為に、何度もこの椅子に座ったのだ。それでやっと発覚した。今後注意しておこう。(駆除は明日行うとのこと)。そういえば、有楽町でインターナショナルオーディオフェアが開催されている。ここに参加されたお客様もやって来る。反響はどうだった?と聞くと、B&Wが一番だったと。ダイヤモンドシリーズを一新して、展開しているのだ。特に803Dは人気が集中しているらしい。ここでオーディオの仕事をしているせいかどうか不明だが、オーディオ業界がどうも活性化してきているように思えるのは僕だけだろうか?単品コンポはGFKデータがないので、業界規模は把握出来ないのでなんとも言えないらしいが。一方音楽配信が始まったので、音楽業界は不振を極めているだろうとは容易に察しできる。こうなったら、早くTIDAL(非圧縮の音楽配信業者)に早く手をつけた業者が市場を奪えることは明白だ。水面下では動きがあるかもしれない。昔、囲碁を発明した庶民に、殿様が褒美を遣わそうともうしでたそうな。発明家の庶民は碁盤の目に米一粒の褒美を頂きたいと、殿様に申し出たらしい。一つ目は米一粒。二つ目には、米二粒。三つ目には、その倍と。殿様はそんなのお安い御用だと言ったが、32個目の目から、青ざめてきたとか。ある、転換点を超えると急激に変化が始まるとの事例だが、音楽業界もオーディオ業界も現在はどうもこんな状況にあるかも知れない。
9月25日(金曜日)
調子が狂ったままだったものが、いつの間にか元に戻る。
こちらに来てから朝は、4時半、早い時は3時に目が覚めたりして、その日1日が眠くて眠くて我慢できなかった。眠いのに眠れないので朝から疲れてた。この早朝の目覚めからなかなか脱却できなかったが、今週は何故だか、自然に目が覚めるのが午前6時なのだ。何が原因だろう、また、早朝の目覚めは何が原因だったんだろう?この期に何か生活パターンを変えた覚えはない。と、いうことで、今週は仕事をしていても身体が非常に軽い。接客にも笑顔が出てくる。いい兆候だ。でも、原因がつかめてないので、いつまた元の木阿弥に戻るか不安だ。大阪の友人は右の腕の付け根が痛くて指が痺れたままだと言う。1週間前に突然症状が現れたと言う。未だ、それ程の年でもないのに身体がコントロール出来ないでいる。医者で診ても分からない病気に怯えることが老後ということかもしれないかなと思ったりする。
9月24日(木曜日)
台風の雨
雨模様の中カッパを着て出勤だ。雨が降っていても、一昨日からほのかに漂ってくる金木犀が強くなった。これは、秋晴れの稲刈りが終わった後、しばらくは藁の匂いを嗅いだ後に漂うのが本来の金木犀の許可された時間だ。だがここは都会、稲刈りがいつ行われたのか分からないし、彼岸の曼珠沙華も分からない。そんな中での金木犀だ。暗中模索の金木犀なのだ(地元の人はそうは思わないかもしれないが)。まだ、雨は冷たくなく、秋はこれからって感じだ。スーパーの店頭では、迷うほどの果物が積まれている。千葉の梨。青森のりんご。これが横綱とすると、ブドウや、マンゴウ、もも、各種ミカン。スイカもまだ頑張っている。今年は雨のせいか、甘みの指標は普通が多い。台風一過でからりとする日が無いので、じめじめ感は残るが、着実に秋の匂いに移行しているようだ。今日は、万歩計が12,300なのに、すごく眠い。エネルギーの消費は少ないが眠いのはどうした事か?
<別の日に撮影した金木犀>
9月23日(水曜日)
何とか、本来の自分のパターンを取り戻した
傍から見ればマイペースでやっているようだが、内心は、この変わった生活パターンを早く軌道修正したいと思っていた。2013年1月以降、多くのものを封印してきたが、特に読書は早く元の形に戻したいと思っていた。専門書のオーディオ誌(HiVi、AV review)電子工業会の技術雑誌(日経エレクトロニクス)、カメラの雑誌(Cameraman)、生活ノウハウ誌(特選街)。計5冊、毎月購入しているが、この3年の間にほとんど読めなかったので山のように積もっていた。まだ、鮮度のある内に何とかせなぁならんと思っていた。それが今回の転職によって実現した。高知から移動して来て新しい仕事に慣れた昨年の年末頃から読み始め、毎月10冊程度を読みこなし、やっと今日読み上げたばかりだ。それで、オーディオとAVの世界が、やっと昔の知識と現在が繋がった。ドルビーアトムスや、ハイレゾがこの間すい星のごとく現れていた。カメラはフォーサーズでさえISO3200が常用感度の域に入っていたし、動くものを撮影するには、ミラーレスの方が、ピントの信頼性が高く、しかも追随性も良いと言うことになっていて、ニコンやキャノンの一眼レフの性能を脅かすまでに成長していた。電子デバイスはGaNが主役の時代を迎えそうで、Industry4.0やIoTの言葉が闊歩している。一瞬の停滞が大きな遅れとなるこの世界で、3年のブランクは確かに、大きかった。関連するクラシックとジャズの音楽家も様変わりだ。アニソンやゲームミュージックの存在がここまで大きいとは知らなかった。やっと世間に追いついたって感じだ。それで精神的なゆとりができて、今日以降は、大ぴらに(誰に遠慮しているわけでもないが)自分の興味のある書籍を読めるのだ。これが本来の僕が貫いてきた生活パターンだった。映画の方は、まだしばらくお預けだが、書籍に戻る事ができて良かった。今は、「水泳」「音楽」「英語」「読書」がある。
9月22日(火曜日)
依存症ではないが
今日は妙に酒が飲みたい。昨晩も飲んだが、今日は昼間から飲みたい。早速家事を片付けて、買い物に出かけた。酒のおつまみは、肉や魚が多くなりがちで、それには塩や醤油が欠かせない。塩分の取りすぎは、一人生活をしていると寝ている間の脳梗塞の危険があり、自分では謹んでいるつもり。それで、今日の買い物は、塩分に頼らないつまみという事で、ブロッコリーと、しらたき、レモンとした。これに、前から買い置きのある高知の味じゃこや、唐辛子、かつおぶし。これで、昼間に飲む酒のおつまみは健康で、しかも腹にもたれないものができる。買い物から帰ると、料理はお手の物で、あっという間に出来上がりだし、我ながらうまいものだ。費用は〆て700円弱。お昼の定食代よりも安い。昼間に飲む酒はいい兆候ではないが、高知の友人がいつもこれなので、つい自分も真似したくなったのもあるし、天気が良くて、気分爽快だったのもある。飲んだ後は、書籍の裁断を行い、データーの取り込みを行った。オーディオ誌3冊。イスラム関係の書籍3冊。なんの得にもならないが、中央アジアへの関心がここ最近とみに高まり、アフガン、なんとかベキスタンの事を知りたくなった。先日も、布団の中で、イスラムの99の知識を読み上げたばかりだ。オスマン帝国とジンギスハン、ペルシャ帝国の関係は、僕の頭脳には未知の世界でページをめくるごとに興味が高まる。この仕事を終えたとき、最初に行くのはトルコだろうな。だいぶ開かれた国なので、酒は飲めるはずだ。
9月21日(月曜日)
要約
石井さんのリスニングルームの本を読んでいるが、中々難解だ。途中で立ち止まり、要はこういう事だ。と自分で結論を出して行かないと、先に進めない。(構成が積み上げ式で、前のことが分からないと先に進めない)久しぶりに頭の痛くなる本に取り組んだ。2次だか3次だかの方程式は読み飛ばすしかない。式が示す意味を読み取れないのだ。漢字は象形文字なので、見ていると何だか意味みたいなものが背後にあるのが分かる。クラシックやジャズも聞いていると、テーマが音符の後ろに隠れているのがおぼろげながら解る。だが、ルート式の中に割り算があるのはどんな意味?数字はこんな遠い存在なのか?と改めて認識。この書籍は今までの常識を覆すこと(世界初が各所に登場する)が色々と述べられているので、気をぬく事ができない。この本で一番重要な事は、部屋の寸法比についてであり、1:0.825:0.745(
長さ、幅、高さ)。これを遵守すると、間違いなくいい音が出ると推奨する。また、音の吸音率を、部屋全体の面積からの割合を割り出すと、クラシック17%ジャズ20%シアター27%。こうすれば、間違いがないが、残響によって音色は変わらないとのこと。そして、これに基づく理論と実験、シュミュレーションの裏付けが各章に詳しく述べられる。そして、どうしてこういう思考にたどり着いたか?についても理論や実験がある。理論は仮想像も含まれるので、ついて行けなくなる。石井さんは定年後とはいえ、世界初を連発しているのが凄い。
9月20日
今日は晴
馬肥ゆる秋晴れだ。船橋競馬場(すぐ近く)の馬も喜んでいるだろう。小雨降る乗馬をかけているシーンを何度か目にする。馬は全天候型とは言え、生まれてこのかた、そんなに雨に打たれた事のない競馬馬は辛いだろう。昔、馬を運ぶのはトラックだったが、今は冷暖完備の大型バスで後ろのタイヤはダブタイヤのダブル車軸。一匹600kgとしても、40人乗りのバスよりも頑丈なのはどう言う訳?馬は
人間よりも体温が低いので、 肉を生で食せる。よって空調も人間とは違うコントロールが必要だろう。習志野のプールに行くときは、この競馬場を回り込むような道を通るが、その時プーンと糞のニオイがする。藁を食ったニオイだ。ここで走る馬は、僕なんかよりか遥か多いお金を稼ぐはずだが、藁はメインディッシュだろうか?時速60kmで疾走する競馬馬は、最高時速36kmの人間よりも遥かに大きなフィールドが必要で、この競馬場のトラックも人間が一周するにしては、ちょっと大きすぎるスケールだ。千葉には、郊外に乗馬できる施設や、競馬馬を飼育する厩舎などがあり、馬とは結構親しい関係にある。船橋市はこれを含めて2つの競馬場を持っている。他にもバイクの競争するオートなにがしもある。
船橋は日本で有数のギャンブル王国なのだ。
<白子のポン酢和え。うどんにかけて頂くと旨かった>
9月19日
UP Date
昨日、iOS9に変更してから、微妙にiPadの入力が難しくなった。OSの変更は電池寿命に効果があるとの事だったのアップデートしたが、使い慣れてないので返って効率が落ちてしまった。これを機に、iCloudも共通化したので、iPhoneとiPodとiPadがリンクしてしてしまった。便利かどうか不明。よく使う英語辞書のWisdom が新しいOSに対応する案内もあり、変更せざるを得なかった。先週のNew York Times紙にチェコスロバキアのカクテルバーについての掲載記事があり楽しく読ませてもらった。この時も、Wisdomのお世話になったが、同時にGoogle Mapにも登場いただき、プラハ市の店の所在地を確認させてもらった。Wikipedia も支援下さった。ウキの英語は優しいので、辞書なしでも読めるから最近は英語版を活用(こちらが海外事情には詳しい)している。こうして、電車の通勤時間に海外旅行を楽しめる。こんな裕福な時間を過ごせるとは便利な時代になったものだ。そこで、iOS9の話に戻るが、これが2画面同時に利用できるという事だ。先ほどの話は、2つのiOS機器を使っての話だ。これが一つで可能になると言うのだ。まだ、その使い方は習得してない。楽しみは増えた。そこにAmazonから9,000円のタブレットが発売されたニュースが飛び込んできた。これが、モノクロの表示ならすごい事だ。液晶を使わないので、電池の持ちが2ヶ月と極端に長くなる。寝る前に少しだけKindleで本を読むが、電池切れで、まぁいいや !もう寝ようという事もしばしば。その解消が出来るかもしれない。
9月18日
何もないような事が幸せだったと思う
湘南乃風の「ロード」じゃないが、刺激のある生活から定年後の生活は一変し刺激のない生活となった。まぁ僕の場合は、他の人と比べると定年後の仕事も刺戟的だ。でも僕としては、かなり平穏な生活になった。現役の時と比べ何よりも、仕事の山がない。まぁそれはそれでいい話だが、ちょっぴり刺戟も欲しいと思う事はある。平穏な日々を、幸せだと言わず何と表現するか。まさしくROADの世界だ。こんな時は些細な事でも自分の中では一大事となる。たまに外食したとか、自炊の料理が美味かったとか。それでも何もない時は、プールに行って疲れ果て、倒れるようにして眠るのを楽しみにしたりしている。食べる事と、寝る事は人生の大きな楽しみである基本的な事をかみしめている。マズロー法則の初段階ですね。もしかしたら、この階段を下の方に下の方に降りてゆくことが年を取ると言う事になるのではと思う。魚釣りの趣味が鮒釣りに始まって鮒釣りに終わる。オーディオの趣味がアナログレコードに始まって、アナログレコードに終わる(本当か?)。飲み始めはビールで酒に移り、ビールで締める。これは事例として関係ないか?
<新木場駅から見える橋の夜景。いつかは撮影に行こう>
9月17日
昨晩からまた、雨が降り始めた。台風の影響による雨だ。石井伸一郎氏のリスニングルームの書籍を読み始めた。超一流の技術者であると思っていたが、以外と文章力もあると思った。読んでいて味がある。どんな音楽も聞き込めばそれなりに味があるものだが、石井氏の文章も読むほどに味が出てくる。「エベレスト遭難記事」がある。オーディオマニアが、音のことで悩んでいることを遭難と呼んでいるが、音の頂点を極めた人が(エベレスト登頂を果たした人)が、更にいい音を突き止めるのに悩むのは様になるが、麓の第一ベースキャンプあたりで、いい音が出ないともがき苦しみ遭難するのでは目も当てられないと書く。そうならないためにも、この本を読んで、部屋を作ってはどうかと言うのだ。「集団検診」もあった。だったら私が部屋の特性を知り、これに併せた改善を行えば、確実に音は良くなる。だが測定するには地方では足代がかかるので、オーディオ仲間が共同で呼んでくれれば良い。これを「集団検診」と呼ぶ。とか、専門書でありながら、読み物としても面白い。ある評論家先生が、石井式は当たれば凄いが、外れると、嫌な面が出ると評価されている。氏の本を読めば、これは何の根拠も無いことに気がつく。3次方程式で理論的に部屋の伝送特性を突き止めてゆく手法は、テクニクスに在籍していた時と同じで、世界最先端の理論を展開するので、チョット普通の感覚的な理論では歯が立たないだろう。
<野菜が高い。安価な野菜の寄せ集め>
9月16日(水曜日)
これが定年後の過ごし方か?
今日は、睡眠不足のはずなのに体が楽だ。やっぱり帰省(先週)は疲れる。体への負担が重い。余りの負担の軽さに、これでいいのか?と思ってしまう。それによく考えてみれば、定年後の責任のない仕事なのだ。今週は6日の出勤日なので、軽い体で幸先良いスタートだ。ショウルームに到着すると、何とテスラが展示してあった。早速話を伺う。台車の展示もあり、モーターの他には何もない。これじゃモジュール化によって、車の価格は激変する可能性があるとみた。つまり、PCの様に自作が近づいて来たのだ。日本の車メーカーはこの世な春を謳歌しているが、それも後5年の命ではないかと踏んだ。この車はパナソニックのバッテリーによって、何と500kmも走行できるのだ。後一踏ん張りで、倍の走行か、半分の重量かが見えてきているのだ。これは大変やばいことなのだ。中国ではもう車も生産できる。エンジンのすり合わせが無くなれば、一気に車の生産性は上がる。砂漠では、日本の車か、ドイツの車じゃないと、砂嵐の砂は防ぎ切れない。そんな作りには一過言あるかも知れないが、大筋じゃ廉価な電気カーが現れても不思議じゃない。昔、テレビの画質で競ったが、結局は画質の良さでは日本のメーカーは太刀打ちできなかった。価格が一番重要だ。この車を見てそう思った。コンソールは17型の液晶が縦に搭載されていて、ミュージックアプリもYahooも表示出来ている。ホントにこの車は単純にできている。オートバックスも今後展開を考え直すべきだろう。これを見て何も感じない人がいるとすれば、それは将来を見通すことが出来ないのと同意語であると思う。
9月15日
今日こそは何もしないと決めていたので、日中は本当に何もせず、夕刻プールに出かけた。プールは空いていて2,400m。途中まで後ろをついて来たニイちゃんを1,900m附近で右側側呼吸のクロール(左呼吸のクロールもできる)に切り替えてから振り切った。チョット無理したので、プールから上がった後、心臓の調子が妙に変だったが、気分が良かった。寝る前に、ブラットピットの「セブンイヤーズ・イン・チベット」を見た。ダライ・ラマが登場する、この2人が中国軍と戦いを演じるストーリー。そしてこの英語が良く分かり、僕の英語熱に火がついて、ついでにNHKのニュースで英会話まで見てしまった。あのニュースの速さのネイティブ英語を解ろうと集中していると、神経が研ぎ澄まされてきて、この番組が終わった時には、眠いがナカナカ寝付けなくなった。それで、ほんのすこしだけお酒を飲んだ。そうしたら、今度は何度も尿意を模様してきて、さらに寝付けなくなった。相当泳いで体力を消耗し、程よい睡眠に突入出来る準備を整えたのだが、完全に失敗した。今日の誓いはどうなったんだ?と深く反省した。
9月14日(月曜日)
休日の過ごし方
2週間ぶりの休日。今週は疲れがたまっていて、日曜日の午後には、職場を抜け出してコンビニでリポビタンDのお世話になった。今日が終わることが待ち遠しかった。さて実際の休みがやってくると、昨日の気持ちとは裏腹に、どこかへ出かけて疲れたい衝動がこみ上げてくる。疲れているのだから、ゆっくり映画でも見て過ごしたら?とはならないのが問題である。出かけるルートは2つ。御茶ノ水(中古レコードを漁りに)。もう一つは印旛沼(自転車ツーリング)。今日の気分は印旛沼が勝った。近くのコンビニでビールを買ってそれを啜りながら自転車で出かけた。パトカーともすれ違ったが、先方は気がつかなかった様だ。同じことは2度あるから、近くの公園で休憩しビールを飲み干した。青空が余りにも綺麗だったので撮影していると、通りかかったおじいさんが、同じように空を見上げ何がいるのかね?と聞かれた。「ソラ」と答えると、珍しい名前の鳥じゃと言った。訂正するのも煩わしかったのでそのままにしておいた。点在する森を抜けていると、秋風がサァーと吹き抜けた。もう一枚羽織っても良い気温だった。あてもなく彷徨い4時間の自転車行を終えた。近所のブックオフでオルフの「カルビナ・ブラーナ」を買った。オイゲン・ヨッフム指揮。その昔、1975年テクニクスのリニアフェイズスピーカーを売り出す時にデモに使った音楽だ。当時はこの音楽を聴いて腰を抜かした程の衝撃を受けた。いつか、このレコードは手に入れなければと思っていたが、一体誰の演奏だったかすっかり忘れていたが、ジャケットを見て思い出した。家に帰って演奏すると、やっぱり感動する音が出る名演だった。 寝る前に、ミッション・イン・ポジブル・ゴーストプロトコルを見た。ドバイの世界一の高層ビルが舞台だ。何度見ても面白い。次回は、5.1chでの再生だ。
<ゴルフ場を道が横ぎっているところに出た>
9月13日(日曜日)
割合
音源出版のNetAudio誌を読んでいる。最後のページに差し掛かると、音楽紹介記事がある。今まで、オーディオ雑誌のこのようなコーナーでは、ジャケットの美しさと、踊るような文章に頼って音楽選定を行い、CDやLPを購入していた。もうかれこれ30年近くになる。それが、今回から全く違った。まずは紹介された音楽はApple Musicにアクセスして、聞く。音楽の善し悪しや、音質を確かめるのだ。3000万曲を誇ると言われるが、ヒット率は約半分。そして、よさそうな音楽は、MP3で録音する。iPodで聴く。そうして、良さが判明すれば購入する。こんな連携が取れるから、音楽の購入に失敗するわけがない。なかなか豊かな音楽生活を送ることができるようになった。そして、思うのである。「音楽は聴き込まないと近づけない」し、「聴きこむには時間がかかる」。そんなに時間の余裕のある生活を送っているわけではないから、どこまでのめり込むのか?人生の中で配分が必要だ。おりしも、今日帰ると、NHK-TVでトーマス・ヘンゲルブロック指揮 ハンブルク北ドイツ放送交響楽団が、MahlerのSymphonyNo1を演奏していた。普段聴き慣れた音楽とは違う。楽譜が違うためだ。第2楽章は初めて聞く。面白いので最後まで聞いてしまった。TVの音質は圧縮音源で細かな所はカットされるが、その分映像が補ってくれる。音のみの音楽も、音と映像の音楽もどちらも良い。こちらも、少ない持ち金の投資金額の配分がある。こうしてみると、自分の中で意外とよ~く考えて割り切ることが必要な分野が多いことに気がついた。
9月12日(土曜日)
声かけ
いつも土曜日は、満員だ。デモ演奏の間にもお客様は入って来る。主に外国人が多い。今日はメキシコ人だった。イタリアのオペラを好んで聞いていたので、イタリア人かと思っていたら、帰り際に「メヒコ」と言われた。I
heard Tacos is increase in U.S,right? と聞くと、とても喜んだ顔でYes!アメリカのマクドナルドも不振を極めている。その原因が、どうやらTacosにあるようなのだと記事で読んだ。車の横を開けて、オフィス街の道路で簡易販売するのが、大ヒットとか。マクドは、今の商売に少し安住しすぎた。私の見立てでは、昼のメニュー改善より夜のメニューに問題ありと思うのだ。それに、ビール程度は必要だ。マクドのメニューではどれもビールに合わない。関係ないけど、この間、フードコートで、アンパンにビールを飲んでいるおばさんを見かけ、それは違うんでは?と思ったが、声はかけなかった。そうそう、声をかけたのは、ビル工事のおじさんたちが、僕の行きつけの弁当屋さんに並んだので、声をかけた。かれらの服は、ファンがついて回転していて、服が膨らんでいたのだ。「それ涼しいですか?」待ってましたとばかり、詳しい話をしてくださった。ショウルームで一般客に声をかける日常を過ごしているので、割と簡単に知らない人に声をかけられるのだ。
<お昼はフランス料理 結構塩味が強かった>
9月11日(金曜日)
地球温暖化への考察
東北や茨城が大変な事になっている。避難指示についての「遅れ非難」は置くとして、あの雨量レーダーを見れば誰も異常と分かるはず。それを、通報が遅いのを責任とするのではなく、気に留めなかったのは個人の責任だろう。地震のように突然やってきたわけではない。それにしても、川沿いに家を建てる時、何かを感じなかったのだろうか?8月の中旬に来た台風から、急に寒くなって一気に秋がやってきた。それ以降曇天で太陽も拝めなかったが、やっと今日晴れた。日差しはまだ強く湿気も高く、まだ夏が残っていて安心した。原発反対で、日本は石油をどんどん燃やしているし、隣の中国では年間に2500万台も車が増えている。熱帯のベルト地帯では、木を切り開いて畑や工業団地にしている。北極の氷が溶け、シベリアのツンドラ大地が乾燥する事態だ。天候がおかしくならない訳がない。日本では、原発と異様天候をセットで議論すべきだろう。識者は何とか地球が持ちこたえられるのは後30年と踏んでいる様だ。僕の寿命と一致するので丁度だ。今更地球温暖化について叫んだところで、誰も聞かない。自分の人生と照らし合わせて納得するしかない。卑怯な生き方かもしれないが。
<快晴の有明 iPhone6で撮影するもフレアが出てない>
9月10日(金曜日)
ホントのヒーロー
東京の雨はピークを過ぎたが、もう少し東、僕の住む船橋より東寄りに雨の中心が移った。レーダーでは赤のマークがずっと縦に続いた。雨なれしてないところでは、これほど降るとやばいのでは?思っていた。今日は久しぶりにプール。何とこれで2回目。水着を持って来てないのが!隣のスポーツ用品販売店で水着を購入。小学生用の水着がピッタリとは哀しい話。プールでも隣を泳ぐ小学3年生くらいの女の子のバタフライに軽くいなされてしまった。それにもめげず、おじさんは頑張って1kmを泳ぎきり、いつもの食堂へ。ここで、TVのニュースを見て愕然とした。鬼怒川の氾濫。津波と同じで、堤防を水が越して、裏側を水がえぐり堤防決壊となった。新築の家が無残に壊されていた。一方優秀な日本のヘリコプター救助隊は、ほんの数メールの距離間隔に待機し人を拾い上げていた。これはすごい。ヘリの運転で一番難しいのはホバリング。これを救助に当たったヘリの運転手が皆備えていた。この均一性は日本人ならではです。一人のスーパーマンはどの国でも存在するが、100人のスーパーマンはどこの国にも存在しない。インタビューを救い上げた人にしていたが、本当はパイロットにすべきだ。このシーンは映画を超えていた。筑西市に知人がいる。夜9時半だったが、電話をすると後10kmであの被害に遭ったとのこと。良かった。今日は、もう一つのニュースがあった。待ちに待ったiPadが発表された。私の予測通り大画面。11月発売。これは購入する予定。Surface3にしようか迷った時期もあったが、やっぱり本命はこれだ。
9月9日(木曜日)
解決できる問題とできない問題
昨日の高知の天候からは一変して、朝からかなり激しい雨。雨レーダーで見ると、ここ有明も真っ赤に塗りつぶされている。とても傘をさして食事に出る状況でなく、館内にあるレストランで頂く。この店の味はともかく量が少ないので、腹持ちは午後4時が限界だ。仕方ない事だ。雨は日中ずっと強く降っていた。これじゃ被害が出てもおかしくない。この部屋は、ビルの全体の空調とは別の系統の空調で快適そのもの。だが濡れて帰らなければならないと思うと億劫になった。武蔵野線は大幅に狂いが出て、電車は西船橋止まり。満員の電車だった。可哀想なくらい。船橋駅南で下車して乗り換える武蔵野線もホームは一杯だった。新聞が読める程度の込み具合である僕の乗る京葉線は幸せだ。今日は夕食の買い物もなく帰った。あり合わせのもので夕食。TVを点けると台風よりも秋雨前線の影響による雨のニュースだった。雨は浜松から関東地方に移った。船橋も時折強い雨が来た。ところで、このところ英字新聞はヨーロッパでは難民の受け入れ一色。難民はイスラム国による混乱で家を追われた人々だ。僕は、この問題は、後5年で片付くと思っている。それは、前にも少し触れたが、政治によるものではなく、テクノロジーだ。バッテリーがその解決策だ。というのは、バッテリーの性能がここ数年で一気に2-3倍になるからだ。そうなれば、自然エネルギーが蓄えられるし、化石燃料の発電も効率が倍以上に高まる可能性があるからだ。この事により、石油消費を半減させる可能性がある。つまり、アラブに今以上お金が回らなくなるのだ。その結果、イスラム国への活動資金が枯渇するはずだ。こうして、アラブに平和が戻ってくる絵が描ける。間違いない。大雨の方は間違いなくこれから激しくなり、解決のめどは立たないが、こちらは可能性がある。
<これじゃ4時までしか持たない理由もご理解いただけるだろう>
9月8日(火曜日)
やっぱりLPレコードが一番だ
いろんな事を片付けた後、1時間程の空白時間ができた。大阪のH氏に修理してもらったパワーアンプSE-A100をシステムに組み入れ音楽を聞く。システムの概要は左の通りだ。矢沢永吉のLPを演奏する。気持ちの良い高域が流れる。ハイレゾ?それ何?って感じだ。3Wayのマルチなので、低域にはスピードとキレがある。それに、中域はホーン型スピーカーなので、ボーカルがぐっと前に出る。それがSE-A100のアンプとなり一層力強く前に出る。この気持ち良さは何と表現すれば良い。「ここから離れたくない」が一番合っているかな?CDもDATも上手く鳴るが、LPは格別だ。高域の色が(味が)いいのだ。LPは700枚程しかないが、もう少し増やしても良い。聞くところによれば、御茶ノ水界隈にはそういった店が沢山あるらしい。昼前に友人宅訪問し、新築のお風呂を見せてもらう。完成の暁にはお餅を放ると言うので楽しみだ。昼飯を何時ものシーハウスでなく、その隣にあるインドカレーの店で頂いた。東京で食べるインド料理と同じ味。へぇこんな田舎にも本格的なインド料理がやってきたのかと感動。勿論本場のインドカレーとは違います。インドの高級ホテル「タージ・ホテル」(1泊3万円)は幾つかの都市で宿泊したが、どのホテルの味も美味いとは言い難い味だった。郷に入れば郷に従えで、僕は美味しくないインド料理を食べたが、他の人はアメリカン料理を食っていた(腹を壊しやすい可能性がある)。ベーコンやウインナソーセージはやっぱり美味いとおもう。芸西の店では大きな立派なナンも出てきたが、インドではこんなナンも見た事がなかった。薄くて小さいし、黒っぽい。「あんまん」(ふわふわの)のような格好をしたナンもあった。羽田行きの飛行機は定刻に発車した。台風の影響で大揺れ。関東地方は雨だった。芸西で野菜を買い込んだので、今夕は野菜たっぷりの食事。
9月7日(月曜日)
帰省
今朝も雨が降っている。この天候の原因は何だ?朝は、洗濯物のアイロンがけ、週報の発送、クリーニング、掃除。これを、午前9時までに完了。徒歩で船橋駅に向かう。昼食に、コンビニでおにぎり購入。何時ものように空港に着くと、高知行きのANAは30分遅れ。「機材が手当て付かない」との理由。?。これ「臨時便じゃないぞ」。ちゃんと時刻表にも提示されているぞ。機材変更の影響で、座席が一番後方に変更となった。それはないじゃないの!と文句を言うと、何と、前の席と同じところに変更してくれた。まぁいろいろあるが無事高知に着いた。友人のお世話で家に直行。昔、「今日もコロッケ、明日もコロッケ」という歌が流行ったが、僕の毎日もこれだ。「今日も掃除、明日も掃除」職場では毎日拭き掃除。自宅でも休日は掃除。田舎に帰っても拭き掃除。掃除をしない日なんてない。そして、洗濯。これで、一段落。それから夕食の買い物。やっと母が、ディセンターから帰って来た。家で寝ていた時よりは元気になっている。両親たちは取り敢えず小康状態になった。いとこを訪ねると、その父はボケが進み、随分人の認識が薄くなって来たようだ。いとこが一言、オクラを作るなら、皮膚がオクラのバラに負けないようにと忠告。買い出しは、野菜が高いので、根菜類中心に。ハイボールを2缶。夕飯に農作物を作ることで父と議論となり、あっという間にハイボールがなくなってしまった。もっと買っときゃ良かった。元気なうちの15年間の農業をもっと突き止めなきゃ。
<芸西村の海岸>
9月6日(日曜日)
今日は...頭を小突かれる
天候良し、今日も気分が良いぞ。だが天気予報は夕刻雨だ。朝の出勤を少し早めて万歩計を進めよう。今日は、フランスとオーストラリアのお客様が来られた。高級ステレオは、あれも聞きたいこれも聞きたい気を誘発するらしく、結局は自分の持っているiPhoneのミュージックソースを接続し、聞く事に。これが、どうやら、内外問わず普通の人が音に惚れ込んだ時に取る態度だと思う。テクニクスReferenceはこれほどの魅力を持っている。更に、天才少年も現れた。一度聞けばメロディを口ずさむことができる現代版モーツァルトだ。これは、前に書いた。更に驚いたのはベストヒットUSAなんかで、歌詞の日本語訳を小林克也氏が述べるのも一度で記憶してしまうようだ。素晴らしい少年だ。音楽好きの私と対等な会話が成立する。夕刻天候が悪化してきた。会社を出る時には、豪雨となった。カッパを羽織って駅まで歩く間、強い雨粒は、僕の頭を小突くような感じ。痛い程。首都圏で初めての豪雨にあった。この為、買い物も出来ず、夕食は冷蔵庫にあるもで作った。野菜は根菜類のみだ。でもこれが僕的には結構ヒットして美味かった。冷蔵庫の中も一掃できた。
9月5日(土曜日)
今日は...ふがいない話を
今日の万歩計は12,000。目標の15,000には程遠い。土日にはNHK-AM放送第二を丸ごとICレコーダーに録音している。土曜日は、英語の放送が1週間まとめて放送される為。日曜日は非常に興味深い講演が2つ放送されている為。前置きが長くなったが、そのICレコーダーのメモリーが一杯になったので、余計な部分をカットする編集をカウチに寝転がって行った。操作は簡単で、不要な部分をカットすると、必要な所が残る仕組み。所が、暫くすると酷い睡魔が襲ってきて頭が朦朧となり、何をしているのか分からなくなった。「あっ、そうそう、編集をしているんだ」再度、取り組むも、しばらくたつと、又、同じ現象。今日はエネルギーを使い切った訳でもなく、酒も飲んでないにも関わらずだ。それに昼食後、休憩室の椅子で10分位昼寝もしているのだが。変だ。時計を見ると22時前だった。こうした、予期しない疲れが時々頭を擡げる。時には100km自転車で走ったり、2km泳いだりするエネルギーはあるのだが。体力に関しては結構不安定要素が出て、その振れが一層大きくなっている。特に夜が顕著。東京は25時ぐらいまでは眠らない都市で、安全で刺激の多い街だが、全く生かしきれてない。
9月4日(金曜日)
もう少しのところで
5日働いて2日休む。やっとこのパターンになった。週が進むと仕事に体が慣れて調子が上がっていく。昔は5日目の金曜日なんか最高の調子で休みに突入したもんだ。金曜の夜は、楽しみだった。有り余ったパワーで何でもできたような気がする。今は水曜日から週が始まるので、今日は3日目、そろそろ調子も良くなってくる時だが、今の状況はちょっと違う。土曜日にグッと調子を落とすのだ。それは、3日目に当たる金曜日の夜プールに行くからだ。この回復がなされずに4日目を迎えるからだ。そして、日曜日の夜に1,500m泳ぐ。ソロソロ泳ぐ距離を見直さなければならない時期に来ているが、まだ過去の距離を保っている。そんなこともあり、この日だけは、他の負担を落とすようにした。水泳のあった夜は夕食を作らないで外食をすることだ。1kmを25分で泳ぎ切り、急いで着替えて習志野のプールを出発する。「だんらん食堂」に20:15に到着し、20:35に夕食を終える。(「だんらん食堂」は、大阪の「南森町食堂」と同じ作りだ)。これだと、何とか、寝る時間を9時半に間に合わせられる。ところがだ、今日に限って留守番電話が3件。かけなおすと、H氏からテクニクス50周年に向かって準備をしているので、古いカタログを送れとの催促だった。N氏からは、大阪でテクニクス友の会が開催されていて、懐かしい声を聞かせてあげる要件だった。いずれも、ありがたい話だ。おかげで、興奮してなかかなか寝付かれず。
9月3日(木曜日)
好奇心の問題
年をとれば好奇心が薄れるというのは嘘。うちの母は、呆けて病院に透析を受けに行く日以外は、もう寝て暮らす病人の様な日々を送っているが、ケアマネの説得に乗って、村のディサービスに行くと言うのだ。話は少し遡るが、6月に入院した時、リハリビを受けて随分と元気を取り戻した話をケアマネに話した。そうしたら、芸西村のディサービスの話を勧めてみますと来た。7月の中旬に、空きができたので、ディサービスが受けられる体制ができたと電話が来た。こうして老人の衰えない好奇心は、今まで行ったことがない、誰も知らないセンターに通う事になった。もちろん車はすぐ近くまで迎えに来てくれる。僕の友人はアルバイトで、別のディサービスの運転手をしている。僕の従兄の父(つまり、父の兄弟ですね)がこれにお世話になっている。これは、僕が日本語しかできないのに、海外の職場で働きたいと言ったことと同じ事だ。みんな新しいことには興味がある。今日は、前の職場から、No1の営業マンと、企画部長が訪ねてきてくれた。企画部長曰く、明日は全国大会だ。どうかね、一緒に来ないかね?会社の状況を伺うと、カット・アンド・トライで成長しているらしい。四国は何と2名体制らしい。2名だと随分と走行距離が減るので楽だろう。テクニクスの仕事が来なければ、まだこの仕事を続けていただろうな。懐かしい話を聞かせてもらえた。
9月2日(水曜日)
寒いかと思って、スーツの上着をきれば、電車の中は雨の湿気でムンムンの6月の梅雨状態。カバンもカッパで一杯で、スーツを着たままで大汗をかいた。こんな天候ではお客様も少なく、待ち時間は想いをめぐらすことが多かった。取りわけ、僕は努力の人だと思った。例えば、今日なんかのお客様が少ないのは、誘致に対する仕掛けが不足しているからだ。と思うし、何もしないでお客様を待つのは、あり得ないとして、オーディオの文献を開いて知識を一つでも高めようとする。どうも何もしないのはあり得ないのだ。それが、結局腰の座った考え方ができないとか、深く洞察できないとかに結びつき、浅い人生を生きてきたのだと思うのだ。小金は稼げるが大金が稼げないのだ。今更修正も不可能だし、そんな事をすればイライラが募る。ここでは一人で過ごす時間が多く今までの会社人生の反省と、自分を見つめ直す良い機会となっている。人の事もわからんかったが自分の事も分かってなかった。音楽を聴く時間があるから、「今までに随分と考える時間があったのだろう」とはたから見れば思われるだろう。実際音楽を聴いている時は、こうしたら音はどう変わるのか?あの音は出ているか?と、先ほどの努力の問題が常に付きまとっていたので、音楽を聴くわりに音楽は頭の中に残らないし、自分の中を覗き込む事もなかった。
9月1日(火曜日)
またもや雨
ゆっくり寝て蘇った。朝は、この間行ったアフリカレストランのオーナーの物語を書いた。全ては推測だけれど、手持ちのアイディアを結合して、伝記風に書き上げた。午後2時までホームページを作成し、プールへ。この頃、書く事だけに半日以上を費やしていて、休日の使い方が歪になっている。プールでは若いにいちゃんに追い上げられたが、彼は500m い一度長い休憩をとるので、途中から自分のペースに戻した。ペースを上げると疲れが激しく、今では一晩寝る事だけでは、回復しなくなっている。精力挽回に今晩はステーキ肉とした。大きなサラダ菜で包んで食べる事にした。長湯で汗を絞り出すので、レモン1個絞ったジュースも加えた。安城の友人から電話があった。何だか中部づいているぞ。販売店を集めてテクニクスの試聴会を行った後、各店では音の個展を開催すると言う。僕が東愛知を担当しているときは、そんな企画を実施してくれなかったと、一言嫌味を。デモに有効な音源を送ってあげた。コメントも添えて。もうこれだけで今日が終わってしまった。午後8時半床に就く。今日の感動を書くのを忘れていた。サンダーバードが復活したので、録画番組を見た。すっかり現代風にリファインされて、大変面白く見た。ハラハラドキドキ具合があまりなく、技術で解決するのがお気に入りの要素。後3作あるらしい。
8月31日(月曜日)
地球誕生
彼等と一緒に今日は上野にある博物館に来ている。国立博物館での催事は、「生命大躍進」おりしも、人類の歴史を読んでいる最中で、大いに刺激を受けた。生物にはDNAの突然変化があり、それら重要なものは「脊椎」、「目」、「胎盤」らしい。45億年の歴史を1時間程度で見て回るこの展示は、非常にわかりやすく、興味をそそられる。写真撮影も可能で、主だったものは全てカメラに収めた。後半の人類の誕生からは、時間の流れが万年単位となり、旧人と新人の部分では詳しく語られていた。僕が先般読んだネアンデルタール人とホモサピエンスは交わったかどうか?これは最近の新しい話なんだが、きちんとこのことも反映されていて、監修が行き届いていることが伺えた。所々にCGを使った映像があるが、すべて4Kの映像だった。過去は覗けないのではなく、痕跡から復活できることを感じた。その後、浅草に行っておそばを食べて解散した。旧友は時々交信して暖めなおし、将来につなげなければならないと思いましたね。お金も使ったが実り多い時間を過ごした。
8月30日(日曜日)
友達
今日は友人である岐阜の大沢さんと伊藤さんにお越しいただいて、この部屋での試聴と、ブルーノート東京を楽しんだ。8月は田舎に帰らずに、こうしてライブを楽しんでいる。1981年メーカーセールスとして、初めて販売会社に出向をした。テレビ、ステレオ、エアコンの事業部のメンバーだ。僕が派遣されたのは岐阜ナショナル。そこに彼らは勤めていた。仕事上での連携はあまりなかったが、夜とか、昼飯の時とかは、結構一緒につるんだものだった。あと、もう一人鹿野さんがいるが、かれは晩年病気を患い、出て来ることはかなわなかった。午後6時終了後、ブルーノート東京に駆け付けるのだが、食事をする時間が無い。それで、国際展示場駅の蕎麦屋さんで済ませた。ブルーノート東京は何度か来たことがある。出演者が超一流なので楽しめるのだが、価格が高い。東京にはほかにもコットンクラブやサテンドール、ALL of Club、ステラボール、ジャズハウスNARUなどがあり、仕事帰りにゆっくり楽しめる。今日の出演は、「MATT BIANC」で、ラテン系の音楽。ノリが良い。もう一曲目から、ステージ前で40過ぎの女が踊り始めた。顔はブスで、「コンサート命」的な生き方をしている人だ。狭い通路で踊るから、肩を揺らす踊り方をしていた。2曲目から、隣の通路に、小柄な30才代の女が来て踊り始めた。この40女は負けてはならじと、肩の揺すり方の振幅を増やした。一緒の大澤さんや伊藤さんも結構この女たちの観察に時間を使ったようだ。演奏は、MATT BIANCOがそうさせているのか不明だが、CDの演奏を超えるパフォーマンス(常軌を逸した演奏)を見せなかった。ラテン音楽の命はライブのパフォーマンスにあると思うのだが。もしくは、できなかったかもしれない。と言うのはギターのソロの時、ちょっと怪しげで、すかさずベテランのドラムスがカバーに入ったからだ。サンタナとまでは言わないが、世界にはテクニックでは彼に勝るとも劣らない連中がゴロゴロしている筈だから、入れ替えてはどうかな?その後、新橋まで移動して、お寿司屋さんで反省会を行った。食事会が終わった時は終電時間を過ぎていた。
8月29日(土曜日)
音楽イベント
今日はミニコンポの新製品を、評論家先生の山之内正氏が解説し、後で試聴するスタイルのイベントが開催された。その後、場所を変えて、この試聴室では高級コンポテクニクスの音を聞くのだ。その間、3時間くらい待ち時間があったので、一般客を入れることにした。その内の一組に、インド人夫妻がやって来た。インドなまりの英語(ルに近い発音がされる)を話さないので、もしやと思い聞くと、インド人だと言う。きっと、イギリスかどこかで、正しい英語を習得したお金持ちだろう。インドの地図を開いて、私が訪ねたインドの地名を紹介したら喜んでいた。ジャズを聞きたいリクエストがあったので、Norah Jonesを演奏した。彼女のお父さんは世界的に有名なシタール奏者ラヴィ・シャンカルだ。もちろんインド人だ。試聴の後、すごく満足されて帰られた。インドの音楽と言えば、踊りが伴う結構うるさ型だが、メロディラインがしっかりしているので、結構聴くに耐えるのだ。しかし、ここに持ち合わせの音楽はない。田舎に保管してあるDVDから数曲持ってきておこう。テクニクスの試聴は、今回新たに持ち込んだ音源で行った。イタリアの手作りピアノであるファツィオリ(Fazioli)の音源を用意されていた。いまだに、スタンウエイとベーセンドルファーの違いが分からない私としては、新たなピアノは評価のしようがない。まだまだ勉強不足だ。
8月28日(金曜日)
アフリカ音楽
今日は浜松町にあるアフリカ料理を食べに行った。アフリカはインドに続く神秘的な土地として、興味がある。以前NHKの番組で「アフリカ大陸縦断110日間」を見た。イギリスの旅行会社主催でバスで旅するのだ。いい加減さと、思い付きの自由が利く点で大いに興味をそそられた記憶がある。エボラ熱が収束すれば訪問してみた土地だ。この店は、「カラバッシュ」。金曜日の夜ということでもあり、店内は結構混雑し始めていた。店員は黒人が対応する。現地言葉だったら難しいが、英語を話しているようなので何とかなると思った。グループで来ている客。カップルもいる。ところが、40過ぎの女一人というもある。きっと僕が経験したように、アフリカに魅せられた人なんだろう。食事は2,500円のコース料理を注文した。ビールはアフリカ産。お味の方は、「中庸」。その内にライブが始まった。すると外国人がどんどん増えてきた。彼らは、一杯のビール代をその都度払って飲むアメリカンスタイルだ。そうこうしている間に、踊る人たちも出てきた。そうこうしている間に、外国人(白人)は一人で来ている日本人女達と話し始めた。ハントですね。そうなんだ。ここは、日本人の寂しい女をアメリカ人が来てハントする店でもあったんだ。後で書き込みを見ると確かにそのようなことが書かれてあり、僕の目も正しかったんだと思った。ライブは、この前アフリカ音楽の演奏を希望したお客さんが指名した、「ユッスンドール」の十八番を演奏していたように思った。踊りは横動きよりも、飛び跳ねるようなことを誘発するノリだった。
8月27日(木曜日)
音楽配信
オーディオ雑誌や日経新聞を読んでいて、音楽の紹介があると、すかさず、AppleMusicにアクセスして、曲の感じをつかむことにしている。良ければ、チェックマークをつけると、iTunesmusicライブラリーに自動的に登録される。自分が前もって、CDから取り込んだ曲と同列にファイルされるので一気にライブラリーが増えた感じとなる。その音楽を500万円のステレオに接続して最終確認する。いい音楽は残し、そうでもないのはチェックを外す。ライブラリーは、iPodにもリンクされているので、何処でもチェックしたライブラリーが楽しめるのだ。(すでにCDから取り込んだ楽曲もiPhoneにリンクされる)。昨日から取り込んだ楽曲はThe
Rolling Stones/Sticky Fingers (Super Deluxe)このスーパーデラックス盤が凄い。それに、こんなレアものもある。Donny
Hathaway/Never my Love。脂っこいRockで、レオンラッセル作曲のa song for youも収録されている。濱口祐自/フロム・カツウラ。これなんか、何処かで紹介を受けないと一生手を出さない音楽だ。Sura/夢路はアニソンだが、抜群の歌唱力。ハイレゾも出している。配信は256kbpsだが、結構音が良い。気に入れば、CDを買えば良いと思う。とにかく、音楽的には物凄く裕福な時を迎えている。言い換えれば、これはきっと世の中を動かすのでは思う。それに、いい音楽は一気に拡がるし、あっと言う間に淘汰される、まるでコンビニの店頭様相だ。スピード時代に突入だ。たぶんこの反動も一つのブームとなるはず。LPレコードなんかで。
<今夕はカルパッチョとピザ>
8月26日(水曜日)
雨
天候がすぐれないが、僕の調子もすぐれない。睡眠が浅く疲れがたまっていて、それに膝が痛む。この歳になって、眠るのが難しくなってきた。それにお腹の調子が悪く、トイレに何度も行った。そのくせ、空腹で昼食の弁当を全部平らげた(普段は1/3程残す)。今日は2件の取材。カメラマンの機器は、両方ともニコンのカメラだ。カメラはキャノンがいいはずだが、何故ニコンに人気があるのかと言えば、それは多分ストロボの使い勝手にあるのではないかと僕は思っている。ニコンのストロボは、2灯以上の使用の際、ライティングを自動調整する機能があるからだ。スタジオなら、おおよその判断もつくが、出かけて撮影する場合など、思いもよらぬ撮影条件となる場合も多く、光がうまくコントロール出来るのは写りの良さよりも、短時間で仕事を済ませる上でプロの要求だと思う。2回目のカメラマンは撮り直しを行った。ニコンとキャノンのカメラは、撮像素子と、ピントを合わす素子が違う場所にあり、ファインダーで覗きピントが合っていると思っても、拡大すれば、前ピンや後ろピンだったりして、微妙にピントがズレるのだ。その代わり素早いピント合わせが出来るメリットがある。優れたピント合わせを望むなら、ミラーレスカメラか、ライブビュー撮影にするしかないでしょうね。若しくは、一度ピントを外して、再度撮影するようなテクニックを駆使する。もしくはマニュアルピント。ということで、ニコンやキャノンの牙城が少し崩れてきているように思える。そこに、オリンピックがやってくる。決定的な瞬間を狙うはずのプロカメラマンよりも、パンソニックの4kフォトを使えば、もっと決定的な瞬間が簡単に押さえられるようになった。プロのメンツにかけても、これだけは妥協できないかもしれないが、クライアントの要求がそうも行かなくなるだろう。カメラは
何だか地殻変動が起きているような気がする。
8月25日(火曜日)
とても充実した1日だが、できる事は限らてれいる
休日なのに30分単位に時間を細切れにして要件を片付けた。色々とする事が多いです。余計なことばかりですが。その一つに昨日行ったライブコンサート(大和田慧)のCDを作る作業もあった。先ずはYOUTUBEにアクセスし、ライブ音楽をICレコーダーにPCMで録音する。それをPCに取り込んでWAVEPAD(ソフトウエア)で、曲の初めと終わりを処理する。CDジャケット写真に収録した音楽タイトルをPhotshop Elementsを使って書き込む。こうして、オリジナルのCDが完成する。2枚作成し、田舎の友人に送るのだ。新聞のファイル整理も時間を要した。この所、株価が乱降下している。前に、証券会社や銀行の幹部が、今後の株価の変動についての発言が有ったので、それをとりだし、そのコメントと、今の現実との乖離を比較してみる。はっきりしたのは、彼等の発言は嘘ばかり。誰一人中国の景気腰折れに端を発する株価の下落要因を挙げてない。証券会社の言う事を聞いて株を操作していると大変な事になると、この事は示している。日本には、プロの投資家が居ない事が判明。など、何の得にもならな事だが、まとめておかないと決めた事だがら、時間を要している。今週末には岐阜の友人たちとブルーノート東京に行く。その工程と食事の選定も時間を要した。少ない時間でうまい食事にありつく事。まだ行った事のない表参道からの現場までの徒歩ルートの検索。昼飯も食わずに奮闘した。午後2時にはプールに出かけて1.7km。帰り着いて、食事の用意をした。日経新聞の夕刊にCD紹介がある。3枚のCDをApplemusicでチェックし、良かったので、リストに追加。夕食後初めてまとまった時間の読書。iPad2つを用意して、一つは文章。一つは、文中に関する出来事の画像検索用。
8月24日(月曜日)
平穏な休日
JCOMとガス工事屋さんがやってきて、それぞれの仕事をして帰った。僕も、友人たちを迎えた後始末に追われ、この日は忙しく過ごした。休みの日には読書を!これが僕の休日のコンセプトだがなかなか本を開くことが難しい。用事を済ましていると、すぐに午後3時がやって来るのだ。午後3時は、プールに行く時間。ここで2km泳ぐ。最近はプールか自転車かの択一だったが、天候に恵まれずプール。それに、今週はどういうわけか膝が痛く、階段を上るのに苦労していた。毎晩、湿布を張ってのリハビリだった。それで大事を取ってのプール。プールを終えると、今日は凄い睡魔がやってきて、帰りの自転車でさへも、苦痛だった。今週は疲れているのだ。夕食と、書籍のスキャナーを終えると午後9時前。もうこれで一日が終わり。気温が下がり、エアコンなしで寝ることにした。
8月23日(日曜日)
ロックが好きだ
もう70才前のご婦人と、娘さんが試聴に来られた。リクエストいただく音楽は矢沢永吉、ロッドスチュワート、Beyoncé、・・・。若い、僕らオーディオマニアは音楽に対して雑食だから、いろんな音楽を聞くが、普通の人は大体一つか2つの音楽ジャンルしか聞かない。それが、ロックだとは「おみそれいたしやした」。APPLE MUSICのおかげで、このようなお客様とも楽しく過ごせる。(まぁ日本のJPOPはほとんど登録されてないのだが)その矢沢永吉氏はWOWOWで9月5日に生放送を行う。録画して楽しむ。矢沢の音楽に惚れたのは、東北を回っている時、あまりにも退屈なので、カーナビに録画済みのDVDを入れた時に、たまたま、矢沢の音楽が記録されていたのだ。最初は気にも留めなかったが、心地よい高域と歌詞に耳が集中ししてしまい、これは危ないと急いで演奏を止めた時からだ。これは、車が止まっているときとか、家でしっかりと耳を傾けるときしか聞いてはいけないな!と思った。メロディーがそれほど良いわけではないが、歌詞に人を引き付けるものがある(+いい音)。歌詞はたぶん矢沢の生き方そのものだと思う。僕は、矢沢と接触しなかったのは、今までは、順風満帆で矢沢の生き方よりも、自分の生き方に関心が高く耳を傾ける余裕がなかったかもしれない。それと、ヒット曲がなく、先ほどのメロディーの件もある。それが、定年後、幾多の試練を経て、矢沢がすんなりと入って来る時期に差し掛かっていたのだ。このご婦人はどんな理由で、ROCKをお聞きになっているか不明だが、単なるビートだけが目的のようでもなかったから、そこには想いがあるのだろう。
8月22日(土曜日)
社長来る
東京は気持ちよく晴れ上がったが、南からは台風が来ている。月曜日からの休みは、この影響でキット雨だろう。今日は我が社の社長が、勤務契約書を持ってくる。雇用契約が変わるのだ。個人にナンバー制が割り当てられる関係から、変更しなければならないらしい。高校卒業からずっと働いてきたが、仕事なしで生きる感覚は無い。いつもあくせくしているのが生に合っている。だから、雇用契約みたいなものは、僕にはあまり関係が無いのだが、これも世の中の仕組みだ。従わなければならない。週末書き上げて返送しよう。昨晩ゆっくり眠り、やっと体の調子が戻ったので、今日はプール。この2日間は友人と羽目を外して飲み食いしたので、体重は2kgオーバー。ここで、絞っておかなければ、元に戻れなくなる。もうYシャツの首回りがキチキチの状態だ。首回りは、けっこう体重と敏感に反応するので、1-2kgの違いは、日々の苦しさに直結するから体重の増減には気を使っているのだ。メーカーショウルームの手前、Yシャツのボタンを外しておくのは、ちょっとまずいのだ。10,000歩後の1,000mの水泳は、体重を落とすのには有効で300g位は確実に落ちる。こんな些細な問題に取り組んでいるだけなので、何の不満もなく、仕事をこなしている訳だ。まぁ社長としても、そんな事を確認にきた訳ではないのだが、契約書の他には、会社の状況報告を少しと、お互いの近況を話した訳だ。夜は9時過ぎから睡魔がやってきて、報告書を仕上げ、10時に倒れこむようにして床に着いた。1日の終わりはこのパターンが最高に気持ち良い。
8月21日(金曜日)
しんどい一日
寝不足でしんどい。昨晩寝たのが、午前1時半、起きたのが5時半。彼等の分と自分の分の飯を作らなきゃ。野菜を販売している近くのローソンへ。彼等は、折角東京へ来たからには、東京でしかできない事をすれば良いのに、出発の間際まで、僕の部屋でテレビを見ながらビールを飲んで過ごし、帰るという。ああ勿体無い。まぁこれも田舎のおっさんの過ごし方といえば、それで良いかも。僕の方は、昼の休憩時間全部を使って、控え室で横になって寝た。随分とスッキリした。そういえば、スッキリに関してだが、この頭の問題とは全く関係ない話だが、音楽の話で、ヴァン・モリソンはアメリカのロックバンド「ドアーズ」のメンバーだとずっと思い込んでいた。だが、ウキで調べても一切ドアーズに属した事は書かれて無い。記事は、ロックの殿堂ランク24位の方が大きい。何故?そこで「ドアーズ」の方を調べてみたら、なんと、こちらは、ジム・モリソンだった。この年になるまでずっと誤解したままだった。なんたる不覚。ヴァン・モリソンは「Moondance」の名曲がある事も知った。英語版のウキでは、詳しくその事について触れてある。このVan Morrisonについて、もっと調べてみようと思う。今晩でなく他の日に。今日は兎に角、早く帰って寝る事だ。
8月20日(木曜日)
Billboard Live
高知の友人が東京で揃う。かねて計画してあったように、六本木のbillboardでライブ演奏を楽しむ事にした。新橋の烏森口で待ち合わせをし、居酒屋「たぬき」で魚料理を食べた。ライブ会場でも食事は可能だが、高価なのとまずいが定番なので、敬遠だ。地下鉄を乗り継いで六本木へ。高知の仲間はさすが東京。「高知と空気が違うわ」と、道に止まっている外車を見て感動。billboard
東京はミッドタウンの中のビルの4階にある。名前を告げると、番号札をもらえる。しばらくすると、この番号札の順番に客席への案内がある。正面ステージの大きなガラス窓には六本木の夜景が広がる。もうこれだけで、コンサート雰囲気満喫。ニッカウィスキーのサービスが1杯だけあり、ソーダー割りを注文した。コンサートが始まるまで、写真を撮りまくった。ISOを100に設定して、長秒間の撮影もし、まぁ撮り尽くした訳だ。演奏は大和田彗(けい)さんで、JPOP範疇だが、JAZZの雰囲気がある。歌い方はMISIA風。(声域が狭いので、MISIAにはなりきれない弱さがある)まぁそれでも、一曲一曲歌に対する思いれを綴って楽しませてくれた。日本酒なら眠くなるが、ウィスキーは目が冴えるのでぴったりだった。9曲歌ってくれた。PAスピーカーが上に吊るしてあり、ボーカルの定位が上に上がるのは違和感を感じる。ベースギターは、ステージの床の響きが加わり、音にキレ無く、全体を重苦しい雰囲気にした。ギターは凄く良く、70年代ロックを彷彿とさせるインプロビゼーションが聞けた。「But・in・Boys」と「I
TO」では音程を外すシーンあり。ピアノは孤高の存在を醸し出し、夜の六本木に映えた。最後の曲はカーテンが開き、ビルの夜景を見ながらの演奏となった。この曲のみオリジナルではなく、凄くノリの良い演奏「April
Fool」だった。全曲こんな感じなら、格別感もあったかも知れない。3人で6,180円。1曲228円の聴取料金だった。安いかな?
8月19日(水曜日)
時計が止まっている
朝10時過ぎにメールが来て、もうすぐ羽田。今日はどうしたら良い?そんなこと聞いてないぞ。明日の晩ライブに行く約束と、その日の晩は岡村の家で宿泊する。この2点のみ打合せをしていた。なぜなら、僕は昼間仕事だから。それなのに、どうする?とは僕も困った。ここで試聴したいとも言う。それは明日の予定に組み入れてあるぞ。事務所の方に連絡して、それを変更しなんだかんだ。まぁ、この要求は友人ならではのわがまま。暫くして、到着したとメールが来た。「先ずはビッグサイトに登れ」と、僕。田舎のおっさんに東や西といっても通用しないので、分かりやすい方法を教えてあげたのに、それを無視して、次のメールで、目の前にある建物の名前を聞いてきた。まぁすったもんだの挙句、合流した。彼は、Premiumを買うと言う(奥さんも了承)ので試聴だ。よーく考えたら、このネットワークプレヤーとNASの管理を出来ないと買っても宝の持ち腐れになる。それで、トコトン説明したが、結論、買っても使えないとなった。コンピューターが操作できないと、テクニクスの最新機器は楽しめないのだ。これが現在のオーディオなのだ。日本の最高峰のオーディオマニアの雑誌ステレオサウンド誌なんかも、ハイレゾの試聴記事はない。機器の紹介もない。読者の為に、CDとSACDのみのレポートだ。結論、僕が田舎に帰って彼の面倒を見ることができるようになったら、買う事になった。試聴を終えてのお帰り頂いた。僕が仕事を終えるまで待つと言うので、それはもったいない。「有楽町のビッグカメラでも行ってきぃや!」地図を書き、駅まで送りだした。夜、合流して船橋一番の居酒屋「加賀屋」で懇親。明日は、僕の部屋で半日過ごし、もう一人の友人と合流する事になる。どこで、何時?などは決まってないらしい。彼らの時計は止まっているから問題ないのだ。
8月18日(火曜日)
西と東
アマゾンで買った「面と向かって聞きにくいイスラム教徒への99の大疑問」を読んでいると、ちょっと視野は狭いが、庶民の感覚を代表しているなぁと言う感じを受ける。西側世界から見るイスラム。特に中東は異質な世界だと見える。太古の昔から同じ民族が戦争をしあって、平和と言う概念を持ったことがない人々だ。なぜなんだ?それがこの本で触れられているコーランの教えだとある。だが、もっと昔から彼らは戦っているぜ!これに対する答えはない。これはその程度の本だから。富士山も静岡県からと山梨県から見るのとでは威容が違うように、世の中の見方が異なる。特にアメリカに対する見方は、180度違う。中東の戦争はアメリカが引き起こしたものだと言うのが、イスラムの見方だ。その背景には、石油の権益にまつわるものが多いとある。たしかに、この本に沿って世界を眺めれば、アメリカの横暴が各地で散見されるのだ。イスラム諸国は翻弄されている被害者意識を基本的に持っている。そして、イスラム教を崇拝する人口は日増しに増えている。貧困国にとってイスラム教は救いの神なのだ。どうしてイスラムに改宗するのかと言えば、天国に行けるイメージが具体的に示されているのが大きな理由だと思う。現世では貧困を偲んでも、来世は違うと言う夢がある。西側諸国の人びとは、この夢は富で実現しようとしている。この違いは越えられないのではと思うのだ。
8月17日(月曜日)
現在アニメ考
昨晩は水泳から帰り、レポートを書いていたら強い睡魔が音づれて来て、そのまま寝てしまった。朝早く起きてレポートを済ました。掃除や洗濯、クリーニング、書籍購入。月曜日は日常のこまごまとした雑務がある。これにプラスして、今週は田舎から友人たちがやって来るのだ。その宿泊の受け入れを準備しなくてはならない。100円ショップや、MrMAXなど、安価で豊富な品揃えのある店で買い物を済ませた。午後2時まで要した。それから、やっと酒にありついた。一週間に一度の酒タイムが、日曜日の夜から、シフトして、月曜日にずれ込んでいるのだ。酒を飲みながら「マクロスF イツワリノウタヒメ」を見た。先週のコミックマーケットに集まる60万人の人を見て、コミックに関心が出てきたからだ。若い女の子を見てどれも同じに見えるのと同じように、最近のアニメの出演者は作者が違えど登場人物の区分けが付かないのだ。これは、いったい、いつから作風が変化したのだろう?特に、男性向けアニメでも、目の玉が縦長の登場人物が多い。いつから(ベルサイユのバラなど少女漫画は目の玉は縦長だが、これは昔からの描写なので見逃してやろう)こうなった?僕の数少ない、アニメ歴から判断するに、この超時空要塞マクロス(1982年)から始まったのではないかとにらんでいる。1979年の機動戦士ガンダムにはまだこの作風は登場してない。でも2000年までは、これらのアニメは幼児向けだった。世間も僕も見逃していた。だが、2000年以降、これらのアニメを見て育った連中が、大人になり、しかも、就職できず、アルバイトや派遣で食いつなぎ、結婚できない男が急増した。そんな彼らが求めたのが、ベルバラの女(同じ描画)だった。アキバと日本橋は、フィギュアの巣窟となり、縦長目玉の女が闊歩する時代を迎えたのだ。違うだろうか?
8月16日(日曜日)
あっという間にお盆休暇も終わってしまった
関東は暑くないお盆休暇だった。月曜日からずっとぐずついた天候が続き、どうやら明日まで雨模様とのことだ。そんな雨の間隙を縫って、近くの大鳥神社ではお盆祭りが開催されていた。夜店が並び、盆台では鐘太鼓に合わせておばさん連中が踊り、その周りでは、盆人たちがやはり同じように踊っていた。夜店は、なぜだか酒類の販売がなく、妙なひっそり感があった。ここで稼がなくてもよそで稼いだらいいが、ここも義理で店を出さなければ。そんな感じの出店だ。お祭りに関心のない私がなぜここに出かけたかと言うと、暗いシーンの撮影で、デジカメとiPhoneとの画質比較をしたかったからだ。すでに、コンパクトデジカメは、携帯電話に席巻されて、市場が激減している。携帯電話でもいいわ、よく映るからと言うが、やはりデジカメにはかなわないだろうと言うのが一般的な認識。ま、望遠やマクロはデジカメに譲るとして、暗いシーンはどうだろう。私のデジカメはキャノンのPowershot
S90(2009年9月製)1/1.7インチサイズのCCDを搭載した、コンデジの中でも、一つ上のクラスのカメラだ。対する携帯電話はiPhone6+(2014年9月製)。
掲載写真(左iPhone、右キャノン)ではわからないだろうが、明らかにiPhoneの画質が上。ノイズ量が違う。5年の月日は、劣勢と言われたCCDのサイズの違いを超えてしまったのだ。これでは、コンパクトカメラが売れないわけだ。まぁ同じ時代のカメラの比較でないから卑怯な比較だが、今更コンデジを買う理由はない。もう、コンデジの時代は終わった。
8
月15日(土曜日)
ビッグイベント開催
有明のビッグサイトでコミックマーケットのイベントが開催されている。3日間で60万人と言うから凄い。朝の行列の規模も半端ではない。覗いてみたい好奇心はあるが、こちらは仕事中であり、叶わない。このうちの一人がショウルームに試聴にこられた。ATLUSの会社のゲームファンで、且つ、任天堂3DSのゲーム音楽がメインのターゲットと言う、法律を勉強している大学生。音楽は、ウォークマンで、ポタアンを使いバランス接続で聞くと言う。彼の希望に沿う音楽はなく、ウォークマンに記録した音楽をテクニクスに接続して試聴。音楽を再生し終わると、これはこんなシーンだと解説がある。これが楽しくて、2時間余りも付き合った。ゲームの音楽は、シーン展開が次のレベルに上がらないと、新しい音楽が聞けない仕組みにある。逆に言えば、シーンと音楽は密接に連携している訳で、目を閉じると、ゲームが頭の中に蘇るという。その音楽は映画のシーンとよく似た展開なので、僕の抱く映画音楽イメージで突き合わせをすると、ゲームと映画は音楽の使われ方が随分と違うようだった。では、ゲーム音楽に季節性などが絡んで記憶されているのか?「あまり無い」と言う。年がら年中同じゲームをしているから、といのがその理由とのこと。「ゲームの社会にも架空の法律があるが、現実の法律との関係で新しい関連性や、共通項目を見出すことができ、若しくは実社会で役立つことが見出せたか?」それもないと言う。「勉強は勉強、ゲームはゲーム」ということらしい。それって随分と頭固いね。(そこまでは言わなかった)自分の息子と同じ世代。話をしてても、妙に霞を掬っているような気がした。固形物がないんですね。
8月14日(金曜日)
テクノロジーと平和
暑い夏。お盆休暇に突入し、時間が止まったか思いきや、今日はビッグサイトでコミックのイベントが開催され、朝から有明界隈は数十万人の人の行列で賑わった。ちょっと普段見慣れないような異様な人の集団。年2回のイベントだそうだ。60万人近い人がやってくるようだ。一方アメリカでは、サムスンが新製品の携帯電話機を発表した。5.7インチの有機ELで、8コア、4GBの内部メモリー搭載。しかも、物理的なキーボードがつく。スペックでは申し分ない。有機ELの画面だけでも凄いのに、話題に上らないのは、アップルと同じコンセプト上にある商品なので、少々の頑張りでは覆すことができないだろうということだ。サムスンは新しい路線を開かなければならない。下の価格帯には中国の小米が同じようなデザインの商品を1万円程度で展開するから、サムスンは岐路に立たされている。例えば、もっと大きな画面と、超小さな電話機に分けて2ボディにするとか大きく舵を切ることが必要だろう。他にも、16TBのSSDが発表された。いつかはSSDがHDDを上回ると言われていたが、今かよ!そんな感想だ。世の中は止まってない、活発に動いている。こんな勢いがあると、もしかすると、この5年間の間に充電池の性能が飛躍的に向上するかもしれない。もしも2倍くらいになれば、電池のクルマが走り出す。電力会社が発電した電気を捨てずに済むようになる。これはえらいことだ。石油の消費が激減する。世界のお金が中東に向かい、こぼれたお金がテロを誘発しているが、資金源が涸渇すれば自ずと活動は治まる。日本は平和に貢献するために戦後70周年の記念の言葉を総括した。自衛隊法の解釈も議題にあげている。こんな正工法でなく、もっと日本らしい平和への貢献方法があるはずだ。それが電池の開発だろうと僕はにらんでいる。
8月13日(木曜日)
夏枯れ
お盆休暇が始まったせいか、道路や電車は空いている。都心から逃げ出した人は故郷で過ごすから、ここのショウルームも夏枯れとなった。朝から雨が降り、気温も下がり、急速に夏が遠ざかって行くようだ。今日はアフリカの音楽を聴きたいとお客様が見えた。残念ながらアフリカといっても広くて、どこに焦点を当てたら良いのかもわからない。とりあえずApplemusicで検索するから、アーティストを教えて?ユッス・ンドゥール。検索すればヒットするではないか!演奏すると、結構帯域の広い音で、アメリカ西海岸で録音されたような音色だった。リクエストした人は40歳半ばの女性で、おかっぱ頭だったから、東京の結婚してない女はこういう趣味性を持つのか?と思ったが、後で子供や旦那さんが入ってきて、僕の人物観察眼はやっぱりあてにならないことが分かった。雑誌「特選街」で麻倉怜士が音楽の推薦を行っているページがある。先月は当たったので、今月も期待したが失敗だった。Nils Landgren Funk Unit/Teamwork。ドイツの演奏者との事だった。これもApplemusicで簡単にヒットしたので、良し悪しが判断できた。雑誌や新聞の書評が感じではなく、具体的に判断できるので非常に有意義だ。友人たちが来週やって来る。それは大歓迎なのだが、僕に何をしてほしいのか具体的ではなく、困っている。(田舎のおっさんは総じてこんな感じなのだが)それで、メールも返すが、それでもぼくは理解できない。年齢を重ね、具体的なことでなければ理解できない、「感」の劣化がある。夕刻、冷房病に罹ったような体調の異様を感じ、予定していたプールを取りやめた。その代わりの運動を、ららぽーとの散歩で補った。ららぽーとは1フロア800mくらいの通路4本があり、それが3層構造だから、合計9,600m程度の運動コースとなるわけだ。もちろん全部を制覇するのは難しいので、今日は往復の1.6kmコースだ。ここは衣料の店が多く、銀座まで行かなくても、ここで十分済ませられる威容を誇っている。電気製品のビルなら1日過ごす自信があるが、このような衣料の店で1日過ごすのは自信なしだ。友人に着るものを選ぶの趣味としている人がいる。その人にここを紹介したら喜んで歩き回るだろうとは想像に難くない。H&Mの店があった。概ね2,000円以下で販売されている。そのずっと向こうにフィギアの店があった。大ぶりのリカちゃん人形のようなコーナーがあり、そのプライスを見れば、洋服が3,000-5,000円、髪の毛が1,500-3,000円。人間様が着るものより、人形の服や靴が高い、本末転倒な店があった。50歳くらいのおっさん(めめしいような)が、店のおばはん店員(普通でのおばさんとは違う感じ)と熱心に話をしていた。マニアしか分からない会話だった。僕らの話している、音楽の趣味も似たようなもんだ。部外者から見れば、異様に映るのだろうな。
8月12日(水曜日)
冷蔵庫の問題
じっとしていると暑い。電車のホームでは汗が滴り落ちる。電車に乗れば、スーと汗が引く。だが、天候はピーカンの天候は朝のうちだけで、午後からは雨が降りそうな気配。今週の月曜日からずっとこんな感じだ。夏は過ぎ去ったと思う。暑かったのは僅か10日間だ。まだ冷房の効かないショウルームでは開館前に女の子たちが商品説明の練習を行っている。冷蔵庫と洗濯機の練習を聞いた。そう言えば、以前、冷蔵庫の勉強と商品説明を結構真剣に行ったことがある。そのノウハウは今でも使えそうなので紹介すると、東芝は野菜の鮮度を保つのが得意で、日立は生の肉や魚だ。三菱は肉や魚に包丁が通る冷凍ができる。パナは、野菜室が全開するので取り出しやすい。消費電力は大きい程性能が良い。大きめを買われたらどうですか?ど田舎に住む消費者はこのポイントを十分にわきまえなければならないが、都会に住む消費者は、こんな宣伝文句に踊らされてはならない。何故なら、住居の近くにスーパーが3つや4つあるのだ。買い置きする必要はサラサラない。どんな冷蔵庫も上に上げた特徴の違いの差はあれ、食品は買ったその時から傷んでいるのだ。必要なものを毎日買う。これが一番正しい買い物だ。そうすれば、高価な冷蔵庫の必要性はない。安価なハイアールの小型冷蔵庫で十分事足りる。電気代は高いが、大きな冷蔵庫との価格差の方がもっとある。アジアで見てきた高価な冷蔵庫の売れない理由はこれだった。アジアの国々では野菜は毎日買うもので古くなると捨てるのだ。だから冷蔵庫のない生活でも我々と違わな新鮮なものを食っている。インドでは夜残したものは、翌日ものもらいにあげる。施しが自分を豊かにする考え方が根底にあるからだ。だから冷蔵庫は不要なのだ。GNPがまだ低いので豊かな電化生活は営めない、でも豊かな食生活が営まれれてないとは違うのだ。
8月11日(火曜日)
なかなか体重が落ちない
本も読み上げたし、ガス屋さんも午前中に来てくれた。定期的な水泳だけでは腹の贅肉が取れないので、今日も自転車のツーリングに出かけよう。長時間の運動はきっと腹のぜい肉を取ってくれるはずだ。先ずは、先日見つけた船橋のガード下でビールを飲もう。酒で景気つけて出かけよう。入った店で、料理が運ばれてくるまで、Webを見ていると、隣のおじいさんが話しかけてきた。長い話を要約すれば「失礼ですが、それはiPhoneですか?」そうだ。と僕。「それは、インターネットをするのに早いですか?」という会話になった。言っていることがどんどん飛ぶので、話が捕まえられないが、ビールを飲みながら楽しい食事ができた。若さを保つ秘訣は「キャバクラ」だ。どの国女がいい?「日本人」なぜ?「愛を感じるからだ」。「アンチエイジングの秘訣を知っているか」?知らないと、僕。「牛肉を食べることだ」。赤身か、霜降りか?「そんなことわからない、とにかく牛肉だ」そう言うおじいさんは「刺身定食」を食べていた。そして、話は振り出しに戻り、「WiHiは遅いが、iPhoneは早いのか?」質問が間違っているよ!と僕。その内に、このおじいさんは、僕を先生と呼び始めた。もう一杯飲むと言うから、この辺で切り上げた。75歳の品の良いおじいさんだった。たったビール1杯なのに、僕の頭までこんがらがってきた。炎天下、酔いもあり、大汗が流れた。セブンイレブンで黄色のキャップのついたコーラーを買った。店員のおばさんに聞くと少しレモン味がすると。1時間ほどで、花見川のサイクリングロードに出た。此処からは速度を上げて進む。前回果たせなかった印旛沼のほとりに行くのだ。向かい風が強く速度が上がらない。やっと到着。沼の土手の芝生に腰を下ろし、熱くなった残りのコーラーを飲んだ。仕事の電話が2件程あって、返事をした。こんな所で良い風に吹かれているとは、よもや思いはしないだろう。帰りは、少し遠いが、花見川を下って幕張に出た。途中でもう一杯缶ビールで喉を潤した。5時間も自転車を漕ぐと腹の贅肉は取れるのだが、今日はビール2杯も飲んだので、元の木網だ。
8月10日(月曜日)
どうしたものか?
以前耳鼻科で薬を処方してもらい、耳の調子が良くなって、ステレオの音質が一段と向上したことを書いた。しかし、この薬は副作用があって、ツメのところで逆もげができ、右の肩下あたりが凝っている。僕場合、このような症状は胃か十二指腸が弱っている証拠。右のみぞおちを押せば少し痛みがある。耳を取るのか胃腸を取るのかの2者択一を迫られたわけだ。それで、1週間で薬は止めた。そのことを先生に話すと、そこまでして薬を飲む必要はない。鼓膜の状況は良いから、ひどくなったらまた来たらよいとの結論だった。鼻から、注入する噴霧の薬を360回分頂いた。僕としては、別の薬で試すことを期待していたので、ちょっと梯子を外された気分。この病院は、自宅から自転車で30分以上もあるところだが、対応が紳士ですごく気に入っている。薬が処方されるのに何と1時間も待たされるのが傷だ。その間に、病気のことを考えなさいということか?外は、突然の大雨。豪雨。久々に豪雨にあった。これも予想外。じっとクスリの出るのを待つ事に。耳は、まぁしばらくは様子見だろう。水泳は控えなさいと言われたが、これは、どうしたもか。帰りにアメリカン・スナイパーをレンタルした。もう少しドンパチの迫力を期待してたが、それはなかったし、アメリカ兵が、見知らぬ国で命の危険に立ち向かっているのに、頭も下げず平気で戦場を闊歩するとか、ヘリなどの空と地上部隊との連携などが疎かだった。それに、反乱兵に囲まれた時、銃ではなくなぜ爆弾を使用しないのだろう?。ビルの屋上で狙撃するのに、なぜ退路を確保しておかないだろう?など突っ込みが一杯ある。クリントイーストウッド監督で、映画の出来栄えは最高と言われたのにもかかわらず、アカデミー賞がもらえなかったのは、その辺りの処理の方法がずさんだったのかもしれないと思った。見方が否定的すぎるのかな?
8月9日(日曜日)
頭の調子
今朝は、随分とぐっすり寝た記憶がある目覚め。こんなの久しぶりだ。日課としての英語は、今日は、ニュースで英会話(テレビ放送)を見る。ウィークデーはラジオ英語を聞いているが、週末はテレビ版だ。これは少々難しい。ところが、今日は頭の調子がよくすんなりと聞く事ができた。ヒラリー・クリントン氏が大統領選挙に立候補のニュース。こんなに調子が良いと、何事もスムーズに進む。朝の洗濯も時間内に終わり出発にはまだ時間を余した。お客様の対応も実にスムーズで、えらい感謝されたし、クレーム問題が久々に発生したが、すんなりと処理ができた。最後のお客さんは、昔、テクニクスのプレーヤーに使うアームを設計して納入してた外部の業者さんだった。僕もなんとなく記憶に残っている。モジュラーステレオに使っていたような記憶がある。1972年頃の話。夕食は、NHKの今日の料理を参考に挑戦した。ゴボウのミジン切が隠し味で、なかなか良くできました。こんな日が待日続くと楽しいだろうに。
<新木場で見た変な雲、何かの予兆でなければと思った>
8月8日(土曜日)
11.2mhzの悩み
今度は僕の悩み。ハイレゾもこの一年で随分と底辺に降りてきて身近になったが、一方で天井も高くなった。これが普及拡大発展する時のパターンで、デジタル時代、グローバル時代となってもパターンは同じだ。その問題とは、DSD音源は2.8Mhzから、5.6Mhzへ移行したかと思ったら、もう11.2Mhzへステップアップしたのだ。そして、急速にこの規格の音源が出始めてきた。又、対応機器もあっという間に増えた。こうした、デジタル時代の速度の変化は、世界同時で進行するから、どうしようかな?なんて考えている暇などない。先日買ったNET Aoudio誌には付録で11.2Mhzの音源が付く。いずれ、ここにも、この音源はどうだろう?「聞かれました?」などと質問するお客様が現れる筈だ。それに対して、まだ聞いたことがありません。では、自称マニアの私としては、ちょっと恥ずかしいではないかと思うのである。いや僕はそんなのを許さない。かと言って、今更5万円のDACを中途半端に買うのも、どうかな?この仕事の卒業記念としてDACは15万円の予算を組んでいる。だから今の5万円の出費は無駄になる。それに、時間が経過すればデバイスがこなれて、どの機器にも11.2Mhzが内蔵される。さぁどうする?iPodにインストールしたのHFplayerでお茶を濁そうか?。恥ずかしい話ではあるが。
8月7日(金曜日)
カメラ女子
今年の新人でカメラ
が好きな女の子がいる。ひまな時に話し込んでいる。彼女のもっぱらの悩みはキャノンの70-200mmf2.8を買うかどうか?前のタイプらしい。辞めとけ。レンズは新しいだけよろしい。写りではそん色なく、むしろその上を行くかもしれない、f4の新製品にしておけばどうか?と私。そうなんです。だから悩んでいるのですと彼女。本体は70D。キットレンズはピントが甘いそうだ。ライブビューでピントを確認して撮影すれば良い。と私。ファインダーでピントを追うとどうしてもそうなってしまう。ところが、ライブビューは速度が遅く実用にならないと言うのだ。女の子がどれ程スピードのある写真を要求するのか不明だが、この子も持つことにステイタスを感じるタイプかもしれない。前のタイプなので手ブレ補正機能もないが、重いので何とかなるかな?と自分を説得しようとしている。カメラ雑誌を読んでいると、もう「最近のレンズの比較」は、相当極端な状況を設定しない限り、差が出ないとか書かれている。そうだろう。僕が現役の頃、コンパクトカメラでも他社比較は苦労して差を探したのだ。あれから4年。センサーもレンズも進化が激しい。最新版は、昔の高級機に匹敵する。彼女には一度写真を見せろと頼んでいる。それでどんなレンズがぴったりなのか教えてあげると伝えた。
8月6日(木曜日)
スピーカー端子の事件
ここのオーディオルームの、スピーカー・ケーブルの終端はバナナ・チップの処理で、スピーカー端子に接続してある。絶縁のため、そのバナナ・チップを覆うビニール・カバーを使っていたが、今日は会社のメンバーが来て、このビニール・カバーを外すと音が良くなる情報を持ってきてくれた。早速取り掛かった。取り外し前と、取り外し後の音の比較をすれば、ベールが一枚外れたかのような解像度が上がった。しかし、アンプ側の端子にあるビニール・カバーは付けたままが良かった。これは、ReferenceもPremiumも両方に施し、又一段と音質向上が図られた。天下無敵の音質となった。多分耳の肥えた方がこの音を聞けば、ちょっと目をむかずにはいられない程度の音なのだ。事件といっても良い変貌を遂げた。昼から、お母さんと男の子がやって来て、10分程音楽を聴かせて欲しい予約が入った。音楽は妖怪ウォッチや、ライオンキングなど、アニメ系ばかりだが、50分程を要して音楽に聞き入った。音源はリクエストに応じるために、アップルミュージックに頼ったが、これでも気持ちを惹きつけてやまない音の魅力があったのだ。決してすごいとかなんとかの評価の言葉は無かったが、あれも聞きたい、これも聞きたい気持ちにさせたのは事実。音の魔力がなせる具体的な行動の一つだ。僕も横で聞いていて、AACベースのアニメソングなのに何度かハッとさせられた。今日は楽しい一日だった。
<右のビニールカバーを取り、左のように変更すると・・・>
8月5日(水曜日)
夏とジャズ
今日は朝から、カンカンのピーカン天候だった。雲ひとつない晴天で、多分寒暖計はグイグイと記録を伸ばした事だろう。僕の行動する有明も、船橋も風のある土地で、体温は相当冷やされるから、それほどの暑さは感じない。内陸部の風のない場所はそれこそ、灼熱の地獄だろう。カメラを持って出かけたい気分だが、仕事でそうも行かず、有明の森で、広葉樹の葉を撮影。強い日差しが、葉を透かし青い空に映えて綺麗だ。22度に設定したリスニングルームは快適そのもの。ここの女性どもの夏季休暇は意外と別の月取得が多く、混み合ったお盆に集中するのは避けているようだ。賢い消費者です。私には元々夏季休暇など有りませんが、帰省は今月パスです。月末にかけて、友人たちがやって来るのです。その友人達に付き合って、ブルーノートに行く予定です。まぁ帰省の時と同じくらいの出費を強いられそうですが。ブルーノートで聞く音楽よりも、毎日ここで、いい音質で音楽を聞いているのだから、もうこれ以上の欲望は無いところですが、それはそれ、これはこれ。よく女の人が食事の後に、ケーキなどを食べたりするのと同じようなモノです。それに、若いころ夏の晴天には、「ライブ・アンダースカイ」でジャズを随分と体験してしまい、いわば夏の定番のようになってしまったので、良しとする他ありません。
8月4日(火曜日)
ボケ頭
昨晩、気分よくお酒を飲んだ。疲れもあったので、まず食事をして、風呂に入り、さぁテレビを観るぞ!この時に、お酒の栓を抜いた。最近発見した焼酎のハイボールだ。これは、100円以下で購入できる。この発見の事を友人に話すと、友人も知っていて、注目しているらしい。注目はするが、ビールを飲んでいるとのこと。さて、この焼酎のハイボールと、ウィスキーのハイボールがあるが、ウィスキーは180円程で、値段が倍ほども違う。その割に、味の方はあんまり変わらないと来ているから、まぁ焼酎でいいかとなる。第三のビールで国税局とサッポロビールが税金の件ですったもんだしているが、この焼酎ハイボールは第三のビールよりも安いから、この問題については無関係だ。お酒の話はここまでにして、テレビを観終わったのが午後11時。お酒もその時間に終わった。350ml、2本だからかわいいものだ。ところが、今朝は、妙に頭が冴えない。ぼんやりしている。そして、眠い。だったら横になって少し休んだらよい。今日は休日だからゆっくりできる。ところが、横になると目が冴えるのだ。普段は飲まないコーヒーも飲んだが、頭は依然ぼけたままだった。そんなこんなで、今日一日はぼんやりして過ごした。寝酒はいけませんな。
8月3日(月曜日)
路上の人
朝から快適だ。掃除洗濯を済ませ、一切を終えた。本も読んだ。でも、何かが足りない。3km程泳ぐか?どうにも体の置き所がない。でもこういう時、水泳は役不足だ。それには、自転車しかない。携帯電話とiPodを持って花見川を遡って、印旛沼に行くツーリングを挙行した。灼熱の太陽が照り続けるが、自転車をこいでいる限り風があり、体は冷える。熱中症は体に熱が溜まるから起きるのであって、どんなに暑い時でも自転車では熱中症にならない。久しぶりなので、少し道に迷うが、昔と違って今はグーグルマップがあるので、困った時はこれを見ればよい。3時間。40km位が限界だった。あともう少しで、印旛沼に到着だが、午後5時だ。暗くならないうちに帰ろうと引き返した。水も切れ、喉もカラカラだ。14号線との交差するところで、自動販売機を見つけ喉を潤した。そこで考えた、もと来た道をたどれば後2時間半はかかるぞ。そこで、グーグルマップで船橋への近道を検索すると、一直線の道が見つかった。疲れているので、今回はショートカットだ。夕食の買い物も含め2時間で帰り着いた。足がパンパンに腫れた。湿布薬を買って冷やしたら、疲れが飛んで行った。完全燃焼をして、やっと落ち着きを取り戻した。ここ数年こんな気分になったことがない。
8月2日(日曜日)
けだるい午後
暑さも本番を迎え、風があるとはいえ、湿った高温の風は決して涼しさを呼んでくれない。船橋にもやっと夏がやって来た。ま、大阪と違い、朝夕はエアコンなしでも過ごせる。職場の試聴室は22度設定で、外に出るとホッとする。体が冷え切っているからだ。昔、中学生の頃、高知へ映画を見に行った。毎回、あの寒さにやられて頭が痛くなった。外に出て、乾いた洋服に汗が染みこむようになるにしたがって頭の痛みも取れて行った。暑さで、帯屋町の柳が萎れていた。入社したての頃、小柳ルミ子の「私の城下町」が流行ったのも、夏の暑い時だった。ある時、組合大会があり、職場を抜け出し、門真の密集した民家の間の小道を通った。開け放しの窓には簾がかかり、ラジオから「私の城下町」が流れていた。居間で横たわる主婦(おばはん)がうちわであおぎながら、時間を過ごしていた。そういえば、「ブルックナー交響曲」にも思い出があるぞ。この時は、高松のショウルームに勤めていて、休日には、ボンボンベッドを持って、引田の海岸に出かけた。ここでベッドをひろげ、炎天下で本を読むのだ。まぁ海風があってそれ程暑くはないし、太陽で火傷しそうになると、海に浸かった。作家でもあり、オーディオひぃ評論家である五味康祐氏の「西方の音」を読んだ。クラシックの聞き方の手ほどきが本の主旨だった。ここで、ブルックナーについて随分と知識を詰め込んだような?記憶がある。いずれも、夏の午後は寝っ転がってと過ごす想い出がある。明日は休み。イケアで買ったカウチに寝っ転がって本を読もう。
<この下に夏バテ防止のカツオの刺身が埋まっている>
8月1日(土曜日)
律儀な日本人
こんな経験はありませんか?空いている高速道路であなたは、ゆっくりと左車線をクルージングしている。そうすると、かなり急いだ車がやってきて、追い越し車線に出ると、勢いよく追い越し、後続車もないのに急ハンドルを切って、再び通常走行車線を高速で駆け抜けていった。急いでいて後続車がいないならば、追い越し車線をずっと走れば良いのに、とこちらは余計なおせっかいを焼いてしまうが、これが日本人の習性だ。今日も試聴室は満杯だった。来る人来る人、安価な60万円のシステムと高価な500万円のシステムの聞き比べをする。そりゃやっぱり比較はしたいのだろう。それはよく分かるよ。しかし、1時間のすべてがこの2機種の聞き比べをして、「やっぱり違うね」と言っているのだ。そこまで律儀に比べなくてもいいのではないだろうか?めったに聞けない高級機。しかも大音量でいろんな音楽を聞ける環境にあるのだ、音楽を楽しんだら?手の届きそうな60万円のシステムは、能力の限界を聞き込んだら?とは余計なおせっかいだが、日本人は比べて勉強しなければならんのです。律儀なんです。そこへいくと、欧米人は聞き方が違いますね。大概が高い方のシステムでいろんな音楽を要望され聞かれます。電車が定刻に走る日本人の律儀さはうれしい。整列乗車もうれしいのだが。
7月31日(金曜日)
とんぼ返り
トンボは、羽根が4枚ある。ツバメは3枚(尻尾も入れて)。当然のごとく、4枚の方が上手。4枚あるとバックも可能だ。今回もツバメより激しいリターンだ。だが、その間、多くの事をこなした。先ずは母屋の清掃。どうしたらここまで汚す事が出来るのか?台所がそんな汚れ方。床を1時間、6回雑巾がけを行った。そして洗濯。ヘルパーさんが来てくれているとはいえ、敷布や枕カバーの洗濯は僕の手で。日差しが強いので、午後の洗濯も夕刻にはカラカラに。一段落の後、役場のケアマネージャーさんに挨拶。おじさん所にも挨拶。帰ってからシャワーを浴び、友人たちとの酒盛りに。いい所で解散した。酒の疲れと、家事の疲れだろうか?今朝は8時半まで寝てしまった。11時間。久しぶりに10時間を超える大台に乗った。今朝は、従兄の母が悪いと聞いたので見舞いに行った。入院したと聞いたので、先ずは何処の病院か聞きに行くと、入院はして無い。点滴だと。安心した。身の回りで、いろんな不都合が発生しているので、アンテナの感度は最大限に広げておく必要がある。従兄は高知に帰るというので、そのついでに、空港まで送ってあげると言う。彼はアマチュア農業で、年収100万円を実現しているそうだ。僕も来年は農業に従事するので、彼のノウハウを伺った。今回の帰省で、退職後の農業の段取りを考えた。まずは、かしてある農地から撤退を父におねがいする事。次回には、僕のノウハウである土作りの実践が可能かどうか実験する予定だ。作物はまずは土づくりからの基本を実行するのだ。65才から本格的な農業を始め、年収500万円を目指す。
<羽田空港で見たベンツ>
7月30日(木曜日)
帰省
高知へ帰省する日。あわただしい一日だ。それに夕刻には例の友人たちとの懇親会。今回は、僕の用事が遅くまでかかるので、僕だけが少し遅れても良いように、芸西村の居酒屋で開催してもらった。芸西村の・・とは言え、結構な料理がある。魚は手結港で捕れた鮮度の高いものだ。(ここから2km程西にある)めいめい勝手なおしゃべり。決して結論も出なければ、論争にもならない。話が続か無いのだ。酒を飲んでいるので、それでもかまわ無い。いや、結論はある。「それでも良い」と言う自己肯定だ。もう一つ、「毎月開催」しよう。友人の奥さんだけがお冠で、「もう止めてと言う」この人は中学時代の同級生なので、我々は良く知っている人だ。「まぁ、そういわんと、運転手勤めてや」と呂律の回らない口でお願いする。今日は日本酒の冷酒に手を出さなかった。翌日も過密スケジュールでエネルギーを蓄えておく必要があったのだ。日本酒を呑むと、更に1時間帰りが遅くなるだろう。帰り着いて、入浴後、2010年東京JAZZのDVDを見た。DVDなので音はダイナミックレンジが低い。豊かな低音を再生するゼンハイザーのヘッドフォンに替えた。ヘッドフォンは夏になるとパッド部分が溶ける事故が発生する。今回はパナのヘッドフォンがだめになっていた。装着すると、パッドの表面の部分がはがれて顔にくっつく。演奏はMarcus
MillerとNHK交響楽団の組み合わせ。オーケストラは譜面通りに演奏をして、その間隙を縫ってベースギターのアドリブが絡んでいく。できそうでなかなかできない演奏だった。
7月29日(水曜日)
青森県は弘前市。ここに2名の友人がいる。コスモスベリーズで仕事をしている時知り合った人達だ。ビクターの支店長と営業部長。東北の電気店を訪問するとPanasonicの看板の店は相変わらず何処にでもあるが、Victorの看板が異様に多いことに気がつく。全く異様な風景が東北一円に広がっているのは、主に彼らの活躍の結果だ。多分、2000年以前はPanasonicの店もソニー商品でなくて、ビクター商品を裏で扱った事だろうと推測する。ビクターにはスポットで素晴らしい商品がある。これを切り口として、販売網を切り崩してゆく彼らの手法は、多分世界のマーケットで通用するはずだ。特にインドやインドネシアなどの新興国は。このような人材は残念ながらパナでは見かけなかった。そのまた上司に戦略を数字で練り上げる凄い達人がいる。この人はビクターの営業本部長だった。酒の飲めない本部長だった。本当にその一年は松下で知らなかった事を勉強した。この会社で定年まで勤め上げた事が、果たして良かったのかどうか。最後の4年は日本を飛び出す事が出来ただけでも良しとするしかない。話が逸れたが、青森では田んぼアートと言うのがある。新聞に掲載され初めて知った。その写真を撮影するようにお願いしたらこころ良く引き受けてくれて、上記の写真を送ってくれた。アートのエリアは広く、写真は3枚の分割で届いた。Photoshop elements 12で画像を合成し仕上げた。東北自動車道、黒崎インターの近くだそうだ。稲を植える時にこのような絵になる種類の稲を植え、秋になると収穫し、そのまま食べるそうだ。何とももはや。
7月28日(火曜日)
60万円と500万円
勤めているショウルームには60万円のステレオと500万円のステレオがある。来場者は、皆聞き比べをして、「すごい違うわ」と感想を述べる。まぁ10倍も違えば当然でしょうね。そして、「500万円は買えないが、60万円の方は買えるかも知れない」と最後に感想を述べる。正しい接客と正しい反応だ。ところが、60万円の出費で500万円の音を獲得できる術が見つかったのだ。いきさつは、こういうことだ。今年初めから右耳の耳鳴りが始まった。周囲に雑音があるときには何ともないが、試聴室のように静謐な場所では、耳鳴りが激しく不愉快だった。昨日医者で4500円も払って精密検査をして、薬を処方してもらった。内容は鼓膜の内側に通じるパイプに炎症があるかもしれない。このパイプの通りを良くする薬だ。名をキプレス錠(モンテルカストナトリウム)と言う。そして昨晩にまず一錠飲んだ。そしたら今日途端に耳鳴りが収まったのだ。ボーカルがきちんと中央で聞こえ、シンバルの音が15,000Hzまで伸びているのがはっきりとわかるようになった。演奏する音楽の解像度が一段と向上したのだ。テクニクスの音質が急上昇したのだ。どの楽曲を演奏しても気持ち良く聞える。ビックリした。ということで、お年を召した方は、耳鼻科で一度検査したほうが良い。オーディオ機器を買い替えなくても、少しの治療費で10倍も音が良くなるのだ。
7月27日(月曜日)
苦労して読んでいる
オーディオ雑誌は、ステレオサウンド、HiVi、AVReview、NetAudioと4誌を読む。なぜ苦労しているのかと言えば、1.文章が下手である。感傷的で抽象的な言葉と多少の技術解説を織り交ぜて描く。それは、昔からのことだから、仕方ないが、主語が2つ含まれる文章とか、てにおはが不適切で、一度文章を組み替えないと、すっきりした文章にならないのである。とても時間のかかる読み物である。2.商品評価が相対的でない。視点がそれぞれに変化するから、他機種との相関関係が見えない。アキュフェイズのアンプと、エソテリックのアンプ、どっちを買おうか迷う人に、文章からは正確な判断ができない。スポットライト的、もしくは顕微鏡で見るからだ。3.2とよく似ているが、評価する音楽の聴きどころ場所が、商品によって変化する。立ち位置が違えば評価も変化するのだ。まぁそんなこんなで、評論家の評論は総じてたいした事をしてないということ。それに随分とおおくの時間を使っている。実は、「雑誌カメラマン」も購読しているが、カメラ評価も同様だ。写真の比較は、全く同じシーンの比較とならず、微妙に違っている。プロなら、画角を揃えろや!と言いたいのだが、評論家とは所詮そんなものだと割り切るしかない。もっと読解力が身に付けば海外の雑誌も読んでみよう。向こうの評論家は果たしてプロか否か?確かめたい。
7月26日(日曜日)
こんな家族もある
大学生の男の子と、その両親が一緒に試聴された。もう高校生になれば親から離れていく年齢なのだが、この家族は揃って音楽を聞かれた。息子の指定する音楽を黙って鑑賞する親。それぞれが違う感想を述べる。なんて、素敵な家族なんだろう。お母さんが出来た人なのかな?我が家は実現しそうにもない家族風景。いろんな家族連れが来られる。こちらは勝手に家族関係を想像して、どんな暮らしをして、どんな仕事をしているのか?収入は誰がどのくらいあるのかを、お客様が音楽に集中される時間に想像する。私の人物観察眼は鋭くないので、そのほとんどが間違っているだろう。まぁ勝手に想像するだけなので許していただこう。飛行機が民家に墜落した。それで、早速ネットサーフィンをすると、航空機事故の映像がわんさとYouTubeに登録されていた。航空機事故は瞬間だから、ほとんどがスローモーション映像だ。その内に、関連映像として、神奈川県の玄倉川水難事故にヒットした。指定地以外の中州にテントを張り、採算の忠告にもかかわらず、避難をせず、とうとう13名もの犠牲者を出した水難事故だ。映像で最初から最後まで報道されている。なくなった少年が父に、「おじさんの(避難勧告をする警察の人)いうことを聞いて避難しようよ」と言ったそうな。この父は子供の言うことを聞かず、結局は中州に取り残されて亡くなった。彼らは勧告された地元消防団や、警察などに、相当ひどいタメ口で罵ったそうだ。まぁこんな人たちだから、家族の間に会話なんてありゃしないのだろう。この映像を見て、ドキッとしましたね。自分にそっくりだ。
7月25日(土曜日)
本格的な夏到来
朝から蒸し暑い。でも、ここ船橋は朝の間は冷房なしで過ごせるなかなかいい立地だ。さあ出かける、その時にYシャツの袖のボタンが取れた。時間が無いので、針と糸を持って出かけた。有明の公園の木陰のベンチで、Yシャツを脱ぎ、ボタン付けをした。通行人はあるものの、もうおじさんには関係ない。夏だと言うのにこの公園はセミが鳴かない(先日、駅前でクマゼミを聞いたのみ)空は青く澄み、もう少し風があればいいのだが、今日の空気は止まったままだ。久しぶりに朝一番から千客万来。メモを記録する暇なく次々とお客様がやって来る。大学生の男の子もやってきた。今の大学生は、まだ大人ではないので幼くて素直だ。Miles
Davisの聴き方について、アドバイスすると、そんな聞き方もあるのかと感心される。同じ曲をもう一度聞きたいと!おじさんにはうれしい一言ですね。そういえば、若者向けに、春には「桜」をテーマにした音楽を準備したが、夏には、そんなテーマミュージックを用意してない。うかつだ。さっそく「夏の想い出」(夏がくれば思い出す、遥かな尾瀬、遠い空・・・)から用意しよう。尾瀬沼には2回訪問した。2回とも大変感動した。ここは仲間がいないと行けない場所だから、もう二度と行くことはないだろう。テクニクスのリスニングルームは23度。ここで尾瀬を偲ぼう。
<ここのベンチでボタン付けを行った>
7月24日(金曜日)
一人の運動会
たいした怪我ではないが、いろいろと故障が起きている。それも布団で寝ている間にだ!先日は、足首をねん挫した。朝起きると、右足が一歩前にでない。手で足を持ち上げてまずは一歩目を踏み出さなければならなかった。今朝は右ふくらはぎの筋肉痛。他にも、左右肩脱臼症状。どんな睡眠をしている?それは不明。口の中に髪の毛が一杯まつわりついている事も。よだれで枕元がベトベトもあった。血の付いた枕カバー。寝ている間に相当な運動をしているのだろう。朝起きると疲れて果てていることがある。一度ビデオテープを回し寝相の撮影をしなければならないかも。ところで今日は面白いお客さんが現れた。フジの一眼カメラX-T1を持って来られた。あんまり格好良かったので触らせてもらった。お客様も今日買ったばかりだと言う。記念にこのカメラでお客様のポートレートを撮影してあげた。シャッターフィーリングと言い、ファインダーの見え具合と言い非常に素晴らしい。このカメラは動きに対する追随性に問題あるが、発色は他のカメラを寄せ付けない。お客様は、機器を持つことが趣味であり、写真を撮ることは別の問題みたいだ。4Kテレビも購入なさっていて、BDから写真を再生すれば、4K映像が見られると紹介したが、それには興味はないらしい。商品購入につじつまの合わない買い物をしているようでちょっと心配したが、そんなことは問題ないらしい。この4Kテレビは東芝製で、最初に画面に縦筋が入りクレームを付けたが、東芝のサービスマンは対応してくれなかったらしい。やっぱり東芝だと(決算不祥事のこと)思ったらしい。それで、このテレビで躓いてから東芝の商品は今後買わないと決めたようだ。東芝も僕同様に、怪我を持っている。
<すっかり日も短くなり、新木場で夕日を眺めるようになった。iPhoneの写真をフォトショップで加工し明暗差を少なくした>
7月23日(木曜日)
旨い料理
昨日、元PM本部(昔の同僚)の人と散々語り合ったのは旨い店とまずい店の事。もちろん料理の事です。中には、いい人だけど、食べることに関してだけは、センスが良くない人がいる。まぁ好みと言ってしまえばそれまでですが、人が群がる店の味を正しく評価できない人がこの世に存在する。国で言えばイギリスだ。日本の地名で言えば、名古屋と徳島。そんなことで、東京には美味しい蕎麦屋さんはあるのかどうか?と言う話の流れになり、確かにあるとのこと。そりゃそうだろう。で!どこに?で詰まってしまった。先日の21日には、習志野市で古風な蕎麦屋さんがあったので立ち寄ると、お汁がもう一つだった。ところで、僕は、比較的文句なしで、食べられるところを船橋で知っている。それは、岡村さん宅だ。自炊の料理は、旨い。野菜たっぷりで、味が薄目ときている。リーズナブルな価格で、こんな料理は僕の知っている限りどこにもない。だから、少々疲れていても、自分で料理をしている。料理には秘訣があって、1.熱の管理は時間で行うこと。2.できるだけ手間を惜しまない事。3.最後の料理の時、食べる前に使った調理器具の粗方を洗うこと。これさえ守れば、自炊は長続きする。
<わかめに短時間で味をしみこませるために、圧力鍋で調理した>
7月22日(水曜日)
ピーカンの晴天だが
気持ちの良い晴天。ここは海沿いで、風が結構ある。いつもこんな風に風があるのかどうかは不明。職場の有明も風が強く、湿度は低く爽やかな夏空が広がった。内陸部は熱中症で救急車のお世話になった人がいる。津波は怖いが、海沿いの家は夏過ごしやすい。ところが、一転、大阪の友人に電話をすれば、午前中は大雨だったとのこと。雨の中ゴルフをしたとのことだ。家に帰りレーダーを見れば、なるほど九州、四国、関西は雨。夕刻は滋賀県の奥から、岐阜県に大きな雨雲が移動している。都市の下水道について、報道があり、多くの街が1時間当たりの雨量が最大50㎜で計算されているとのことだ。ところが、最近のニュースで読まれる原稿には100㎜までとある。50㎜ではもうニュースにならない。雨降りの自転車乗りは、結構エキサイトなもので、何度か経験するが、30㎜程度の雨になるともう先が見えず、雨粒が目の玉に当たると痛い。でも、こんな程度の雨は話題にもならない。この異常気象は中国の化石燃料の消費に原因があると思う。世界経済リスクに、1.イスラム国の台頭2.ギリシャの金融危機3.中国の景気低迷4.アメリの金利引き上げ時期もしくは、ウクライナの小競り合い5.北朝鮮のミサイルがあげられる。僕は声を大にして言いたい。一番の問題はここにあげられてない地球温暖化だ。早く手を打たなければ、人類が滅亡する。もう世界の各地で蛙が激減しているのをご存じだろうか?
<冬の月は寒々しいが、夏の月はどうだろう>
7月21日(火曜日)
今日は休日
この2ヶ月余り、耳鳴りがして困っている。近くの耳鼻科では「年のせい」と簡単にかたづけられた。先週の健康診断で先生は、総合病院で見てもらったほうが良いとのアドバイス。それで、きょうは、北習志野にある徳洲会病院を訪問したら、何と休み。メインの診療科以外は、外部医師による診察なので、その医師がいないときは休みとのこと。残念。折角だから、近くにある、千葉総合体育館を訪問して、1.5km泳いだ。昨晩の水泳から15時間くらいしか経過してないので、疲れが残ってないかと心配したが、水の中に入ると、意外と元気に泳げた。水から上がったときは、耳鳴りは控えているが、耳が乾いてくると、元に戻る。先日購入したヘッドホンを装着して炎天下自転車をこぐと気持ちの良い風が通り過ぎた。この風で昔の自転車ツーリングを思い出した。あの頃は休日の朝から日没までの時間で印旛沼一周をしてた。80km位の走行距離だった。いまはとても及ばない。過信は禁物だがまだ炎天下の自転車で熱中症になることはないだろう。自転車は、少しの汗をかき続けて、風を受けて体温を適当に下げてくれるからだ。病院は来週訪問することにした。
<山形のような味わいは難しい、習志野市のそば>
7月20日(月曜日)
夏本番
今週は6日働いた。その内3日間は世間の人は休みだから、電車が空いていて、連勤が気にならなかった。昨晩は初めて寝苦しい夜を迎えた。大阪や仙台でも7月の暦と共に、エアコンを入れていたが、ここ船橋は海に近い土地のためか、海風が吹き、窓を開けて寝るとエアコンいらずなのだ。それで今まで凌いで来てたが、昨晩は夜中に風が止まったのだ。いよいよエアコンのお出ましかな。昼間の太陽もガンガンで、いよいよ夏本番だ。箱根の山を越すと、クマゼミがいないとの認識、だが有明の森で今日クマゼミを聞いた。ここは外から土を運んできたから、関西方面の土の中にクマゼミの幼虫が混じっていたかもしれない。クマゼミを聞いて高知の夏を思い出した。頭がガンガンするほどの蝉の鳴き声で、せっかく朝から宿題をしようと、やる気になっていたのに、全くその気が失せてしまって、近所の子を誘って川にボートを浮かべに行った。あの頃は小さな小川でも水量がおおく、それなりに遊ぶことができた。セリが一杯生えていた。僕の家は丘にあるので、東西の谷側に小川が流れている。近所の子と遊んだのは東側の小川で、西側の小川では祖母が洗濯をしていた。時々、そこにあるセリを摘んできて、豆腐と一緒におひたしにした。これは、子供ながらなかなか美味しいと思った。今では、料理の腕が上がったので、自分でも作ることができる。
<スカイツリーが太陽を串刺し!カメラでの再現は難しい>
7月19日(日曜日)
1980円の音
AV-REVIEW誌で夏のグランプリが掲載されている。今回は、評論家先生に事前にこのショウルームで音を確認いただいたから、結構評価が高い。今日の話題はその紙面の続きにあるヘッドフォンの評価だ。オーディオテクニカのCK330Mの評価が高い。価格を調べると1,980円なのだ。帰り道、さっそくケーズデンキに寄って買い求めた。人がいいと言うものは確かに良い。Ortfonのヘッドフォン(13,500円)は、いろいろと細工して何とか鳴るようになったが、このテクニカのHPと比べると、楽しさが違う。カセットの音もそれなりに楽しませてくれる。それに、録音がうるさいB’ZもZARDも旨く再生する。この1,980円はお買い得だ。少し気になるのは、密閉度が高いので、自転車に乗っているときは少々危険だということ。昔のヘッドフォンは、外の音がバンバン入ってきて、音楽への集中度は低かったが、自転車に乗って聞いても危険性は少なかった。さて、どんなシーンにこれを使う?
<酢をベースにしたマカロニサラダ。今週の傑作>
7月18日(土曜日)
覚えなきゃならない事
頭の記憶の容量が低くなり、伝送速度も遅くなっているので、覚えるには時間がかかる。だが、この年になって、記憶することがとても重要になっている。年齢と逆行する状態にあるのだ。その一つが音楽だ。音楽が耳に馴染むと、ホントに気持ち良くなって、脳内にα波が出て来るようになる。この仕事をしている以上、どうしてもこの境地を得たい。仕事を楽しくしたい。それで、500万円のReferenceシステムで、お客様へのデモにことかけて、好きな音楽を聞き込んでいる。最近やっとMy favoriteと呼べる音楽が数曲出来始めた。それには、半年ほど聞き込まなければならなかった。これに、最近はオペラを追加しようとしている。まずは「マクベス」だ。一部に「ネトルプコ」のハイレゾ音源をデモに使っているが、これがなかなかよろしいのだ。それで、Youtubeで検索すれば、かなり多くのヒットがある。中でもマリアカラス版が秀逸だ。まずは、こちらで全編を通して聞き込み、ハイレゾファイルの購入と言う経路をたどるとするか。他にも「椿姫」「ジョンジョバンニ」と傑作が次々と控えているが、覚えきるまでにさて何年かかることやら。
7月17日(金曜日)
ハイレゾ音源購入
先月は出費が重なったので自重していたハイレゾ音源の購入を、今月になって再会した。買ったのは「ポリーニのショパン」「リチャードクレイダーマン」「夏川りみ」いずれも素晴らしい音源で、特に夏川りみ/涙そうそうは、丁度訪問された、オリンピック組織委員会理事の竹田会長にもお聞きいただいた。楽器の一つ一つが明快で素晴らしいとの感想。確かに、パーカッションの種類を数えられるし、声が鋭く切れ込んでいる。ギターはしっとりと濡れている。耳の快感がしばらく続くのだ。クレイダーマンは、ピアノとドラムスの組み合わせの楽曲のみ推奨で、例えば「渚のアデリーヌ」なんか、ホントに気持ちが良い。YOUTUBEでも、音楽だけ聞けるサイトがあり、これはなかなか音が良い。https://www.youtube.com/watch?v=-CFKB8sYTIM。ただ購入したハイレゾは、この一線を越えて、これでもかと前に出て来る。さすがハイレゾなのだ。ところが、この音楽に限って、当時日本橋の柳屋本店の中二階でよく聞かされた。増井さんがダイヤトーンのスピーカーに山水のアンプのゴールデンコンビの組み合わせで鳴らしていた。これには何人も太刀打ちできなかった。今その音楽をハイレゾ音源で聞きながら、あの頃を超えたか?と言われれば、やはり「No」かな?それは、あの時代、まだコンポが飛ぶように売れた熱気が、この楽曲を更に崇高なものにしていたからだ。ハイレゾ版は時代のデコレーションがなく、ただのHiFi音だけだからだ。音楽と時代と言うのは切っても切れないものだと思いましたね。ショパンのハイレゾは、これはピアノの角が立っていて文句なし。
7月16日(木曜日)
待ちに待った台風
田舎の友人からひっきりなしに、波のメールが届く。今度の台風は半端じゃない。ちょっと怖いような気がすると弱気なメール文もある。こちらは、雨が降るだけの天候で一向に台風らしくないので、向こうの気配分からず、写真を撮りまくれと、煽るようなメールを返す。芸西村の波の基準は、「波が水門を超すかどうか」だ。(これは、私だけでなく、村民共通の認識)村中の水を束ねて海に流す和食川が、海につながる部分が水門。芸西村の西隣の夜須や東側の赤野の川は、海に川が接続している。芸西村だけがなぜ水門がある?それは、長い話であるが、要は芸西村の平野は、昔は墾田(はるた)と呼び、多くが湿原だった。それに対し、圃場整備を行い、海に並行して東西に川を引き、南北の川と合流させて和食川を海に貫通させた。ということで、もともと河川の水位が低いのだ。それで、台風のような大きな波が来ると、海の水位が高くなり、芸西村の平野は浸水する。それで、水門があるのだ。(父から聞いた話)それで、大きな波の証として、友人にはこの水門を超える波の写真を撮るように依頼していた。どうやら、それは夜中の内に達成して、痕跡があってそれを写真に送ってきたのだ。だが、問題は、台風の進路が東寄りに逸れそうなのだ。その途端、波が収まり、単なる低気圧が来たような感じの波になってしまったと言うのだ。その友人曰く、1.台風の中心付近の気圧が十分低いこと。2.最大瞬間風速が大きいこと。3.台風の進路の右側に位置する事。このような条件がそろわないと、大きな波が期待できないらしい。夕刻毎日新聞の新聞記者に取材を受けて、波の見えるスポットを教えてあげたらしい。その写真は、夕刻Yahooに掲載された。これで台風11号は終わり。父も、雨戸を閉めて構えていたが、肩透かしを食ったと言っていた。台風だと言われないと、わからんような天候だったとのこと。
7月15日(水曜日)
Object
この言葉に最初に接したのは、MPEG4の詳しい説明をするときにぶち当たった時だ。DVDの時代から、BDになり、画像の圧縮方法が変わった。どんなに変わったのかを紐解けば、おのずとこの言葉に当たるのだ。要は、画像の中を人物や、モノ、背景に分けて、それぞれを一つのパーツとして扱おう(人間はそれに名前を付けて、分けて認識しているが、カメラのとらえた映像では、別れて存在していない)。そして、それらがどんな動きをするのか予想をしよう。予想が当たれば、それまでの動きの映像は差信号にして全部圧縮できる。こういう仕組みだ。その「モノ」をオブジェクトと呼ぶ。ところが最近この言葉を随分と目にするようになった。それは、Dolby Atomsの存在が大きい。家庭用も劇場用も平面の2次元音響から、高さ方向にもスピーカーを設置して、3次元の音響効果を醸し出そうとする方法が、ドルビーアトムスだ。この天井に取り付けるスピーカーは、オブジェクトベースの音響処理がされていて(要は1チャンネルの音が、ある空間に存在するように再生させる)、床に置いた5.1chのスピーカーとは違った方法で音の独立性を保つのだ。これが、まずは一点目。次に、スマホのカメラでお目にかかることになりそうだ。スマホのカメラは今後4個くらい搭載して、一度に4枚の写真を撮影する。それぞれのカメラが少しづつ離れていることを利用して、被写体の距離を認識するようなのだ。この被写体のことをオブジェクトと呼び、この方法での写真は、人物(オブジェクト)だけをくりぬいて、違う背景に置いたり、背景をぼかしたり、従来のカメラではできなかったことができるようになるというのだ。言ってみれば、これで、コンデジの市場は壊滅するようなのだ。もしかしたら、ミラーレスの市場まで浸食されるかもしれないとのことだ。このオブジェクト志向は、他の分野にも急速に展開されそうで、もちろん車が自動運転する場合にも、状況認識にも活躍するし、商業施設にも、保安設備にも入っていくようだ。僕が街中のどこで、何をしているのか、調べようと思えば簡単に解る時代が来るかもしれない。もう変なことをする年齢を過ぎたので良かった。
7月14日(火曜日)
失業するかも
昨日は健康管理センターに行き、親切な案内の元、健康診断を受けてきた。がん検診も追加して、15600円だった。血圧や視力、尿、検便、心電図、①肝臓と膵臓のエコー、②胃検査、③胸部レントゲン、④問診。この内、①~④までが、専門医による検査だが、他は機械で測定する。まぁ普通の人が触れないような器具だ。話は変わるが、今盛んにウエラブル機器が開発され、話題になっている。もうすぐ目の前に来ているのは、自分で検診できる仕組みだ。センサーの勢いは止まるところ知らず、癌は匂いで検診できるし、血圧や、血液の成分など(一部だが)、心臓の状態、などがスマホにインストールしたアプリでチェックできるようになる。もう時間の問題だ。しかも、ウエラブル機器は毎日の状態をプロットできるので、変化についても病院で一時的にチェックするよりも詳しく、しかも自己診断できるようになる。ということで、かなりの技術を持った医師でなければ、失業してしまう危険性がこの業界にも潜んでいる。そして、たとえば心臓や脳の執刀をする医者でさえも、実はロボットに取って代わろうとしている。これはもう少し先の2025年近くで、人工頭脳が実用化されるタイミングらしい。いよいよ医療の世界に黒船がやって来る。このために、日本ではわからないが、海外では半導体メーカーの買収が偉い勢いで進んでいるらしい。つまり、これからのビジネスはこの半導体がどんな分野にも大きな役割を担っていることが判明しかけているようなのだ。どんな職業にも安泰な分野などありはしない。聖域が無くなった。
7月13日(月曜日)
どうしよう、交通事故
少し前の車だが、スカイラインGTの改造車を運転した。アクセルとハンドルが重く、ギアチェンジはハンドルにあるが、クラッチはない。少しブレーキには足が遠かった。信号は横レイアウトで無く、縦だった。アクセルを踏むと、2速でも時速100kmは出た。それでいきなり、ガードレールに衝突し、他のクルマも一緒にクラッシュ。ハンドルには相当なダメージがあった。実はこれ、秋葉原のゲーム店での世界。インテルのi7の4コアを使い、NINIVIDAの7万円クラスのGPUを搭載する本体PCに、PSのハンドルと椅子のユニットを付加したもの。24インチのフルHDのパネル3枚が目の前にあり、視界はほぼ現実と同等。価格は34万円。実は秋葉原を探索しているときに、目につき体験させてもらったが、一気にのめり込んでしまった。事故を起こした時は、僕の体も横に倒れていた。ゲーマーPCが、PC雑誌で取り上げられているが、なぜこれほどの性能を要求する加熱した記事が多いのか、なぞが解けた。その後店の紹介で、視線ゲームも楽しませてもらった。これは、目の網膜に微弱の赤外線を当てて、目がどこを見ているのかを察知して、画面が追従するものだ。このノウハウは多分、マイクロソフトのXboxのゲームに近いものがあり、最近ではHMDの「FOVE」に搭載した。ユーザーの振る舞いを察知するセンサーではマイクロソフトが一番進んでいて、特許数も他の企業と段違いの5000件を超えると、記事を読んだことがある。これは手足を使わない分、目を使い、目が痛くなる。こちらはのめり込むまでに至らない。帰る電車の中で、定年後は27型のiMACを購入し、大きな画面で書籍を読もうと考えていたが、待てよ!ウインドウズパソコンで、ゲームをするのも悪くない。この広い視野は書籍を読むのにも使えるし、価格も似通っている。写真編集も広い画面を使うと便利そうだ。ということで、多趣味をどう整理しようかと悩んでいるところに、もう一つ新たな要素が加わった。飯の種である、農業をすることが根底にあるものの、これでは時間が足りなくて、何もかもが中途半端になりそうだ。
7月12日(日曜日)
台風11号
友人から台風の便り。来年は一緒に波を見ながら又、酒を飲もうと返した。高知は台風銀座。男も女も大きな波が好きだ。ただ波を見ているだけで気持ちが高揚して来る。癒しにもなるのだ。波は2つとして同じものがない。波頭が水平線を超えるようになると、押し寄せてくる波も大きくなる。その高い遠くの波が次第に押し寄せて来るのを待つのが楽しみだ。それはどんな芸当を持っているのか?「見せてくれや!」と我々は問いかける。波のほうも勢い込んでやって来るが、直前の波が以外と大きくて引き潮で、その大きな波は、文字通り「足元を掬われる」と、意気込みの割に、波足がこちらまで届かない。「何だお前は!口先だけか?」と罵倒する。また、気にかけてなかった、小さな波が、直前の引き潮の影響を受けず、急速に僕らの方に牙をむきながらやって来たりする。「ホォ!やるじゃないか」。とほめてあげる。小学生の頃に目立たない同級の女の子が、高校生になって久しぶりに会うと急に美人になったりする。そんなようなものです。僕らは小学生の頃から、こうして波と会話しているので、決してさらわれたりしないが、初めてこの波を見た人は、こうした予備知識が無いので、結構さらわれて亡くなっている。
7月11日(土曜日)
先端技術
この一年は、特にすごく技術の変化が激しいと思うのは僕だけはないはず。例えば、1.ADAS/自動運転。2020年が一つのターゲットと言われている。人間は何もしないでいいわけではないが、ほぼ車が目的地まで連れて行ってくれるらしい。これには、車の電気化が欠かせないので、バッテリーで動く車もしくは、水素ガスで動く車かが、主流を占めると言われる。こうなると、電子機器メーカーと言うか、IT企業が頭角を現す可能性がある。少なくとも、人工知能に関する研究はグーグルが一番進んでいるもっぱらの噂だ。まぁ車はそれだけでは動かないと思うが、高をくくっていると、我が世の春を謳歌している日本のクルマ産業が全滅の憂き目を見る可能性がある。そして、ドイツなんかは、高速道路では、コンボイを組み車が連結して運行する規格が進んでいる。この規格創りに関して日本はホントに弱い。大変だ。他にも2.医療・ヘルスケア。3.IoTとビックデーター、それにディープランニング。。4.1兆個のセンシング素子が、今後20年後に世の中に普及していると言われる。5.パワーエレクトロニクス。石油や原理力に頼らない電力供給。あるいは電気を貯める技術。6.ロボット。人間を超える人工頭脳は2025年に開発されると言う。7.ウエラブル端末。これらを均等にチェックするとなると、もう仕事なんかやってられない(と言う、本末転倒なことが起こる)でも、一応齧っておかないと、ビジネスパーソンとしての会話が成り立たないのだ。新聞で連続的な情報を得て、Webで日々のトピックスを気にかけて、雑誌で少し考えて、書籍でじっくりとその意味を理解すると言う感じかな?
<有明近辺で見事な夕焼け>
7月10日(金曜日)
自分の中に潜んでいるもの
この年になると、自分はこんな男だと、多くのおじさん達は自分を固定化して来るのではないだろうか?人も観察するが、自分も四六時中観察をしているから、60年間の観察の結果を出すのは、まぁ当然と言えば当然である。だが、自分に限って人物観察眼が不足していて、いまだに行方不明である。何が潜んでいるのか分からない。大分県で父が自分の子供を焼き殺す事件が発生したが、彼も普段はそんなことができるとは思ってなかったのだろう。どこで、どんな人間性が出て来るのか分からないと、あのお父さんも自分を冷静に見て思ったことだろう。今日の話は事件性を帯びた話ではないが、来館者によって、自分の反応や、話す話題が予期している事とは違う方向に行ってしまうことにびっくりしているのである。その方向性は、来客のいない時に読む書籍の影響が大きいと思うが。熟読ではないが、頭のどこかの隅に意識しないその情報があって、接客の話題に関連して突然でてくるのだ。客も楽しかったと帰ってくれるので、自分の中では、まぁ良しとしている。客はパナの社内情報を教えてもらって満足だ。(本当はNE誌やその他オーディオ誌に掲載された、いろんな話で、パナの非公開情報だけは無いどね)。だが、僕もその客がいたのでその話の引き出しが見つかった訳であり、二度と同じ話はできない。だから、2度目にお越しになったお客さんが、この間話されていた件ですが、と切り出されたら、こっちは冷や汗ものなのだ。
7月9日(木曜日)
もう、あきれてものが言えんわ。チプラスのおっさんのことよ。
あのTシャツとジーパンが似合い、新製品発表会でもそのスタイルを通したスティーブ・ジョブス氏でさえも、銀行にお金を借りに行く時はスーツとネクタイを着用した。たかだかGNPが24兆円くらいしかない国家(ギリシャのことですね)の元首がお金を借りに行くのに、ネクタイなしとは何たることか。その態度からして気に食わない。そして言ったことは、「今までの融資は失敗だった」。お金を返すことができない、融資しか生きる道がないのに、貸方が悪かったと言う。「違うだろう、借りた方は何とか返済しようとして努力するのが本筋だろう」。この地をロシアや中国に牛耳られたくないのでEUやアメリカは、ギリシャ支援をなんとかできないかと気をもむ。僕に言わせれば、「構わないから、ロシアや中国に渡せ」。怠惰な国民性をロシアも中国も、「お守はできないって」。赤字を垂れ流し努力もしない国に、いくら戦略的に要衝の地だといっても、何年も何年もお金はつぎ込めないって。西側諸国はもうその判断はできるはずだ。ここで突き放せばよい。(そんな意見も出ている)。歴史を顧みると、この怠惰さは200年前から続いているとのこと。今更直せるわけがない。企業が育ってないと言うのはそういう理由からだろう。
7月8日(水曜日)
由緒正しい土佐のたたきのいただき方
雨、毎日雨ばかり。乾燥機付きの洗濯機を買って本当に良かった。風呂で換気扇を回しての乾燥だけでは乾かず、そして匂いも残る。だが、ヒートポンプを使った乾燥だとパリッと来ますね。今日は来館者もすくなく、暇を持て余した。ここに勤める女たちも暇そうで、美人も僕にゆっくりと語ってくれた。昨日は連日の水泳の疲れもあるだろうと、部屋の中でじっとしていたが、今日はまだ疲れが残っていて、客待ちの間、眠くして仕方がなかった。客があると、眠気もまぎれて疲れもどこか飛んで行ってしまっているが、今日はどうしようもなかった。こんな日は、正しい高知の料理で英気を養わなくては。ビビット船橋のスーパーマーケットで、半額に値下がりしたかつおたたきを買って、大葉、ネギ、大根を付け加えた。大根はおろす。本当は大根おろしですりおろすのがいいのだが、時間が無いので、パナソニックの調理カッターで、パセリと一緒に粉砕する。大葉とネギは刻んでたたきに盛り付ける。山になったところに、「馬路村の柚子ポン酢」をドバッと振りかければ終わり。今日はこれに、レンコンとかぼちゃを甘く煮込んだ付け合わせ作った。と言ってもパナソニックの電子レンジメニューで「ゆで根菜」を選択するだけだが。この問題点は、旨くてつい食べ過ぎてしまうことだ。今日の運動量は少なかったので、食事は抑えなければならないのだが。
7月7日(火曜日)
悟り
今日は、録画したいろんな音楽番組を見た。「今井美樹」の大阪フェスティバルホール(いつの間にか改装されていた)でのライブはものすごく良かった。大音量で聞くため、ポップス用に最適なBOSEのヘッドフォンを使った。放送とは言え、低域は諧調のある音が記録されている。あまりの高音質に涙が出てきた。「NHK紅白歌合戦」、CDでは録音が悪い「いきものがかり」がHi-Fiで聴けた。やればできるじゃないか。EXILEは凄い高音質だ。他とは格が違う。SEK48は、単なるミーハーだが、全員がマイクを持って歌うもんだから、和の力が感じられた。なかなかいいぞ。AKB48に始まるミーハー集団は、数人が持ち回りで歌うだけだから、歌唱力のない歌い手はおじさんには苦痛だった。「NHKクラシックハイライト2014」では、ヘッドフォンをAKGに変更して、サイトウキネンオーケストラの幻想交響曲を聞いた。もっとも気に入っている、グスターボ·ドゥダメルの演奏とそん色のない出来で、少し見直した。そして、今日すごい指揮者を発見した。「山田和樹」だ。スイス・ロマンド管弦楽団の常任指揮者だ。そしてウインフィルでバイオリンを弾く、樫本大進も共演したのが、「チャイコフスキー/バイオリンコンチェルト」。このキレの良さはなんと表現してよいのか。オーケストラとは指揮者によってここまで機動力を発揮するものなのか?これは、カルロスクライバーの指揮する、ベートーベン交響曲第7番を聞いた時の衝撃とよく似ているぞ。世の中に素晴らしい芸術は数々あれど知らないだけと、無知を悟りましたね。
7月6日(月曜日)
完治
歯科医院にかかってほぼ半年が過ぎ、歯の悪い部分は完璧に治った。毎回3,000円程の出費があり、ちょっと高価だが、銀の詰め物はプラスティックに変わり、時々痛む奥歯も治った。最後に歯のケアについて説明があった。歯ブラシで、「歯と歯の間にブラシを入れて、10回ほど揺する。それを毎日一回は行ってください」そうすれば、歯槽膿漏は防げます。前の歯医者では「歯と歯茎の境目に歯ブラシを当ててマッサージしてください」。なかなか歯のケアは面倒だ。歯医者に行けば、口を開くだけでこのようなケアを受けられるのだが。TV放送でアフリカにすむカバが、口を開き、小鳥に口の中をついばんでもらっていた。カバになった経験はないが、歯医者のケアも同じような爽快感があるのではないかと思う。80才までは世界の旨いものを食べるぞと目標があるので、歯は重要だ。2カ月に一度の歯石の除去についても要請された。もちろんこれも欠かさず行こう。もう病気はないはずだが、そうはいくまい。と言うことで来週は、松下健康保険組合で健康診断を行う。場所は、昔の職場があった御成門の近くだ。
7月5日(日曜日)
すっかり忘れていた
友人からのメールで今日が誕生日だと忘れていた。ギリシャ問題とアップルミュージックが一緒になって押し寄せてきたためだ。高知の友人の話では、どうやら台風も発生しているみたい。テレビをほとんど見ないから、浦島太郎状態だ。高知の家は、雨戸を閉めてないので、ホントに来るようだったら、雨戸のお願いをしないといけない。今日は2度目のお客さんで天才少年が来館された。前回ダフト・パンク(アメリカのロックミュージック)を演奏したが、きちんと覚えていて、口ずさんでくれた。一度聞けば音楽を覚えているのは、僕の知っている限り、モーツァルトと美空ひばりだ。かれはこれに次ぐ。小学3年生なのに、眼光鋭く、将来が楽しみだ。同行のお母さんはややおっとり型で、教育ママ的な感じがしないのが良い。ちなみにレッド・ツェッペリン/ブラック・ドックを聞かせたが、これは彼の感性には合わなかったようだ。天才とは得意な分野でひたすら努力が出来る人で、彼に音楽教育をすればどうなるだろう?関係ないけど、コンピューターはノイマン型から、人工知能を持つものに移行していて、すでに日立はIoTに使えるコンピューターを発売している。この大量のデーターをふるいにかけ、あるいは全てを記憶し、人間の感性をDeep learningすれば、人の領域を超えると言われる。人の頭脳はそれ程複雑なものではなく、要はコンピューターが扱えるようにいろんなデーターを連携する機能を付加すれば、脳に近づけると言われる。言い換えれば、もうすでに人間の頭脳を超えるCPUは完成していると言うわけだ。後は統合するプログラム次第。ということで天才がもうすぐコンピューターに置き換えられる時代がやって来るらしいのだ。それも2025年までには。すっかり忘れていたことを適時適選、コンピューターがお世話してくれるのももうすぐだ。いい時代がやって来る。
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7月4日(土曜日)
お気に入り
すっかりアップルミュージックにはまっている。今日は、その中でお気に入りを紹介しよう。まずは、マーラー交響曲2番「復活」。小澤征爾盤もいいが、ズービンメーターにはかなうまい。ウインフィルとの演奏で、録音は2010年1月。音の切れといいダイナミックさ。4楽章の歌の部分も良い。コンサート会場に響いている。和田博己さんが、ハイレゾでデモに使っていたが、さすが見識高い。次に、ブラームス交響曲4番、この音楽の名盤を知らなかったが、やっと出会えた感じ。ジェームス・レバイン指揮ウィーン・フィルハーモニー版だ。この指揮者には「ホルストの惑星」と言う傑作があるが、それに勝るとも劣らない演奏だ。実にダイナミック。心が揺さぶられる。もう一つは、相当古い録音だが、ベートーベンをこんなに演奏できるとは思いもかけなかった。それは交響曲6番田園。非常に穏やかな曲だが、ここまで、印象強くできるものかな?と思わせるのが第三楽章の演奏。演奏はブルーのワルター、コロンビア交響楽団。さすがに名演でSACD版もあるのだ。最後に、AC/DC 「ROCK or BUST」。ニューヨーク・タイムズ誌で、彼らは配信に反対していたが、世の趨勢には逆らえないと、配信に踏み切り、今回ストーリーミングにも許可したとあった。実に心地よい低音が響く。良く思い切ったね。こんな、宝石のような音楽が転がっているのが、アップルミュージックだ。
7月3日(金曜日)
ギリシャの問題
ギリシャが大詰めを迎えている。EUからの支援を充てにして国の経済を回そうとしているのが現政権だ。それで、資金が枯渇したから、もう少し貸せと言う。EUは、せめて年金問題でも解決してくれと言うが「できない」との一点張りだ。ではいったいギリシャの年金の金額は?日経新聞の記事によると、62才のおばあさんが1000ユーロ少し、つまり15万円程を貰っていると書いてあった。僕の年金も丁度同じくらい。いちゃなんですが、ギリシャの国力からして15万円の年金は高すぎだろう。EUのもう少し年金の金額を下げろとの言い分は、無茶ではないと思う。ギリシャは騒ぎ立てる前に、自国の物価を切り下げて、年金問題にも対処すべきだろう。チプラスのおっさんは何もしないで、交渉の場に立っている。典型的なラテンの人物だ。多くのギリシャ人がこのような怠惰な人々なので、89年のベルリンの壁崩壊とともに国際社会が競争の舞台に踊りでたから、怠惰な国は落ちこぼれてしまう。地球儀を見てみると、この緯度に住む人々は結構怠惰が多い。日本は沖縄だ。国民性よりもむしろ、温暖な気候が人間の(努力)活動をそいでしまうのだろう。そして、今度は、二酸化炭素排出で温暖化がますます進み、怠惰な人々(国)が増える。これこそが問題だ。
7月2日(木曜日)
再びApple Music
今日は久々に20歳代の若い兄ちゃんがやってきた。一通り当方のデモを行い、リクエストは良いか?と聞かれたので、Apple Musicを背景にOKとお答えした。案の定、アニソンのリクエストばかり。本当にApple Musicは3000万曲あるのか?疑わしいと思うようになったのは、アニソンが全くヒットしないのだ。その後、若いねえちゃんがやってきた。この方は2度目で安室奈美恵の追っかけファンだ。この方は安室の新譜CDを忘れてきたと言うので、Apple Musicで検索するもヒットなしだ。JPOPについては期待外れもいいところだ。Sound Tapと言うストーミングソフトがある。試しにこれでApple Musicを録音してみた。全く支障なく録音できる。このプロ版が5,500円で発売されている。期待外れのアップルだが、とりあえず、流す音楽が自分のものになると言うのを確認できた。さてどうしたものか?そこまで、のめり込んでいいものなのか?判断に迷う。
7月1日(水曜日)
Apple Music
今日からアップルミュージックから音楽のストーリーミングが始まった。さっそく申込んだ。山のように新曲が並んでいる。取り敢えず3か月は無料でそれ以降は980円発生する。980円は支払った。ヘッドフォンで聞く限り結構いい音だったので、ショウルームで同じ音源のあるハイレゾで聞き比べた。ユンディー・リー氏のベートーベンピアノコンチェルト5番「皇帝」だ。もちろんAAC256kbpsとFLAC3080kbpsとの比較は無理だとはわかっているが、果たしてどうだろう?これは比べるほうが悪かった。済まぬ済まぬ!まるでピアノの立ち上がりが違う。場末の居酒屋に結構な美人が居て、その晩はねんごろになった。翌日目が覚めて、よく見ると生活で崩れたおばさんだった。そんな感じがAACの音だ。がっかり。クラシックの山のような新譜は魅力だったが、このサービスに継続して申し込んでいいものやらどうかちょっと考えさせてね。と言うのが今日の結論。すでに欧州では、1.6kbpsのCDレベルで配信が始まっているので、いずれ日本にも来るだろう。本命はこれだな。しかし、アップルはハイレゾに相当遅れているので果たしてアップルで申し込みするのか微妙だ。
6月30日(火曜日)
慌ただしく
昨日は、父母の病院からの退院を済ませ、先祖様の墓の掃除を済ませた後に、夕食を作り、ケア・マネージャーさんと打ち合わせを行い1日の仕事を終えた。今日は、更に、岡村家の先祖の様の掃除、母の透析病院への送り届け、父母の入院時の洗濯、買い物、本日の夕ご飯の支度(ヘルパーさんは明日からの支援につき)芸西村役場で税金の支払い。友人に手伝ってもらって、SU-V100とSE-A100の入れ替え。これを済ませて、友人と昼飯のラーメンを食べに出かけた。一時のほっとする暇もなく、午後1時半の飛行機で東京に帰る。今回は、すべき事をリストアップして、次々と効率よくこなしていったので、休む時間が無かったのだ。とても疲れた。来月から週2日休みが取れるようになった。今日の疲れは、今週の間で取り戻そう。父母の入院に関する費用は23万円。父に請求をすると25万円くれた。頑張ってお世話をしたから、まぁ今回は有難く頂くとするか。次回は7月末に帰省する。その時は、アンプのセッティングを見直し、音を追い込むとするか。高知龍馬空港からは離陸するのもわからない程ぐっすり眠ってしまった。
6月29日(月曜日)
Responsibility
「企業の社会的責任」などの表記に使われる英単語。「個人の責任」についての使われ方は少ないが、今回はこの言葉が耳に付いた。どうしても完璧に両親の面倒は見なきゃならないということ。それと、近所の付き合いで「山の神様」と「大塚様の墓」の清掃。こちらの方は、僕が間違って休みを取ったため、部落の行事に間に合わないので、一人で粗方の清掃を行っておく必要がある。後は部落の人に任せる。この2つがこの2日間(と言っても実質には24時間)の僕の責任だ。かと言って、すべての時間奉仕するのは難しい、僕も生活をしているので、自分の用事もあるのだ。例によって、友人が空港まで迎えに来てくれた。短時間で自宅に帰り着き、部屋の清掃と前回溜まったままの自分の洗濯。台所の清掃。これらを済ませてまずは父の病院へ。前と比べて、痩せて丁度の感じだ。入院前は顔もむくんでいた。歩けそうなので、母も一緒に退院させることにした。母の退院は突然なので、病院やケアマネジャーさんに迷惑をかけた。父の都合で、どうなるのか判断が付かなかったので、事前連絡はなしだった。二人分の夕食を作るのは大変だ。それに、明日は雨だと言うので、今日中に仕上げる墓の清掃がある。草刈機は難しいと言われたので、鎌で地面を這う蔓のような草を刈った。大汗、汗が滝のように流れメガネが曇る。あまり暗くなると山の中なのでやばい。そこそこの明るさがあるうちに切り上げた。家に帰るや否や、夕食の準備。夕食の後片付け、風呂、やっと解放されたのは午後9時半。もう眠くて目を開けておられない。
6月28日(日曜日)
良い知らせ
週に一度の酒タイムが日曜日の午後8時半に始まる。時刻が決まっているのは、その手前のスケジュールが固定化しているからだ。まずは順を追って。定時退社をして、午後7時5分に習志野市にある国際競泳場に到着する。ここで7時55分までに1km泳ぎ、8時15分にはヨークベルマル(鮮度が低く、割と高い)で夕食の買い物を済まし帰途につく。それで、午後8時半から酒のつまみを作りながら、酒を飲み始めると言うパターンだ。メインディシュが出来上がる頃には、ビールの半分程がなくなっていて、いい気分になっていく。今日はそのいい気分を壊すかのように、9時過ぎに父の入院する病院からの電話。不吉な予感。だが、内容は院長先生から退院の許可が下りたので、明日病院に来るついでに退院をしてくださいと言われた。どうやら、もっと早く知らせたかったようだが、僕のプールの時間に重なっていて電話が通じなかったようだ。と、いうことで、いい気分は阻害されないまま、飲み続けた。さて、明日は忙しくなるぞ。まだ明日提出するレポートも仕上がってないし、荷物もできてない。明日は出発までのわずか間に、このレポートの提出と、クリーニングの引き取りと汚れたYシャツを出す、駅前の住友銀行からお金を下ろし、通帳記入を済ませと、盛りだくさんだ。それで、今晩は、欲を出してレポートを書き始めたが、疲れと酒で何を書いているのか分からなくなり、急いで床に就いた。
6月27日(土曜日)
音楽について
身障者の妻と、随分と老いた父を連れて、息子さんが来館された。この父は、マイケルジャクソンとかジョーンバエズとかを希望され、お年に見合わない音楽が好きだった。息子さんも控えめで、妻と父に寄り添っていた。この人は両手に厳しさを持っている方だ。僕の境遇と似ている。まぁ音楽に慰めを求められることができるのは、いいことだけど、僕はいつでもそれに浸れるが、この息子さんはどうだろう?疲れてないのだろうかと心配になった。次に来られた老夫婦も、T-bolanとグレイを希望された。失礼だが70才を超えてこの音楽?村田英雄の世界だと思ったのだが。ということで、今日はお年に似合わない音楽を希望されたお客様だった。ここの対応は、たとえばクラシックは、作曲者、指揮者、演奏家や演奏会場まで知り尽くさなければお客様と語れない深さがあるのに対して、POPSは、日米の時代を遡ること50年位の幅が必要で、なかなか音楽は侮れないものだと思っている。もうすぐAppleから聞き放題の音楽配信が始まるので、これだと3000万曲のサポートがあるから、一緒に共有できるかもしれない。
6月26日(金曜日)
正しい選択
外国人の観光客が1500万人。政府は2000万人に増やそうとしている。このショウルームにも、ぷらりとやって来る外国人は多く、短時間だが試聴してゆく。いろんな国の人がやって来る。以前の会社に勤めているとき、インドの経済発展が日経新聞で大きく取り上げられていて、僕は妙な疎外感を感じたものだった。せめて舞台に立たなくても触れておきたいものだと思っていたら、丁度そのお鉢が回ってきた。と言うか、無理に身柄を引き取ってもらった。初めて外国人とじかに接したとき、国や肌の色や言語が違っても、人間というのは同じものに、同じような関心と感情を持つものだと思いましたね。それで、この人たちと話がしたいと学び始めた英語は、少し上達したままで足踏み状態となっているが、少しのコミュニケーションと、物おじしない度胸がついてきて、ぷらりと来る外国人にも頭のスイッチ回路を切り替えることなく接することができる。(規則正しい英語ではないが、彼らはそれを気にしない)「もしも」、人生にはもしもはあり得ないが、僕が英語を理解することなく後半の人生を過ごしていたなら、外国人訪問の新聞記事や、街角で接するかもしれない外国人を「おびえて、もしくは避けて」生きていかなければならなかっただろうな。そして、それは、僕のなんでも知りたい好奇心が許さず「針のむしろに座ったような、いたたまれない思いを抱えて過ごしていただろうな」と思う。色々と失敗はあったが、これは、我ながらいい選択をしたと思っている。
6月25日(木曜日)
カメラマン
雑誌の取材などでカメラマンさんがお越しになる。使っているカメラの品番やレンズの品番はレポートにしているわけではないが記憶して、どんな傾向のカメラを使っているのかライブラリーとして溜めこんでいる。ほとんどがキャノン5DMkⅢ。ニコンのD4は一人だけだ。今日は、キャノン使用のカメラマンさんに聞いてみた。仕事はどのくらい詰まっているですか?「今は選り好みしているので月の内半分くらい」。「昔は安い仕事もして、走り回っていたが」。東京都内での仕事ですか?「ほとんど都内」。人物が一番むつかしいのではないですか?「人物はまちまちで、簡単な人もいるが、難しい人もいる。50:50かな?」ストロボを使用しているが、どのくらいの明るさですか?「400W位です」。すごくまじめで寡黙なカメラマンだったが、評論家の撮影をするときには、やはり話をしながら目線を貰って写していた。カメラマンは写真の技術もさることながら、この適度に話しかける技術もないと、いい写真が取れないことを教えられましたね。好きなことをするためには、あえて好きでないこともやってしまわざるを得ないということか。
6月24日(水曜日)
女性の社会進出について
女性が働く環境はフィリピンが整っていると言う記事が掲載された。働く女性には月3万円位でメイドが雇えるからだ。と言うのがこの骨子。日本でも、質の高いメイドを雇うことができれば、女性の社会進出の下支えとなると締めくくる。一見、参考になりそうなのだが、私のすごく親しいフィリピン人のおばさんが、このメイドの実情を詳しく教えてくれたことがある。まず、フィリピン人のメイドは世界一品質が高い。日本人がとてもまねできるものではないということだ。それに英語も話せる。そして肝心のお金の件。3万円と言うのは確かに安いが、フィリピン人の月給はおおむね3万円~5万円。いい給料をもらう人でも7万円位。つまり、自分の給料の半分をメイドに使っているのだ。日本人の30才サラリーマン夫の給料が35万円と仮定して、夫婦で50万円位。それから、20万円(フィリピンでのメイド費用3万円を日本円に換算すると)強のメイドの費用を払えますか?となる。いいとこ取りした新聞記事は、間違ってはいないが、現実に即してない。更に、この記事は、フィリピンの女性管理職の比率も48%と高いと書く。確かに女性はよく働く。間違いではないが、その分男性は怠惰だ。だから、この国は女性の管理職なのだ。フィリピンの経済の一番大きなウエイトを占めるのは、海外からの仕送りだ。メイドさんが稼いだお金を仕送りするのだ。決して男がこの国を支えているわけではない。だから女の管理職が多くて当たり前なのだ。そのことに触れてないと、単なる管理職比率だけが目に止まる。フィリピンのGNPが低いのは、女性に頼った経済だからと言う見方もできる。それは記事になってない。たまたま、この記事は外国の実情を知っていたから、非現実性が見抜けたが、日本の新聞はおおむねこのような記事で塗り固められている。と考えた方が良いと思う。
6月23日(火曜日)
「ひるめしの問題」
椎名誠の作品にも同名タイトルがある。サラリーマンにとってこれは結構真剣な問題である。まず、第一に偏らない食事。行くところが限られているとどうしても同じものを食べるようになるからである。これは生活習慣病への直行ルートである。第二に、塩辛い、肉類が多い。アメリカのレストランでは、塩気の多いメニューを出すレストランは入口に塩のマークを掲示しなければならない法案が通過したとのこと。レストランは濃い食事程旨いと直結するので、安価な味付けに走っているのだ。これを外す選択肢は少ない。第三には価格の問題。お台場近辺のレストランはおおむね1000円の出費を強いられる。量もそれなりにあるが、もう私には量は必要ないから、価格を下げてほしいのだ。かと言って、サイゼリアのように500円で頂ける食事は極端にカロリーが少なく、午後3時には空腹で目が回りそうになる。腹八文目の中間食が存在しないのだ。そこで、マクドナルドや、コンビニ弁当に走るのだ。丁度の価格と、適度な量。だがこちらは、油の問題が付きまとう。体に良い油を使ってないのだ。ということで、昼飯は安心して食べるところがない切実な問題に直面している。
6月22日(月曜日)
何をしていたのだろう?
日曜日の夜、昭和40年代と50年代のベストヒットを徳光アナウンサーの進行で放送していた。普段TVは見ないが、この番組は録画をしてたので、録画ついでに追っかけ再生で見てしまった。40年代のベストワンは「黒猫のタンゴ」、50年代のベストワンは「泳げたい焼き君」だった。他の楽曲もすべて記憶があるものばかりだが、さて、あの頃は一体何をしていたんだろう?今のように濃密に生きていたのか?どうも記憶がない。酒はそんなに好きな方でなかったが、今に比べると酒を飲んでのほほんと過ごしたのだろうか?1971年からの僕の半生は大学ノートに日記をつけているし、PCやワープロで日記を書いてある。手帳もすべて残してある。ただ、デジタル系は、一太郎、ワードパーフェクト(Mac)やアミプロやいろんな規格のもので保存してあるし、媒体も、3.5インチと5インチフロッピーディスクや、MO、HDDと分散し、それらを動かすPCはないと困った問題を抱えてはいるが、とにかく、あの頃の歌とマッチする記録文章はあるのだ。あの頃、自分が一体何を考え、どんな行動をとっていたのか、ゆくゆくは判明するはずだろうと思う。(たぶんくだらないことを書き、誤字脱字の文章なんだろうな)世の中はIoT(internet of things)でBig Dataが新聞誌上をにぎわしているが、私も上のような個人にまつわるビッグデーターに取り組もうとしている。2005年からの10年間はWebsiteで遡ることができる。掲載はできてないが、2000年からの投稿データーは残っている。関係ないけど、ビッグデータの時代では未来が予測できると言われる。僕の半生を全部文字にすれば、これから先僕がどう生きて、どこまで生きるのかが、ほぼ推測できるそうだ。占い師の職場が危うい。
6月21日(日曜日)
あるわ、あるわ
昨日、帰宅時に変な若者を見かけた。りんかい線の国際展示場駅で火災報知機の検査のような長い棒を持って天井にくっつけていた。よく見ると、手にはICレコーダー、棒の先にはマイクロフォンがついていた。要は、電車の発車音楽を録音していたのだ。東京の電車は発車を告げるのに、笛ではなく、音楽を使っているのだ。そして、りんかい線のこの駅では期間限定の音楽が流れているのだった。音楽名は「日清のスパ王」。そして、今日も別の若者を見かけたので、聞いてみた。何の目的で?「仲間がいるので、見せ合うのだ」それで楽しい?「聞かせる人がいることはうれしいことだ」どこかに掲載しているの?「たまにYoutubeにも」録音はハイレゾ?「わかりません」PCM?「そうです」。スピーカーにマイクをくっつけて音がひずまない?「ボーカル用のちゃんとしたマイクなので大丈夫です」。最長どこまで行った?「松山まで」。話していてわかったことは、音の知識がないのに、仲間とつるんでいたいがための行動のようだった。ちなみに、音が割れないのは、マイクのせいではなく、マイクにパッド(アッテネーター(-10dbほど))をかましているためだ。アッテネーターが無いと、いくらボリュームを絞っても音は割れるのだ。世の中には、いろんな趣味があるのが分かった。それでYoutubeを開くとこれがあるある。わんさとある。日常のさりげない中に、話題が埋まっている。これからは、ビッグデータがその役割を担うだろうな。
6月20日(土曜日)
食わず嫌い
梅雨空の合間を縫って晴天がやってきた。ここぞとばかり、洗濯をして出勤した。今日のオタクさんは、JPOPSだった。30,000曲もの音楽保存で、CDでのライブラリーはとても場所がないので、NASにいれて楽しんでいるとのこと。まぁ僕と良い勝負ですね。その持参された音楽だが「東方神起」が含まれていた。この人のライブはWOWOWで何度か放映されたが、全く見向きもしなかった。だが今日は否が応でもお客様と一緒に試聴しなければならない。だが杞憂だった。意外といいではないか。食わず嫌いだったんですな。たぶん10万曲程のライブラリーを持たないと、このような漏れが発生し、一応網羅しているということにならないような気がした。この週末にはレンタルで補足しよう。次にやってきたのは、奥さんがJAZZファンで、旦那さんは随行。普通は逆のパターンが多いのだが。「チュニジアの夜」は「アート・ブレーキー」の十八番だと今日まで思い込んでいたが、いやいや、ディクスター・ゴードンだったと初めて知った。この人のサックスはまがい物で、所詮映画「ラウンド・ミッドナイト」で演奏するレベルのジャズプレーヤかと思っていたが、どうやらそうでもなかったのだ。こちらも食わず嫌い。なかなか音楽の奥は深いですな。東京に来るまでの音楽の良しあしの判断は、ノリがあるのか?どうか?だったが、こちらに来てから、じっくりと聴き意図を探るようになった。そうすると、バッサリと切り捨てていたくだらないCDも敗者復活で、いい方に分類されることもありなのだ。所有のCDジャケットに緑のシールはダメCD。赤のシールは普通。金色のシールのCDは極上CDと分類していた。それの見直しが必要ということ。
6月19日(金曜日)
革の表紙
今日は実に良いことがあった。中国の高校生4人が先生引率で尋ねて来てくれた。この高校生は中国を代表するメンバーで選抜隊だ。秋には本体が来ると言う。何で日本に来るのかについては先生が教えてくれた(日本語で)。「今、日本と中国は関係が悪化している。このままでは良くないと思う。今の政治家には問題を解決する能力がないが、将来若者たちにこの現状を変えてほしい。それには、日本人と友好関係を若いうちから結んでおく方が良い。それで、明日は千葉の高校生と意見交流をする」。と言う。今日は日本の最先端を覗きに来た。買い物をあさる中国人には、マナーがないのがいてヒンシュク者扱いだが、この高校生たちと先生は偉い。こんなに身軽に行動できるなんて素晴らしい。と感動した。音楽を聞いてもらって感想を書いてもらった。半分は英語で書いた。半分は中国語。果たして日本の高校生たちは、このような国際感覚を持ち合わせているのだろうか?それとコミュニケーション力も。日本の高校生達ももっと目を開いてほしいと思いましたね。ユーミンではないが、最近は悪いことばかりが多かったので「悲しいことがあると開く革の表紙」をたびたび開いていたが、鬱陶しい梅雨空なのに、久々に晴れやかな気分でいられた。
6月18日(木曜日)
疲れているんだろう
昨夜は10時過ぎに床に就いた。9時半ごろからもう頭が朦朧としていた。今朝は6時に目が覚めた。そして、今日の昼。昼食の後、いつもは目を閉じて5分か10分程度転寝するのだが、今日は30分以上ぐっすりと寝てしまい、あわや仕事の開始時間に後れを来すところだった。かといって、その日の晩は眠くないかと言えば、風呂の中でガクンと一瞬だけ頭が眠ってしまった。今週は平日の水泳も休んでいるし、単に職場と自宅の往復だけの生活なのだが、こんな調子だ。普通じゃない。友人から「無理したらあかんで」と言われる。全然!と答えてはいるが、体はどうもそうでないらしい。早く元の生活に戻らなければ。先日アキバに行ったとき買い物を忘れたことを思い出した。クリーンアップ電源だ。1万円強で、そこそこのトランスを搭載した電源が購入できる。この電源はオーディオの楽しむために購入したいのではない。この電源を使ってご飯を炊きたいのだ。どうやら、オーディオ用のクリーンな電源でご飯を炊くと、80%程度の人が美味しいと感じるらしいのだ(音元出版の情報)。お惣菜は塩分を控えているのであまり美味しくはない料理となっているので、せめて御飯だけでも美味しくいただきたいと思ったわけ。そして美味しい食事で元気を付けようと思っているのだった。
6月17日(水曜日)
鬱陶しい天気
去年の梅雨はどんなんだったろう?四国にいたが、こんな鬱陶しさはなかった。気持ちの中にもやもやしたものがあって、それがこの天気で増幅されて、こんな気分になるのか不明だが、とにかく昨年に比べると格段に息苦しいのだ。体力がだんだんと衰えて来て、動きに物憂いさが出てきたのだろうか?父は最近よく言う。「夏や冬の気温が体に堪える」僕のその範疇だろうか?それとも、この2週間ばかりの頑張りで、体力の余力が減ってしまい、気分を落ち込ませているのだろうか?不明だ。そんな中で、いいことは、ショウルームのPremiumシステムを最新式に入れ替えてもらった。今日はその音の確認をしたが、非常に良くなった。今まではユーミンが不得意だったが、今日からは気持ちよく鳴っている。もうこの部屋に音の死角はない。気に入らないと評価されても、自信を持って、「そういうお客様もいらっしゃいますと笑顔で対応できる」。悪いことの続きは、久しぶりのジャパンタイムズを読む速度が随分と遅くなっている。高知で介護をしているときもラジオ英会話は聞き続けたが、これだけでは、この頭、もう維持できなくなっていたのだ。日ごろの新聞を読んだり、単語帳で記憶したり、英語と長く接している時間を持たないと途端に後退するのが分かった。これは、実害もある。今日ベトナムからのお客様に真空管のOTLアンプが、普通のアンプに比べてどこが良いのか英語で説明を求められたが、自分で納得いく説明が出来なかった。やはり、この2週間は体も頭も相当ダメージを受けたかもしれないのだ。
6月15日(月曜日)
卒業後は
この仕事も卒業し、やっと息子の仕送りから解放された時、どんな過ごし方が出来るかな?そんなわずかな楽しみの計画を立ててみた。関心ごとの順番は、1.音楽。2.読書。3.映画鑑賞。4.写真撮影。5.英語勉強。6.水泳。7.仲間との懇親のための料理の調理。いずれも、ちょっと試みると、問題なく楽しめることがわかった(まだ、加齢による関心の欠落が来てないようだ)。今は1.5.6.で、他は封印状態だ。封印を解くと、関心ごとが移行し、仕事が嫌になってしまうといけないから、封印しているのだ。封印したまま、アルツハイマー病なんかを患い、一生封印のままで終わることも無きにしも非ずだが。今日は、秋葉原探索。LGの有機ELテレビを観た。ビックリ。黒の締まりはPDPの比じゃない。PDPの生産が終わると聞いて慌ててPDPを買ったお客さんに何人もお会いしたが、申し訳ない程の出来具合だ。パナやソニーの精鋭が転職して作り上げた作品だ。AV評論家が言う。オーディオにはビンテージがあるが、AVにはビンテージが無い。「わかるぞ」。僕もソニーのβハイファイの最高峰を使ったが、この映像とて、画質は1万円のBDプレーヤーの後塵を拝するのだ。一方、デノンのMCカートリッジMC-103は今でもLPレコード再生には価値があり、ハイレゾと互角に戦える音質を誇っている。次に、ヘッドフォンを試聴した。今回はSHUREを物色した。SRH1540これが一番音の高音質だ。ヘッドフォンの頂点に「Stax」のヘッドフォンが有無を言わさ存在するが、ちょっと持ち運びに難がある。ソニーから凄いスマホが出た。XperiaZ4。何と防水で、CPUは8個。「iPhoneの比じゃない」と店員の声。確かにそうだ。ちなみに、BRAVIAは今回androidのOSを搭載するが、TVに搭載するCPUは前モデルのZ3よりも格落ちのCPUレベルで十分だそうだ。これを聞いてここまでスマホは来たのかと、びっくり。iPadの2012年モデル(中古品)を買った。世の中はどんどん進んでいるのに、古い商品で満足するの?僕のプライドでは許せないことだが、今の僕にはこれしか財政が許せないのだ。それに秋に12インチのiPadが出ると知ると、どうしても最新型は買えない。今の第一世代のiPadがもうダウン寸前なので、仕方なく「今」買うしかないのだ。
6月14日(日曜日)
久しぶりの休日
船橋に帰ってきた。随分と休んでないな。家事もあるし、今日は一日これに充てよう。まずは掃除だ。こちらでも掃除はマメにやっている筈だが、掃除機と雑巾をかけると歩いた時の足裏の感触が違う。幸福感が違う。個人的なことにとらわれている間に、読書が中断した。まぁ読書に限らず、最新の情報を集めてみると、随分と世の中は進んだようだ。特に、この一年の変化はすごいものがある。例えば車。もうすぐ自動運転が可能になる。カメラの性能が上がり、レーダーと併用すれば、人やモノを確実に認識するようになるみたいだ。次に宇宙ロケット。火星に行くのが夢じゃなくなっている。各国は火星探査計画を前倒しで進めているようだ。それが、どうやら先の事では無いようだ。米国の探査機は冥王星まで行くようだ。「スキキンチカモクドッテイカイメイ」と覚えた惑星。この一番はずれ、つまり宇宙の端にまで宇宙船が行くことになる。木星で有名な「ホルストの惑星」でも、冥王星はある。自分の健康状態が自分でわかる。血圧や脈拍、尿の淡泊、体にまつわるいろいろな健康測定データーが、いよいよウエラブル化して、データーを蓄積できるようになる。健康判断は最終的には医師に相談する必要があるが、粗方は自分でわかる。母の入院時にアンケートがあり、もしあなたが病気になった時、医師から正確な情報を伝えてほしいですか?とあったが、そんな必要のない時代がやって来る。それは明日かもしれないほど近くにある。日経NEにはこんなことが満載されていて、骨休みに知的な興奮を味わっている。
6月13日(土曜日)
垢落とし
3時に目が覚めた。いろいろとすることがあったので、そのまま起きだし、洗濯物を取り込んだ。父母の主な洗濯は済ませたが、座布団カバーとか、まだまだ少しやり残したことが昨日発覚したので。仏壇の清掃。祖父母の墓の草刈り。風呂と釜の清掃。もうやり残したことはない。しかしなんとなく忘れたものがあるような気持ちを残しながら、午前8時に家を出た。友人の母の見舞い。入院したせいか、幾分声が小さくなっていた。気を取り直すように励ました。ここから、最寄りの駅まで徒歩で40分。そのつもりで、多めに朝飯を食べてきたが、近所のおじさんが送ってくれると言う。何度も断ったが、強引に乗れと。これ以上は断り切れない。早く着きすぎた。電車の時間まで1時間の待ち時間。海岸のベンチに座り、U2/best
of 1980-90の全曲を聞いた。風は爽やかで、視界は広く、音楽を聞くにはまことにもって最高の条件。この仕事を卒業したら、毎日こうして音楽を聞ける日々が来るはずだ。iPodとポタアンで幸せが買える。バスで三宮まで移動して、大阪駅までJR。後でわかったが、高速舞子で下車すれば、もっと早く大阪に着ける。ここでショウルームへ、同僚に自身の勝手を詫びる。会社へ寄りお土産を投函。約束の午後4時半、天満で大阪の仲間と落ち合う。酒を飲むためだ。高知では酒を飲む仲間は居なかったし(高知の友人はみんな両親が入院をしていたのだ)、時間もなかった。大阪の仲間と居酒屋を2軒梯子した。いろんな話と、愚痴をこぼした。お酒も進んだ。午後8時の新幹線で東京に向かった。電車はほぼ爆睡状態で、横浜で目覚めた。ありがとう大阪の仲間たち。
6月12日(金曜日)
父の見舞い
母は入院するのを嫌うので、父の病院に見舞いに行く餌をちらつかせて、家から連れ出した。前から、連れて行けと言われていたが、高知市へのクルマの往復は体力が持たないから、実行しなかったが、今回は片道なので何とかなるだろう。父の方は、肺に溜まった水を抜く治療が思いのほか進み、先生もびっくりしていたとのこと。それで体重計を2度も測りなおしたと。顔のむくみもとれ、鼻からの酸素吸入は取れていた。こちらは、前回の見通しと違って退院が早くなるかもしれない。次に母の入院だ。病院側は預かりますが、もし、母がわがままを言い出したら、引き取ってくださいとの条件付きだ。高知には親類はいないですか?いますが、親類は匙を投げて対応してくれません。寂しい話だが、どんな人でも無理だろう。次の訪問日は29日。下着類が6着不足。しまむらで店員のアドバイスを得て購入。午後2時やっと解放された。帰りに、四国88か所参りの28番札所「大日寺」へ。アジサイの撮影。今回の帰省で初めてのカメラ。後は、自分の整理をして、大阪に向かうだけだ。家に帰ると、大阪の友人から元気出せとプレゼントが届いて。夕刻近所の友人からありがたい夕食のお誘い。しかし、食材の食べつくしの必要があるので、お断り。午後6時、豪華な夕食を終えて、プールへ。今回プールで11km泳いだ。映画を見たかったが、疲れで断念。そのまま就寝。
<芸西村の海>
6月11日(木曜日)
今度は母の事
今日は透析の日。どうしても近くのバス停に8時15分までに送り届けなければならない。ところが今日もぐずって、行きたくないと言う。今日は足が痛いと言う。知らない人がこの状態を見れば、そらぁ大変だ。ちょっと休んで様子を見ましょうとなる。と、すっかり騙されてしまう。そんなフェイントを見越して、病院に行くことを説得しなければならない。まぁ、わがままし方題ですね。5時半から準備した朝食も要らないと言う。しかし、腹は減っているから、足が痛いと言いながらも、ご飯を食べ始める。こうなったら、もう大丈夫だ。8時前に透析の迎の来るバス停まで送っていく。さぁこれから自分の朝食だ。そうしている間に、病院から電話。入院は明日からでもOKか?と来た。そりゃもちろんOKだ。私だけなく、ケアマネジャーさんにも連絡を入れてくださいとお願いする。ここは順番があるので、間違うと関係者の気持ちを台無しにしてしまう可能性がある。親類にさっそく報告に行くと、「心配しよった!早う誰かの手に預けんと、おまん(私の事)がやられてしまう。そりゃ良かった」。「親の面倒をみるのは当然だけど、素人では限界がある、専門家に任せないかん」とも。僕も、その言葉で少し気が晴れた。その日の午後は、高知から船橋に持ち帰るものを整理して、返す刀で、母の入院の準備を行った。そこまでが限界。母を病院から迎え、夕食の準備を整えて、食後の片づけを終えると、午後7時だった。それからプール。プールから帰ると、消灯したはずの台所に灯がともっている。母が起きだしていて、ご飯を食べてないと言う。それを説き伏せたら、今度は背中が痒いから掻けと。もう暫くの我慢だ。疲れて9時過ぎに就寝。
6月10日(水曜日)
今度は父のこと
高知県でも、四国でも心臓病院として名高い岡村病院の先生に、父の具合を聞いてみた。「安請け合いして申し訳ない、見立てが安易すぎた」といきなり。ざっくばらんの人柄が受けているが、ここまで言うか?肺と心臓に水がたまる原因がつかめないと言う。投薬を変更して様子を見ている。僕の方も休暇に制限があるので、期限は?「明確にできない」とのこと。一方、僕の方は、母を再入院させ、預かってもらう必要があり、先方の病院におおよその日程を伝えなければならない課題を抱えている。そのことを伝えて、一カ月でよろしいか?「そりゃもう絶対に請け合う」とのことで、当面のスケジュールを立てた。それ以上だと、母を預かってくれる病院側に難があると思うからだ。近くのカッパ市場で天然の鯛450円と野菜を買って今日の夕ご飯。半分刺身で半分は塩焼き。土佐湾は波が荒いので、逆に養殖が出来ず、すべての魚は天然物だ。魚を料理しながら、桐野夏生の小説「OUT」を思い出した。近所の弁当屋さんに勤める主婦達の物語だ。その主婦の一人が付きまとわれる男の悩みを打ち明ける。そして主婦たちはその男を殺してしまう。そうして、この男を、料理する。骨は粉砕機で砕き、トイレに流す。内臓は、魚の内臓と一緒に少しづつ捨てる。そうして数日かけて人間を料理したのだ。男は跡形もなく消えてしまったという話。実は僕もいつも魚は一匹買って料理する。内臓と尻尾だけは捨てるが、あとは包丁で切り刻んで料理して食ってしまっているのだ。買った魚はこの男と同じようにあまり捨てるところがない。
6月9日(火曜日)
早くもうんざり
今朝、母は病院に透析を受けに行きたくないと言い始めた。最初、「今日は休みだ」と言いはった。次には体がしんどいからだと言い張った。次には、しんどさが回復すれば、自分で透析に行くと言い始めた。まぁ説得するには、「再入院をするのか?」をちらつかせて、どうにかこうにか、通院のバス停まで送り届けた。帰りにたまたまカセットテープにフリオ・イグリシアスがあり音楽を再生した。南米の明るい音楽が流れて来て、スペイン語は全く分からないけど、この明るさには随分と慰められるな!と思いましたね。雨が降っていたが、母の汚れ物を洗濯して、自分の部屋の清掃をしてやっと心平静になった。しばらく本を読むと、強い睡魔がやってきて眠った。簡単な食事をして、香南警察署にでかけた。運転免許証の講習がある。この帰省時に丁度更新時期を迎えたのだ。30分だが、新しい道路交通法規の説明があった。内容は車の運転とは関係ない、自転車に乗る時のマナーと罰則についてが主だった。車の運転は随分と良くなっているのに、自転車事故が急増しているからだ。警察から帰ると母の迎え。夕食の準備。友人たちからは、両親の面倒を見るのは大切だが、自分が壊れないようにとアドバイスをもらった。夕食時、母は別に病院に居ても良かったと言い始めた。「え!」何のための休暇を取っての帰省?まぁ人の母は、心を踏みにじるには定評があったが、ここまでするか!午後8時、母屋の消したはずの電気が点いている。様子を見に行くと、父が帰ってこないとわめいていた。父は病院だと言うと、いつから?と初めて聞くようなそぶりだ。紙に書いておくので、これを見てと、父の入院を書いたA4サイズの用紙を7枚。母の行動するところすべてに貼った。それで、少し満足したようだ。
6月8日(月曜日)
ほんと疲れるわ
虜になっている。先日買ったデノンのポータブルアンプでいろんな音楽といろんなヘッドフォンの組み合わせをしていると、どんどんと深みに入っていくようだ。今日は、ポータブルDVDに接続してアナログの音をポータブルアンプに接続するのと、オンキョーのDACに光接続して聞くのとは、どっちが良いのか。その際、どのヘッドフォンを選択したらベストの組み合わせなのか?なかなか興味は尽きない。奥が深いぞ。こりゃ当分遊べるわ。まぁこれはそこそこにして、父の病院に出かけた。どうやら病院で具合が悪くなって病室を移ったこと、その後、回復したので元に戻ったことなどが分かった。事務所で状況を確認すると、院長先生の当初言っていた2週間で退院すると言うのは、見当外れも良いところで、あと一月とか、もっと入院しなければならないような具合らしい。休暇の限度もあるので10日(水曜日)に院長先生に直接話を聞けるようにお願いした。帰りに親類にもそのことを伝えた。母も再入院させた方が良いとアドバイス。ヘルパーさんにも伝えた。夕食を母に食べさせてプールに行った。炊飯器を、僕がプールから戻る午後7時にセットした。プールは明日休みなので、少し余計に泳ぎ、予定の時間を15分程すぎて帰り着いた。そしたら、この15分の隙に母は炊き上がったご飯を食べ、冷蔵庫から僕の分の惣菜も食べていた。冷蔵庫には食べ物がこぼれていた。母にそれを伝えると、食べてないと言い張る。頭がボケているのではなく、確信犯なのだ。食べたのを忘れたのではなく、ただただもっと食べたいだけ。なんともはや。
<左から順番に音が良くなる>
6月7日(日曜日)
清掃と精神安定
毎日同じことの繰り返しの生活になった、ので、時間的な余裕も少し生まれた。そこで、考えたのは、何が一番ストレスを減らしているのか?自分では水泳や音楽が一番だと決めつけていたが、どうも意識の外では清掃が気持ちに合致するようだと思われるのだ。例えば、きちんと拭き掃除が行き届いた机で、清掃をかけたキーボード(べとべとしない)に触れた時、なんとなく落ち着くのだ。同様に、ふんわりとした布団で寝る事。それで今日は思い切って、先日も掃除をしたばかりだが、更に丁寧に掃除をして、布団を干し、布団カバーを洗濯した。これ以上整理整頓ができない状態に仕上げた。そうするとどうだろう!なんとなく幸せ感が込み上げて来て、流す音楽も穏やかなものになった。今まで意識の外に在ったものを、ピックアップしてみると、自分の意外性に気づかされたと言うわけだ。これからは、時間がもったいないけど、清掃と整理整頓を毎日心がけてみるつもりだ。母は夕食が遅いと怒り始めた。12時の食事のあと、午後5時に食事をしてもらおうと、午後4時に食堂に行った時のことだ。一日3度のご飯(丼一杯とは言わないまでも、米の量はかなりある)を食べて、よく胃がもたれないものだと感心する。それでも、プールから帰って僕が食事をするときには、まだご飯が食べたいと言い出した。僕は、水泳も含め家事で相当エネルギーを使っているのに、2食で良いのだが。
6月6日(土曜日)
なんともはや
母の透析日。病院の巡回バス停までの送り迎えだが、僕が東京に行く前の9月頃は、自分で歩いて車に乗っていたが、もう歩けなくなり、今では、車いすで自宅から乗用車まで送り、車に車いすを乗せて、バス停で再び車いすを下ろし、母を乗せて、バスが来るまで待つ。バスが来れば、バスの乗り口まで車いすを押してゆく。バスに乗れば、後は病院側のお世話が付く。父はどうしていたのだろう?車いすを回収して、ローソンでコーヒーを買って帰る。このパターンが今後続く。ローソンのコーヒーマシーンは壊れていて、紙パックを買った。何から何まで、順調とは程遠い。午後3時まで、HDDから、写真の復活作業。13,000枚のファイルを復活させるのだから、HDDの空きも半端でないし、パテーションごとの作業も膨大だ。35パテーションあった。午後2時半、母を迎えに行ったついでに夕食の材料を買った。母を居間に届け、4時までの間、先ほどの作業の続き。4時から夕食の準備。台所に行くと、何と、母は夕食の材料のひじきを生のまま食べた形跡があった。もう無茶クチャだ。5時に夕食をしてもらう。6時までの間PC作業を行い、やっとHDDの中から写真データーを復活させた。後は、別のHDDにバックアップを取り、念のためにBDでバックアップも取る作業があるが山を越えた安堵がある。それからプール、1200m。毎日の水泳も結構続くもんだ。午後8時。帰ると暗がりの玄関で、母が父が帰ってこないとわめていた。父は病院だとなだめて家の中に入れた。今度は病院に行くと言う。気持ちとしては連れて行ってあげたいのだが、往復2時間も車に揺られると母の体力が持たないだろう。また、もし行けても疲れで、めまいがするとか言い、透析の日に、病院に行かない言い始める可能性もある。こうなると説得するのが大変だから、母を父の入院する高知の病院に連れて行かないのだ。
6月5日(金曜日)
目途が立ったと思えば
壊れたHDDはどうしようもないこと。その代り、メインで使っていたPCのHDDの中には、08年~12年までの写真を多く保存していたことがあったので、ファイル復活ソフトで回復を図ったら、結構多くヒットして、これなら、何とかなりそうな感じの光明が見えてきた。一方で一日3食の食事も、出汁を旨く取っておけば、いろんな料理に使えることが分かり、母への料理は毎日全く種類の違ったものを作れるめどがついた。後は、スーパーで見た目新しい食材に変えていけばマンネリ化は大丈夫だ。問題の2つのめどはついた。だが!昨晩、夜中の12時半に母に叩き起こされた。父がいないと言うのだ。父は入院していると何度言っても分かってくれない。宵の口に目を覚まされたのでで、眠いのに眠られない状態が長く続き、今日は調子が悪い。午前中に母の昼食の準備をして、父の病院に出かけようとしたら、もうその昼飯を食べていた。食事の監視をしなければならない状況だ。以前より顔が腫れぼったくなり、僕の見立てでは状況は段々と悪くなっている感じがする。まぁ医者の判断を待つしかないのだが、院長の往診は月曜日まで待たなければならないらしい。車の中で、お気に入りのモーツアルトを聞いて行ったが、今回は何の慰めにもならなかった。夕刻、入浴とかのお世話をくださるヘルパーさんが来てて、母を入浴させてくれた。母の汚れ物と父の汚れ物を洗濯して、夕食を作り食べさせてから、やっと夜のプールに行くことができた。僕にとっては入浴の為のプール(300円で、銭湯の430円より安い)だが、せっかくだからということで1200m(40分)帰ると、バタンキューだ。
6月4日(木曜日)
今さらながらの発見
母のケアマネジャーに相談すると、私が帰省することによって、食事の世話をくださるヘルパーの支援はなくなるとのこと。介護は、ほんの少し介護が必要な人用の支援システムで、本当に介護がヘビーな人には、何も役に立たないと覚悟しなければならないし、家族は介護のための仕事の放棄も選択しなければならないのだ。まぁ今回はいいけど。ヘルパーさんの使い古しの野菜くずを使って料理。母の夕食を準備した。もう母は完全に近い程のボケが来ていて、同じことを何度も聞く。始めは頭に来て、強い言葉で返したが、もうそんなことしても先無き事。もう我慢することにした。これから、毎日3食の準備、毎週3回の透析病院の送り迎え。父の見舞い。洗濯。台所の掃除。参らないか少々心配だ。救いとなるのは、毎晩のプールで思い切り泳ぎ、ぐっすり眠ること。ヘッドフォンアンプを買ったので、音楽によってヘッドフォンを変えて音楽を楽しむこと。友人からヘッドフォンRP-HJE900K(当時2万円相当)をもらった。一寸高域がきつすぎる音質だ。前に購入した9800円のヘッドフォンも同じだった。前に買ったオルトフォンも同じ。これは、一寸おかしいぞ。いくらなんでもこんなことはないだろう。そこで、ちょっと実験をした。イヤーパッドを昔買った別のメーカー製のものに交換した。このパッドは少々直径が大きく、耳の中に入らない。耳を塞ぐような仕様となる。でも、これが良かった。低音が出るようになって、きつかった高域が改善されたのだ。そうなんだ、インナー・イヤホンの使い方は、耳の中に入れるのではなく、耳を塞ぐ方式がいいのかも?もう一つのパナのヘッドフォンもパッドを交換すると、こちらも蘇った。これは面白いぞ。でも、録音の悪いJPOPを聞く時は、カセット・テープ用のヘッドフォンステレオに付属していた、とても安価なヘッドフォンが一番気持ち良く鳴った。高級ヘッドフォンはやはり高級音楽を聞くべしということか。それで、この安価なHPも含めて目の前に、4つのヘッドフォンが転がり、切り替えて楽しめるようになった。
6月3日(水曜日)
いい事は期待できない
本格的な雨音で目が覚めた。高知の雨粒はでかいから、びっくりするような音が出る。雨の音は好きだ、眠るときは子守唄の心地よさがあるが、あまり大きいと心配になる。今日は母の病院に行き、退院の手続きを行い、父の病院に行き状況を確認する日だ。家の中の汚れ物を洗濯して、台所を掃除して、等々家事を済ませて出かけることができたのが、午前10時半。母は病院の規則正しい生活が元気を回復させたようだ。家が心配なので帰りたいと言い出した。まぁ予測通りなので、退院の手続きを行った。続いて父の方は、病状が芳しくなく、入院は長引くかもしれない。病名は心不全だ。顔もむくみ、1週間前よりも状況が悪くなっている感じだ。僕も覚悟が必要だ。一方で、HDDが壊れているのが見つかった。このHDDには僕のすべての写真を記録していた。僕の15年間の記録が一切無くなる。これはつらい。Webで調べると、HDDの基盤を交換すると復活するかもと書いてあったので、HDDを分解する星形のドライバーを購入した。併せてバックアップ用の3TのHDDも購入した。帰り着いて、基盤を交換したが、だめだった。特に2008年から2011年は海外での貴重な体験が記録されていたので、がっかりだ。バックアップ用に保存したHDDも船橋の自宅でカリカリと音がして、動作してない。ホームページに当時の想い出は全てUPしているが、文章だけでは心もとない。最近はいろんなことが逆風下にある。今晩からプールの風呂を利用するため、夕刻泳ぎに出かけた。ここは風呂利用だけでももちろん問題ないが、せっかく来たからひと泳ぎということで1600m泳いだら、夜9時に瞼のとばりが降りてしまった。
6月2日(火曜日)
帰省
昨晩は三宮で宿泊した。今朝、高知までの帰り方を考えてみたら、三宮から新神戸まで行き、新幹線で岡山に向かうよりも、この駅から山陽本線の快速を乗り継いで岡山まで行って、そこから土讃線の南風に乗れば良いと思った。そうして歩いている間にもっと良い考えが浮かんできた。三宮からバスで高知に向かう方法だ。これは我ながらいい考えだ。さっそくバスセンターでチケットを買えば、50分後に出発すると言う。駅前のマクドを捜し「ビッグマフィン」を食べて腹ごしらえしたら丁度の時間となった。ところがバスセンターで待てど暮らせどバスは来ない。思い余ってチケットカウンターで尋ねたら、わかりません。「?」高知のバスセンターに電話をすれば、大阪にかけてくれ。「?」そうして電話がつながったら、バスは30分遅れで着きます。「もう40分遅れでっせ」。「確かに30分だと電話がかかってきたのでもう着きますわ」。このやり取りは嘘のようなホントの話、インドでは四六時中こんなことばかりだったがここは日本。それもJRやで。やがて45分遅れてバスは到着した。バスに乗っている間、昨日買ったデノンのポータブルアンプにiPodをつないで、CheapTrickを聞いて行った。このアンプを通すとすごく気持ちの良い音に変化して、あれもこれも聞きたくなる誘惑にかられる。窓の外を流れる景色が気持ちよく、それに音楽にぴったりだった。高知駅着は定刻通りだった。スピードメーターで速度を計測したら、徳島道を100km手前で走っていた。僕がこの道を半年前、軽トラで駆け抜けた時、後ろから追い上げるようなバスの運転手がいたが、まさにこの人がそんな運転をしたのだ。最寄りの駅まで友人に迎えに来てもらって、無人の実家に帰り着いた。いつも両親が守っている薄汚れた我が家も人がいないと一層精細を欠いた感じだった。部屋の掃除を済まして、自分の部屋にくつろいだのが、午後9時。今日は疲れた。
6月1日(月曜日)
大阪会議
朝、船橋駅まで徒歩。途中に大宮神宮を通り抜けてゆく(とても大きな伊勢神宮の支社)。昨年の今頃は、田舎でこうして人生が朽ちて行くのだろうな、と思っていた。所が、一転し、大阪にも出かけるし、高知にも月に一度は帰るし、意思があればブルーノート東京にも行けるロケーションの渦中にある。まさか、定年後にこんな派手な人生を過ごせるとは思ってなかった。僕の容姿は冴えないチビの短足だが、好みは派手好きだ。映画女優でも化粧の濃い目鼻立ちがハッキリとした人が好みだ。ショウルームには美人が揃っているが、どちらかといえば、そちら傾向の人と話をする場合が多い。話は、逸れたが、今日は大阪へ向かった。新幹線で一眠りし、トイレから帰ってくると、隣でIBMのPCに打ち込んでいたかなり大柄な女性は、椅子に正座して打ち込んでいた。身長が相当ある人なので膝がシートからはみ出ている。「脚が痛いやろう」と声をかけたら、「私はこの方がおちつくんですわ」と、浪速のネェちゃんらしい頑固な返事、それでいいのだ。会議のあと梅田ショウルームを訪問。東京の音源を大阪に移す作業を行った。評論家先生の訪問が多い東京は、音源が多く保管されているからだ。この仕事に就くのに音の知識の準備が必要だと言われていたが、僕はPCベースの知識やスマホの知識が必要だと踏んで、そちらの研鑽も一応は齧っておいた、就任すると全くその通りだった。予測ベタな私でもたまにはヒットすることがある。夕暮れ時、友人の快気祝いの宴を催した。アホボケと言える人が3人必要だとはいつもの弁。彼の酒の量は、もう僕と変わりなく、重い病気が嘘のようだ。人生には節目があり、折り返しをする度に、考え方が少しずつ変化するのは、いた仕方ないとしても、多少の相違は飲み込んで認めようとするのは、これから先、こんなに深い所でつながりのある人間関係を築くのは容易なことでない。それで、懇親はこの関係を大事にしたい雰囲気で満ち溢れていた。これが良いのだ。
。
5月31日(日曜日)
エネルギーの枯渇
月末の週末。しかも、明日から長期休暇に入る。船橋の自宅から私物を持ち帰る準備。仕事の提出物。引き継ぎの確認。明日の会議の準備。家に帰ってからすることが山ほどある。だから今日は12,000歩でエネルギーの浪費を押さえ込んだつもりだったんだが、レポートを一枚仕上げた段階で眠くて眠くて、カウチで一眠り。30分位うたた寝の後、作業の再開。エネルギーの枯渇で、途中で一眠りしないと山を乗り越えられない経験は久しぶりだ。そう思えば、もう8年以上も昔のことになる、当時自転車で長距離ツーリングしてた時だ。一日の行程150kmを目標に置いていたので、50才を過ぎたサラリーマンにはきつかったのだ。この時はエネルギーを本当に使い込んだが、今回のは何でもない日常生活の中で発生した。これから先、この頻度が次第に増えて行く事だろう。日頃のどんな鍛錬も効果を発揮してくれてないようだ。やっと、終えたのが午後23時。それから眠れば良いのを、トムクルーズの「オール・ニーズ・ユー・イズ・キル」をちょこちょこ見てたので、最後のシーンを見届けようと、BDレーダーの電源を入れた。 宇宙のインベイダーとの戦いの迫力と、ストーリーの後戻り(リセットすれば、失敗して死ぬことになっても、ある時点からやり直せる)の狭間で頭が混乱しながらも何とか筋を理解。変な時間帯に、別の頭を使ったのですっかり眠気が醒めて、今度は一転眠るのに苦労した。
5月29日(金曜日)
世界は動く
フランス人の二人ずれ。一人はクラシック音楽希望。一人はサルサミュージック希望。「申し訳ないが、サルサは無い」。代わりにダフトパンプでもいかがですか?でも、サルサとは一体どんな音楽だろう。ブラスを使った南米の騒がしい音楽のイメージだったが、この際しっかりと調べておこう。ウキによると、やはりラテン音楽だった。クラベスと呼ばれる日本の拍子木に似た木片でリズムを取り、これに西洋のピアノやベースを絡めていく音楽。キューバが本場だったが、アメリカとの国交断絶で下火となった。今、アメリカはキューバはテロ指定国家を外し、国交が復活した。これはともすれば、サルサのブームがやって来るかも知れないと思った。世界情勢は、紛争ばかりでなく、新しい芽ばえもあるんだな。ウクライナの政府高官も来られた。残念ながら時間が無くて、試聴はされなかった。私は、辻井伸行氏の弾く「展覧会の絵」の中の一部、「キエフの大門」を用意して待機してた。ウクライナはロシアとの紛争で経済が破たん寸前。それでも、ビジネスは進むということか?人が活きている限り良くも悪くも前に進む。田舎の我が家は、今日から無人となる。来月、誰もいない高知の家に帰る寂しさは何とも言えない。だが、こちらも、着実に進んでいるのだ。
5月28日(木曜日)
悲しくてやりきれない
井筒香苗江のアブバム「時のままに」を演奏した。60才代の男性客だったので、丁度良いと思った。僕が中学生の頃、フォークルセイダースが歌った歌だ。これを井筒香苗江がカバーしている。ギター1本とボーカルで、生々しさは抜群だ。SB-R1は極めてボーカルの表現力が高いので、歌詞が説得力を運んでくれる。懐かしさで演奏をしてみたものの、この音楽は確実に落ち込む。「先が見えない」歌なのだ。お客さんはまるでステージの前に立ったような感じの演奏だったので、堪能されたのだが、僕は身につまされた。しかし、救いは、この15分前に、仲間が持ち込んだドイツのLANケーブルで聞かなかったことだ。このケーブル一本58,000円で、SU-R1には2本必要だが、このケーブルを使って聞いた音楽はたまげた。余韻が長く、音の角が取れて、一層生演奏に近づくのだ。クラシック音楽はどうしようもなく良くて、「嬉しくてやりきれない」のだが、井筒香苗江を聞けば、どうだろう?暗くて暗くて、生きる希望を失ってしまうのではないかと!この音楽の持つ毒が体に染み付いてしまうかもしれない怖さがあるかもしれない。
<高級LANケーブル>
5月27日(水曜日)
疲れ果てて帰途に
あんまり休む暇なく働き続け、やっと人心地がついたのが、午前11時。それまで入院の準備物を作っている傍、あれこれ指図される。こちらはキチンと病院の取材をして、エクセル表にまとめてあるのに、思いつきで言うからだ。かなわん。話は飛ぶが、昨日、元シキデンの岡村さんが家の隣にある畑仕事の傍で、僕に話しかけてきた。両親の面倒を見るのは結局自分の為だよ。悔いを残してはならないと。まぁそんな戒めの言葉もあり、耐えている。近所のカッパ市に行って、「オカニロギ」と「カツオ」を買ってきた。2品で370円。オカニロギは唐揚げに、カツオは3枚に下ろして、茹でた。このカツオ、茹でても身がコリコリで、チョットお醤油を漬けて食べたら、何とも言えない甘みが拡がって、美味いのなんの。今しか味わえない旬の味だった。もっと大きいカツオは築地に向かうだろうが、こぼれたカツオも中々上出来だ。両親の昼飯の準備を整えたのが12時。丁度プールがオープンする。45分だけ泳いで引き上げた。慌ただしい中の価値ある1,200m。友人のT氏の母は、入院先でご飯も食べ始め、一応安泰とのこと。僕もホッとした。午後2時。空港へは父を車に載せて行き、帰りには自分で運転して帰ってもらうことにした。色々とあったが、漏れなくこなしたと思う。ヤレヤレだ。サザンオールスターズに言わせると、ため息には意味などないと言うが、僕には大いにありだ。午後6時船橋着。駅前の回転ずしで7皿。今日は楽しみの自炊すら気力喪失だ。5月は休日も少なかったが、更に厳しい日々だった。<うっすらと富士山が見える>
5月26日(火曜日)
季節の味
安芸市へ母の入院手続きに行った帰り、「寺尾」(鮮魚屋)に寄ってイサキを一匹、料ってもらった。1950円。今が旬の魚。みるからに高級魚。帰りにFMでアメリカ人によるDJ(名前を忘れた)が、「イメージ」をテーマにした音楽を流し、曲間でDJを挟んでいた。世の中には3000万曲程の音楽が溢れているから、その中からセンスの良い音楽を選び出して客に紹介する職業は、もしかしたら、これからの新しいビジネスかもしれないと思った。センスの良い人のプレイリストは、売れるかも知れない。Amazonが、この本を買ったお客様はこんな本も買っています、これも、よく表現が似ているが、選ぶのは機械。このDJさん、結構プライベートなことをおしゃべりして、自分には7歳と5歳の2人の娘がいて、彼女たちを見ているとこんなイメージの音楽を選曲したと言っているのがとても鮮明(英語で話したが)に理解できた。話すことはまだまだだが、聞くのは少し上達したかな?帰って父とイサキを食べたら、ほんのり脂が乗って美味かった。このイサキは骨と頭もビニール袋にいれてくれたので、これで出汁を取って、イワシのすり身でお汁を焚いたら、こちらも極上だった。他にブロッコリーを茹でて、釜揚げのじゃこをまぶし、小夏の酢で味付けをしたら、こちらも負けずに最高。都会より季節感に溢れた味が楽しめた。
<安芸市からの帰りに見える芸西村の海岸>
5月25日(月曜日)
フルパワー
高知へ帰省する日だ。今回は、父の入院手続きと、それによる母の入院手続きを同時に進めなければならない。併せてお世話くださる二人のケアマネージャーとの打ち合わせ。入院に必要な物をリストアップしエクセルの表にまとめる事。そんな手はずを考えながら、高知龍馬空港から、ごめん奈半利線の最寄り駅まで5.6kmを歩いた。炎天下で、コーラと水1本づつの消費。当初はこれでうまく行くと考えてたが、親類のおじさん曰く、母は病院に長く居られない(我慢できないだろう)と言う。半分認知で、しかもわがままが激しい人だから、それもあり得る。そうすると、誰も引き取り手が無く、宙に浮いてしまう。寝込んでいる人が、浮くわけだから、尋常ではない。と、言うことで、社長に無理言って、休暇をいただくことにした。今の仕事は、そんなにむつかしい訳ではなく、ただ淡々とお客様のお相手をするだけだ。興が乗るお客様もいれば、そうでない人もいる。だが、この仕事簡単に他の人に代われるか?と言えば、No!音楽の事や、他社の古い機種まで含めて結構専門知識が必要だし、たとえ、知識が不足してもそれなりの対応が求められるのだ。そんな背景があり、休暇はご法度だと思い込んでいたが、今回ばかりは他の手段が見込めないのだ。6月になれば、もう一人メンバーが増える事を耳に挟んでいたので、「何とか6月の3日から休暇を!」と無理なお願いをした。もう一つ自分の事でも大事な事を同時進行した。それは、削除されてしまったiPadの復旧を行うこと。千葉で本の整理をしている最中に、大切なデータを削除してしまったのでそれの復旧工事。バックアップを探して、DVDに焼くこと。家族の事と、私事と、大変込み入った事なので、フルパワー、エンジン全開(同じか)、粉骨砕身、一気呵成。一段落ついて夜の8時にプールでひと泳ぎ。
5月24日(日曜日)
そういうことだったんだミヤンマー難民
リビアの難民が地中海を渡って、イタリヤやフランスに漂着するニュースは知っていた。NewyorkTimesに、又ボート難民が掲載された。NTも古いニュースを扱うものだ。と思いながら写真を眺めたら、写っている人物は明らかに西洋人とは違う顔つき。でもそのままにしておいた。この日は、シリアのアサド特集があったのでそちらに目を奪われていたからだ。数日後、日経新聞の夕刊に英語版が一部掲載されて、そのニュースで再び同じ写真、ミヤンマーのボート難民はマレーシアとインドネシアを目指していると書いてあり、何だか変だな?と思って記事を読むことになった。何で今頃ミヤンマーの難民なの?ミヤンマーは国が解放され中国資本が入ってきて活況を呈している筈だ。その記事には、ミヤンマーの海岸地帯の住民はイスラム教を崇拝する。そして、隣のバングラデシュからの難民が大量に押し寄せている。その人口80万人に達し、仏教国のミヤンマー政府は、この人たちの仮住民権を最近取り上げたそうだ。そこで、彼らは、ボート難民となったと言ういきさつだ。ミヤンマーの隣にはタイがあるが、ここも仏教国なので迫害を受ける可能性があり、地域一つ飛んで、イスラム国のマレーシアとインドネシアを目指したと言うことらしい。生死にかかわる問題なら改宗すれば良いのに。と合理的な私たちは思うかもしれないが、宗教とはそんな問題ではないと言うのを、海外の友人から教えてもらった。命をかけてまでも守らなければならいのが宗教とのこと。それを持たない日本人は何て不思議な人達なの?といぶかられた。90年までの先進8か国が地球を代表する時代は、所得格差も少なく均衡がとれていたが、2000年の中国の登場で、世界の底辺層の富を全て奪ってしまった。先進8か国もその富に乗じて、裕福になったが所得格差は広がった。その土俵に乗れない未開の国は、低い所得の中でも格差が広がり、難民となった。思うにこれが根本的な原因ではなかろうか?
5月23日(土曜日)
女のマニアⅡ
安室奈美恵に凝っている女性が、一人で試聴に来られた。CDを沢山持って。最初音楽検索をしても全くヒットしなかったのには理由があって、未発売の音楽だったのだ。そこまでやるか?ファンというのはわからんもので、ましてやここは東京。いろんなつてで、本人に接する機会もあるかもしれない。30才過ぎの女性で、結構オーディオ知識が深い。ハイレゾに取り組むための相談もあった。iPhoneで音楽を聞く時、イコライザーをかけるソフトも紹介してくれた。これはヘッドフォンの特性に合わせて、イコライザーを変更するもので、要はそれぞれの機器が平坦に近い音で再生される補正をするもの。AVアンプなんかは、マイクロフォンで部屋の環境を測定して、イコライザー補正をするが、これに近いものだ。面白そう。そんな機能を女性から教えてもらうとは、私も不覚だ。CDの録音の話とかはこちらから教えてあげた。持参したCDは安室のほかに、「クラムボン」があった。これも素晴らしい録音だ。聞けば、ハイレゾ版も用意されているとのこと。オーディオ談義もおじさんのお客さんとは違う話となる。弱ったのは、話をする時の距離を異様に短く取りたがるその人の癖だ。密室の個室だから余計にやばい。帽子の似合う人。
<お世話になった人。タイトルとは関係ない>
5月22日(金曜日)
発車オーライ
若い希望も恋もある。ビルの街から山の手へ。紺の制服身につけて、私は東京のバスガール。発車オーライ、明るく明るく、走るのよ。バスガールが試聴に音づれた。運転手も一緒だ。この歌とは印象は少し違い、名古屋弁で、いささかお年も高齢ではあるが、一応見るからに、坊主刈りの運転手おじさんと、紺の制服をつけたバスおばさん。話を伺ってみた。「昨日はUSJで今日はディズニーランドと、結構派手ですよ」。全国旨いものを食べているのでしょうね。「いいえ、私たちは出される料理を食べるだけですので、意外と名物料理は食べてないのです」。そういえば、私も全国を旅したが、一人の時はコンビニ弁当が多かった。旅慣れとはそんなものかもしれません。ところで運転手曰く、私は全てパナソニック製品だ。家もパナホームだ。5100万円もした。この運転手さん、各社のモデルルームを訪問するバスツアーに良く出るそうだが、運転手のような存在にも、パナホームの対応が一番良かった。それで、少々高いがパナホームにしたとか。名古屋の人は、堅実なので、職業に関係なくお金を持っている。ガイドさん曰く、ここに65型の4Kテレビを置いて、映画を見れば幸せだろうな。相当お金を貯め込んでいるみたい。最先端AVにも発車オーライだ。
5月21日(木曜日)
夜来風雨の声
春眠暁を覚えず。中国の漢詩。もう老いて春眠はないのだが、最近夜来風雨の声を聴くのが多い。昨晩も夜中にドーンと大きな音がして何事だ!と飛び起きたのが午前3時。それから雷が鳴り響き、春の嵐だった。些細なことでも目が覚めるとそれからの寝つきは結構悪いが、今回は特別だ。結局朝まで一睡もせずにまんじりと朝を迎えた。こんなこともあろうかと、ルーターとPCはAC電源を切って寝ているが、何と朝起きるとルーターに信号が届いてない。取り敢えず朝の作業についてはモバイルルーターで済ました。夕刻帰ってルーターに電源を入れると、朝と同じ状況、信号のパイロットランプが点灯してない。JCOMに電話をすると、故障の状態はどこにもないとのことだった。もう一度電源を入れなおしてほしいと言われたので、再び電源を入れると動いた。何か操作をしたのか?と聞けば、「何もしていませんとのことだった」。「正直に言ってよ、船橋市宮本地区の回線をリセットしたのでしょう!」「いいえ何もしてません」。まぁ回復したのでこれ以上食い下がるのは止めて、早く食事を済ませて寝てまおう。
<見事な夕暮れ>
5月20日(水曜日)
2045年問題
もう生きていないかもしれない。ので、問題ではないかもしれない。あるいは、子孫の事を心配する事での問題かもしれない。地球温暖化は待ったなしの状況で、気温が2度の上昇で人類は持ちこたえられるのか、3度なのか?の議論をしている。2度の上昇で多くの人類が危機に瀕するかもしれない。しかし、今日の問題は違うテーマだ。ムーアの法則が、結構取り扱われている。1965年にインテルの創業者が言った言葉。ざっくばらんに言えば、2年で電子回路は2倍の能力を持つようになる。それが、今まで十分な順調にこの予測に従って機能しているという事。一方IBMが人口頭脳を開発して、将棋の試合で人間に買った事。これは従来のプログラムで動くノイマン式のコンピュータではなく、シナプスや、ニューロンと呼ばれる人間の脳に近い働きをする仕組みを作り上げた。このコンピュータは人間の脳の左側に相当する働きをするらしい。さて、課題に取り上げた問題とは、今や右脳に相当するコンピュータの着手しているとのことだ。まだ、ミミズなどレベルが低いが、猫の頭脳までは見込みがあるとのことだ。これに、先ほどのムーアの法則を掛け合わせば、2045年には人間の脳を超えるコンピュータが登場する予測が立つと言うのだ。特に見えているのは、専門職(医者など経験と知識に裏付けられた仕事)はコンピュータにとって代わると言うのだ。ちなみに看護師の様な臨機応変を要求される仕事は、まだコンピュータには難しいらしいのだ。そんな目で世の中を眺めると、自動車が自動運転を始めるのは目前にある。農業が作物を計画栽培できるのも目前だ。このショウルームでも音楽を聞いて頂くのは、スピーカーから出るステージの雰囲気を味わっていただいている。昔とは全く違った聴き方だ。経済は大きく進展しないが、世の中は少しづつ変化が起きている気がする。大量の浦島太郎が発生する可能性がある。
僕には関係ないけどね。
<スマホしか知らない若者が?家路を急ぐ>
5月19日(火曜日)
自慢話
オーディオ道はつくづくお茶の道と同じだと思いましたね。持ち物を自慢する人や、風流を楽しむ人など、いろいろいた。何で大人が生活に関係ない世界で真剣に議論をしなければならないのか?お茶に関心のない人たちは随分と不思議に思ったことだろう。それに身代を注ぎ込んでお茶の道具を揃える人に、あきれ返ったことだろう。それが、そっくり現在のオーディオに当てはまっている。今日は、さんざん自分の持ち物がいかに良いかを聞かされた。アキュフェイズのアンプとB&Wのスピーカーの組み合わせだ。最新の機材がステレオサウンドのビルに揃っているので、そちらでお話を頂ければどうでしょうか?などとは、口が裂けても言えなかったが。まぁ普通の収入の人にとって、600万円もはたいたオーディオ機器はやっぱり自慢の種だろうな。その気持ち解るぞ。また、別のお客様は1万円のCDを持ってこられた。2曲しか収録されてないCDR盤だ。だが、これも高音質録音だとの触れ込みのある音だ(ステレオサウン誌が)。昔でいえば「利休が使った茶筅だ」的な価値のあるもの。私はやっぱりハイレゾがいいぞ!とも言えなかった。言いたくても言えない日は、気心の知れた人を誘って飲みに行きたいな。
5月18日(月曜日)
バラにはBACHだろう
何とか天候がもった。午前中に家事を済ませて、午後は谷津のバラ園に出かけた。自転車で10分位のところにある。旬は少し過ぎていたが、次々と咲くバラも控えていて、まだまだ撮影できる状況だった。こちらにはLUMIX「FZ50」を持ってきているので、できるだけ望遠を使って、背景をぼかす撮影を行った。明るい太陽の下で撮影する映像は、この古いカメラでも十分な性能を発揮した。iPodを持って行って撮影中は音楽を聞きながら行った。「諏訪内晶子のバッハバイオリンコンチェルト」この場にぴったりの選曲だ。これほどぴったり合うとは思ってなかっただけに感激だ。昔は、ストレス緩和の為の花の鑑賞だったが、今は楽しみの鑑賞だ。こころ穏やかに撮影できる。ここは何度も来たことがあり、どのあたりにどんな色のバラがあるのか大体わかっている。紫のバラも、奥の池の向こうにある。ここは入口の丁度反対になるので見逃すことが多い。強い太陽光の下でも、このカメラにはかなり正確なファインダーが付いていて、撮影に困ることはなかった。とても小さな液晶画面は、小さいがゆえに古さを感じるだけだ。さっそく帰って、42型のVIERAでチェックする。鮮明に映った写真は感動ものだ。このカメラは16:9の画角だと7百万画素で、4Kには少し足りない。来年は4KのTVを購入して、楽しむぞ。
5月17日(日曜日)
どうなってんだろう?
前回から何度も書いてきたが、健康維持とスポーツの関係について結論を出さなければと思っている。とりわけ平日の水泳は何kmが最適だろうか?1kmがきつくなっている。今日は明日がプールの休み、しかも自身も明日が休日でもあり、2kmを泳いだ。普段の倍だから、きっとすごく疲れるだろうと、心構えをしていたが、プールから上がり、帰り30分の自転車を漕ぎ、食事を済ませても、元気が残っていて、遅くまで起きて週報をまとめしまった。一体どうなってんだ?と訝しげるのだ。つまり平日の1kmは中途半端で疲れが残り、2kmは完全燃焼で、疲れのサイクルの谷で切り上げられるということなのか?さて、このまま1kmを泳ぎ続けて良いものやら、どうも分からん。今はやりのウエラブルとやらを装着して、自分の体力を分析し、適当なサイトで判断するのが最良だろうか?いや待てよ、この年齢になるとサンプル数が少ないのでは。ビッグデーターは文字の如く、多くのサンプルがあるから導き出せる「解」であって、少数民族のビッグデーターは存在しないのだ。自分の体を使って解を導き出すしかないのだ。
5月16日(土曜日)
友人の事
来週は高知に帰る。高知に帰る度に、友人たちが集まって懇親会を開いている。今回は住吉(風光明媚な海岸にあるレストラン)で懇親だ。毎回毎回場所が違っているのも、いい。各人スケジュールもあるだろうが、集まってくれている。こちらで一人寂しい思いを癒すかのように盛大な酒盛りが毎回繰り返されている。ホントにありがたい話だ。今日メールが飛んできて、会場の案内と、源氏ボタルがもう飛んでいると写真の添付があった。蛍は中学校の中間試験の頃だったから、6月の中ごろかと記憶しているが、今年は早いのだろうか?酒盛りは毎回同じ話の繰り返しだが、楽しく呑ませてもらっている。大分に住む友人に電話を入れた。かけ放題の電話にしたから、思いつくまま電話をしていることもある。その友人曰く、メールや電話を送ってご機嫌伺いをしているが、あんた(私の事)は無視しているので、どうなったかと心配していた。とのこと。その仕事を終えたらぜひ大分へおいでや!大分は鱧(はも)料理が有名だ。氏の住む中津はその本場である。夏場がいい時期だ。親分肌の氏は行くと歓迎度合いが大きく、迷惑をかけそうな心配があるのだが、ぜひ行きたいと思っている。もう一人。生きた英会話の話。直接話をすることはないが、ここ数日間は、毎晩フィリピンの友人とメールのやり取りが続いている。と言うのは、10月に日本に来る計画があるのだ。それで、招待状の記入とかの事務手続きにメール交信が必要になってきたからだ。最初はFacebookのメール機能を使っていたが、さすがに頻繁なやり取りはメールが必要となり、こちらに切り替えた。私の英語レベルを知っているので優しい英語を送って来るのだ。これなら辞書なしに意味が理解できる。会うのが楽しみだ。渋谷のレコード店に連れて行って、アメリカの音楽を紹介してもらおう。音楽に関してはすごくセンスが良い人だ。ということで、今は寂しいが楽しい思いをする友はいる。
5月15日(金曜日)
どこかで折り合いをつけなければならないとは思うもののついつい
今日は大阪に勤める同僚が打ち合わせのためにここに来た。同じシステムで聴いているので、音の違いは明確にわかる。氏曰く、東京が圧倒的に良いわ。そうだろう!エージングと言い、配置と言い、随分とこの狭い中でのたうち回ったのだ。その打ち合わせで、館内を今日は随分と歩いた。普段なら1万歩を超えることはないのに帰り際には13,000歩をカウントしていた。そこからプール。水泳は疲れが激しくなり、見直しが必要だと薄々感じていた。しかも、今日は十分歩いた。南船橋の駅を降りると、今日も疲れたと思うくらいの疲労があった。それで、今日は500m程度で終えようとプールに向かったが、水の中に入れば、沸々と勇気が湧いてきて、あと少しと延ばす間に、結局いつもの1km泳いでしまった。帰りの道中は早くも疲れがでてきて、ペダルの重いのなんの。帰り着いて丁度2時間後に、ひどい疲労感がやって来た。風邪をひき高熱を発したときのけだるさと似ている。何も考えられなく、手足も重い。明日の元気を心配しながら床に就く。平日のスポーツについては早く結論を出さなければ。
5月14日(木曜日)
女のオーディオマニア
まさかと思ったが、居る。もう30年も昔からオーディオ雑誌を読んで、f特やワウを調べて、オーディオを買っていたと。オーラのアンプが気に入った。なにもないので気に入ったとのこと。日本のアンプはつまみが多すぎてごちゃごちゃしている。聞く音楽はアニソンだ。わが社の部門Topも女。世の中は着実に変わりつつある。おじさんが、ジャズやクラシック。タンノイ論やJBLを論じていると確実に置いてきぼりにされてしまう時代になったのだ。昨日行った稲毛の植物園の近くにはJBLのエベレスト66000を設置している喫茶店がある。ここのオーナーも女。オーディオにデザインが優先される時代がやってきた。昔とった杵柄で仕事が出来ていいな。と、今日ここを訪問してくださった先輩上司がそう言った。実は、その杵柄でもう食えなくなってきているのです。と答弁した。先ほどのデザイン性のことしかり、素子がLSIに変わり、規格は理解できても、素子は理解できないし。ジャズやクラシックはかじってはいるが、アニソンは系譜からして不案内。もう自分の世界に閉じこもる時期が来たのかもしれない。
5月13日(水曜日)
植物園
千葉市の運営する花の植物園に行った。稲毛にある。7年ぶりだ。どこも植物園を改装すれば悪くなる。例えば、園内のコンクリート面積が増える。高知の牧野植物園もそうだったが、ここも同じだ。2年前に改装したとのことだが、改悪だ。そして、以前ほど花の種類が多くなく、がっかりだ。ここには、鎌ヶ谷からだと2時間ほどを要したが、船橋からだと1時間弱で到着できる。この植物園の魅力は併設しているイタリアレストランのみになってしまった。植物園を背景にして酒が飲める素晴らしい店だ。新木場の植物園も同じく、花を見ながら酒が飲めるが、ここはおばあさんが運営して、レストランと言うよりか、食堂に近い雰囲気だ。稲毛から帰り、イオンモールで食料品の買い物をした。ここはでかい。端から端までは1km以上はありそうだ。イオンの本部もこの中にある。ただ、列車の駅からは遠い。その帰り道、読売巨人軍発祥の地(谷津)にあるバラ園を覗いた。今日は、バラが満開だ。稲毛に行かず、ここに来ればよかったと反省。しかし、今日は風が強くバラの撮影には不向きだったろうな。都会に住めば、周りに植物園がいくつもあって楽しめる。田舎には自然の花があるけど。
5月12日(火曜日)
ここまでか
もう40年近く泳ぎ続けているが、一日2km以上泳ぐようになったのは20年くらい前からだ。多い時には3.5km。少ない時でも2km泳いだ。そして、今でも同じことを続けている。それに泳ぐ速度も昔と変わらないが、どうもここ数カ月は、2kmが少々重くなってきたような感じがする。と言うのは、泳いだ2時間後位に疲れが出て来るが、それが異常に厳しい。まず、何もしたくない無気力に襲われる。そして、明日、果たして起きられるか?そんな不安がよぎる。しばらくして凄い睡魔が襲ってくる。かと言って良く寝られたとしても6時間ほど。(前には10時間ほど寝ていたのだが)。これがここしばらくの現象だ。60才になっても40歳の頃と同じことをしてては無茶だろうか。しかし、わずか1時間の運動なのだが。もうそろそろ、自分の体と相談する時が来たのだろうか?それとも、この出勤地獄から抜け出したら回復するのだろうか?60年以上も付き合ってきた自分の体のことがまだ分からない。
5月11日(月曜日)
休日だが
ただひたすらに、わき目を振らず、毎日決まった生活をこの11日間送って、やっと休日にたどり着いた。マラソンでも、距離の長いコースを走るときは、前を見るのではなく、足元を見て、走ると意外と距離が進むのと同じようなことだ。それで、得られた休日を楽しもうと思ったら、意外とそうではなく、今日は休んでいいのかな?何だか休むなんて申し訳ないな!そんな感覚にとらわれた。赤塚不二夫氏ではないが、いいのだ、これでいいのだ。と自分に言い聞かせて、映画GOZIRAを見た。WOWOWで一挙30作品が放映されている。全部録画中だ。その中で、最新のアメリカ版ゴジラを見た。テーマ音楽と炎を吐く時の吠声が、オリジナルの日本版ゴジラとは違うが、他は結構日本のゴジラ映画をなぞってあった。コンピューターグラフィックスの描くリアルな風景は、円谷プロの描くミニチュアとはスケールが違い楽しめる。ただ、CGは全容を見せるには作業が大変らしく、怪獣同士の戦いは、一部分のカットが多かった。まぁこのあたりは、PCの進化を待たなければならないのでしょう。プールにも行った。プールは通勤日も仕事が終わったら通っている。小腹が空くので、いつも売店で「じゃがりんこ」のスナック菓子を食べている。今日も、いつもと同じようにこのお菓子を買った。休日でも出勤日と同じような行動をとらないと気が収まらないのは、年のせいだろうか?
5月10日(日曜日)
日本人の不幸
最終バージョンに置き換えたテクニクスの最高級スピーカーSB-R1は、早く慣らし運転を済まそうと、休憩中もせっせと大音量で音楽を演奏した。エージングが進むにつれて、音が悪くなっていった。それで、丁度昨日仲間が訪ねて来てくれて、セッティングを変更してくれた。ちょっとしたスピーカーの振りの変更だけだが、格段に音が良くなり、今までの最高の音質となった。これが、このスピーカーの本性か?そしてスピーカーのエージングとはここまで変化するのか?との驚き。その後、手元の音源や、お客様の持ち込む音源を次々と聞いて行った。音楽の録音の良しあしが見事に解るようになった。そして、邦楽の録音はどれも音が悪いことが分かった。音楽は悪くないのに録音が悪いので、音楽性が落ちる点だ。なぜだろう?音楽業界には何か、アメリカから課せられた裏の制約があるのだろうか?共通するのは、帯域が狭い。周波数特性が素直でない。それがはっきりと見て取れるのだ。音源の持つクォリティをすっかり汲み上げて再生するこのシステムは恐ろしいほどのリアリティがある。バブル景気の1985年から1991年はせっせと邦楽を買った。それが全部上記のような録音だったとは、音楽収集家の私には残念な事実だ。老後は、こんな素直なシステムではなく、もっとキャラクターの濃いオーディオで音楽を楽しむほかない。例えばBOSEとか。
5月9日(土曜日)
リンク
老齢化した頭には、数時間に一度の程度で英語に接しておかないと、すぐに記憶が消え去ってしまう。朝一番に、ふらりと2人の外国人。そのまま英語会話に突入だ。この仕切りの低さを保つために、冒頭の訓練が必要だ。朝夕の通勤電車ではJapanTimesを読む。夜は単語カード。そして、本日の新聞特集は、Hip-Hopについて。イギリスの研究チームがエジソンのレコードの発売以来の音楽を分析して、POPミュージックは大きく3回変更したと書いてあった。1964年この年はソウル、ロック、ドゥワップにより音楽シーンが変化した。次は1983年。ディスコとハードロック。その次は、1991年。この年はHip-Hop。17,000曲を定量的に測定したそうだ。メロディーと歌詞の関係を分析したそうだ。思い起こしてみれば、1964年はジャズが日の目を見る転換点でもある。ビートルズもここから大きくブレイク。1983年はバブル景気がスタート。キッスやドナサマーやアバが登場。1991年はブライアンアダムスとチャゲアスでレンタル店通いがピークに。言われているような、Hip-Hopの認識はなかったが、SL-1200Mk2は社内で奪い合いの原因となっていた。こうしてみると、世界の音楽シーンの変遷が自分の人生と結びついているし、符合する音楽を所有しているのは、老後の楽しみである。一般紙は書かないだろうが、これに音楽メディアを同期させると、面白い傾向が見えるのでは。更には、販売されたオーディオ機器のウーハーのサイズを同期させると、更に、見えて来るモノがあるのではないかと。英語の勉強と実のある情報収集がやっとリンクし始めた。
5月8日(金曜日)
ベジタリアン
イギリスやアメリカにはベジタリアンのレストランがあるとラジオ基礎英語3の先生が話されていた。一般のレストランでもベジタリアンの食事はできると言う。ベジタリアンは主にインド人のためだ。インド人はベジタリアンの食事を好む。牛肉が御法度の国なので、必然とベジタリアンになるらしい。野菜中心の食事はヘルシーか?と言えば、実はそうでなく、油と豆によって協力にサポートされて、肉食系の欧米人と同じような肥満体となる。インドでは男も女も実に腹が良く出た肥満体だ。ヒンズーの神様の彫像も同様だ。僕もどちらかと言えば、野菜中心の食事だが、油と豆のサポートのない精進料理だ。これは長く続けると関節が痛くなり、指が曲げにくくなる症状を発するので、偏った食事は良くないということだと悟ったことがある。一昨年と、今年にこの症状が出て来て、慌てて献立を変更した。インドのベジタリアンの食事は、普通の日本人なら腹を壊しそうなギトギトのカレーの脂と、豆料理だ。牛肉系の脂ではなく、植物系なので旨くない。お隣のスリランカは牛の脂を使っており、同じ見かけのカレーでもコクが違うのだが。豆もこれまた、おいしくないカレー味。ただし種類が多く、いろんなものを食べてみたい興味は湧く。雑菌を多く含むインドの調理はカレーのようなスパイスで消毒をしないと、腹を壊すのでカレー以外の存在はあり得ないのだ。僕の中ではベジタリアンとカレーが混同している。
<JR新木場駅からの黄昏>
5月7日(木曜日)
ストレス解消には出費が発生する
この7日連続出勤は確かにきつかった。緊張の糸を長い間張っているのは、やはり疲れる。それで癒しのために音楽を買った。マーカスミラーの「アフロディシア」オーディオ雑誌で評判だ。そんなに評判ならテクニクスで聞けば凄いだろうと。それで、昨日手に入れたものを空き時間で試聴した。なるほど、言うだけのことはあるな。マーカスミラーはエレキベースの達人だから、いい低音が録音されている。ボーカルが何曲か入っているが、それを除けば良好だ。昔の音源をハイレゾ化したものは、変な低音が時々散見されるが、最新の録音はまずそういったことがないので、楽しめる。いろんな理由をつけて最近の音楽を随分と集めた。そして、今日。オーディオ評論家先生がお見えになって、バッハのオルガンを再生された。頑強に作られたこの試聴室が、一瞬だけビビった。先週のお客様が持参したサンサーンスのオルガンと言い、この音楽と言い、ストレスが溜まらなくても、欲しくなる音楽だった。次は月末に再度6日出勤がある。その時にストレスが溜まるなら買おうかな?
5月6日(水曜日)
ブランド戦略
FOXCONの郭台銘会長のインタビュー記事を読んだ。現実を直視した経営者で、13兆円の売り上げを誇るのはさもありなんと思ったね。その中で、ブランド戦略なんてものはあり得ないと一蹴している。世界に通じるブランドはホンの一握りだ。そして、ブランドは一瞬にして崩れ去る。世界の中で、ブランドでどれくらい利益を上げているのか調べたことがあるか?こんなもののためにパワーを割くべきでないとにべもない。事例を車に取り上げた。今やベンツやBMWはブランドか?答えはNo!だ。世界の富裕層達はテスラだ。この会社は歴史もほとんどなく、ブランドも確立されてないのに、テスラを持つことがステイタスだと考えている人が多いと氏は述べる。僕も、企業に勤めている頃、ブランド戦略室などが出来て、いったい何をするのだろう?と思っていた。ブランド戦略はあり得ないと思っていたのだ。それを仲間に言うと無知を笑われた。だがこの記事を読んで溜飲を下げた思いだ。それと、こうも語る。高級ブランドの確立はアジア人には無理だ。アジア人は安くしないと売れないと思っている。それにコンセプトの矛先をころころ変えて主張がないとも。アジア人は、稲作に馴染んだ物まね文化圏だからだろうとは僕の推測。話は違うがこの素晴らしい経営者である郭台銘会長と提携を決断できなかったシャープは、現在の経営を知らないということでしょうね。
5月5日(火曜日)
ここまでするか?
今日は私にとっては週末だ。一昨日からニューヨークタイムズの「U2」特集を読んでいる。前回のアルバムNo Line on the Horizonがヒットしなかった。その反省が書いてある。今回はInnocence and Experienceツアーに出るので、前回の反省も込めて、合宿をしたとのこと。特にアップルのファンにはひどく書き立てられたので対策を行ったとある。僕は、前回のツアー360度はDVDを買ってつぶさに見たが、素晴らしいものであった。AVファンとしても必携の映像だった。だが、U2にとっては、アルバムの出来に随分とこだわったらしい。それで、今回のツアーは会場の規模を落として、控えめなツアーとしたとのこと。それで、98%の席が完売となったらしい。俄然U2に対しての興味が膨らんだので、食事のあとツタヤに出かけ、U2のアルバムを3枚ほど借りてきた。iPodにインストールを行った。すると、何だかおかしい。僕のインストールした楽曲の他にU2の新曲Song of Innocenceがクラウドで記録されている。そこで、思いましたね。iPodの対策を行ったと書いてあったのはこのことか?自分たちの作った音楽を無償で配布する。そこまでして、イメージを高く保つつもりか?僕は感動に涙ぐみましたね。それに、今回のツアーは新たな記録を行うと書いてあった。もしかしたら4K?もしからしたらハイレゾか?彼らならやりかねない。Appleも顧客の期待を裏切るが、U2もとんでもないことをする。Every Breaking Waveは超低音が記録されている楽曲。テクニクスSB-R1で早く鳴らしてみたい。後で調べるとU2は2700万曲をダウンロードさせた。と書いてあった。これが世界を相手にするマーケティングだと思いましたね。
5月4日(月曜日)
生活インフラ
電気もガスも水道もない。地震があったネパールでは困り果てているだろう。帰宅した、本日の夕刻7時は船橋市宮本でも同じように水が出ない生活を強いられた。水道代の未払いによるものか?ふと疑問が横ぎったが、警告なしに来るわけはないと判断。今日は、水泳も中止するほど疲れ果てたので、スーパーでお惣菜を買ってきた。追加として野菜を刻んでサラダにするだけの簡単な夕食を考えていた。だが、水が出ない。飯は冷凍物がある。ひじきとレンコンの炊き合わせは冷蔵庫の中に昨日の分が残っている。取り敢えず緑の野菜は断念しても、飯は食えるぞ。食後管理人さんが現れて、断水していると告げられた。回復は午後10時とのこと。食器の片づけは後にして、まずは銭湯に行こう。久しぶりの銭湯はお湯が深く、熱くて気持ちよかった。年取ると、ぬるめのお湯を膝までの半身浴がいいので、自宅ではこれを実行しているが、やっぱりたっぷりのお湯がいい。自転車で帰ってくると管理人さんがロビーで待っていて、今水が出ました。大体こんなものだ。水が出ないと言うのはこれほど大変なことなんだ。と感じたわけ。
5月3日(日曜日)
悩み
アルテックのスピーカーをお持ちのお客さんが訪れた。もう50年位前になるかね。思い切って奮発したスピーカーだから、どうしても手放せなくて今まで使っている。(僕の推測では、スピーカーターミナルと、コーン紙を結ぶリード線が切れかかっている筈で、たぶん機械的な音がしているんではないかと思うのだが)との相談だった。アルテックとテクニクスとは相当スピーカーの狙いが違うから、なじまないはずだが、今日のお客さんは、文句なしに気に入ったと言われた。持参された音源がSACDの最新録音ばかりなので、昔の録音素材を、昔の機器で聴くのは正解としても、ハイレゾ音源を昔の機器で聴くのは、悪くはないが、本来音楽家が表現しようとしているエキスを出せないのでは?と思うので、その点はどうお感じになっただろう。竈の灰まで出し切っているテクニクス、お帰りになってご自身のシステムで聞くと、音源が急に少なくなっている筈だ。いや、年とればば、このように少なくなった音源を聞くのが正しい音楽鑑賞だと言われるかもしれない。もちろんそれはそれで在りだ。実は僕も46㎝のウーハーとホーンのミッドは40年以上も昔のものを使っている。マルチで元気になっているので、全く機器を更新しようと思わない。そう思っていたが、テクニクスの全部を出し切る音を毎日聞いていると、心が騒ぐ。ホント悩ましい存在だ。
<元オリンピック選手が来て、17段の跳び箱を飛び越えるシーン。キャノンPowershotの一発撮り。4K連写でなくても、腕さえ磨けばごらんのとおり>
5月2日(土曜日)
ネパールの地震
応援に駆け付けたい気持ちだ。ジャパンタイムズでは、非常に詳細な報道がされていて、辞書を片手に読んでいる。ニューヨークタイムズよりは単語が優しく、すらすらとまでは行かないが、少し早く読める。今日のニュースは山岳地帯に住む老人の話だ。家がつぶれたので4時間かけて開けている村に歩いてきたとある。写真を見ればはだしだ。芸西村で言えば九重(くえ)から、和食(わじき)に出て来るみたいなもの。僕が中学の頃、ここからバスで通ってくる同級生の修君がいた。夕方5時くらいに発車するバスに乗って帰るのを見送った覚えがある。九重までの所要時間は当時で40分位だろうか?と記憶している。30才から40才までこの山道を運動に自転車で上った。所要時間は最短で30分だった。心臓が飛び出るようなきつさがあった。話は逸れたが、道がないと、徒歩4時間は、たぶんこんな感じの距離だろう。村では穀物もダメになったとある。通常穀物は石でできた倉庫に積んでおくらしいが、この倉庫が壊れたので、今年の穀物の収穫は無しとのこと。もちろん電気ガスのない生活なので、住居と食べる問題だけだ。言語はヒンズー語。ボディランゲージで十分通用する。僕の得意とするところはこんな状況に置かれた時、沸々と一杯アイディアが浮かんできて、旨い解決策を提供できることだ。問題なのはアイディアが沢山浮かべば浮かぶほど便意を催すことだ。がれきの中でトイレを探すのは難しい。
5月1日(金曜日)
初夏
高知では「小夏」が最盛期を迎え、旨いミカンが食べられる時期を迎えた。小夏を焼酎で割って飲むのは最高の味だが、こちらでは見かけなく、初夏の風物を断念している。だが、かつおはこちらが有利だ。小さな捕り立ての蒸したかつおは高知にかなわないが、刺身のかつおはこちらが上だ。大消費地にはいい魚が集まるのだ。今日はプールの日。プールの日に限って忙しく、万歩計は18,000歩を刻んだ。その上に1kmの水泳で、帰りのスーパーでの買い物は、かつおの刺身一本。本当は他の食材も買って作りたかったのだが、もうクタクタで何もする気が起きなかった。年のせいなのかもしれない。以前はどんなに泳いでもこんな疲れ方をしなかったのだが。大げさではなく、今夕はお箸一本持つのが重かった。明日はどうなるのか?ちょっと自信がなかった。風呂に入って、9時半には寝てしまった。ということで、この仕事をしている間は、季節はお預けのようです。
<有明の木陰、初夏の感じ満喫>
4月30日(木曜日)
最高の音質
ショウルームの展示品を最新式のものに入れ替えて、セッティングを済ませた。部屋の反射板も取り除いた。テクニクスは最高の音質になった。何時間でも聴いていられるような音になった。お客様からの音質に対する批判も当然ながらあるが、それはCDの録音のためだと言い返すことができるようになった。音色については、受け入れるが、ある帯域の音が多いとか少ないとかは、やんわりと否定できるようになった。と言うもの、このシステムが音源から救い上げる能力は半端ではないと感じてたが、今回のセッティング完了で、そのすごさに拍車がかかった。砂漠で水筒の水が無くなり、空になった水筒を振って口に入れる。そんな最後の一滴までもスピーカーから出してしまう。日本のCDにありがちな音域の狭さはすぐにわかる。話は違うが、リンの社長が日本に来て、日本は著作権協会の認可が下りないので、日本では音楽のストリーミング事業が出来ないと言っていた。日本の電子工業会は2000年代に技術鎖国をして、世界から置いてきぼりを食った。それが、今音楽でも起きているようだ。しかも、その音楽は前述のようにほとんどの音質が良くない。一方アメリカは、アメリカで、ふんわりする低音の方向に音質が向かい、映画音楽からROCK、CLASSICALに至るまで、この低音が重宝されている。それもどうかとは思うのだが。各国による音楽の録音の違いと言うか、好みの傾向が解るのも、このテクニクスのすごさだ。
4月29日(水曜日)
引き締めて行こう
今週は長丁場だ。普通の会社の人は5月と言えばゴールデンウイーク。普通は少なくとも13日位の休暇が取得できる。だが、我々は5月も年末年始も同じく月8日の休暇でフル稼働だ。月に180時間以上の勤務だ。それで、今週のローテーションは7日出勤一日休暇、4日出勤でやっと休暇と、大変ハードなものになる予定だ。友人曰く、音楽が好きだから、職場でレクレーションすればよい。なるほど、物はいい方向にとらえないと、卑屈な人間になる。そうだ!丁度JacinthaのSACD「Here’s to Ben」が届いた。このレコードを聞いて腰を抜かさん人はアホだ。我々のTopもびっくりされた。フランスのエアバス幹部も驚いた。ドイツから来たベンツ幹部も驚いた。その音楽をお客さんと共有して余暇としよう。もう一つ寺島靖国氏が持参されたCDもGetした。Generations/Georges Paczynsky Trio。こちらもSJ誌で賞を受賞したメンバーだ。CDだが高域限界まで伸び切ったシンバルが気持ち良く聞えるし、スピード感あふれる気持ちいのいい音が楽しめる。丁度音のセッティングも終えて、入れ替えた機器が抜群な音を奏でるようになった。時間を忘れて仕事?に埋没できる。これが、11日間の激務を耐える秘訣だ。
4月28日(火曜日)
今月のまとめ
今月は水泳13km、書籍10冊、映画1本を見た。月半ばで記録ノートとして使っているiPadのデーターが消失して、ここ3年分の記憶が飛んだ。データーの出し入れについては、Windowsが確実だということを学んだ。音楽は配信、CDの購入や、レンタルなどが追加され13,000アルバムとなり、曲数にすれば13万曲以上を溜めこんだことになる。もう聞くというよりか溜めることが楽しみになってきました。評論家の山本浩司と寺島靖国氏から、いい音楽を紹介されてさっそく購入した。随分と昔からの付き合いのある友人が訪ねて来てくれた。名古屋の友人だ。中部地区には友人が多い。田舎の両親は平静を取り戻した。これで帰省してもまた友人たちと飲みに行ける。友人の父も安泰との情報を得た。高知ではタコつりが目下の話題。ぜひ私にも食べさせてと懇願。タコのオレンジジュース煮は旨いのだから。こちらに引っ越してから撮りためたBDがもうすぐ160枚に達する。160枚とは、丁度この枚数を収納するケースが販売されているための数字。半年で1巻のペース。天候は前半は雨ばかりで腐っていたが、後半は晴れて気分が良くなってきた。朝起きると今日は何かいいことがありそうだという気分になっている。
4月27日(月曜日)
いつかやって来る
朝起きてから家事を頑張った。歯科医の訪問が10時からのためだ。それで、洗濯物をアイロン掛けして、BDは一枚ダビングして、急いで出かけた。だが、医院が開かない。えぇい!それを待つ間に、コンビニで水道代の支払いをしてこよう。そこでハタと気がついた。10時だと思っていた時刻は、9時だった。道理で、医院はあかないわけだ。取り敢えず家に戻ろう。セブンイレブンでコーヒーを買って、休日の朝をのんびりした。歯科医は10時半に終え、その足でツタヤを訪問し、レンタルした。今週も多くのお客さんがいいCDを紹介してくれた。その中でレンタルできるものはこちらで済まそう。今週は幼児向けの音楽を要望されたので、ジブリとディズニーのCDも併せてレンタルした。いまのところ休日に音楽とじっくり向かい合う時間はない。だが、いつかは聞く時が来るだろう。と思う。書籍も昨日は1冊買った。日経新聞で紹介のあった「六度目の大絶滅」。どうも最近地球の起源なんかに興味があって、「人類20万年遥かなる旅路」も買って読んでいる。買い集めた書籍もいつか読む時間が取れるだろうと思う。15時が来るとプールの時間だ。腰の痛みを抱えて、2km泳いだ。バタフライを100mやって、腰を鍛えたが痛みは取れず。
4月26日(日曜日)
今日の仕事はつらかった
「後は焼酎をあおるだけ♪」今週は6日間の出勤日。長い。緊張は無くても、毎日の仕事は結構つらい。そして、来週はゴールデンウイークで、7日間の仕事だ。もっとつらい。一昨日の取材の時、腰を痛め、かがむのがつらい。寝ても回復なしだ。今日さえ頑張れば明日は休みだ。と期待を込めて最後の力を振り絞る。頑張らない生き方を、前の会社で教えてもらった。だが、どうしても僕の性分は時間一杯精一杯でないと、何だか一日が終わった気がしないのだ。それでショウルームの空き時間。お客様を誘致する。特に外人客は声をかける。生の英語が勉強できるからだ。今日は不思議な家族をご案内した。お母さんとご主人が英語。奥さんと金髪の子供たちは日本語。お母さんに敬意を表して、皆英語を使っている。時々奥さんが日本語で尋ねる。その子供達のかわいいさはとても口で表せない程だ。かわいいと言えば、今日は外でキッズの自転車競走が開催された。2-3歳の男の子がペダルのない自転車に乗って、足で地面をけってコースを周回するレースだ。親の必死さも異常だが、子供可愛さも格別だ。写真撮影時はまだ予選だったので、脱落者もいたが、夕刻飲み物を買いに出た時には、準決勝で、とても速い速度で駆け抜けていた。これだと、カメラに押さえるのは一寸難しいだろうと思った。今日は子供たちに元気をもらった。
4月25日(土曜日)
ネパールの地震
カトマンズは合計4回くらい行った。停電が頻繁にある街で、風呂に入るときはPCを持って入った。照明の代わりだ。煉瓦で積み上げた建物が多く、工法はインドと同じで、ビルの周りに竹や木材で足場を作り、そこから、日干し煉瓦を積み上げていく。鉄筋コンクリートの建物も同じだ。だから、低層の鉄筋の入ってない建物は地震に相当弱いはずだ。一方煮炊きはガスの普及は少なく、木を燃やしているので、ガスの停止がたちまち煮たきに影響するはずはないと推測する。国民所得は低いが、カトマンズの街は立派な街で、低開発国とは思えないレストランやホテルもあった。街を離れたレストランは雰囲気が良くて、六本木にあってもおかしくなかった。そんな街が壊れたと聞くと、少々心痛む思いである。ここにはパナソニックの代理店の社長アッシシさんが居て、一緒に飯を食ったし、モンキーマウンテンにも、エベレストにも連れて行ってもらった。最後の訪問の時、今度来るときはシェルパーの手配をお願いしたいと頼んだ。快く、顔を横に振った(インド流)アッシシさんは大丈夫だろうか?カトマンズでも随分と被害が出ているそうな。何より、経済がガタガタになるのが商売人として厳しいだろうな。高度が高く結構寒いが、熱帯なので太陽があれば気温はぐんぐん上がる。屋外で暮らすには結構厳しい。
<帰りの快速電車がやって来る(中央のポール付近)>
4月24日(金曜日)
対談
前から興味津々だったジャズの大御所である、寺島靖国さんと対談できた。いきさつはこうだ。ジャズジャパン誌の取材がここショウルームで開催された。そのゲストが寺島さんだったのだ。自由奔放にしゃべる方だから、当社の対応も必死に食らいついていく。が、氏の満足な回答は提供できない。どうも、正しい答えは不要なのだ。そこでお鉢がこちらまで回ってきた。僕は氏の目指す音質はきつすぎて受け入れできない旨を返した。これは、お客様からの代弁でもある。そうすると、氏はうなずいた。追従で会話が弾む人ではないのだ。子供のような直観がすべての人だった。そうすると、今度は僕の方に向かって会話が飛んでき始めた。社員でないのであまり出過ぎた真似はしないでおこうと思っていたが、飛んでくる火の粉は受けなければならない、と言うことで対談となったのだ。カメラマンさんも普段はきちんとわきまえてて、社員とゲストさんを撮影するが、今回は私までも被写体に入ったようだ。でも、対談は面白かった。氏の主張はジャズを通して、音楽の楽しみを多くの人に届けたい。それにはいい音でなければならない。と言うのが根底にあって、いい音とは、私が認める音だと言う明確な理論だ。帰り際、寺島さん曰く、「この中で、お前が一番、音が解っている」とこそっと。そのずっと後、作業を終了して帰り際、カメラマンさんに再びお会いし、寺島さんがこんなことを言っていたと、先ほどの言葉を繰り返された。カメラマンさんは最後に、「好きな仕事ができていいですね!」と私に言った。私は「あなたこそ!」と返した。
4月23日(木曜日)
美人の減少と質素
おや、こんなところにも美人がいる。似合わないなぁ。もったいないなぁ。と思ったことが随分とある。おじさんばかりが集まるオーディオフェアの受付や、田舎のさびれたガソリンスタンドにも。スーパーのレジにも、しがない居酒屋にも、さびれた家電量販店にも。あちこちに点在していた。しかし、最近景気の回復を受け、こうした美人系が、給料が高くて、きれいな職場にじわじわと吸い上げられているように感じる。行動範囲が狭いので確実なことは言えないが、求人市場が活発なのだろう。新聞は数字でしか発表しないから、これはもう感覚に頼るしかない。もう少し暇な人がこの点に着目して論文を書けば、結構面白く読む人たちが多いのではないかと思う。私が退社した2012年の年始は、就職が本当に厳しかった。あれから安倍政権に変わり激変した。私としてはあの頃の経験があるので、今を生きる糧にすることができて大変良かったと思っている。その頃は二人の友人に支えられた。もう一つは、子供たちに仕送りを欠かさない責任感だろう。この重い荷物は私を「健全と質素」をプレゼントしてくれた。
4月22日(水曜日)
iPadが末期に近づいている
そろそろ買い時だと思いながら、まだ決断できずにいる。超薄型のMac Airが発売されたので、そちらにも興味が分散し迷っている。それにiPadはもうそろそろ新製品が出てきてもおかしくない時期なのだ。うわさではもう少し画面が大きくなるとも。現iPadでは、報告書作成と、取り込んだ書籍を読むのをメインにしている。予備のバッテリーを駆使して何とか持たせている。iPhoneもiPodもiPadも初期モデルから購入している非常に熱心なファンだ。他にも、マイクロソフトのサーフェイス3も値段を下げながら、魅力を放っているぞ。迷うなぁ。ギャラクシー6が明日発売となる。サイドを丸めた有機ELディスプレイを使っているので、これは見る価値ありだ。ソニーからもエクスペリアZ4が発売されるニュースが飛び込んできた。どれも魅力的だ。とても面白い時がやってきたと思う。あれも欲しい、これも欲しいと思わせる業界が伸びる。市場の熟成とは関係なく(と思っている)。まぁこの競争の中に本来ならパナソニックも入っとかなければならないのだが、ステージから降りてしまった。
<有明のチューリップもそろそろ末期>
4月21日(火曜日)
ガイジンばかり
今日は外人客ばかり。ドイツのお客様とインドのお客様だった。ドイツ人には、カンターテ・ドミノを聞いてもらい、インド人にはノラ・ジョーンズを聞いてもらった。ノラジョーンズの父はラビシャンカールで有名なインド人のシタール演奏家だ。本当は、インドのダンス・ミュージックがあれば最良なんだが、これは高知の実家にしか音源がない。このインドのお客様と話すと、顔を横に振る。NOではなく、YESなのだ。これが結構懐かしく、知人のラミッシュさんを思い出した。チェンナイの知人だが、僕が去るときはスリランカに転勤して働いていた。ラミッシュさんとは、南インドを一緒に駆け巡った。チェンナイから、南に下がるにしたがって顔色が黒くなるのが目に見えてわかった。うるさくて、暑さがまとわりついて、居場所がない南インドが、離れてみると一番懐かしい。気のいい人たちが多かったからだろう。みんな顔を横に振っていた。振り方に心がこもっていた。その旅の最後はコチだった。キリスト教徒の多い街で、インドにしては比較的きれいな街だった。海辺の街で、魚介類も種類が少し多めだった。日本の料理のように素材を生かすのではなく、インド風に変換するのがこちらの手法なので、元の魚がなんであったかは、不明な料理が多かった。食後の、コーヒーも格別だった。イギリス統治下でお茶の習慣があるが、こちらのお茶は苦手だった。インドのコーヒーは絶対にお勧め。
<カーエレクトロニクスの進化でコンデンサーが大幅に進化。こんなに小さくても単位は「F」(ファラッド)、僕らが自作で使っていたコンデンサーの単位はμF(マイクロファラッド)だった。テクニクスNWP水晶発振の電源に使用>
4月20日(月曜日)
脅し
大雨注意報。まとまった雨、嵐のような雨。休日なのでTVを点けるとこんなニュースが常時飛び込んでくる。それで急いで洗濯をした。先週は結構いい番組が報道されたので、BDが一杯だ。CMカットを行いながらダビングに相当時間を使った。とりわけ、ヒラリーハーンのバイオリン。美空ひばりのスーパーライブ。藤井フミヤのニュージーランドトレッキング。ノア、約束の船。いずれも時間を取ってみたいものばかりだ。しかし、歯科医に行かなあかんし、クリーニングにも、オーディオ雑誌が発売されるので、それも購入に行かなあかんし、やることがいっぱいなのだ。しかも大雨が来る前に。昼飯は抜きでやっと午後2時に終えた。もしもの場合のためにカッパを持ってプールに出かけた。今日は、船橋アリーナのプールだ。少し遠いが、温水が暖かいので、飛び込むのに緊張がなくて良い。プールを出ると今にも雨が来そうな天気となってきた。1時間の帰路でとうとう大粒の激しい雨がやってきた。脅しは本当だった。財布を買い物袋に包んで自転車を漕いだ。プールのあといつもの事だが、寝るころになると無性にコーラーが飲みたくなる。が、この雨では行動派の私も、よっしゃと言って近くのコンビニまで走るわけには行かず、我慢の夜となった。
4月19日(日曜日)
それは、ダフトパンプや!

インフォメーションの女性がこの部屋にやってきて、外国人ですがOKですか?と聞いてきた。もちろんなんでもOKの私は回答した。最初は分かりにくい英語だなと思っていた。音楽はなんでもOKとのことだったので、「石川さゆりの天城越え」をかけた。どんな歌なのかはあらかじめ伝えた。試聴の結果すごく気に入って、歌手の名前を教えてほしい。と来た!日本にもいい音楽は沢山あるので、これからどしどし紹介していこう。ドラフトバンプを知っているか?と聞いたがピンと来なかった。それで、操作タブレットを見せてこれだと紹介すると、それはダフトパンプやがな!(Daft
Punk)と英語だが、関西弁の砕けた調子で訂正された。彼は自分の気に入っている音楽の一つだと言った。この一件で壁がなくなり、聞かせどことの音楽をいろいろと演奏していった。僕はいつの間にか英語を意識せずに話していた。パンフレットを渡す際に、あなたの気持ちと3つのポイントで書いてくださいとお願いした。気持ち良くおかえりいただいた。さて、問題はこのあとだ。一行だけ解読不可能な綴りがある。どう考えても僕はこの綴りから正確なスペルを導くことが出来なかった。ここには英語をしゃべるアテンダントが多いので彼女に聞くと、不明!で仲間6名が集まって解読してくれた。Being
inside me music(音楽の中に入っていく→音楽に包まれる)。まだまだ、英語の世界は遠いことを実感。
4月18日(土曜日)
おもろいことがあったが、今日のとっておきはこのニュース
今日は少々面白いことがあったが、まずは優先すべきことを書こう。いつも決まったように18時45分JR南船橋駅着の快速電車で帰って来る。SVと呼ばれる大型スーパーで買い物をして家に帰り着くのは19時15分。これが、今日はプールへ行ったため、1時間半ほど後ろにずれた。いつもなら、京成船橋競馬場前のご飯屋で夕食をするのだが、今日に限って、この駅をまたぐ踏切を超えて家に帰ろうとした。暗闇の駐車場でなにやら大きなものが動いているのが目に止まった。行きすぎて、自転車を止め近づくと、なんとおじいさんが自転車から落ちて起き上がろうとごろごろしていたのだ。これは大変、なかなか一人では起き上がれない。家で両親の世話をしたこともあり、どこをつかむかわかっていたので、肩を貸してベルトをつかんで引き上げると、起き上がることができた。このおじいさんは足が悪いので、杖を自転車の後ろに括り付けていた。自転車はよして、歩いて帰った方がいいのでは?とアドバイスしたが、家は遠いので自転車で何とか帰ると言われて、自転車にまたがった。うちの父もそうだったが、人間は重い。今売り出し中のパワーアンプSE-R1は54kg。重いが持てる。しかし人間はもっと重い。一緒に立ち上がるときに、支えきれず僕も一緒に倒れるのでないかと思ったほど重かった。「おっさんきをつけてや!」
4月17日(金曜日)
懐かしい便り
その昔、インドを2週間もかけて精力的に動いた仲間はブラジルに転勤した。と思い込んでいたが、何と1年半前に帰国していたとのこと。その彼とぱったりショウルームで出会った。お互いに情報交換して、連絡の取れる体制を引いた。彼が居れば海外に行くのは鬼に金棒だ。言語のサポートだけでなく、海外の常識と旨い店を知っているからだ。それに気も合う。彼の息子にも少し刺激を与えた関係もある。と言うことで、この友達は、大切にとっておかねばならない貴重な存在なのだ。良かった。家に帰り着いて、メールを開けば、今度は弘前の知人から桜が咲いた写真。もちろん桜の名所「弘前城」の事です。今年は2週間も早いとか。連休中に秋田青森桜前線を旅行しようとするツアーを組んでいる人たちは花を見ることができないだろう。弘前にはもう一人知人がいて、お酒を酌み交わすには丁度の人だ。行くのには時間がかかるが、東京にいる間に、一度は旧交を温めておきたい人達だ。うれしいことが続いた後だ。また、悪いことがあるだろうな?。
4月16日(木曜日)
正夢
ANAのカウンターで飛行機の搭乗チケットを発行してもらっていた。高知行きの便の一覧表が出て来て、11:25発の飛行機が示された。「これですか」「そうだ」明確に答えているのに、係り員は「これですか」と再び聞く。僕は頭に来て「はい」と大声で答えたら、びっくりして目が覚めた。夢だったのだ。だが、大声で答えたのは現実だった。最近いびきがうるさくて眠れないことがある。もちろん自分のいびきだ。だが、今日の夢はほぼ現実に近かった。そして夢のことをはっきりと覚えている。なぜだろう?先日は地震の夢を見た。避難しなければと思い、両親を起こしに行ったら、すでに両親は逃げて寝室にはいなかった。正夢と言って、もしかしたら現実に起きるかもしれない。そんなこともあり、その日は、朝コンビニでパンとお菓子を大量に買い込み、リュックサックにつめて、職場の身近なところに置いた。もしもの事があれば、これをもって逃げれば、たぶん1日ぐらいは何とかなる。2000年になってから、順調だったものがすべて狂ってしまった。安泰という言葉はもう使えなくなってしまった。どこで歯車が狂ったのでしょう。
<有明のチューリップは満開を迎えた>
4月15日(水曜日)
美空ひばり
ハイレゾの美空ひばりを買った。昨年11月にインターナショナルオーディオフェアで聞いた美空ひばりジャズを歌うLPが印象に残っていたので、同じタイトルのアルバムを買った。このアルバムは驚きと感動だ。とにかく英語が旨い。日本のジャズ歌手が英語で歌うが、どうも英語は聞くに堪えられないほどへた。阿川泰子のアルバムは、昔は美人につられて買ったが、全くの素人英語だった。やっとSAHNTI‘Sが登場して、英語をそれなりに歌うような歌が効けるようになった。つい最近の事である。だが、美空ひばりは、ずっと前から、アメリカ人の歌うジャズ歌手とそん色のない歌い方をしていたのだ。なんて人だ。ビックリの英語表現なのだ。美空ひばりはたぶん英語などは読めなかったはず。もちろん楽譜も読めないはずだ。それが、こんなに完璧に歌いこなすとは、「絶対音感」。これが備わっていたのだのだろうか。モーツァルトのように一度聴いたら同じように繰り返すことができる。そんな人だったろうか。今ではそんな人はいません。
4月14日(火曜日)
雨
よう降りまんな。久しぶりに大阪に行って懐かしい言葉を聞いた。やっぱり大阪がいい。大阪は和む。BOROの「大阪で生まれた女」はいつも心の中に響いている。大阪の歌は大阪を肯定する歌が多い。ご当地ソング特集をみても、大阪が圧倒的に多い。だが、大阪は地盤沈下の一方だ。日本に活気が戻ってきているのは東京と名古屋。新幹線の乗降客も名古屋が多くなっているような気がする。久しぶりンの新幹線は疲れた。それもそのはず今週は6日出勤だった。そして、これから7月にかけて6日出勤が続く。日経新聞の経済天気予報があるが、私の休日天気予報があるならば、初夏の天気は曇りや雨だ。歯の治療を始めた。もう歯ががたがただ。iPadのデーターが壊れて、ここ数年の記録が頓挫して、こちらもガタガタだ。そして、父に電話を入れると、肺に水がたまる病気を患ったと来た。入院を薦められたが、母の面倒があるので断ったとのこと。もう満身創痍の豪雨状態にあるのが私の境遇だ。
4月13日(月曜日)
大阪に行った
今日は大阪の本社で会議だ。12時に来てくれと言われたが、こちらは朝一番にレポートを仕上げて報告せねばならず、ちょっと遅れてと約束をした。出かけるときはまだ雨は降ってなかったが、今日は一日雨とのことだった。どうも最近雨が多いような気がする。新大阪についてびっくりだ。新幹線から在来線に乗り換えるコンコースは、北側に売店が並んでいたが、何と、売店は奥の方に引っ込んで、随分と店舗が広がったような気がした。2カ月に一度は来ているが、こんなに様変わりするなら、大阪人だって面食らうのだろうな。会議は、業務の打ち合わせと、報告書の書き方について意見交換した。会社からはマイナンバー制に変わるための簡単な説明があった。国が動くと、こんな中小企業まで施策が降りて来る。日本て国はなんてすごい国だろう。社長が引っ越すらしい。そのためにDVDを整理していた。映画のみ4,000巻あるとのこと。いつ観るの?その気持ちは僕も同じで、僕も3,200巻ある。それは、撮ることに意義があって、見るのは問題ではないのだ。もう一つ社長と共通点があるのは、自炊が得意ということだ。そして、掃除洗濯も好きだと言われ、随分と僕と似ているなと思った。社長とはもう何十年も付き合っているのだが、初めて素顔を知った。船橋に着いたのは夜の8時半。雨が降っていた。少しぜいたくして、帰りは居酒屋で一杯と決めた。行きつけなどあるはずもなく、適当に入った。もちろん話し相手となる人はおらず、誤って消したiPadのデーター復旧の仕方を勉強しながら酒を飲んだ。時折、目の前に水槽があり中のメダカを見た。見ているとなんだか癒された。店の人は変な客が来たと思っただろう。普通の生活をしてても変人だから、居酒屋では変人が際立つ。
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4月12日(日曜日)
YAMAHA CA1000
言わずと知れたヤマハのアンプの名機である。1972年に発売になった。テクニクスもこれに感化され、白木のスピーカーを発売したが、音はとんでもないものだった。そのCA1000を愛媛県にあるHared
offで見つけ購入した。青春の思い出としてだ。この度の上京に持参したのだが、壊れてしまった。H技研さんに依頼して修理を行った。半年ぶりに修理から帰ってきた。修理代金3万円。購入価格よりも高い。そのアンプにカセットテープをデジタル化した信号を送り込み聴いている。最初の30分位はとんでもない音だが、その時間を過ぎると、高域に輝きが出て来て、低域は締まりなかなか気持ちの良い音になって来る。朝方の出勤のあわただしい時間に聴くには対応できないが、夜は適用となる。スピーカーはSB-F900で、シアター用。口径の小さなスピーカーを多用して低域を再生するコンセプトのスピーカーは、今のテクニクスのスピーカーと同じ考え方。アパートの部屋はコンクリート作りなので、低域が逃げず、結構厚い低音が響く。いつまでも聞いていたい音なので、床に行く時間が遅くなっている。
<有明ではチューリップが開花した>
4月11日(土曜日)
進捗が見えない
朝から雨。起きた時は随分と激しく降っていた。昨晩はプール。帰りが遅くなったので、食事はワインとおつまみで済ませて、そのまま寝た。(プールで体の脂が落ちるから、もう風呂に入らなくても十分体の垢は落ちていると勝手な理由を付けているが、翌日午後からは体が臭い)それで、体も心も充実したはずだったんだが、今日買ったJapanTimesの記事は、なかなか読み進めなかった。新宿にゴジラの像が出現した話だ。わかっている単語が思い出せないのだ。思い出すもどかしさよりも、辞書を引く方が早いと言うとんでもないことに。新聞がすらすら読めるのは来年3月までにマスターする計画だが、どうやら危うい。もう一つ、12年1月以降(つまり退職以降ですね)、オーディオ誌、カメラ誌、エレクトロニクス誌、を購読はするものの読んでなかった。全てスキャナーでデジタル化した書籍が、iPadのなかに積まれている。何とまだ58冊も未読がある。これらを、こちらに着任してから、猛スピードで読んでこの3年間のブランクを埋めようとしているのだが、これも、毎月の購読誌がかなりあるので、かろうじて積読数が減る傾向が見えるものの、大きな進展はない。映画を見るのも止め、今年はこの2つに集中しているのだが。年を重ねると、動作が遅くなり、進捗が遅れると言うのは歯がゆいものだ。
4月10日(金曜日)
百万本の薔薇
今日はCDを持参したお客様が、何組かあった。ヨーロピアンジャズトリオのCDが主で、僕の知らないアルバムもあった。初期の分はテイチクからの発売とのこと。後期のCDより、このテイチクの方が音のバランスが良かった。この部屋では、当たり前のことだが、ミキサーによる音作りの意図が明確に解るのだ。久しぶりに聞く加藤登紀子の「百万本の薔薇」もあった。貧乏の画家の好きな俳優がこの街に来たので、自分の生活道具一式を売り払い、そのお金で真っ赤なバラを買い、女優の宿泊しているホテルから見えるところを埋め尽くした。女優はどこかのお金持ちのジョークだと思った。この貧乏画家は、窓から好きな女優がこのバラを見たシーンを一生心に残した。ざっと内容はこんなのだ。実にいい話ではないか。聞きながら涙が出てきた。日本にもこんないい歌があるんだと。一方で、NT紙のSteve Negusの書く、イスラム国の書籍を評価した記事は難儀だった。ほとんどが知らない単語ばかりで埋め尽くされ、長い文章は主語や、動詞が見つからない。内容は、イスラム国のマネジメントについて書かれてある。組織が大きくなればマネジメントも恐怖や思い付きでは務まらず、大企業のそれと基本的には同じ、横車を押すような筋の通らない管理がされてないことだと指摘する。リクルートは先進国の閉塞社会の人びとを虜にするなどと心理的にも道理が通る。ここからは私の感想。どこの世界も玉石混交。向こう側で幸せを見つけるか、こちら側で幸せを見つけるか?の時代になったのかもしれない。
4月9日(木曜日)
元、上司がやってきた
今日も昼食をする間もないくらい忙しかった。その中に、昔の上司の訪問があった。久しぶりだ。今日はじっくりと音楽を聴いてもらった。テクニクス復活はやっぱり押さえておかねばならない事項だろう。彼の会社の連れがあり、ご紹介いただいたが、何と、その方本人は存じ上げなかったが、その方の先輩は僕の良く知っている人だった。Y氏と呼ぶ。40年昔に銀座と新宿で一緒に仕事をした人だが、今でも向こうも私のことを良く知っているとのことだ。彼は随分と個性の強い人だった。音楽はテープに貯めて保存しろ。テープデッキはTEACだと言われ。その感化を受けて4010GSLを買った。僕は、そんな個性の強い人が好きだ。昨日に続き今朝も冷え込んだ。ホント真冬並みだ。冬の間この部屋は最低が8度、平均が10度だった。今朝は10度だった。一緒に釜の飯を食った人があちこちに点在し、場所は違えど今を一緒に生きている。そしてこの寒い気温も共有している。旨く言い表せないが、コミュニケーションが無くても、今日は寒かったと思える人を知っているのは、なんだか心温まる話ではないかと思うのである。
4月8日(水曜日)
いい話と悪い話
今日は突然、名古屋の友人が訪ねてきた。1982年からの友人で人生の半分以上を付き合っている。家族で沖縄にも行ったし、雄琴(ここは家族はいない)にも行った。本当にプライベートの世界では深い付き合いをした人だ。それに僕の師匠でもある。僕の嗜好は大体彼の後追いなのだ。英語の勉強も同じ。彼は、英語をマスターしてアメリカやヨーロッパを散策している。ツアーではなく個人でだ。僕もそれを実行したくて勉強中だ。英語が大体読めたら、現地に行って3日目からは会話ができるぞ。と現実的なアドバイス。イギリスをひと月で回りたい計画を話すと、ぜひ行くべきだと。イギリスは高い(ホテル)、まずい(食事)、面白い(会話)。随分と元気をもらった。今日は当社の役員が来られて取材を受けていた。僕は隅に控えて一部始終を聞いたが、感銘したのは、時間がなければ、時間を有効に使えと考えたとのくだりだ。僕の今の境遇は休みが少ないので困っていたが、この役員の話は随分と刺激になったし、友人のイギリス旅行は僕の目標を明確にしてくれた。寸暇を惜しんで勉強しよう。この友人の話によると、もう一人の友人は血液の病気で、別の一人の友人は、認知症で、もう会っても僕の名前も分からないらしい。嗚呼。
4月7日(火曜日)
あわただしく
掃除をした。ヘルパーさんが週に一度してくれているはずだが、拭き掃除を行うと、雑巾の汚れ方で、どんな掃除をしているのかが解る。会社のショウルームも拭き掃除をしていて、僕の休んでいるときにどれだけの客が来たのか、拭き掃除で解るのだ。床の拭き掃除は、しんどい作業だから、ヘルパーさんはさぼっても何ら問題はない。僕としては田舎に帰った証としての気持ちの問題だけだ。あまり時間はなかったが、松田聖子のPineappleをWavで録音した。ホントはハイレゾとの比較で「裸足の季節」が収録されている「Squall」を録音したかったのだが、どんなに探してもなかった。松田聖子、中森明菜、ユーミン、山口百恵、Alice、中島みゆき。70-80年代を代表する歌手達のアルバムはきちんと買ったはずなのに、抜かった訳だ。今となっては、取り返しがつかない。話が後先になるが、Wavに記録する音源は、LPレコードだ。これをデーターで持ち帰り、ショウルームの音源として聞いてみようと思ったわけだ。多くのお客様が、LPレコードのデジタル化には失敗している話を聞くので、私の作業を紹介するためでもある。Pineappleはソニーレコードが渾身の力を入れた録音で、レコードも3,200円する高価な板だ。当時は大変音が良かった。後に発売される「風たちぬ」よりも数段上だと思っている。松田聖子に関しては、オーディオ評論家の麻倉怜二氏が詳しい。彼の語彙力には到底及ばないが、私も少し松田聖子通の話をすることができる自信がある。松田聖子のライバルとして中森明菜が登場したが、こちらはワーナーパイオニアの所属で、極めて録音が悪く、そして何より、当時はテクニクスのスピーカーはこの録音の悪さを強調するような音しか再生できなかった。だから、松田聖子を好んだわけだ。
4月6日(月曜日)
交通事故?
高知には友人たちがいる。いつもつるんでいる友人たちだ。高知に帰ると必ず飲みに行く。こんな素晴らしい仲間がいることが自慢の種だ。いつしか仲間も4となり、わいがやも声が大きくなった。今日は、T氏の紹介で野市(のいち)で開催することになった。高知市に住むK氏と我々の芸西村との中間地点だ。公平感を出すためにここに決めたとのこと。(別に不公平でも誰も文句は言わないのだが)シマを変えて飲みたいだけ。何とこの店は車が突っ込んでいる。しかし、車の番号をよく見てくれ。「野市」ナンバーだ。高知県のナンバーは「高知」しかないはず。これは店のディスプレイだ。車が突っ込んだ店で覚えやすいのだ。昔この辺に僕の彼女(一方的な)がいた。デートもした。僕の芸西村の家にも連れてきた。松山にも行った。クリスマスも祝ったし、彼女の部屋にも行った。これは、すべて先輩が教えてくれたやり方を踏襲したのだが、この彼女はこの先輩の彼女でもあった訳だ。茶番劇のピエロを演じた思い出がある。これをネタに今日は飲んだ。しかし、この彼女とは別に僕に思いを寄せた人がいたのだ。それが思い出せないので、記憶の定かなK氏に尋ねてみたが、「知らん」と言う。僕も気にしてなかったのだが、本を整理しているときに、恋文が本の最後に英語で書いてあり、妙に気になったまま、今まで過ごしてきたのだが、なぞは解けず。まぁ青春の苦い思い出を、おいしい酒で割って楽しんだわけだ。
4月5日(日曜日)
ハイレゾは本当にすごいか?
日増しにお客様はハイレゾ(High-Resolution Audio)の良さを確認に来られる。高いお金を出して買っても大丈夫か?本当に違いがあるのか?その都度お答えしている。スタジオやレコード会社が渾身の力を入れて制作したものは、昔の音源と言えども素晴らしいものがある。しかし、ここ数年のCDは目を見張る録音があり、こちらはなかなか差が見つけにくいものもある。ややこしいのは、アナログマスターテープ録音が終わりをつげ、デジタル録音に移行した時代だ。この時は、デジタルでも結構低いレートで録られている。これは映像の世界のアニメもあてはまり、セル画をフィルムに記録したときはHDの復元が出来たが、デジタル記録に移行する前のアナログテープに記録したものは、VGAレベルが原画となり、いくらHD機器にダビングしようが、もともとないものは再現しようがないのと同じ現象が起きている。このような端境期の音源は要注意だと答えている。ちなみに松田聖子の「裸足の季節」のハイレゾは、MP3の音源と比べてもどうも差が分かりにくいのだ。レコード会社の良識にお任せするしかありません。僕らは毎日いろんな音源に接しているので、いいものと悪いものの情報があり、いいものだけを選択することができるが、そんなに時間をかけられない人は情報の収集も量的に少ないだろうから、なかなかいいものが選びにくいとなるだろう。そんな面で、失敗すればハイレゾは「そんなに凄くない」と言うことになるし。「当たれば感涙」ものだとなる。
4月4日(土曜日)
陽気なアメリカ人
今日は午後飛び入りでアメリカの黒人のカップルが試聴に現れた。アテンダントさんが案内してくださった。まずは座ってもらい機器の紹介をして、JAZZを演奏した。多くの日本人と同じ質問が飛んできた。「この前にある2本のスピーカーで演奏しているのか?」このあたりははっきりと聞き取れた。次は分からなかった。「De????」すまん、書いてください!音楽のアーティスト名とはわかっていたが、全然聞き覚えのない歌手だった。でも書いてもらっても分からなかった。「どんな音楽の種類だ?」「Techno」「Oh
Yes」「ここにはTechnicsがあるがTechnoはない」で大笑い。代わりに、ドラフト・バンプをかけてあげた。ドラフト・バンプは昨年グラミー賞を貰ったから有名なはずだ。300W+300Wの最大出力で演奏した。気に入ってもらった。アメリカ人は低音の効いた音楽が好きだと最近知った。ミネソタオーケストラの音楽に接する機会が多いが、まさにこのオーケストラは低音の塊をぶつけて来る演奏スタイルなのだ。今は一日2時間弱の英語の勉強時間だ。これを3時間に上げるともう少し話せるようになる。そうなれば、もっと楽しい会話ができるはずだ。
<有明のチューリップ 西向き。iPhoneだと少し甘い解像度>
4月3日(金曜日)
やっと届いたアンプ
上京してすぐに壊れて修理に出したヤマハのアンプCA1000がやっと修理を終えて戻ってきた。ショウルームで聞いている音質には比べるべくもないが、輝きのある高音を発している。低域は壁に近い設置で、ややオーバー気味だ。ショウルームのスピーカー設置は後ろの壁から1m程離して設置してあるので、壁の影響はないが、ここは壁から30㎝くらいの距離だから低音がどうしても増強されてくる。これが、個人のリスニングルームの実態だ。音量を絞って聴くと低音が痩せてぴったりの音になる。SHATI‘Sの96/24のハイレゾを聴くと、少し音の余韻があるかな?程度だ。それに外付けUSBのファンの音が大きく、残響音を楽しむところまでいかない。NASの購入を考える時が来たかな。今まで、隣に入居者が居なく、多少の音は問題なかったが、つい先週入居し、自由度が減った。隣に人がいない時はアンプがなく、アンプが届くと入居が決まった。ホントに皮肉。
<有明のチューリップ。東向き>
4月2日(木曜日)
主語がない
Despite the scale of the bombing campain , Ms.Channapha ,42,said she only became aware of it as adult.
これは、ラオスでアメリカ軍の落とした爆弾の回収処理を行っている女性の話である。NT誌3月28日の一面を使っての物語だ。その文章の一角に、上のような文章があって固まった。主語はどれだ?チャナハさんと言う活動家の女性なのか?最初のコンマで切れる文章までは、主語がないのだろうか?そんなことを電車の中で思いながら一駅、二駅と過ぎていった。帰ってきて新聞の文章をこの紙面に打ち込むと、やっと文脈が見えてきた。意味はたぶん「にもかかわわず、爆弾処理の活動は規模が大きく、大人として、気づくようになるだろうと、チャナハさん42歳は言う。」(アメリカに住むラオス人の無関心さに対してのコメント)。なぜ、この記事を熱心に読んだかと言えば、読むと、すぐにでも仕事を止めて、手伝いに行ってあげたい気になるほど応援したくなる状況が説明されているからだ。別件でもう一つ。今日不明番号から着信のメッセージがあり、折り返し電話をした。先方は私のことを知っていて、9日訪問するかよろしくと言う。誰だ?主語がないぞ。電話番号を友人のU氏にたずねると、S氏だと即返答が来た。(会社を卒業しても先輩でもあり上司でもあるのだ)。と言うことで、今日は日本語も英語も主語探しがメインテーマだった。
<有明のショウルームからみた桜>
4月1日(水曜日)
新入社員
電車がやたらと混んでいる。人生の始めだから、きちんと出勤しなきゃいけないだろうし、残業もないので、終わればまっすぐに家に帰る正しいビジネスパーソン行動を行っているわけだ。さぁこれはあとどれくらい続くのかな?電車では多くの人がスマホを見ている。多いのがゲーム、次にインターネット。文章を打ち込んでいるのはいない。おじさんはこれで本を読んでいる。新人もやがて、このような先輩の後をたどるだろう。トマ・ピケティーさんが資本論で格差拡大を提議した。彼で無くても、多くの人がうすうす感じていたことだろう。(僕もだ)89年のベルリン壁の崩壊から、世界のマーケットが共通になり、競争相手も共通になった。それはアジアを訪問してつくづく実感した。新興国だといって上から目線で見ているととんでもないことになる。彼らは、MBAも持っているし、3か国語(現地語、英語、広東語)をしゃべる。マレー人は最低2か国語(マレー語と英語だが、マレー語はインドネシアも通じるので、2億4千万人の人が対象となる)日本は相当頑張らないと置いてきぼりを食うなとその当時(2008年)思った。もう競争相手は、電車の座席に座っている、となりのにぃちゃんだけでなく、世界のにいちゃんやねぇちゃんが相手だ。新入社員は虎視眈々と進出を狙う世界のコンペチターと戦う用意をしてほしいものだ。なんだか新聞の社説みたいになってしまった。
<有明のショウルームから見た桜 iPhoneで撮影>
3月31日(火曜日)
葡萄
サザンオールスターズの新譜が発売された。WOWOWで葡萄スペシャルが放映されて、結構いい音楽が流れていたので、近くのタワーレコードに行って買った。なんと今回はLPレコードも発売になると言うことで、アメリカのビジネスネタを踏襲しているように思えた。LPレコードは4,000円だ。サザンはハイレゾ未対応なのでCDで十分だ。放送によるとこのCDの発売前に事前の試聴会が映画館で上映されて、歌詞に思わず涙ぐんだほどという声が多かった。と言うか、そんな人ばかり取材していた。桑田さん曰く、今回は日本語を磨くことに注力したと言う。自宅のステレオで再生すると、少しサウンドが厚いかなと言う感じだ。AIFFに取り込んだから、早速明日テクニクスの高級オーディオで試聴してみよう。これで聞けば一発で録音状況が解る。近年CDビジネスは不調だと言われるが、桑田さんのような枯れない音楽の井戸を持つアーティストがいれば、業界は安泰だろう。ユーミンも中島みゆきも年に一度のCD発売はなくなった。
3月30日(月曜日)
花見
船橋には、本当の「船橋」がある。利根川からの支流だが昔から由緒ある河川に渡した橋が「船橋」だ。大神宮の近くだ。大神宮は、伊勢神宮の支店だ。その「船橋」の下を流れる河川を遡っていくと、ちょっとした桜並木がある。発見したのは船橋アリーナのプールへの道中にあるからだ。今日はそこを散歩した。都会にある桜並木だから、屋台が所狭しと営業し、お祭り気分を盛り上げていた。本当に旨いにおいが流れて来る。スーパーで売っている価格の3倍。自炊よりも5倍の価格がついている。この後にプールが控えているので、ここはぐっと我慢して、撮影だけに特化。帰り道、息子の大学授業料を振り込んだ。これで最後だ。貯金は200万円となった。老後を迎える身としては、少々心細い。給料や年金が入って来るとは言え、緊縮財政で活きてゆかねばならない。岡村さんは結構厳しい荷物を背負っているのだ。それでも明るく耐えているのは偉いと思う。友人からは芸西村の桜の満開を告げる写真を送ってきた。来月の帰省は、また懇親会を計画していると言う。高知と芸西の中間の街で行う予定とのこと。もう花は散っているが、十分花見の話題で酒を飲める。彼らが僕を支えてくれている。感謝。
3月29日(日曜日)
サクラサク
天気予報では午後から雨となっていたが、朝から快晴だった。有明近辺の桜も咲き始め、昨日とは様相が一変した。桜の開花は相当早い。朝一番のお客様は、70才近いご年配者3名。だが、彼らの関係は6年前にハイレゾに取り組むのでお友達になったと言う先鋭の仲間たちだ。耳も肥えていてここにあるクラシックの音源を徹底的にこき下ろした。だが、僕はこのような方には非常に魅力的な接客ができるのだ。少し時間を要して昼食時間を削ることになったが、買ってもいいなと言うとこまでこぎつけた。DIGAの商品知識も功を奏した。食事の時間が無くなったのでコンビニへカップヌードルを買いに外に出たら、なんと曇っていて、今にも雨が降りそうな天候になっていた。天気予報は当たるのだ。きっとこの雨で桜は散るだろう。今週接客したお客様が持ち込んだCDをエクセルに整理している。それをiPadに入れて、レンタル店を訪れた。整理方法は、レコードジャケットをメインにしているので、CDを探すには非常に便利な方法だ。こうして、在庫のある分だけ10枚を借りた。そして、ここに、珠玉の音楽ファイルがたまる。沢山ある音楽の中で、良い音楽に出会えるのは本当の幸せを感じる時だ。それが、今の立場は難なくできる。なんてすごいことだろう。レンタルはそのほかに「桜」関係も含めた。森山直太朗とケツメイシ、福山雅治、コブクロ、いきものがかり。松田聖子のチェリーブラッサムは手持ちがある(なんたってデビューしたころからのファンですから)
3月28日(土曜日)
Facebook
世界で14億人が利用すると言われるこのサイトは、自己紹介日記のようなものだ。これが、脅威にさらされている。と言うのは、LINEの電話アプリだそうだ。Facebookは文字だが、LINEは会話だ。会話の重みはおじさんには良く効く。今年から電話器を交換し、話し放題にしてからは、めっきりメールが減ったのだ。手っ取りばやくて良い。だが、国内はともかく、海外に行けばLINEの強みは発揮される。英語圏が17億人、英語も使える国が13億人だから、併せて30億人。日本の話し放題は1億人商圏だから、やっぱりLINEはすごいことになる。この世はGoogleとFacebookとLINEで動いている。ところが、そのどの一つも利用ないのがわが息子で、先日就職の相談があった時に初めて分かった。この話を友人にすると、「俺みたいだな!」。のほほんと大学時代を過ごし、何のスキルも、何の好奇心も持たず、どうしようか?との相談だ。いわゆる無気力ですね。こんな人は個人商店だって雇いたくはないわ。そう、伝えてあげた。親の言うことは聞かないのが、親子の定番だから、アドバイスはすれど馬耳東風だろうな。自分の人生は自分で切り開くしかないだろうと思っている。
3月27日(金曜日)
鏡
毎日音楽を聴いてその評価を楽しんでいる。まぁこれが仕事と言うのは申し訳ないほど楽しい。毎日聞いているので、耳も肥えて来る。CDの奏でる音がどこまで深く刻まれているのかこの装置で聞けば一目瞭然だ。音色の好き嫌いは別として、この装置は結構音源を明確に出してくれるので気に入っている。いいものの、悪いものもそのままだ。そしてお客様はいろんな評価をくださるが、それは装置の評価よりも、音源の評価に近いと最近は思えるのである。そして、その評価はもちろんの事、ご自身の持っておられる装置と比較しての言葉となる。そして、僕はそのお言葉から、持っておられる装置がなんとなくわかるようになってきたのだ。「人は鏡だ」。と最近よく思う。このオーディオ装置に限らず、人との付き合いも、自分を反射しているのに過ぎないと思うのである。まぁ鏡が曇って分かりにくい場合もあるのだが。接客業はそんな面で、自分の顔を客が反映してくるので、結構真剣にコンディションを整えておかないと一対一の関係が築けない可能性があるので難しい面もある。そこさえ押さえておけば、楽しい時間をすごせるのだ。
<このものものしいマスコミは?「大塚家具の株主総会が今日開催されるからだ>
3月26日(木曜日)
お土産
毎日いろんなお客様がお見えになる。ある方は、好きな音楽が聴けていいですよ。と伝えると、でもいろんな客が来るので対応も大変だろう。と案じてくれる。この方は定年後、好きな音楽を聴くために、まずはリスニングルームを自作で作ろうとしている人だ。また、海外製品の高級品だけしか興味のないお客様も来られて、いろんな音楽を持参された。先日紹介したAPPで、その音楽の詳細データーをゲットし、自分のライブラリーに付け加えよう。今日の締めくくりは、千葉と茨城の境にある佐原からのお客様で、随分と遠方の方だ。昔、自転車で鎌ヶ谷から遠征したが、片道6時間あまりかかったところだ。この方は2度目でテクニクスの音が気に入って、今度はCD持参だ。ついでに、土浦名物の大福を持ってきてくれた。小田急ショウルームに勤務していた時にも、お客さんからいろんなものを貰ったが、僕にはその効力が今でもあるらしい。そして、そのCDだが、何と9,800円のCD-Rを持参。ステレオサウンド誌が発売する曲は美空ひばりの、「みだれ髪」と「愛燦燦」の2曲が入った音源。1曲あたり5,000円。コンサートに行くよりも高価だ。でも音は素晴らしく、美空ひばりは実に丁寧に歌っていることが解る。しかも、愛燦燦の字余りの歌詞の部分も音程を安定させたまま、す~と行き過ぎる。これは常人ではできない技だ。そんな一部始終が、見て取れるのだ。すごい体験をさせてもらった。石川さゆり版もある。
3月25日(水曜日)
一転して寒い
太陽は力強いのに、まるで真冬の気温だ。しっかりとマフラーをして出かけた。あいにくと今日から3日間、事務所の控室が会議に使われて使用できない。それで、荷物は、試聴室の裏にあるエアコンを設置した部屋に入れることになる。ここ空気の通りが良いので服は埃にまみれることになるが仕方ない。冬のコートはさすがに試聴室に入れることはできないのだ。今日は3度目のお客様が来られた。しっかりとCDをお持ちになっていたので、早速Getしたアプリで音楽を検索したら、マーラー交響曲8番だけが、間違い表示となった。検索では「カールべーム指揮」だが、実際は「インバル指揮」だった。このお客様は交響曲の大きな盛り上がりのある曲が好きで、チャイコフスキー交響曲4番や、シベリウスバイオリンコンチェルトなどがあった。アンプパワー300Wをフルに使って聞かれた。選りに選ったCDなので、それは素晴らし音楽ばかりだった。このお客様の数年分のノウハウを一時間で取得させてもらった感じだ。お客様とはWin-Winの関係だ。エアコンを効かせた、ぬくぬくで音楽に浸った。夕刻はプールで1km。外があまりにも寒かったので、なんだかプールの水が暖かく感じられた。
<有明には満開の桜もある>
3月24日(火曜日)
見晴らし
昨晩は少し雪がちらつく雨が降ってきた。そして今日は一転晴天のひよりだ。風が強かったが東京湾の唯一の海岸である「三番瀬」に行った。この船橋の海岸は1kmほどの海岸がある。沖まで浅瀬が続き潮干狩りにはぴったりのロケーションだ。それに津波も甚大な被害を与える可能性がある場所。久しぶりに視界が開けた。高知ではいつでもどこでも、自宅からでもこのような視界が開けるが、都会ではそうはいかない。遠くを見つめると目の筋肉がゆるむようでとても気持ちが良い。東の方には幕張のビル群が見えた。丁度干潮時で、ずいぶん沖まで歩けた、残された溜まり水は澄んでいた。船橋市の市役所ではここから富士山が見える写真を掲載していた。今日は見えなかった。東京の上にしっかりと厚いスモッグがかかっていた。平日なのでほとんど人がいなかった。松林を吹き抜ける風の音が、「松風騒ぐ丘の上♪・・・」三橋美智也を思い出した。この歌は福島県の会津若松城で作られたと言われるが、私はずっと静岡の松林だと思っていた。白い砂浜の海岸も5m程あり、昔の江戸湾の面影が少し残る。おじさんが潮干狩りをしていて収穫物を見せてくれたが、しっかりと大きなハマグリが袋一杯にあった。東京湾も捨てたものではない。
3月23日(月曜日)
最近困っている問題
また体重が増え始めた。とにかく作る料理が旨いので、つい食べ過ぎてしまうのだ。特に夜は、できるだけ食べないように気を付けてはいるが、残して冷凍庫にしまうのも面倒だから、胃袋に仕舞っているから大変だ。それで、運動も多めにしている。平日もプールに2回行き1kmは泳ぐし、万歩計は一日15,000歩だ。休日の今日は2.5kmを思い切り泳いだが、落ちる体重はわずか500g。一方で、泳いだ帰りは、道中にヨークマートがあり、ここで夕食の食材を買うが、なかなか工夫されている店で、目新しい食材が並ぶ。そしてつい手を出してしまう。どんな料理をすればおいしいかな?と買った後、スマホで検索して献立る。そして、それが結構旨いのだ。ずいぶん前のことになるが宇都宮に、料理の旨い社員S氏がいて、かれは仲間を呼んでいつも料理をふるまっていると聞いたが、その気持ちわからないでもない。ここでは呼ぶべき友人たちがいないのが残念だ。そしてつい食べ過ぎてしまう。どこかで断ち切らないと。腹回りは水泳が効いて出っ張ってないが、体重は普段より1.5kgほど増えている。
<少し葉が出てきた川津さくら>
3月22日(日曜日)
また一つ苦労が消えた
お客様が時折持ち込むCD音源は、控えさせてもらったり、紹介してもらったりして、こちらのファイルに記録している。これを始めたのは、会社の指示ではなく、僕の発案で、いい音楽は買ってレパートリーを増やそうと思ったからだ。ところが、商品説明や、CDの入れ替えもしなければならず、伺いそびれたCDは、一瞬見たジャケットの絵柄を頼りにネットで検索するのだが、なかなかヒットしない。最悪、分からん時はパスですね。そんなことを鴻池先生と話していると、音楽の題名をあてるアプリがあると紹介を受けた。さっそく購入した。先生お勧めは700円のアプリだが、私が買ったのはMusicIDで100円の方だ。試しに使うとOKだった。結構ヒットするのだ。音楽の一部を聞いただけで、曲を当てるからすごい。昔、これに似た番組がありました。700円のアプリは、自分が口ずさんだ音楽も検索してくれる優れものだ。まぁとにかく、これで接客時の負担が減った。それに活用はまだまだあり、デジタル化したカセットテープの音源でアルバムタイトルが不明確なものも、これがあれば一発だ。昨日からiPhoneのアプリが充実して、これ一本で、僕の一日のすべてが網羅できそうだ。恐ろしい時代となった。
<お台場で走っている人を見かける、それはここがスタート/終点のコースがあるからだ>
3月21日(土曜日)
評論家の先生とコラボ
今日は鴻池先生をお迎えして、試聴会だ。事前にハイレゾ音楽が届いたので、NASに入れて準備を行った。今回は松田聖子と中森明菜とマイケルジャクソンがリストアップされていた。レイアウト変更も行った。この試聴室には2組のスピーカーを設置しているが、今回は、大きな方を部屋の隅に下げて、小さなスピーカーSB-C700だけで聞くことにした。後面の壁面から1m程離れていて、横の壁からも120㎝程離れているので、それはそれは、見事に音響空間がこのスピーカーの間に広がった。このサウンドステージ(このように呼んだ方がぴったりする)の音楽を聞けば、誰もが、このシステムで十分だと思うはず。毎日聞いている私でさえ、感動したから。これ以上何を望もう!と言う気になるくらい、すごい音響空間だった。自分の気に入った音楽も聞こうと、この日の朝、E-Onkyoから、鈴木勲のベース演奏(5.6MhzDSDファイル)を購入した。ついでに、HF
Playerも買って、iPhoneからハイレゾ再生できるようにして、このシステムで聞くと、たまげた。この小さなスピーカーから、鈴木勲のベースがはじけるように飛び出てきた。DSDはJAZZに向いてないなどと、自分もほざいていたが、この見解は取り下げです。ついでにN氏の紹介あった新日本フィルのスターウォーズも凄い広がりがあった。今度のテクニクスPremiumはすごい能力を秘めている。今まで展示制約があり性能を出し切ってなかった私が悪かった。
<ビッグサイトではアニメのイベントが多いので、駅の広告はアニメの番組紹介が多い。田舎では見ることができない広告だ>
3月20日(金曜日)
お気に入り
ショウルーム一番の美人(だと思っている)退社する。このような美人をカメラに納めないと言うのは、カメラに対する冒涜だと思う私は、まだ使いこなしが出来てない一眼カメラLUMIXで撮影させてもらった。本当は100ショット位撮影させてもらいたかったが、時間切れで5カット。ストロボも内蔵ものを使ったので、しょぼい写真しか撮影できなかった。今回の撮影の問題点はもう一つ。彼女はものすごく背が高く、私はものすごく背が低く、私の目線で狙うと、背景のブランドロゴが入らないのだ。やむを得ず少ししゃがんでもらった。インドやスリランカでも高級ホテルは大概美人がいたので、撮影させてもらった。こちらも暗かったので往生した。オーディ機器の音の判断はやっぱり人の声を旨く再生するのが一番むつかしいのだが、実はカメラも同様で、顔色を旨く表現するのが一番むつかしい。音はいい部屋があれば旨く行き、写真は太陽があれば旨く行く。粗方の撮影で後はPCで修正するしかない。
3月19日(木曜日)
「俺たちの洋楽」
先週WOWOWで放映された同名の番組を少し見た。ベスト30から順番に再生していた。解説はともかく、音楽は既知のものばかりで懐かしい感じで見た。見続けると3時間半もかかるので、これは大事にとっておこうと途中で切った。どんな音楽でもじっくり聞いておくと、接客の際に役立つ。これって、趣味を最大限に仕事に活かせる点で最高。お客様と話が途切れた時に繋ぎの話題としても使える。田舎に帰ると友人との語らいに使えるなど、公私混同も甚だしいのだが。まぁそれはそれとして、私は、この件について、問題を抱えている。これからどこに焦点を絞って楽しむかの問題だ。まずは、「映像か?音楽か」映像ソースもたくさんある。音楽ソースもたくさんある。しかし、いったいどちらに焦点を絞って時間を過ごすかだ。楽しむにはそれなりに、ソースについて調べることもしなければならないからだ。次に映像の場合だったら「映画か?音楽か?」 。音楽は「ジャズ?かクラシックか?ロックか?」。今までの収集は全方位外交でやってきたので、あまりにも増えすぎている。毎週BDディスクに10枚程度録画しているのだ。早く結論をだして、絞らないと大変なことになる。
3月18日(水曜日)
視覚障害者
日曜日の朝8時から、NHKラジオ放送で障害者のためのラジオ番組がはるな愛の司会である。いつも初めの一部しか聞いてないが、この番組では多くの人たちの取り組みと、自分の感想が述べられている。この番組でも語られているように、僕もスタンスとして特別扱いはしないと言う気持ちがあったから、視覚障害者のお客様が来られても、全く気にせずに普段と同じような対応で音楽を聴いてもらった。ただ機器の紹介には、寸法とか、環境とかを巻尺で測ってどのような状況にあるのかを伝えた。機器は手で触れてもらった。まぁこのような部分は健常者とは違う対応が必要ですね。耳が発達しているので、音の感想は確認の必要はなしと踏んだ。遠く秋田から来られているとのことで、予約がないが特別対応した。秋田は何度も行ったが、特に日本海側の八郎潟を越して北浦へ行ったときは、道路の明かりも少なく往生した。しかも目的は、商組の幹部に挨拶をするだけ。名刺を渡して早々に引き揚げたことがある。大館市にはビクターの懇意にしていただいた店があり、ここには何度も行った。秋田美人と言うだけあってここの奥さんも大層きれいだった。話がずれてしまったが、毎日いろんな経験をしますね。
<近所ではモクレンが満開を迎えた。あいにく天候悪くモノクロ撮影>
3月17日(火曜日)
ゆっくりしました
夜中に冷え込んで寒いと感じながら寝ていたが、起きるとなんだか暖かく、春が来た感じだった。昨日2kmの水泳が効いたのか久しぶりに午前7時まで寝てしまった。ぐっすり眠ると頭がボケていて、朝の日課の順序がでたらめになったし、飯を作るのも妙に難儀に感じて、駅前のマクドナルドに出かけた。散歩の往き来に単語カードをめくると、昨日まで制覇できていた単語が全くダメになっている。やはり脳が働いてないのだ。メガマックマフィンとコーヒー。飯を食べながら、3月14日号のNTに渡辺謙の特集があり、辞書を片手に読み進んだ。最近は英語の訳練習が足りて、大概の文章がかなり正確に訳せるようになってきている。が、それも今日はえらい時間がかかる。新聞によると、渡辺謙は今度ブロードウェイで「王様と私」を演じるそうだ。以前は死ぬ直前の65才までYul Brynnerが演じていたそうな。確か映画では見た記憶がある。渡辺謙は英語とダンスが出来ないので、一度は断ったものの、カナダにゴジラを見に来ていた時、承諾をしたとのこと。監督は、渡辺謙の英語は遅いが、シャムの王様の役だから丁度だと。それよりも彼には「威厳と抑制」があるとほめている。クリントイーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」での演技が良かったと言う。彼は、高倉健さんに次ぐ、寡黙でも演技が光るスターになれるだろうか?と僕の感想。もう一本のNTの記事はクリントイーストウッド監督が手掛けた「スナイパー」の特集だが、これは時間切れで、千葉総合体育館のプールへ。このプールは水温が30度で思い切り泳ぐには水温が高すぎ。プールから上がると久しぶりに喉の渇きを覚えた。測ると体重が1kg減っていた。ここは自転車で片道45分かかる距離でこちらでも一汗かいた。ビールの旨い季節が巡ってきた