慈雲寺の寺宝
昭和52年 市指定文化財
絹本着色
けんぽんちゃくしょく
十六善神像図
じゅうろくぜんじんぞうず
縦130.3cm x 横70cm
大般若経を読む時に奉懸されるのが。釈迦如来十六善神の画幅です。
画面上部中央に釈迦、下部の左右に各八体の善神が配されています。
描かれた時期は、鎌倉時代と考えられています。
紙本着色
しほんちゃくしょく
渡唐天神像図
ととうてんじんぞうず
縦71.8cm x 横26cm
学問の神様である菅原道真公を描いたもので信玄筆と伝えられています。
「渡唐天神」とは菅原道真が一夜で中国に渡り、禅を学びその奥義を会得したとする信仰に端を発しています。
唐の服を着てすわり、足下に天神の象徴である梅の枝を描いていて、一般的な渡唐天神図とは異なっています。
上部には、快川国師の賛と、落款があります。
描かれた時期は、室町時代と考えられています。