樋口一葉

(明治5年〜29年)

「どうして一葉の碑がここに?」
一番多い質問です。それは両親が、
この土地の出身だからです。

樋口一葉女史文学碑



樋口一葉
一葉は明治5年3月25日に樋口則義、たきの次女として東京で生まれました。
明治22年に父を失った一葉は、一家の生計をたてようと小説を書き始めました。
貧困に苦しむ中で「大つごもり」「ゆく雲」「にごりえ」「たけくらべ」「十三夜」などを書き続けましたが、明治29年11月23日に24歳の短い生涯を閉じました。


  最初、一葉の両親は慈雲寺の寺子屋に通っていました。そしてここで知り合い安政4年二人で江戸にでました。
 なぜ江戸に行ったのかは、理由は諸説あります。
 一葉は、その15年後に誕生しました

  後に、一葉の母(たき)は、他の土地の見聞に乏しい一葉に若き日の 自分を懐かしみながら、話をしたはずです。

  この碑は、大正5年一葉の妹(邦子)が先祖の墓参に訪れその時、案内世話をした廣瀬正平氏が、廣瀬彌七翁に  「一葉女史の碑をこの地に建立し、後世まで遺したい」 との考えにより、大正11年10月にこの地に建てられました

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