一六本舗 自家製餡シュークリーム
幻のシュークリーム&幻のロールケーキ
 一六本舗を代表するお菓子は、愛媛県産の柚子と白双糖を加えた漉し餡をスポンジケーキで巻いた四国の銘菓「一六タルト」。形はロールケーキですが、名前は何故か“タルト”。
 その歴史は意外に古く、初代松山藩主の松平定行公が、ポルトガル人から教わったお菓子で、当時は、カステラの中にジャムが巻かれたものだったとのこと。定行公が、独自に考えたものが、現在の「一六タルト」の元になったと言われています。
 さて、ここで御紹介する「一六本舗 自家製餡シュークリーム」は、1パック2個で658円。画像のとおり生クリームとあんこのシュークリームですが、地元生協の菓子売り場で偶然に見つけ、美味しそうだったので買ってみました。生クリームとあんこの組み合わせ、ベリーグッドで美味しかったです。
 実は、その時に「一六本舗 小倉ロール」も売っており、1パック1本798円も食べてみました。画像がピンボケてアップできませんが、こちらも美味しかったです。
 家族にも大好評だったので、2日後に生協へ再び買いに行きましたが、期間限定だったのか売っていませんでした。「一六タルト(柚子)」は、東京や横浜にあるデパートの郷土銘菓売り場でも取り扱っていますが、「一六本舗 自家製餡シュークリーム」と「一六本舗 小倉ロール」は、初めて見つけて、初めて食べたので、早速インターネットで調べました。
 「一六タルト」の製造会社は、株式会社一六(一六本舗)で、本社工場は愛媛県松山市にあります。直営店舗は、テイクアウト店「一六本舗」が27店舗、いよてつ高島屋の地下食品館にある和菓子専門店「一庵(はじめあん)」が1店舗、一六本舗道後本館前店2階にあるスイーツ&うどんのイートイン店「一六茶寮(いちろくさりょう)」が1店舗で、合計29店舗すべてが愛媛県内にあるようです。オンラインショップでも、様々な商品を販売しています。
 しかし、しかし、「一六本舗 自家製餡シュークリーム」と「一六本舗 小倉ロール」の両方とも、直営店舗でもオンラインショップでも取り扱っていません。仕方なく一六本舗へ直接問い合わせたところ、「弊社工場で製造しておりますが、“納品専用の商品”なので、申し訳ありませんが、直営店舗でもオンラインショップでも取り扱ってございません。」との明確な回答をいただきました。
 なので、売っているのを見つけたら即買うべき“一六本舗の「幻のシュークリーム」「幻のロールケーキ」”と言えるかもしれません。


お店の情報(2023年)
製造元:株式会社一六(一六本舗)
本社工場:愛媛県松山市東方町甲1076番地1
HP:https://www.itm-gr.co.jp/ichiroku/


一六本舗 自家製餡シュークリーム


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