クラウン農園は信州の千曲市にあります。

クラウン農園は決して大きな農園ではありません。ですが、私達の果物づくりへのこだわりは強く、ここ緑豊かな信州の地からとびきり美味しい果物達をお客様にお届けしています。

クラウン農園スタッフエコファーマー認定農園

クラウン農園こだわりの栽培方法

有機
栽培
化学肥料を一切使わず、鶏糞、菜種カス等の有機肥料のみを使用し、稲ワラ等で有機を補充しています。
農薬を
減らして
栽培
木酢液を併用することで、農薬の使用量を低減、草刈り機で除草し、除草剤は一切使用しません。
循環式
農業
剪定した枝で炭焼きをし、炭は畑に戻すことで微生物が増え、樹が元気になり、病気に強く、美味しい果物ができます。
炭焼の副作用でできる木酢液を使用することで、農薬の使用量も減らすことができます。
雑草は、除草剤で生やさないではなく、逆に雑草を育て、それを草刈り機で刈り取って畑に還元することで、有機が補充されるのです。
味に
こだわり
樹で完熟させ、食味に合格したものだけをお客様に発送しています。

農園ではりんご、ぶどう、洋なしを栽培しています。ここ長野県千曲市は千曲川を囲むように山々が並ぶ自然豊かな所です。昼夜は寒暖の差が大きく、また年間降水量も少ないため果樹栽培に適した場所です。

アクセスマップはこちら

ふじりんご全国でも有名な戸倉上山田温泉がすぐ近くにあり、りんご狩りぶどう狩りを楽しむ観光客の方が多いです。

木になっているりんごとぶどう

農園の土づくり ~化学肥料は使用しません~

ぶどうの収穫時 有機肥料と化学肥料

クラウン農園では化学肥料は使用しませんが、化学肥料を使うことを否定しているわけではありません。人間がサプリを摂る様な感じで化学肥料を使用するならば、それなりに有効な手段だと思っています。

こだわりの土作りと良く耳にしますが、具体的には一体何なのか説明に困ってしまう場合もあると思います。果樹栽培を行う上で土の要因は3つあります。

  1. 物理的性質
    通気性が良い、水はけが良い、保水性が良い
  2. 化学的性質
    窒素、リン酸、カリの三要素を代表に作物が生育するのに必要な成分がどの位含まれているか?
  3. 生物的性質
    ミミズや微生物等 有機物を分解する生物がどの位含まれるか?
土づくりの3要因グラフ

まず、その植物が必要とする養分が土壌中に存在しなくてはならない。有機肥料の形で存在しても根には吸収されないので、それを分解する微生物がいなくてはならない。分解された状態でも雨等ですぐに流れたり、地下深く浸透してしまわない保肥力が重要になる。せっかく必要な養分が長時間土壌中に存在しても、根が元気でないと植物には充分吸収されない。この様に3つの要素を複合的に考えた土作りが当園での土づくりと位置付けています。

1.物理的性質では、土の状態が団粒構造(砂の様にサラサラしたものでなく、顆粒状に土の粒がいくつかかたまった状態)を目指します。土が団粒構造になると植物の根のはりが良くなり、根が養分を吸収しやすくなります。病気にもかかり難くなります。では団粒構造はどの様にして作るかと云うと、有機物が微生物によって分解された時に出る繊維がのりの役目を果たして作られます。

たる 2.化学的性質:一般の人は、この部分だけで土作りと考えているのではないでしょうか?作物に必要な成分を必須原素と呼び、17原素あると云われています。化学肥料は、人工的に作る為、どの要素をどの配合でと正確に作ることはできるのですが、余分なものがまじらないという長所の反面、17原素全てを網羅しているわけではありません。

遠い古し、理科の授業で、ドベネックの要素樽というのも習いました。樽に水をいれていて、樽板はそれぞれ長さが異なり、その樽板が各要素に相当する。水をいくら入れても樽板の一番低い所から水がもれてしまうという図です。

つまり三要素をいくら施肥しても、微量要素が欠けていては、植物の生育が阻害されるということになります。

有機肥料は不純物が含まれるということですが、それは、微量要素も含まれることを意味します。

土の成分は、見た目では判断できません。毎年行う土壌分析は、施肥の計画を立てる上で欠かすことができません。

また、化学的性質には、土が酸性かアルカリ性かということも含まれます。作る作物で酸性を好む植物、アルカリ性を好むものとあり、当園は酸性になり易い土壌の為、石灰でph調整をしていますが、カキ殻を砕いたカキ殻石灰を使用しています。これも、カキ殻には、ミネラルが含まれており、ph調整+αの効果がある為です。

特にカキ殻石灰に多く含まれるカルシウムは、病気にかかりづらくなる効果があり、農薬の使用量を少なくするのに一役かっています。

3.生物的性質:物理的性質を上げる為には、生物的性質を上げてやれば良いことが判りました。ではどーすれば生物的性質が上るのでしょう。

i)微生物のエサを提供する

ここで堆肥の登場となります。堆肥にはそれ自体に多くの微生物が含まれ、当然微生物のエサにもなります。また、堆肥には動物由来のもの(鶏フン、豚フン等)と、植物由来のものがあり、物理的性質を上げるには、植物由来の方が優れています。

当園では、動物由来のものと植物由来のものを割合を変えて施肥しています。

ii)微生物の住居を提供する

りんごやぶどうの木の余分な枝を切ることを剪定と呼んでいますが、毎年剪定には1ヶ月位かけています。1ヶ月かけて切る枝の量は、はんぱな量ではありません。

この枝で毎年自前の炭を作っています(炭焼き)。一昔前では、この炭をこたつに入れて、冬の燃料として使っていましたが、今は使わなくなったので畑に還元して微生物の住み家としています。また炭焼きの際に作られる木酢液も有効利用しています。

iii)除草剤は使わない

除草剤と微生物に何の関係があるの?と思うでしょうが、私はあると思って、便利な除草剤を使わないで、手間のかかる草刈を行っています。

理由は、除草剤を多用している人の畑の雑草は、数種類の雑草しか生えていません。それは、使用している除草剤に耐性のある雑草だけが残るからです。しかも、土をふんでみるとかたく、団粒構造にはなっていません。ということは微生物が少ないということになります。

野菜とかで良く連作障害ということを云います。同じ畑で毎年同じ作物を作っていると、病気にかかり易くなるというものですが、その理由は土壌中の有用な微生物の種類と数が減る為だということが判っています。

果樹の場合、樹はずーっと同じですが、草生栽培では、草が土壌のほとんどを覆っている為、雑草が多種類ならば、微生物も多種類だろうし、雑草を刈って畑に還元すれば植物性の有機物の補充になるので、微生物の量も増えるだろうと思っています。

以上、土作りには、有機質を使用することで、土壌の地力が上ることが判りましたが良いことばかりではありません。

不具合な点を挙げると

  • 値段が高い(人件費の高い日本で、手間をかけて作るので当然ですが)それを果物のコストとして反映しづらい
  • 毎年土壌分析をして、施肥量を決めるのですが、肥料の成分が均一ではなく割合もおおざっぱで、その場で電卓をたたいて出た数値が適正だとは限らない(結果が判るのは翌年の土壌分析の為、数値の蓄積が必要)。
  • 即効性がない、有機物は微生物に分解された後に吸収されるので、分解されるまでタイムラグがある。

特に種有りブドウの様に、最初は樹勢を弱く保って、種が入った後、追肥で樹勢を強くして実を充実させたい時などは、比較的分解の早い有機物を作っても2週間ほどのタイムラグができてしまう。

土作りで云う地力とは、人間で云えば体力の様なものです。

今日、野菜を食べたから、サプリを飲んだから翌日体力が急に上がるというたぐいのものではありません。

何年もかけて地力は付いて行きます。樹にりんごやブドウが実っているのは、それは見事な物です。果物狩りに来て草の下に隠れている土のことなど気にかける人は、あまりいないでしょう。そんな土ですが、生産者にとっては、地力として受け継がれてきた大切なものなのです。


クラウン農園
長野県千曲市上山田1240 笘雕€026-275-0929

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戸倉上山田温泉街から車で5分![10月上旬~12月上旬まで]

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