果物のお話

ぶどうの話

種無しブドウ、種入りブドウ

当園では巨峰とシナノスマイルの2品目の栽培をしています。同じ巨峰でも、種の入っているものと、種無しのものと2種類があり、ここ数年では種無しの割合が増えて来ています。

種無しにする為には、シベレリンという植物ホルモンを使います。このホルモンは種が入らないようにする、実を肥大させるという2つの効果があります。

味は、その人の好みなので食べ比べてお好きな方を選んでください。という感じになってしまいますが、個人的には長年食べている種有りがより美味しく感じられます。

その一方、ブドウ狩りに来ていただくお客様のうち、小さなお子さんの中には、種が入っているから種入りのブドウは食べないという場面が何度かありました。親御さんは「何贅沢言っているだ」と叱っておりましたが、需要は変わって来るものだと考えさせられます。

ぶどうの樹

栽培は種入りブドウが難しい

スーパー等では、種無しブドウの価格の方が高く設定されています(事実シベレリン処理の手間が余分にかかっていますが)。

しかし、栽培の難易度では、種有りブドウの方がより難しいと云えます。実は巨峰の場合、種が入らないと実が大きくならず、露地栽培では、天候によって種が入りづらい年がある為です。

具体的には、ブドウの花が満開になっている時に雨が降ると花粉が流れて、受粉が上手く行かない。花粉が雌しべに付着しても、花粉管が伸びて受粉されるまでに3日ほどかかり、低温が続くと花粉管が上手く伸びずに受粉されない、前年度の剪定や肥料の量が適切でないと樹勢が強くなりすぎ受粉が上手く行かない。

といった具合に、天候に左右される要因がかなり多くあり、受粉の時期は、晴れろ晴れろと天に祈る日々が続き、結実(種が入る)が確認されるまでそわそわしてしまいます。

当園の場合、毎年のリピーター様の割合が生産量の半数以上をしめ、毎年当園のブドウを楽しみにしていただいております。

三代目の私にとっては、露地栽培の種有りの巨峰は守るべき味、カルビーにとってのポテトチップスの様な存在でしょうか?

もちろん近年は、需要も多様化し、素晴らしいブドウの品種も出て来ています。現在作付中の新しい品種も数年後には販売できると思います。

お客様に喜んでいただける商品を提供するという精神は、企業であっても農家であっても同じです。

ブドウ栽培には欠かせないボルドー液

ボルドー液とは、硫酸銅と生石灰の混合液で、その昔、フランスのボルドーのとあるブドウ園で、ブドウ泥棒からブドウを盗まれない様、ブドウに色を付けていました。そこの農園に限ってブドウの大敵、ベト病が発生しなかったことから、ボルドー液が開発されたという、おもしろいストーリーがあります。

そんな大昔の薬剤にもかかわらず、今日でも、ブドウ栽培に欠くことができません。

その効果は、

  1. ベト病をはじめ、多くの病害に対し予防効果がある
  2. 雨に流れづらく、長期間にわたり予防効果が続く
  3. 薬剤に含まれる硫酸銅は、植物を刺激し抗菌物質を生成させる。カルシウムや銅は必須元素なので、その補給によって植物が健全に育つ
  4. こんなにすぐれた薬剤なのに、とても安価である

クラウン農園
長野県千曲市上山田1240€026-275-0929

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